一度も入ったことのない時計店が
空き家になっていたことを知ったとき
この街を動かすからくりのひとつが
もうもどることはないのだと感じて立ちすくんだ




雲はなく 風は冷たく ...
一つずつを串刺しにして
足しただけの満足に
減らされる魅力に
あくまで個性と言い張って
黒に負けない         そんな力を…



夢はフラッシュして
眩しい白い世界に
視界 ...
下手に出ると
貴方は威張る
貴方は怒鳴る
命令する

束縛して
支配して
盗む
自分は遊ぶ

ありがとう
合掌
気を付けてね
は、釣り球

自分はソープランドに行く為に
...
ふとした瞬間に

顔をあげたら

君と目が合った

それだけで

生まれる

この感情
■ 嘘なんて結局自分の為に吐いてるようなものでしょう?

■ 未来は今(現在)の延長上にしかないんだ

■ 吐き捨てられた言葉ほど傷つくものは無いんだよ?

■ 伝う雫をとめたくて  ...
まるで一つだね
それは一つだね


何かが潰れる音
今にも血が噴き出しそうな
擦り潰す音
擦り潰されそうな音

幻聴かな?
悲鳴かな?
楽しそうにも聴こえるのに
音楽ではないよ ...
お前を見た時から目玉の奥が痛ぇんだ
ズキズキと
きっとお前の睫毛が入り込んだから
取ってくれねぇもんかな

ぬるりと春の生暖かい風が絡みつく

重い足をひきずって進む帰路の真ん中に
う ...
「777円」

某ディスカウントショップの店頭に
所狭しと大量に陳列されている
サウナスーツに貼り付けられた値段


食い散らかした菓子袋やら
缶ビィルの後片付けもそこそこに
はずみ ...
夢のなかでぼくのあたまを撫でて、泣いてくれたひとは誰だったんだろう 野良犬を見かけなくなって寂しいだとか
犬の糞を踏まなくなって嬉しいだとか
駅前の駐輪場はどこも整備されてきて
雪崩れを起こして倒れなくなったなとか
そんなことにふと気付くことがある
数年前の ...
あなたに心を預けすぎてたみたい
戻って来ないのは あなたじゃなくて あたしの心
胸が痛いのは そのせいね
毎夜 痛くて 眠れないのよ

   ...
現代詩フォーラムというところに
詩みたいなのを投稿しているが

まあ、その、あれだ
ポイントシステムのことだ
始めは何だろうと思ったが
今でもよく分からん

自分が読んでいいと思ったや ...
透明な
時間がぐるり
流れでた
僕は
ゆるり
身をまかせ
腹のそこの重みにあえぎ
するり
こぼれる熱をひろう

すとんと落ちるは水の底
頭の上にはみなもがわらう
所在無い頬肉が ...
蔓の先はしがみつくあてをもとめている
ひょろひょろと風にあおられるのも策略
つるりぬるりと小鉢の中を逃げ回る里芋を
こどもの箸が突き刺す
突き刺すのだ!

もとめるかたちはとがっている
...
大きな葉の下から
そっと空を見上げると
とても薄い緑色が輝いている
そろそろ夏が生まれる
風が吹くと
きららとした緑色は
暗くなるけれど
遠くで流れている川の水のように
他の場所で光り ...
つつじは色彩と匂いで

五月の朝をノックアウトする

ひんやりと

ひかるのは

ひんやりひかる。季節の散乱


からだを通わす

きみをめくろう


つつじは色彩と匂いで

五月の朝をノックアウトす ...
一回転してしまえない飛び出せないからぶらんこの鎖がたわむ

靴だけを先に逃がしてぶらんこに繋がれたまま残ったわたし

順番を待ってから乗るぶらんこはつまらないからぎりぎりねじる

ぶらんこ ...
友達から葉書が来た
「マイナーチェンジしました。これからもよろしく。」
とあった

その友達に街で偶然会った
以前は、にこにこしていてよく喋る友達だったのに
妙に暗い
そっちのマイナーか ...
優しい光を

いっぱいいっぱい

贈るから

どうかどうか

キミが涙を忘れますように
Wave of sex drive
Quite many
Quite strong
Quite high
It push you down
I am the wave
けっこう頻繁な周期でやってくる
性欲の波
これが打ち寄せるとき
おまえが押し倒される
おれの本質は
波です
この道をまっすぐに行くと
昔、昔の思い出が眠っている
一歩一歩と歩き始めた少女一人
未だにメリーゴーランドの夢に乗り、回されている少女

季節はもう春になってしばらくたつはずが
メリーゴー ...
時の間に
時を分け

綺麗な 12等分の
パラソルが回る

かわいい雨が
頬をつたう

パラソルが揺れて
闇に落ちる雨は やさしい

きゅう・はち・なな・ろく

時の間に  ...
杉の林に静ひとつ
靄の立ち込める朝
靄に紛れて時間が漂う
暗闇から聞こえる森の声
林は何を考えている

杉の林に静ひとつ
緑の湿地に隠された
緑の夢と宝物
眠りから覚めた林の向こう
...
手を伸ばす

届かないものにむかって

届かないとわかっているから
身体をふいにすりぬける
風にそっと教えてもらった
この世界は未完成なんだって
そういえば海の色は
まいにち
まいにち
違う色

水たまりにうつっている
ぼくの顔は
ただただ遠くを
...
霧の村に石を投げれば切り開く明日の地平は放浪型に

五月空どこ見渡せどあを続き少年雲を翼にかえる

シーザーを刺して終わらむ野外劇星は夜空にあふれて消ゆる
ピンクの透明なライターを
すかして落ちる電球の光は
穏やかな菱形にゆれていて
口をあけてすごした何百回の夜を
あくびなみだのふるえにも似て
思い出させた
夜の路地を行く人々は
人々
だ ...
蠅は手を擦り教師は三枚目

父母を疑ふほどの朧かな

雛菊や写真の父はいまも若し
 霧の湖の畔に見える建物 あそこまで歩くのにはかなり遠い この丘には休憩所がある あそこには洋館風のホテルが立っている この建物の展望台に備え付けられた無料の双眼鏡で見ることができる
 僕はなだらか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
温景木立 悟自由詩507/5/2 17:28
White+流希-Яuk...自由詩007/5/2 16:32
仕事はつらいよ!ペポパンプ自由詩6*07/5/2 16:10
タイミング有扉なぎさ自由詩307/5/2 16:01
いちぎょうのうた5朱華自由詩1*07/5/2 15:26
一つ(人人人人人人)太陽の獣自由詩107/5/2 14:56
雑誌虹村 凌自由詩2*07/5/2 14:49
果たして月へ行けたか(2006)自由詩4*07/5/2 14:05
やさしい手ソティロ自由詩9*07/5/2 13:55
追憶演技楢山孝介自由詩12*07/5/2 13:34
あなたのことばかりを北大路京介自由詩7*07/5/2 13:32
ポイントシステムサナギ自由詩9*07/5/2 13:15
しゃしんごっこうたかたら自由詩207/5/2 13:08
先端は求めよ渦巻二三五自由詩407/5/2 13:01
夏が生まれるぽえむ君自由詩28*07/5/2 12:54
ひんやりひかる。吉岡ペペロ携帯写真+...407/5/2 12:45
ぶらんこ渦巻二三五短歌11*07/5/2 12:43
マイナーチェンジふるる自由詩18*07/5/2 12:37
ひだまり來稚自由詩4*07/5/2 12:07
WaveA-29自由詩1*07/5/2 12:05
自由詩4*07/5/2 11:00
思い出の種柴田柴助自由詩207/5/2 10:46
9・8・7・6・・・・アハウ自由詩507/5/2 9:46
杉の林に静ひとつ未有花自由詩16*07/5/2 9:26
青にむかうweed &...携帯写真+...5*07/5/2 8:53
ゆうまぐれ村木正成自由詩8*07/5/2 8:23
五月空短歌4*07/5/2 8:19
点火水町綜助自由詩24*07/5/2 8:18
教師村木正成俳句0*07/5/2 8:08
湖畔の洋館はじめ自由詩2*07/5/2 5:33

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加筆訂正:
島 きょうかいせん/水町綜助[07/5/2 16:06]
じゃっかん訂正
杉の林に静ひとつ/未有花[07/5/2 14:28]
ちょこっと修正
追憶演技/楢山孝介[07/5/2 13:51]
最終連最初ちょっと修正
バケツ/たもつ[07/5/2 8:19]
数行加筆
7.21sec.