■ 私の世界は貴方でできてた やっと今気づいたよ
■ もう少し夢を見させてこの臆病な私に
■ 回数を重ねるごとに深みにはまる
■ 甘い甘い毒が心を深く蝕んでいく
■ だ ...
客に魚を届け代金を受け取りそのまま後ろ向きに上手から登場)
本当に、有り難うございました。
(丁寧に礼を述べ、空を見上げて玉の汗を拭きながら)
いや〜、暑い暑い。
(初めて観客に向い)
しか ...
深い青色をした海が
少しずつ近づいてくる
わたしだけでは
とても耐えられない
そんな場所で
あの人は毎日
立ちつくしている
冷たい手のひら
からめた指がふるえる
見つめると
...
とっぷりと
暮れた空の中で
赤に染まりたいと願う
透明な私を
あの赤で彩ったら
なんて、なんて素敵なんだろう
と思う
折角なら
あの黒い鳥にも
絵の具になって欲しい ...
ありふれた街並みに
光が
やりきったことは
あるだろうか
光が
消えた
飛び出したその先に
何が
こみ上げた気持ちに
世界が
ただ消えていた
自分だけ
ゆっくりと
飛 ...
鉛筆の一側面の上半分が
白く光を反射している
右目で見たときと左目で見たときでは
白い光の領域が違う
僕は透明な手を鉛筆へと伸ばすが
途中で疲れて手は霧消する
鉛筆が置かれてあることと
...
今日も君はハイヒールを履いて
チラシを踏んづけて転びそうになって
ガニ股で踏ん張って
舌打ちをしたらやけに悲しくなって
走る必要なんかなかったのに走って
街から外へ出てきた
外に出ても ...
みじかな みじかに
三人の日もはやすぎ
(はやすぎっ
げっけいじゅの緑の花も
ひとしれずさきまたちり
ちりにかえるもひとしらず
さくらばかりがみほれられ
ほだされのまされ ...
夕暮れの風が皮膚に冷たくあたる頃
さざ波がわたしの足をさらっていく
水にうもれた死は
ゆっくりと潮をひいていく
(ゆれる)
悲しみに
消えてしまった夕焼け
わたしを照らすものは
無 ...
夜風が強くて
ガラス戸が揺れる
冬の断末魔のように
ガラス戸が揺れる
蠅が一匹手を擦り
未来の行方を見つめてる
ビー玉が溢れんばかりの
夜の底
何も語らぬ
夜の底
カラスた ...
青年は蛮声あげる暗黙の絵画のような空にむかって
麦垂れるわが過ちを焦点にあたたかき闇充満してゆく
失うものなければ雲の峰仰ぎ草笛吹きつつ孤独を癒やす
草若葉母の罪つぐなふべきに
青年は明日にこがれて桃の花
芹の水嘘を真にしてうつる
【序幕:東ヘ向カウ】
呼ばれた気がしたから
振り返る、
ソラミミ。
カイヅカイブキのうねるような影に怯えて、
足が竦んでしまったのです。
バスの接近知らせるランプが、
少女を酷く不 ...
ルール
1.言葉をその言葉が意味するように使ってはならない。また、その言葉が意味しないすべての意味からもその言葉は排除されていなければならない。
2.言葉は、その言葉が指し示す全ての音声、 ...
春の海はやわらかい
海と空との
地平線は線ではなく
ぼんやりとしている
春の空はやさしい
山と空との
地平線は線ではなく
崩れた帯のよう
近くで波の音がする
何度も繰り返すも ...
この石ころは
どっから来たんかな
遠い遠いまだ教科書でしか見たことない
ヨーロッパとかから
来たんかな
学校帰りの小学生や
ちょっとムシャクシャしてたおじさんや
いろん ...
ものがあふれている
それらを所有しようとは思わない
ものがあふれている
それらは心を満たさない
田舎にひっこんで
つつましく暮らし
ものがあふれている都会に
ときどき遊びにくれば
...
テストでいい点をとったら
「それでこそ俺の娘だ。」と
テストで悪い点をとったら
「俺の娘だからしょうがない。」と
いつも頭をなでてくれる
そんなあなたの娘でよかったよ
なん ...
かっ、
かたん。
がさごそ、
がさごそそぞ。
ご。
ご。
ごっ、
物音がする。
隣人は今夜もお出かけらしい。
今月はこれで二度目だ。
こんな真夜 ...
カッコ悪くて何が悪い?
往生際が悪くて何が悪い?
歯磨き粉は最後まで使いきれ!
アイスコーヒーは最後まで吸い尽くせ!
残り少ないアイスコーヒーをストローで音を立てて吸うのは迷惑かもしれないが
...
6月の雨の中の森
1ヶ月だけ君は生きていた
風に任せて森の葉の匂いを僕へ漂わせる
僕は自分の涙の中に沈んでいたよ 夜も朝も
これじゃあ「今 会いに行きます」と被っちゃうけど その頃は ...
再生
何もない荒野に
芽が吹き雨が降り
もう一度すべては
はじまってゆく
空は青いよ
海も青だよ
新しいいのちが
生まれる場所
燃え上がる、
緑 ...
百万塔陀羅尼(だらに)と呼ばれている、世界最古の印刷物としての本があるのをご存知だろうか。
これを知ったのは20年ほど前、実際に古書店をしてらっしゃる直木賞作家、出久根達郎氏の随筆によってである ...
札幌発・北斗星4号
B寝台で向かい合わせた
働き盛りの会社員の
聞こえそうで
聞こえない
独り言を呟く癖が
あまりに父に似ていたせいで
初めて上野に行くというのに
考えるのは父のことば ...
君と二人で
洗濯物を干していると
いつしか春の村雨が降ってきた
二人はしばらく 空を仰いでいたけど
やみそうにないと分かった頃には
お互いびしょ濡れだったから 着ていた服まで竿に ...
いい人になりたければ
いい行いをするといい
いやな人になりたければ
嫌がる事をすればいい
帰り道にでも聞いてみよう
私は誰なのか
通りすがりのおじさんは き ...
久々に付けたラジオ
ゆっくりチューニング
雑音混じりのロックが聞こえる
ここから聞こえるその声が、君からの愛の囁きならいいのに
真夜中は寂しくなるの
静寂が嫌いだから、ラジオ ...
わたしはいつもからっぽだから
へやでしよう
しょうがやきと
キウイのサラダと
ビールのあとで
ねむくなるまえに
へやでしよう
ねむくなったら
...
2007/04/29
空飛ぶ独楽を回してる
空を飛ぶなんて
嘘でしょ
嘘!
嘘おっしゃい
ごちゃごちゃと言われて
紐が絡んで回らない
回らない独楽が
困った ...
恋愛が終わるとキンタマまでおかしくなるのか?
かゆくてしょうがねえよ
ちゃんと洗ってるのにさ
ブテナロックが効かないってどうゆうこと?
けっきょくおれらは何一つつかめやしなかった
なーん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いちぎょうのうた3
朱華
自由詩
1*
07/4/29 11:36
魚売り
板谷みきょう
散文(批評...
0
07/4/29 11:30
海の底
今田コボ
自由詩
12*
07/4/29 10:42
夕方の空
山中 烏流
自由詩
10
07/4/29 10:14
Jump
美月朱恋
自由詩
1
07/4/29 10:08
缶
葉leaf
自由詩
16*
07/4/29 9:59
弱い音
チグトセ
自由詩
9*
07/4/29 9:58
花階段のぼる
知風
自由詩
2
07/4/29 9:56
わたしこんなに悲しくて
今田コボ
自由詩
7
07/4/29 9:46
夜の底
村木正成
自由詩
3*
07/4/29 9:18
草笛
〃
短歌
2*
07/4/29 9:13
青年
〃
俳句
2*
07/4/29 9:08
夜ヲ泳グ。
紅魚
自由詩
9
07/4/29 9:04
ルール
ななひと
散文(批評...
1
07/4/29 8:47
少しずつ夏
ぽえむ君
自由詩
21*
07/4/29 8:05
石ころ蹴り
なかがわひろ...
自由詩
8*
07/4/29 6:54
もの
小川 葉
自由詩
2
07/4/29 6:17
前略 お父様へ
優飛
自由詩
9*
07/4/29 5:36
「 隣人。 」
PULL.
自由詩
5*
07/4/29 5:02
Never Give Up
新守山ダダマ
自由詩
9
07/4/29 4:57
終わりなき詩
はじめ
自由詩
3*
07/4/29 4:06
再生
ソティロ
自由詩
5*
07/4/29 3:54
百万塔
カスラ
散文(批評...
1
07/4/29 3:23
父から学んだのはネクタイの結び方とバナナシュートだけ
たいにぃぼい...
自由詩
7
07/4/29 3:09
春の村雨
Hantam...
自由詩
0*
07/4/29 2:31
いい人
〃
自由詩
0*
07/4/29 2:04
ラジオ
ことは
自由詩
0
07/4/29 1:43
へやでしよう
美雨
自由詩
3*
07/4/29 1:38
独楽の台詞
あおば
自由詩
8*
07/4/29 1:22
波音
A-29
自由詩
0
07/4/29 0:42
5623
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
5648
5649
5650
5651
5652
5653
5654
5655
5656
5657
5658
5659
5660
5661
5662
5663
5.71sec.