いまさら詩人になりたいなどと
言われたって遅い
きみのして来た事がきみの今だ
時間が過ぎれば何だって腐る
ロープだって約束だって
あの顔をまた見るようになった
自分でも忘れていた悪 ...
漏れるように現れる
過剰な知識
まるで栓を抜いてしまったよう
瞬く間に成る物は
世界一の噴水
残骸の泉
私の細胞一つ
地へと降り立ち
必死に押さえようとする
僕も僕も私もと
...
天井に針
眼前には死海
ポチャン
たすけてくれ
きっと
いつ出会っても
どこですれちがっても
過去でも
未来でも
北の国でも
南の国でも
何度生まれ変わっても
すぐにあなただとわかる
そして
私は ...
目測でミリメートル
距離にしてセンチメートル
あの空を測るには足りないから
君とアイツと僕との距離を割り出そう
もう何万回も木の上を見上げているけれど
マンゴーはまだ落ちる気配を見せない
時代遅れのカリプソなんて聴きながら
シオマネキと王様ゲームをして時間を潰してみる
マンゴーは歴史を溺れさせた人間 ...
きれた風が コップの中
五つの渦を 見上げている
行きつけの船の舵取りにしか
読めない星雲
人指し指をやめない
子守り歌は
コップのガラスをまわり
砂丘におちていく蝶の
石 ...
朧月
空想の羽ばたき
漆黒に眠りつきそうな 月
静かな 夜を巡る
思いは宇宙に溶ける
平和に 一日を過ごした
感謝の思いを御本尊に報告しつつ
午後十時の唱題は声を細めた
...
染色体が夕日に染まる。
染色体がミートボールを{ルビ咀嚼=そしゃく}する。 染色体が明日のスケジュールを確認し、染色体が今を生きる。
生きてみて、
月夜の闇が煙草をふかす。 いつになく哀 ...
早朝に 笑いこらえる つつじかな
昨日は
今日とは違う景色
(で、した。)
明日も
今日とは違う景色
(だ、ろう。)
変わらないものなんて
何一つ
何一つ、無いこと
分かっていて
独りぼっち ...
もうすぐ、生暖かい夜が
苦いクスリとともに
グラスに注いだ水と一緒に
――やって来るョ。
窓の外は今しも
オレンジの火炎に包まれ、
妖しい空へと
黒煙を立ちのぼらせては
昨日ま ...
落ちてきた雨粒が
ゆっくり夕暮れとまざりあう
窓越しに見える
はちみつの海に沈んでしまったような
コハク色のいつもの景色
どれもがみんな
だれも ...
素晴らしい名曲を
聴くことは大切だけど
自分の歌を口ずさめば
それは生きている
たとえそれが
上手く歌えなくても
それは生きている
自分の意味が生きている
感動した言葉を
覚える ...
びたーとひっついて
おれの腕時計の時間を自分のそれに合わせる若い女
かるく頭突き
痛い
唇を盗む
やっとかい
唇を盗む
おせーよ
無駄にした時間を取り戻せるか
...
システムを開発する
一言で生業を説明すれば
それで済むのは分っている
予算は幾らか
工数はどれほどか
テストと納期と
自分の人生
どうする事で生活を得ているか
何をする事で報酬 ...
独りだけじゃないさ
夢見ているのは
希望は 捨てないで
いつか叶うはずさ
天国なんか
何処にも無いと
勿論 地獄も
何処にも無いと
...
まあるい背中が
少しだけ哀愁
プルルルル プルルルル
リリリリ リン リリリリ リン
知らない人こんにちは 初めまして
番号一つ前ですね
プルルルル プルルルル
リリリリ リン リリリリ リン
知ら ...
眩暈に似た痛みが広がる
右手の人差し指を中心に
(歪に屈折しながら
(彷徨を(彷徨し
(彷徨っている
左右円滑に回転する
首の骨/球体A
(貴方が可能な限り速(早く
(振ってく ...
海外版ドッキリみたいな感じです。
周りの反応も良いです。
音が出る環境でご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=-mUyvaPtsJw 図書館で
...
清らかな
つぼみにむすめと
名を付ける
母の手をひく
二人のむすめ
*
残り香も
くれぬあなたの
着たシャツに
影を重ねて
子としての愛
*
滑り込む
指先に
目を奪われて
あなたに許す
花 ...
新しいピアスをつけてみた
高校の時のクラスメイトに
興味本位で空けてもらったピアスホール
その友達は 今はもう
結婚してしまって
眩しいほどの 幸せな輝きを放っている
指輪をつ ...
Oh マイ シューズ
かっこいいぞ マイ シューズ
かわいいぞ マイ シューズ
傷だらけのお前もいい感じ
安物だとバカにされたって
俺が履いてるんだから関係ねぇ
これからもう ...
たたいても尽きぬ埃で日常にわが身を埋める「砂の女」
めくる字より脳を痺れさせたのは本が吸ったタバコの煙
※「砂の女」安部公房
夜桜で短歌詠もうと満月に照らされ君に逢いにゆく春
ハンガーに掛けられたまま置き去りのフレンチコートが恋模様です
去年見た枝垂れ桜が咲いているそうです君は帰ってきますか
遠方の山の ...
風が彼女のスカートをまくって、ぼくらも重たいコートを脱ぐ。
春は最も残酷な季節。地球はぼくらの悪意で回転している。
ぼくらは笑い転げる、不衛生なガード下の無重力と危険なほどに流れる鼻血に。
「踊 ...
「まだできないの?。」
と訊かれたので、
「まだです。」
と答えると、
きみは、
すたすたと怪人の手を引いて出て行った。
それから。
ぼくはずっと、
...
捨てられた公園の
捨てられたベンチに座っている
捨てられたひと
捨てられた思い出の
捨てられた世界に生きている
捨てられたひと
かくれんぼの時
最後の最後までみつからなくて
つ ...
塗りつぶされたような無が
地平線まで続く平坦な荒地を
軽やかに飛んでゆく
この
とても静かで安らぎに満ちた風景
墓石に腰掛けながら
盲いた老人が呟いた呪いのことばは
もはやだれ一 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創書日和「縁」 伏線
大村 浩一
自由詩
7*
07/4/30 23:38
被害妄想
RAVE
自由詩
2*
07/4/30 23:37
毒色
ルリコ
自由詩
0
07/4/30 23:37
糸
桜子
自由詩
4*
07/4/30 23:26
三角定規
零椅
未詩・独白
3*
07/4/30 23:25
マンゴーを待ちながら
シリ・カゲル
自由詩
1
07/4/30 22:57
古蝶石杖
砂木
自由詩
12*
07/4/30 22:56
今日を閉じる
アハウ
自由詩
4
07/4/30 22:53
染色体が夕日に染まる明日の午後には
ひろっち
自由詩
3*
07/4/30 22:50
つつじ
sebast...
俳句
2
07/4/30 22:47
ふるさと
山中 烏流
自由詩
4*
07/4/30 22:44
寝たきりの言葉。
atsuch...
自由詩
4*
07/4/30 22:35
はちみつの海
美雨
自由詩
4
07/4/30 22:31
自分の意味が生きている
ぽえむ君
自由詩
10*
07/4/30 22:10
楽園の鳥
A-29
自由詩
0*
07/4/30 21:59
システムエンジニア
松本 卓也
自由詩
3
07/4/30 21:29
望むだけでも構わないのならば
板谷みきょう
自由詩
0*
07/4/30 21:27
雨を待つ
weed &...
携帯写真+...
6*
07/4/30 21:23
アナログコミュニティ
酸素の枷
自由詩
1
07/4/30 21:17
fASt AS yOU cAn.
結城 森士
自由詩
3*
07/4/30 21:13
エモーショナルな動画 2(YouTubeから)
和泉 輪
おすすめリ...
1
07/4/30 21:13
すかしゆり
フユキヱリカ
携帯写真+...
4*
07/4/30 20:59
ピアス
有扉なぎさ
自由詩
1
07/4/30 20:47
バトンタッチ
酸素の枷
自由詩
1
07/4/30 20:16
読書
ポッケ
短歌
4*
07/4/30 19:48
春
歌乱亭カラス
短歌
2*
07/4/30 19:01
ぼく
んなこたーな...
自由詩
2
07/4/30 18:41
「 まあだだよ。 」
PULL.
自由詩
7*
07/4/30 18:39
捨てられたひと
小川 葉
自由詩
5
07/4/30 17:32
Annihilate poets!
大覚アキラ
自由詩
3
07/4/30 16:20
5617
5618
5619
5620
5621
5622
5623
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
5648
5649
5650
5651
5652
5653
5654
5655
5656
5657
加筆訂正:
シューティングスター、地上で
/
ポッケ
[07/4/30 19:15]
横書きに。
6.21sec.