下肢の無い僕はサーカスのピエロになりたくて 物心ついた時から 毎日車椅子を動かせて街に出て大道芸人の先輩の隣で滑稽なメーキャップとお母さんが作ってくれた服装でパフォーマンスの練習をしている
車椅 ...
「好き」だけじゃ
片付かない事も多いけど
「好き」だけで
片付く事もいっぱいあるんだよ
「好き」だけじゃ
許し合えない事も多いけど
「好き」 ...
ロマンチックなんていらねーよ
ささやかな秘密もいらないんだよ
全貌を早く耳打ちしてくれよ
パズルのピースの上に俺は立っているんだ
あんたが完成されてくれ
...
寝息が聞こえる
12時、目をあけている
ピンクの携帯は鳴らない
あなたからの安心をまっている
あなたの言葉を頭でくりかえし聴いている
あなたが触った頬の位置に手をおく
...
「明日へと向かって、前へと歩こう」
って、きみがいうから、
ぼくもついていくことにした。
きみは
ずんずんずんずん進んでいって
だんだん見えなくなっていった。
きみとぼくは
はぐれて ...
すぐに煙草に火をつける
うすっぺらの下着をさがす
うすっぺらの何かをポイとする
水をゴクンと飲む
目はあわせない
キスはもうしない
ラブソングが申し訳なさそうにかか ...
同じ教室にはともだちがいた。
白く消え入りそうななりをして、そのくせ刃のような目をする子だった。
その目は無邪気な好奇心と、大人への不信感にみちていた。
彼女は絵描きだった。
そしてき ...
うすいろの
はなびらが
はらはらと
散りゆくよう
なきぬれた
おもいでも
この春に
見初められ
ねもとから
べにがさす
わすれない
あなたのこと
...
整形美人で泣ける程
僕らの世界は
まだまだ綺麗で
実際問題
汚れてる部分なんて
全てを見れば
無いに等しい
鏡に
ナニガミエル?
(風向きはまだ、向かい風)
...
あなたはわたしの眠っている横で
わざとらしくページをめくる音
つよく立てて
降り始めた雨を受け入れる
くらいまぶたの中で
弾ける赤い頭痛
あなたの読んでいる一行が
鮮明に浮かび上がる 夢 ...
まだもう少し待って、とあなたに言うのですが
せっかちな人ですから
腕の切り口からはもう赤々とした血が
零れだしています
私は死装束をまだ縫い終わっていないので
すぐに追いかける ...
あらあらこんなに散らかして
歩く隙間も無いじゃないの
ちょっとコレ去年の雑誌よ
DVD返済期限切れてるじゃない
古雑誌を出す日は何曜日なの?
DVDはもう見たの?
このジュ ...
うしろに
おくってしまうのは
いやで
それでも
かついだままだと
つぶれてしまう
そこに おいて
じっと みていると
つらすぎて
だからといって
しまいこむと
いらい ...
ほんとうのことを
ほんとうのことばで
かいてしまうには
まだ はやすぎるので
いけのまわりを
まわるように
まんなかを
さけたことばを
かきつづけて
すこしづつ
ときはなた ...
ひとつ てのひらに
かすかな ひかりを
のせて
ただ それだけを
のせて
ひびの あゆみ
ゆるやかに
あおい そらに
くも しろく
しずまる ばかりの
みなもに
...
換気扇の音が気になって眠れないよ。
そういう君のいびきは換気扇の音よりはるかに大きかったけど。
僕は換気扇を止めてベランダで煙草を吸ったんだ。
角を取るなんてズルイ。
そういう君には一 ...
(1)
あかるい
闇。
あしおとが
だけが
3分の4歩 すすみ
7ブン の5 ホ もど
るるるるるるるるるるるるる
光は
くらい光を駆逐しそれはさらにあかるい光によって
な ...
そりゃ笑顔をつくんなきゃだめだってことはわかってるよ
一度習ったことは覚えなきゃならないってのもわかるよ
でもオレ疲れてんだよ
疲れてんのに
笑わなきゃいけねえんだよ
正確にスピーデ ...
そう そこに意味はないんだよ
ソーダの泡 はじけて
いつか 消えてしまうように
あるがままに あり
消えるがままに 消えていく
だから 光 とろけるように
のみこん ...
ぼくの目の前にある
かつて生きていたもの
世界に居場所を占めていたもの
首を斬られ
もがれ
焼かれ
また斬られ
飾られ
ぼくの目の前にある
かつて風を感じていたもの
ぼくの ...
土はそこから動けない
花もその場所でしか咲けない
水は下へしか流れない
猫は歩くけどなわばりを守る
鳥も飛べるけど巣へと帰る
魚もふるさとを忘れない
動く範囲のサイズは ...
2007/04/03
同人に
駄作と言われ
項垂れて
今晩寝ないで書き直そうと
とぼとぼと帰宅する
明日の朝
早く起きて書き直しても良いのだ ...
大都会
アスファルトの照り返し
ビルの光の反射
遠くに見える陽炎が暑さを誘う
ビル風の心地よさ
空を見ればビルが空を切り取り
電線が雲を彩る
僕は電車に乗る
加速していく風景
...
短歌撃て弾幕のごと花の昼
桜ならぶ坂道の夢のごとき明るさを此は上る時なり
遠くの月が淡く光を放ち
少し風の強い街の中を
一人歩いた
僕はもう
この街をあとにして
君のいない街に行かなくてはならないよ
さっきの君の涙に
しばらくは縛ら ...
灰いろの街の つましい
空をめくり やせた銀の鳥を
調達する 雨の歌の
粉をまぶし 油であげて
こりこり 食べる
朝刊から目を離さずに
気の無い空返事
それは。あなたの得意技
わたしが何を考えていようとも
お構いなし
空気のような存在
親しすぎる関係の果てに待ち受けるのは
そんな空虚さだ ...
炎は燃えてはいるものの
心底では完全に冷めていた
自分にとっての熱とは何なのか
光とはどういうものなのか
疑問とともに不安が吹き上げ
自分を見失ってしまったのだ
炎はゆらめいている自分の姿 ...
動物たちの暮らす森に、一匹のイボガエルが住んでいました。彼女には悩みがありました。からだのあちこちにあるイボから、いつもミルク色のべとべとがしみ出していて、そのべとべとが体に触れる草花や、遊ぼうと近寄 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕はサーカスのピエロ
はじめ
自由詩
5*
07/4/3 6:07
好きの秘密
優飛
自由詩
10*
07/4/3 5:39
井の頭線、向かい席の独り言が聞こえた
猫のひたい撫...
散文(批評...
3
07/4/3 4:49
電気をつける
〃
自由詩
2
07/4/3 3:52
ぼくの明日への道
壺内モモ子
自由詩
2*
07/4/3 3:49
あっというま
猫のひたい撫...
自由詩
1
07/4/3 3:29
男になりきれない、女になりきれない、手紙。【夜のみち。】
西瓜すいか
散文(批評...
1
07/4/3 2:55
鴇羽
明日殻笑子
自由詩
6*
07/4/3 2:41
選択肢
山中 烏流
自由詩
2*
07/4/3 2:07
蝶の群れ
及川三貴
自由詩
12*
07/4/3 1:35
ぶかぶかの死装束
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/4/3 1:22
救世主あらわる
mac
自由詩
3
07/4/3 1:18
ゆうぐれ
こむ
自由詩
2*
07/4/3 1:17
ことば
〃
自由詩
1*
07/4/3 1:13
ひとつ
〃
自由詩
5*
07/4/3 1:07
真純。
もののあはれ
自由詩
18*
07/4/3 0:34
Fetes(祭)2篇
角田寿星
自由詩
3
07/4/3 0:28
ぐるぐる
青の詩人
自由詩
2*
07/4/3 0:15
虹
大覚アキラ
自由詩
7*
07/4/3 0:15
グリルチキンハーブ
青の詩人
自由詩
3*
07/4/3 0:15
居場所
〃
自由詩
2*
07/4/3 0:14
駄作
あおば
自由詩
13*
07/4/3 0:12
新幹線
テルテル坊主
自由詩
2*
07/4/2 23:53
短歌
A-29
俳句
3*
07/4/2 23:53
時めく
〃
短歌
2*
07/4/2 23:48
さよなら
yoshi
自由詩
6*
07/4/2 23:35
そろもん(ワンダーシェフの話)
みつべえ
自由詩
4
07/4/2 23:29
あぁ
恋月 ぴの
自由詩
38*
07/4/2 23:23
冷めた炎
ぽえむ君
自由詩
4*
07/4/2 22:38
あるメルヒェン
シリ・カゲル
散文(批評...
3*
07/4/2 22:31
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
5648
5649
5650
5651
5652
5653
5654
5655
5656
5657
5658
5659
5660
5661
5662
5663
5664
加筆訂正:
フレアスタック ★
/
atsuchan69
[07/4/3 0:15]
派手目の格好で家を飛び出せば、→濃い化粧と派手目の格好で家を飛び出せば、
6.12sec.