あなたの歩みで星が止まるから綺麗だと思う
欠けていく影 低空飛行で会う街
暗記した電話番号の棘が残る眼

壊れるなら誰にでもなれたね



優しく素材を並べ替える音楽室で
入道雲 ...
世界は終わってしまっていた
ただ 世界が終わってしまったことに
気づかないひとりが
円形舞台のうえで
踊っていた
世界は終わってしまっているので
そこに音楽はないのだが
音楽があるかのよ ...
花ならば
一番うつくしいのは咲き始めの頃
おずおずと開きかけたつぼみの輝き

咲き誇る満開の時を過ぎ
花びらを散らす
それで終わり?
歎きながら枯れる日を待つ?

いいえ そこからま ...
○「詩と死」
せっかく生きているのだから
何かできることをやろう
「今日一日生きた証し」に
何かやろう
僕はそう思いながら
この独り言を書いている

○「お笑い番組」
今のお笑いは
...
スポーツの世界の

勝ち負けが

今までになく

小さなことのように

思えてくる
今は別のSNSに嵌ってる
そこでも詩を書いて短歌詠んでる

グループに入って投稿してるから
反応がダイレクトにつたわってくる

それが気持ちよくて気持ちよくて
やめられなくて止まらなくな ...
 知らぬうちタイヤに穴があく

 退屈とは人が生きている証

 叢踏みしめウサギの息探し

 度が過ぎて今日もまた何も得ず

 雑踏で手足に逃げられる
     もともと弱っていたのか
     怪我をしていたのか
     詳しくはわからないが
     知り合いが土鳩を踏んでしまった
     まだ息はあるが瀕死の状態で
  ...
主観的には何色であろうともひとまずあれは真っ青な空 旅先の温泉の
露天風呂から上がり
室内の入口で
横を向くと
だだっ広い温泉プールがあった


どぼん、と入り
ぴょんと跳ねれば、ふわり
もうひとつ跳ねれば、またふわり
さらに跳ねれ ...
吹きつける向かい風
この寒さを味わえるのも残り僅か
そう思うと
厚めのニット帽も自然と外したくなる

長引く寒波
ここ数年で稀に見るほど寒い2月
乱れるダイヤ
各地での落雪・転落事 ...
華やぐ赤日の高層
目に入れても痛くない素振りで
有無言わせず
ベールの向こうへ手招き

「こんなはずでは・・・」と
口には
出さなかったのが
何よりもリアルな証拠となって
後味を ...
枯れ落ちた瞼
左手の甲に乗せて
生前にしておきたかったこと
生前にしておくべきだったこと
今さら、今さら

口にすれば
三行で事足りること
言い淀んでるうちに迎えたその日

示 ...
今宵見よ みやこ始まる百鬼夜行 一千年ぶり役目を終えて ふりそそぐものが仰向けでしびれたのは、いつだってなつだった、かえり道でゆらゆらとした意識が、にぎりしめた手のうちに、だれかがいそうな、とても晴れた日だった、ころされた石のような影がこわ ... たぶん、それは「ケハイ」
を感じることなので。

今朝、ごみだしにいくと、
セミが鳴いていた。

今年初めての音だった。

とおもいきや、

仰向けに飛んできたセミが、
地面 ...
○「老いてマスマス」
使わないものは衰える
頭も下半身も
これはごく自然なことだ
セックスができないなら
マスだ!
心身の健康のためにも
やるべきだ
ごく自然なことだから
罪悪感など ...
わたしたちの花がまだ眠っている早い早い午前、空が朝を始めようとしているところへ、ふいに思い出がやってくる。あの時わたしたち泳げないいるかだったよね、とか、くじいた足をおそろいのバンダナで包んだよね ...  友乗せて今船が港にやって来た

 ラグタイムで身体動かす

 過度の緊張は強烈な睡魔

 海原に浮かぶ島に石投げる

 青深々と時を吞み込む
もうかなり生きてしまってからやっと「生きてる」と知るようにできてる     ぱちん、ぱちんと
    爪を切る
    飛んだ爪を拾ってみたら
    さびしさだった
    腰をかがめ
    切りにくくなった
    足の爪を切る
...
人というのは、時にその人生の限界が見えるときがある。



でも、本当は限界なんてない。究極的には。



愛は愛のいかなる敵も破壊していくから。



生涯を通じてたいした女 ...
真夏の空、玄関口
立ち尽くす我
草木の揺れ、
うねる大気、
光の庭

あゝ世界は無関心に
私という存在には
全く無関心に
広がり在った、圧倒的に
その時私は気付いたのだ
異郷のよ ...
25年前に
「コイツ、こんなこと言ってました」
と非難されて、仕事を奪われるって
結構凄いことだぜ
ナチス残党を追い詰めてる気にでも
なってるつもりなんか?
確かに、腹の中では
とんでも ...
あのときの瞳と見てる鐘の音


あざやかな後悔の色 好きだった


きみの飛ばした靴に落ちていく空


知らない本の中に知らない夏がある
窓から滲んでくる
環状線を行き交う車の音
ぼんやりとしたそれは
ふるさとの浜辺で聴いた
波の音にも似ている

時折
近づいてくるヘッドライト
住宅街を
さっと擦り抜けてゆく

...
サッカー中継に
皆が夢中の時間
私は一篇でも素晴らしい
詩を書こうと
ああでもない、こうでもないと
ノートに書き殴っていた

本当は少しだけ
サッカーの結果も気になってた
けれど ...
誰もいない
誰も歩いていない
台風だから
台風が来てるから

雨が強い
風が激しい
台風だから
台風が来てるから

いつもなら
ここら辺で立ち話してる
おばさんたちも
今 ...
○「必然」
コロナ感染爆発は必然である
日本の衰退も必然である
必然はわかっていても止められない
必然は
人智を越えたものだから
静かに受け入れるしかない

○「持ち時間」
自分の持 ...
一打逆転

出番
気合い


凡退

情けない


…思い出
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
日記に地平線を描いた水宮うみ自由詩6*21/7/23 12:30
幸福な踊り手塔野夏子自由詩5*21/7/23 10:55
花ならばLucy自由詩421/7/23 10:05
独り言7.23ホカチャン自由詩1*21/7/23 7:51
コロナ下のオリンピック自由詩1*21/7/23 6:38
破壊と破戒こたきひろし自由詩221/7/23 6:25
自由律俳句「食べられる退屈」(60)遊羽俳句121/7/23 2:59
人間と鳩と生ゴミと石田とわ自由詩4*21/7/22 22:45
_いる短歌021/7/22 22:25
温泉プール服部 剛自由詩421/7/22 20:55
早く、早く、早くkomase...自由詩1*21/7/22 20:29
分水嶺なき神話に自由詩1*21/7/22 20:28
枯れ落ちた瞼自由詩2*21/7/22 20:26
東京五輪2020前夜祭足立らどみ短歌2*21/7/22 19:53
はなくそよんじゅう自由詩1*21/7/22 19:11
犠牲者1号ナンモナイデ...自由詩3*21/7/22 13:35
独り言7.22ホカチャン自由詩1*21/7/22 11:52
メモはるな散文(批評...321/7/22 6:51
自由律俳句「食べられる退屈」(59)遊羽俳句021/7/22 3:11
_いる短歌021/7/21 23:24
わたしをつくるもの石田とわ自由詩10*21/7/21 23:09
牙をむいた虎viraj自由詩021/7/21 22:12
夏の朝ひだかたけし自由詩921/7/21 19:51
25年前に言ったこと花形新次自由詩221/7/21 18:50
教科書の中であなたは春だった水宮うみ川柳5*21/7/21 17:50
波状線komase...自由詩1*21/7/21 17:23
皆はサッカーに夢中だった自由詩2*21/7/21 17:21
あるきびより自由詩021/7/21 17:20
独り言7.21ホカチャン自由詩2*21/7/21 9:31
野球ヨロシク自由詩121/7/21 8:00

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