子を産めない僕は代わりに詩を書き
生命の創造
不平を言うのが仕事です
どうしたら満足かわかってない
これは難しいことだよ
要求に際限がない
僕は満足してるので
そうでしょうね ...
二〇一六年十三月一日 「廃語霊。」
な~んてね。
二〇一六年十三月二日 「こんな科目がある。」
幸福の幾何学
倫理代数学
匿名歴史学
抒情保健体育
愛憎化 ...
詩を書いて
死にたくなって
又書いて
又死にたくて
又書いている
...
みんなうんち或いは
「少なくとも俺は」
...
ほらあのさガードレールの根元からひょろひょろ伸びる蔓のことだよ
{引用=追憶儀礼}
二人の時間はまだらに溶けて
いることすらも忘れてしまう
美しい他者 異なる種族
愛はアルビノ ひそやかな野性
{引用=お茶碗欠いたの}
月は隠れてR ...
○「二刀流」
大谷選手
打って よし
投げて よし
菅総理
ワクチンは 不足
オリンピックは 強行
○「自然災害」
昨日までは他人事
今朝は我が身
☆「指導よりも支援の時代 ...
揺れに揺られた感情が
行き場探して逃げ出した
今宵水面に映るのが
二人じゃなければ誰になる?
痛い経験 痛い経験が
悲しくも糧になる
別れ告げる日が来るのを
それでもおび ...
このまっすぐな夜の向こうに
蝶の朝がある
こまかな傷の大小に値札をつける
この波を営みと受け入れられず
はねのないものは歩き、
足のないものは泳ぎ、
背びれのないものは飛び、
...
持っていた
ライカのオールドレンズたちの
狂ったような大幅な値上がりに
気をよくして
ご祝儀買いにと
フルサイズが安くなっている
デジカメを買ってみた
もちろん
値上がりし ...
冷たい手のひらに
冷たい雨を降らせてた
死ぬなんてばかばかしいけれど
生きていくのは
それ以上でもそれ以下でもない
ように思える
ある夜
歓楽街の暗がりで
オンナは濃い化粧で立 ...
街に棲んでいる
近くにコンビニが幾つもある
スーパーマーケットに不自由しないし
学校も揃っているし
結婚式場
病院だってよりどりみどりだ
おまけに葬祭場に
焼き場も遠くない
お寺だって ...
口にする退屈のいつしか有り難き存在
最後に時計見てからまだ七分
いつもいつもいつかもいつ
ホルモン焼きの煙に噎ぶ
酒気ぬけず仕事休む
ひとつかいがらが埋葬されています
母のように、いつか凪ぐために
――このみちが海の底で、あることを問う
ときの鼓動を聴いて
その場限りの感嘆が ひゅるとつきぬ ...
パン屑のかわりに記号の断片を撒きつつ歩む ここもまた森
夥しい死体が積まれた
薬局の自動ドア
まだ自動の部分は生きているらしい
ムカつく気分がいくらかマシになる
生きてない程度で偉そうな顔すんじゃねえ
動いてるだけでも気休めになる
お互いに ...
ティンカーベル。ノーフューチャー。
もっともっとルーザー。
800ボルトの戒厳令。町は空っぽ。
怒涛をもたらす真夜中の。真夜中の。
真夜中のノーフューチャー。
ティンカーベル。死刑サ ...
町の図書館で本を借りた
七月十四日が返却期日で
「ありがとうございます。」と
職員の人は言った
清潔な紺のブラウス
白いエプロンの若い女性に
お礼を言うのは
ただで本を借りた僕の方だろう ...
空は灰色、
街行く私の背は屈み
あてどなくさ迷いながら
灰色空から雨、ポツリ
ポツリポツリと降って来て
視界はかすみ歩は鈍り
(今ごろ森では紫陽花の
青白く光る群落が
ゆらんゆらん ...
赤い空の下で
燃えたのは何だろう
触れたくても
触れられずにいた
夢の腫れ上がったものが
夕陽なんだと思う
心臓が外側に付いたみたいに
坂道ができるわけじゃないし
こんな目 ...
自分の住んでいる街の全てを
知っているわけではない
街歩きして
良い店に出逢ったり
懐かしい同級生に逢ったり
懐かしさばかり
目につくけれど
街は年々変化している
新たな発 ...
兎角
私の発声には混濁が付き物だった
息を吸って吐いて
脳みその奥深くをぐるぐるとかき混ぜる作業だった
マスクをした状態で
咳やくしゃみをした時の
飛沫が飛ぶ様子を
特殊なカメラで ...
括れはなめらかにうねりながら喘いでいる
双丘が白く輝きながらゆるやかなスロープをのぼりつめ かすかな声をもらして 一瞬 プラチナ色に燃えあがったあと 潮がひくようにゆっくりと荒い息づいがきえてゆ ...
理性的に生きている人なんて
地球上にはいない
自分とおなじように
欲望は果てしなく
ひたすら楽観的な野蛮人ばかり
小さな液晶のまどから
ひっきりなしに
逃避アルゴリズムを
見つけ出 ...
凜
手袋
吐く息
オリオン座
過去形の歩き方で温い無音の影になって朝を待っている。
きみが手を振ったら発光するみたいに約束を喉に沈めた春、表に出さない感情を分かり合わない、脆く引き摺るわたしの曇った声を憶えている。
...
詩を書いていた午後は
遠い街に出かけた そして
絵を描いていた 午後は
でも 朝の景色を抱きしめながら
カフェでコーヒーを飲んでいたのだ
否定していた でも 何もすることもなかった朝は
か ...
微睡みて雲の夢など見る
浮いて沈んでまた葱を切る
漁火を数え漁獲を想像し
夜な夜な届く電波が眠りを妨げる
闇へと続く線路の先に赤い点
何処かの公衆トイレで誰かの悲鳴が聞こえても
即座に立ち上がりその悲鳴の方角に駆け出せるほど
科学は万能じゃなくて
わたしはナイーブでもないんだ
情報は火炎放射機で焼き払え
地球は宇宙で転 ...
何を食べても結局はこの身体になってしまうというつまらなさ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
騒がしい沈黙
りゅうさん
自由詩
3*
21/7/11 5:48
詩の日めくり 二〇一六年十三月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
14*
21/7/11 1:01
七夕
TAT
短歌
1*
21/7/11 0:05
Everybody Poos
〃
自由詩
1*
21/7/10 23:53
_
いる
短歌
1
21/7/10 23:02
憑きものばんざい
ただのみきや
自由詩
5*
21/7/10 15:18
独り言7.9
ホカチャン
自由詩
1*
21/7/10 10:44
私の本性
花林
自由詩
0
21/7/10 8:27
レール
はるな
自由詩
3
21/7/10 7:26
デジカメの落とし穴
st
自由詩
2
21/7/10 7:25
夢うつつなり
こたきひろし
自由詩
1
21/7/10 7:21
街
〃
自由詩
1
21/7/10 6:05
自由律俳句「食べられる退屈」(50)
遊羽
俳句
1*
21/7/10 5:31
少女虹彩
あらい
自由詩
0
21/7/10 2:16
_
いる
短歌
1
21/7/9 23:26
let's go next war!
竜門勇気
自由詩
0
21/7/9 23:06
リオデジャネイロ --liodedshanweareo--
〃
自由詩
1*
21/7/9 22:38
図書の貸し出しと返却について
オイタル
自由詩
2*
21/7/9 21:52
何処へ
ひだかたけし
自由詩
11
21/7/9 20:43
夏の終わり
ミナト 螢
自由詩
0
21/7/9 20:30
街歩き
夏川ゆう
自由詩
4
21/7/9 17:43
混濁
入間しゅか
自由詩
2
21/7/9 16:03
無音灯
草野大悟2
自由詩
3
21/7/9 14:39
フロッグピット
ナンモナイデ...
自由詩
3*
21/7/9 14:06
冬
ヨロシク
自由詩
0
21/7/9 8:41
温度過去形
水宮うみ
自由詩
3*
21/7/9 6:34
詩とノート
番田
自由詩
0
21/7/9 1:31
自由律俳句「食べられる退屈」(49)
遊羽
俳句
1
21/7/9 1:02
科学と非科学の狭間で
こたきひろし
自由詩
2
21/7/9 1:01
_
いる
短歌
0
21/7/8 22:29
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
562
563
564
565
566
567
568
569
570
571
572
4.16sec.