哀しみよ青く輝け
そして夏の空に融けてゆけ
愛しい人よ
輝く青き哀しみが見えますか
君のことを思い出にするまで
30年かかりました
さらば愛しい人
海水浴場でバイトしている
七月の偶数日と
八月の奇数日が出勤日
つまり、各日ってこと
主な仕事は
海水浴場のトイレ掃除と
浜辺のゴミ拾い
朝八時から午後三時まで
三十分仕事して、三十分 ...
ママーのスパゲッティに
丸美屋の麻婆豆腐をかけて食べていたら
(思い出の味なんだ。
オカンが昔こうやって作ってくれた。
魂の味なんだ。
未だに ...
ギロリ
ギラリ
キラリ
キラン
キラッ
ウラッ
ウウッ
フウッ
遠くを見て加速する
水着素材のおむつそれほど優秀か
どれだけ金に執着する
!の使い過ぎ見苦しい
流れる風景に逆らい大仏立つ
失くすことを恐れ
立ちすくむ臆病者
案山子のように何もせず
ただひたすら
恐れおののき目を閉じる
欲したものは
すぐそこ ...
改札を抜けると 朝
でも 街は昔のことばかり
人は交差点から歩き出す
改札に入る 夜へと
オオカミは
目の前にいる羊を
食らいたかった
飢えていたのだ
一気にかぶりつき
...
見えるもの聞こえるものがいかに美しいとしても、所詮世界だ
その蝉の抜け殻は取り残された
中身は出ていったとき
羽が開ききらないまま乾き
飛べずに地面に落ちて死んで
腐りかけた頃、蟻に運ばれていった
抜け殻は土にいた頃のあやまちを数えなが ...
冷蔵庫のなかに
あなたがいる
夕べの寝顔そのままに
たまに取り出し
話しをしよう
言えなかった
ひとことも
...
縁側で
ぷっと
西瓜の種飛ばし
放物線の先を
追っている
幼い子供が
独り居て
遠い夏の日
夏の午後
その日を生きる
幼子が
風に吹かれて
風に吹かれて
名無しで ...
殺して欲しいと自分に向かって
言った事 何度もある
もちろん実行していないから
今も生きている
死にたいなんて
どんなに思ったって
簡単に実行できる訳ない
それを実行してしま ...
小さな翅音が聞こえたら
私は思い出す
甘い甘い蜜の滴る
至福だったひととき
刃物を研いで道具に話し掛ける
今日一日の計画を諳じる
目覚めるのがいつも遅い私たち
きっと笑われてる
悪 ...
二〇一七年一月一日 「なんちゅうことやろ。」
きょうはコンビニで買ったものしか食べていない。
二〇一七年一月二日 「恩情」
なにが世界を支配しているのだろう。お金だろう ...
三つの錠剤とヴァイオリン・ソナタ、かすれた窓の前で漂っていた、身に着けたシャツの細やかな汚れが、人生を語るみたいに揺れている午後、それは心電図を連想させる、無目的の…指が少し痺れているのは眠り過ぎ ...
{引用=墓地と少女と蝶と}
墓地を巡って柵を越え
黄色い蝶が迷い込んだ
少女の額にそっと
押し当てられる口形
珠になってこぼれて落ちた
奏できれない音色のしみ
{引用=*}
夏の墓 ...
ひとひらの葉を森に隠すように ひとつぶの砂を海辺に隠すように
胸の奥に隠した いつかの傷が
桜の 花びらといっしょに 風に 飛ばされた
春の 並木通り
枠へのアプローチが違う者からのコメントって私は興味ないけれど
辞書とか調べればわかることをご自分の有利になる部分を書いてみて
ご自分の創作に活かして私へのコメント以外のところで、頑張ってみて下さい ...
「わたしは悪くないです、謝りません」
と主張し通す選択肢ならば、
みんなわたしをもっと、
憎んでくれるだろうか
可能な限り印象を悪くしたい
だって
信じ ...
地方の市街にずっと棲んでいてほとんど他所に出ていない。
今は人の移動はご法度。
なんて時代なんだよ。まぁ、移動は若い頃から嫌いで極力自分世界の殻に閉じ籠もってきたから別に気にならないけどさ。
...
《例えば、私の同性愛について》
なんで男性として生まれたんだろ
男性が好きなら、女性でも良かったのに
女性なら、男性にとって魅力的でしょう
好かれたい、彼の ...
廃棄物のコンテナ脇で
カナブンが干からびている。
森は遠く
工場地帯は乾いている。
迷い込んだ旅人を
夏空が灼き、
アスファルトは土中に
逃れる術を阻んだ。
白髪の課長が
芝 ...
鶏もも肉の照り焼きを焦がしてしまった
照りというか焦げですな
完璧でないことを
受け入れなきゃいけない
老いた父母などにまでは手は及ばない
人のこととなるともうどうしようもない
...
蜩の声が響くとリセット
雨から逃げたくて走る
大阪では四六時中ボケ突っ込み
生まれる前の記憶を呼び覚ます音
バイクで走る 逃げた春に追いつくため
脇.
なんだか、また今日は風が強く吹いていますね。(面白い^^)
達観しているというか風来坊というか自然災害指定というか、或いははたまた風の又三郎なのかな?
3.
なんだか、別の日には ...
魂の叫び声なんてあげた事なかった
魂ってなんだかなぁ
って思うくらいだ
市内のイオンは数年前に閉店した
建物は解体されて空き地になったが
以前からあったマクドナルドはそのまま営業続けてい ...
見る影もなく
下垂の一途を
たどっています
この両の房の中にある
喜びと寂寥、
この歳になればそれはもう
...
まだ何のかんのと言ってアバターの奥にも人の脳などがある
夜ごと繰り返し
問うてみても
答えは不変
ただひとつ
詮無い問いに
千々乱れ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛しい人
渡辺亘
自由詩
1
21/7/19 16:42
浜辺のひと
たま
自由詩
10*
21/7/19 15:07
プルシアンブルー
TAT
自由詩
0
21/7/19 12:43
視線
ヨロシク
自由詩
0
21/7/19 7:56
自由律俳句「食べられる退屈」(56)
遊羽
俳句
2
21/7/19 2:54
愚者
石田とわ
自由詩
2*
21/7/19 2:14
ハチ公前
番田
自由詩
1
21/7/19 1:09
飢え
石田とわ
自由詩
3*
21/7/18 23:16
_
いる
短歌
0
21/7/18 23:01
くしゃり
◇レキ
自由詩
2*
21/7/18 22:16
西瓜
石田とわ
自由詩
4*
21/7/18 22:12
童夢
ひだかたけし
自由詩
8
21/7/18 19:59
殺してくださいと自分に向かって
こたきひろし
自由詩
3
21/7/18 19:58
ハニートースト
妻咲邦香
自由詩
1
21/7/18 17:00
詩の日めくり 二〇一七年一月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
21/7/18 16:34
go back on
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
21/7/18 15:53
越境者
ただのみきや
自由詩
4*
21/7/18 14:49
この春
末下りょう
自由詩
3*
21/7/18 14:03
(コメントログ)コンフィデンスマンへ捧げる歌(都都逸)より
足立らどみ
散文(批評...
0
21/7/18 10:30
Guilty
墨晶
自由詩
1*
21/7/18 8:56
この頃都に流行るもの
こたきひろし
自由詩
2
21/7/18 8:55
例えば、私の同性愛について
令和9年
散文(批評...
3
21/7/18 7:49
森を求めて
asagoh...
自由詩
1
21/7/18 7:47
間違いだらけの僕たちを
りゅうさん
自由詩
6
21/7/18 5:37
自由律俳句「食べられる退屈」(55)
遊羽
俳句
0
21/7/18 3:01
いろいろやってみる(四万十川的感想勝手にひとり連詩)
足立らどみ
自由詩
4*
21/7/18 2:45
魂の抜けた体
こたきひろし
自由詩
2
21/7/18 1:38
房の中
石田とわ
自由詩
8*
21/7/18 0:46
_
いる
短歌
1
21/7/17 23:10
問い
石田とわ
自由詩
3*
21/7/17 23:09
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
562
563
564
565
566
567
568
加筆訂正:
越境者
/
ただのみきや
[21/7/19 6:42]
二文字修正
3.7sec.