誰かの手から零れて、真夜中の街路で砕けたウィスキーのボトルから流れ出る僅かな酒は、病巣に塗れた誰かの喀血を思わせる、ささやかな色合いはいつだってほんの少し、呪いみたいな印象を残す、お前みたいにせせ ...
中也読んで軽鬱になってカフェインでボヤボヤ
軽い鬱どうにかしようと居間片づける
春風強くせんたくものが揺れている
洋菓子を久々食べて世界よりとおく外れて
ベランダで煙草を喫 ...
わたしは殺されているべきだった
雪あかりの眩しい清らかな泥の入り江に
一切の終わりは奪われ
寒さにたじろぎながら握ってきた僅かな時間が脱兎のように消えていく
凍てつく手を握 ...
こぼれ落ちる色たちを
あなたは、
なだめることができますか。
ギスギスした赤が
ゆっくりと滲んで
空にひろがれば
ぶきみな瞳も
きえてゆくかもしれません。
...
戦いは
いつでもどこでも
正義のための戦いである
「正義」という大義名分がなければ
人間は戦えないのだ
双方の言い分を聴いていると
どちらが正しいのかわからなくなる
それにしても
平時 ...
コロナで
ただでさえ暗い世界が
ウクライナの戦争で
とうとう
とどめを刺されたようだ
プーチン氏は
最初は名君だったのだろうが
今は
そのとりまきが
みなYESマンで ...
恋すると
どの子も光る咲きかけの
ブーゲンビリアをそっと心に
罪の目を
消せない恋の季節です
明るく嬉しいだけでない闇
一番に
幸せ色を感じたの
君への想い、駆 ...
風の谷に住む
男の子
金色の髪を靡かせて
裸で馬に跨がって
誇らしげに
手を上げる
ぷうちん
ぷうちん
お顔のシワは
伸ばせても
心のシワは伸ばせない
ぷうちん
ぷうちん
一 ...
2022.03.04(金)
やっと金曜日の夜、落ち着ける夜となった。
私はお酒を断っているので、日々に晩酌などない。しかし思い返せば、日々の晩酌、その落ち着きも幻想であった。
今日は明 ...
冷えるが寒くない春となったよ
郊外に歌姫と暮らしている
祈りは熱さか 祈りを知る
春の妻の歌のお上手
雑な部屋となった、あす片づける
本に線を引こうか迷う
じぶんを ...
尻尾を咥えた蛇と∅
= orz
トゥーフェイスのピエロ
たぶんきっと
何でもない事で
何でもある事
金曜の夜には
花を買って来て
ほんの数本でいいけれど
いまの季節だったらそうね
ミモザだとなおのこと嬉しいかな
ワインもスイーツもいらないし
おめかしもしなくていいけれど
一人が嫌なんじ ...
お祈りのお時間、こころ沸騰しています
みんな疲れているのか言葉もなく働いた
お休みとなって卓上は菓子だらけ
口淋しさに星を齧る
何を書いているのかいと春の山
哀しく透明な孤独が
身を捩るようにして
この荒野に佇む
彼は永遠に無縁だろう
この世界という謎に包まれ
ひたすら無縁だろう
やがて
青く輝く巨大なこの星が
漆黒の宇宙に呑まれるとき ...
気になっている人がいる
私が気になっている人も
私のことが気になっているらしい
噂だからよくわからないけど
部活帰りに何故かよく目が合った
自転車置き場で隣同士になり
何となく ...
わざと生まれた
でもこのためじゃない
そう思う余地も残らない
知っていたと思う
愛することや
あたたかいこと
つめたい風のしたに眠る種たちが
さんざん踏みしだかれても
春になれば芽 ...
どうした、もう書かないのか弱虫と。はい書けません書きません
きみとの意見は平行線、僕は閉口するばかり
わからない、から黙っている。主導権から身を引いて
映像で見れば零れ落ちるものがあ ...
花は
花としての言葉を失い
季節もまた色を失う
渡し損ねた言葉があるように
雨もまた
流れてゆくのだろう
春の窓辺を飾るもの
無言の結露
人見知りの鳥たち
か細い茎の名前の知らな ...
悲しい 涙が人知れずぽろりとこぼれた
今
空ろな
空ろな空気で満ちている
胸を
さぐる
さぐると
悲しみはどこか
どこかと
つながっている
私は
どの道
どこかへ行くのでありま ...
男らしい男がいなくなった!
胸毛のない男ばかりだ!
オホホホ┅という男ばかりだ!
男がチンチン隠して女に擬態化している
そしてやるときになると
一気にチンチンが暴走する
地球温暖化、コロナ、戦争┅
人類滅亡へ加速している
この三連動は
誰が悪いというわけではないのだ
一人の英雄でこんなことができるわけではないのだ
神のご意志なのだ
「はい手編みしたお雛様。
段々の人形とは別に
バァバがこさえたの。
何でかって?
昔の人はね子供が
病気しない様にとか
治ります様にってずっと
子供に持たせていたのよ。
だからきっとす ...
夜明け前の無人駅のプラットホームには
四つの外灯が立っている
ホームにはうっすらと淡雪が積もり
橙色のあかりに照らされ
乱反射していた
その風景は孤独ではあったが
絶え間なく降り続いた
...
僕がしゃべることは
君には届かない
痛いことは嫌だろ?
不安で眠れないなんて最悪だ
そんな事になってきたのは
僕だっておんなじさ
そんな気分で生きていくのは
誰のためにもならない
...
ちょっと気持ちが落ち着かないからといって
文字を書きたくなる
気持ちを吐き出すことで均衡を見出そうとしている
情けなくもなるけれど
ほかに成すすべが見つからない
空っぽな心は声をあげることを ...
夕陽が沈むときの寂しさを
木枯しが吹く歩道橋で立ち止まり
みた
のは、今日がこの街を
出てゆく冬だから?
小雪も、降らない
つまびらかにされた
ただの爛れた愛の部屋を ...
ひとり 銀河にひとりとなり
荒れた手もはたらいた手だ
甘味のない夜の居間、炬燵
おこずかい帳ひさびさつける夜が永い
水を見習いこころ透明にしてゆく
あたたかな
日の光が降り注ぐ
静謐な午後
夢の感触を追いながら
夢の輪郭を確かめながら
眩しく輝く光源に従い
浅い夢見に入っていく
遠い日々、震える記憶
ひとり見つめる
疼く胸の ...
街を這いずり回る
薄汚れた思想を
ひっくり返せば
苔の付いた鰐の腹を晒し
蹴り上げれば
貧弱な翼で羽ばたき
裏通りをヨタヨタ低空飛行した後
暗い巣の奥に引っ込む
奴らはウザウザ ...
虹星、{ルビ真=ㇵ゜}{ルビ珠=ㇽ}{ルビ星=ヵ}はサーキュラー・ヌコㇿヂーで機能してゐる、
その星の海、虹海の虹海湾に面した、
{ルビ高=た}{ルビ晶=あ}ゕゐ岬の土地が、{ルビPhalang ...
日付順文書リスト
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日付
vagabond
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
22/3/5 16:05
自由律俳句 2022.03.05(土)
田中恭平
俳句
1
22/3/5 15:42
西側
末下りょう
自由詩
2*
22/3/5 14:37
虹の瞳
草野大悟2
自由詩
0
22/3/5 14:15
戦い
zenyam...
自由詩
0*
22/3/5 10:46
プーチンと秀吉の愚行
st
自由詩
2
22/3/5 9:49
恋するさざ波、約束の街
秋葉竹
自由詩
2
22/3/5 7:53
おやすみ、ぷうちん
花形新次
自由詩
1
22/3/5 6:52
雑文 2022.03.04(金)
田中恭平
散文(批評...
2
22/3/4 22:38
自由律俳句 2022.03.04(金)#02
〃
俳句
2
22/3/4 21:58
めも
うし
自由詩
0
22/3/4 21:36
わがままかしら
坂本瞳子
自由詩
3*
22/3/4 19:45
自由律俳句 2022.03.04(金)
田中恭平
俳句
2
22/3/4 19:01
祈りの境位
ひだかたけし
自由詩
4
22/3/4 18:32
好きだけど言えない
夏川ゆう
自由詩
2
22/3/4 18:20
_
はるな
自由詩
1
22/3/4 16:30
混迷の明日に
りゅうさん
短歌
4
22/3/4 15:26
アネモネ
ちぇりこ。
自由詩
10
22/3/4 15:01
春の夕暮前に
こしごえ
自由詩
3*
22/3/4 14:37
女化
zenyam...
自由詩
0*
22/3/4 9:22
人類の終活
〃
自由詩
2*
22/3/4 9:15
祓(はらえ)
しょだまさし
自由詩
0
22/3/4 9:01
祈り
山人
自由詩
2*
22/3/4 6:43
力学を探してる
竜門勇気
自由詩
1*
22/3/4 0:29
また明日
坂本瞳子
自由詩
1*
22/3/3 23:14
天使を抱きしめてあげることもできないなんて
秋葉竹
自由詩
0
22/3/3 21:33
自由律俳句 2022.03.03(木) 夕べ
田中恭平
俳句
2
22/3/3 20:31
夢見の午後
ひだかたけし
自由詩
4
22/3/3 19:57
眼をやられた男
壮佑
自由詩
4*
22/3/3 19:11
すとをりゐ の あらすじ…・・・
大゜揮∞ ₎...
散文(批評...
0*
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