タイムの花が咲いてる
私の知らないうちに

がっかりしてても
しょんぼりしてても

同じように時は過ぎ
また花は咲くんだね

メリケンヒーロー空を飛ぶ
今日も国民の為に空を飛ぶ
みんなを守って満面の笑み
画面の向こうでこの俺が
「気持ち悪ぃ」と呟くも
彼は矢張りヒーローなのだ

メリケンヒーロー空を飛ぶ
...
『経済』
 
私のため
ひとつ法律を
さらり書き上げる
揺れるカーテンから
隣近所の花壇の香り
風と共に
 
ふたつ階段を
のぼってくるり
振り返っても私はいない
 
人をな ...
レインボーブリッヂはセヴンブリッヂ。
七つの色は罪の色。
「まるでトウキョウみたい」と僕は呟いたのでした。
海も山も陽も街も
自分も俺も全部嫌いな勝手な女が言ってたんだ
「あの橋は河を渡る為にあるんじゃない。
 あの橋は河で溺れる為にあるのよ。」
最初は何を言ってるのかてんでわからなかったけど
最 ...
ある学習塾の学生講師は理想に燃えていた
自分の抱いた教育を実践しようと
会社で用意した教材は一切使わない
会社に残り家でも考え
時には大学の講義も放棄して
自分で作成したプリントを配っては
...
油絵の夜を逃げ出した。
すっかり晴れた気分だが
本物の太陽少し眩しくて
早速蕩けてしまいそう。

憧れた世界。
これが案外広いんだ。
憧れの在処は意外に遠いから
君に手紙を書くよ。
...
仕事 ほっぽり出して
詩なんて書いてる
なんか悩んでる
25歳 初恋でございます



ほしいものは なんでもあげる
いらないものは全部捨てていい 無理しなくて良い


微々たる ...
子供の頃、僕らは社会見学で宇宙船を見に行った
飛行場の長い滑走路に降りてきたそれは
船体に星空を貼り付けているわけでもなく
凶暴な触手の持ち主が船体を食い破っているようなこともなかった
船から ...
降り積もる白雪は
全ての音を吸い込んで
今日も視界を埋めてゆく

白く閉ざされた世界の扉に
近づく不安は忍び足

積み重なった雪が溶けるとき
あなたの気持ちが解ければいいと

そう ...
君から奪ったギャルソンのコート
とてつもなくカッコいい
真っ黒でサイズも僕にピッタシ
ソレを着ちゃったら
僕は君のよーにお洒落になれたよーな気になってしまうんだ

君から奪ったギャルソンの ...
いま
{ルビ仄=ほの}明かりの部屋がとても寒くて
ぼくは
コカ・コーラの気が抜けてゆく潮騒の中で
花が開いていくのをじっと見ている
足が冷たく
息の僅かな白さの中に
ちいさな子供だった頃 ...
物の見方を変えるために
距離を置く

物の良いこと悪い事
その両方が見ることが出来る

俺はこの前

詩を書く事に

距離を置いてみた

自分は綺麗事を並べているだけなんだろう ...
「楽しいイベントの中にも
悲しい出来事が含まれている
順調に進んでいるように思えても
簡単に振り出しに戻ってしまう

悲しいイベントの中にも
楽しい出来事が含まれている
一回 ...
{引用=




  手紙のうえを 匍匐する 春の補色残像と 虚飾で
  ペン先が 紙を愛撫する この前頭葉には 潤いが
              どうも足りず 西洋風の
  横書き ...
?.

なんだかみんな似てるね
みんな美人ぞろいだね
あのこ ああ、あのこなんか
絵にしても いいね

なんだかみんな似てるね
でもおまえだけ少し違うね ...
帰宅ラッシュだった
階段で圧力に耐えかね
ひょろ長い女の背を
あわあわと胸で押してしまった

(押すなよおっさん!

おっさんではない
武士である



{ルビ法度=はっと}に ...
陽光 燦燦
青空へ 誘う 透明な想い

世界は 光の乱反射
聞こえない 音の余韻

コップに溢れる 炭酸水
綺麗な 想い出は 弾け散る 青だから

この青空に 記憶させる 注ぎ込む
...
一。



昨日はちょっと、
あたしが言い過ぎた。
…のかもしれない。
でも、
あやまらない。
あやまりたくなんてないもん。
あんな言い方なかったも ...
草の汁の香
冬の忌に満ち
かさぶたとかさぶた
双つの雨粒
ゆるりと肌に消えてゆく


脚の十字 手の十字
持ち上がる夜と闇の音
落ちる音 穿つ音
かたちを残し
流れ去る音 ...
知らないのは罪じゃないよ
でもね知ろうとしないのは
きっといけない事だと思うんだ

目を背けていつまでも知らんぷりじゃ
いつの間にか置いてきぼりだよ


昨日よりも少しだけでも ...
 幻聴 それは孤独な僕には良き話し相手さ
 灰色の荒野には凍り付いた骸が地平線の向こうまで続いている
 僕はその真ん中に胡座をかき 両手を合わせて宇宙から風に乗ってやって来る煩悩を心に取り入れてい ...
 まだ興きたばっかりの国同士が争っていた頃
 僕はある国の一下級兵士の息子としてこの世界に生を受けた
 子供の頃から疎開が絶えず 友達も将来は兵士になって国の為に尽くすと教育されていた
 僕は戦 ...
 朝なのに彗星の流れる音がした
 朝の森閑たる雰囲気を突き破り
 僕の家の隣の道路を通っていった
 それは自動車の奇妙な睦月の風を切る音だった
 一つ大きくプシュー と頷いて バスがアイスバー ...
夜が明けると波止場ポートの灯台は
徐々に群青の色が抜け、
映えのある黄緑色に落ち着いた。

僕たちに対して親密な光はここにようやく「始まり」というストーリーを送り、次に「終わり」というストーリ ...
眺めるのは

不安、この先の先の方の、
それ、キリンの首の長さで、それ、
真っ直ぐの横顔で、
それ、お前も好きだろ、それ、
オレ、男だけど身ごもっちまった
それ、渦巻きの中の
...
月が照らすだけの何の変哲もない住宅街の真夜中の風景
それはどんな偉大な芸術も敵わぬ美しさ
永久に続くかのような静寂
新聞配達のバイクの音がそれを引き裂く
それはまるで壮大なオーケストラのようで ...
僕は
まさに僕のような人間が、犯罪者になるんだろうと思った。
だけど僕は恵まれていて幸せで
犯罪者になることはなかった。
だから
僕は犯罪者に憎まれているんだろう、と思った。

そんなあ ...
「三百円のお返しでございます、ありがとうございました」

しまった。

おつりを財布の中にしまう前に、財布をバッグの中にしまってしまった。

「要領が悪いわねえ」なんて、店員さんに思われた ...
薄暗い部屋の中で何を思う
何故かこの空間はとても幻想的だ
世界の全てが嘘に思えてしまうくらいに
己の存在もよく分からない

全ては台本に書かれている
生きるとはそれに従うことだ
と誰かが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
タイムweed &...携帯写真+...4*07/4/5 15:53
1、2、HERO虹村 凌自由詩1*07/4/5 14:37
経済柴田柴助自由詩207/4/5 14:15
トウキョウセブン虹村 凌自由詩2*07/4/5 14:11
セヴンブリツヂ自由詩3*07/4/5 14:09
理想の教育ぽえむ君自由詩4*07/4/5 14:05
夜の窓辺に。チェザーレ自由詩407/4/5 12:51
25北大路京介自由詩11*07/4/5 12:04
社会見学から地球崩壊まで楢山孝介自由詩6*07/4/5 12:03
朱華自由詩4*07/4/5 11:54
君から奪ったギャルソンのコートうおくきん自由詩3*07/4/5 11:41
花冷え水町綜助自由詩35*07/4/5 11:23
距離を置くテルテル坊主自由詩3*07/4/5 11:04
人生ゲーム1486 1...自由詩9*07/4/5 10:59
tegamiはらだまさる自由詩11*07/4/5 10:39
おまえからすべて奪って水在らあらあ自由詩2307/4/5 10:31
武士のきもち佐野権太自由詩34*07/4/5 10:12
青空に記憶させるアハウ自由詩7*07/4/5 9:47
「 あーそーぼっ。 」PULL.自由詩5*07/4/5 9:31
ふるえ はざま木立 悟自由詩407/4/5 7:25
輝きながら優飛自由詩5*07/4/5 6:52
いつかブッダになれたらはじめ自由詩4*07/4/5 6:10
スジャータ・マリア自由詩2*07/4/5 6:10
朝の傾聴自由詩1*07/4/5 6:09
*波止場ポートチグトセ散文(批評...0*07/4/5 5:42
落伍と誕生と展望とヨルノテガム自由詩3*07/4/5 5:31
夜が明ける頃に鋼鉄漢自由詩307/4/5 4:26
スミザリンチグトセ自由詩5*07/4/5 4:05
しまいわすれたおつり壺内モモ子未詩・独白9*07/4/5 3:06
真実鋼鉄漢自由詩407/4/5 2:49

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加筆訂正:
武士のきもち/佐野権太[07/4/5 15:21]
やや修正
花冷え/水町綜助[07/4/5 14:12]
若干加筆
社会見学から地球崩壊まで/楢山孝介[07/4/5 13:14]
終盤若干修正
6.27sec.