あの夜
ひとつの蕾から
散っていった桜の花びら
ふたひら
ふたり別々に
零した涙のように
優しげで
気まぐれな微風が
さらに引き裂く
交わることない
果てのような遠くへ
...
恋をしたその帰り道
商店街で見つけたコロッケパン
食べながら歩いて家に着く
どんな味だったのか忘れたけれど
胸がいっぱいだったと思う
デートをしたその帰り道
またコロッケパンを買って
...
{引用=くりかえされる、すべてのいのちと
いとおしきわたしの二人称たちに}
わたしがあなたを産んだそのとき
それとまったく同時に
あなたがわたしを産んだのです
この、配線だらけの街の ...
嫌気がさすんだ
ぜんぶ夢だったらいいのに
起きれば楽しい日になってる
そうなって
そうなってよ
もう嫌 ...
うがぁ
って
さけぶと
みみたぶから
かさぶたの神
おりたつ
しろいゆきは
まだ室内
せんたくものにも
とおい記憶を
もたらした
しんまでこおる
見知らぬまちから
夕 ...
てへっ。
てへへ。
イキナリだけどさ
いいかなぁ?
振られたくせにね。
駄目なんだよねぇ。
ごめんね。
大好き!
って
いっていい ...
隣の部屋に カワイイ娘 越してきた
私の心には キツツキが 越してきた
陽が沈み辺りが暗くなる。
さぁ、夜の始まりだ。
楽しい宴の始まりだ。
みんな外へ出て騒ごうではないか。
遠慮することはない。
陽が昇るまでの僅かな時間だ。
自分が自 ...
最近良く考えるようになったの。
今自分がしたいこととか自分が今求めてるものとか。
きっと今は情緒不安定で、誰かに頼りたいけど頼りたくない、そんな自分な気がするの。
良くわかんないけど ...
近付きすぎない方がいい
傷付けてしまうから
当てにしてしまうから
裏側は見せない方がいい
幻滅させてしまうから
夢を壊してしまうから
輝きすぎない方がいい
私が目立 ...
ブーン、ブーン、ブーン、ブーン・・・・
風に葬られ、散り急ぐ花は
雪の女王に見初められたのは確かで
陽射しは雲の彼方
雷雲と駆け引きをしている
パァッと潔く消えてしまえば、良かっ ...
ふざけて
どっかの誰かとジャレ合ってた君が
急に心配そうな顔するから
切なくて
切ない微笑みしか浮かべることが
できなかったじゃないか
同じ番号が何度も液晶に表示されるB級ホラーな現実
純度のたかめられた質の高い結晶が通過するたび
搾取されてひからびていく平等
ゾンビから脳がながれだし
ゆびがとれちゃったよー
うう ...
*
花は
斜陽に灼かれ
焦がれる音色、
ぐすぐすと、
春の夜の匂い
*
散りながらも、
果て知らぬ増殖
...
滅んでゆく地球
エントロピーは増大し
全てが歯止めが効かず
めちゃくちゃになる
地球は泣いている
森の毛は抜け落ち
ハゲ頭になる
物が循環しない
負のフィードバックは消え
正 ...
●【interviewer】--------。
「詩ですか。 書いたことないですねぇ。」
●【interviewer】--------。
「私が書いてるのは ...
言い訳をした
それは最低な言い訳
あの娘はもういない
また舌打ちが響く
天気は悪くない
気分が悪いだけ
どうしようもなかったのさ
どうしようも
天気は悪くない
気分が悪い ...
私は私なので
私にしかつくれない詩があるはず
けれども
その言葉が見つからなくて
いつもずっと探してる
私は私なのだから
私にしか歩けない道があるはず
けれども
その道に辿りつけな ...
最寄り駅にあるキヨスクでは
店員のおばちゃんが詩集を売っている
おばちゃんの書いた詩や
駅員の書いた詩や
ホームの柱に落書きされていた誰かの詩が
そこには載っている
地域住民の出した詩 ...
その理論はすべからく間違っている
と僕は彼に言った
この部屋の中を見回してみろ
居眠りしてる奴らばっかりだろう?
教授の経済談義を真面目に聴いてる奴なんて
その数はいかほどのものかと言え ...
むかし空には大きなバケツがあって
悲しいことがあると人は
そこまで悲しみを捨てに行った
ある日両手いっぱいに悲しみを抱えた大男が
そのバケツをひっくり返して
中身は空の隅々まで散らばってしま ...
不遇、
と揶揄されようがそんなこと
とくに問題じゃないんだ
とにかく馬鹿な話が多すぎる
不条理なことが多すぎる
現実は
なんだってんだ
順列をもっとよく把握してくれ
もっと本気でやって ...
ゆっくりとひらいてゆく 瞳の奥にある泉
深い水色の かなしみに似た 透明な水
ちいさな しかし 底の見えない泉
そのほとりで 小鳥たちは さえずります
悲鳴のような声で 切り裂くように
...
イーサーになりたいと君が言った
そんなものはないと俺が言った
星、星、と君が言うから空を見れば海だった
水と煙に呼吸があるなら
与えられて/合わさって
灰水の洩れる絶望が
生まれる時の絶望 ...
私の中にある哀しみについて
いつか
あなたに届けたい
自慢するだけの
不幸もないので
私はいつも黙ってしまう
やさしいね
人はみな不安だ
東京にいくと
いつだってそれが見 ...
ある日
贈り物をしようと出掛けた
セーターを買いに行き
サイズを聞かれた
わたしは答えられない
靴屋に行き
やはりサイズを聞かれ
答えられない
ネクタイを買いに行って
好みの ...
キュー
首が絞まる
そのままいけたら
幸せなのに
タラリ
血が垂れる
このまま死ねたら
幸せなのに
自殺行為
一人
鏡
目が合う
お前は誰だ
動物にだって喜怒哀楽があると思うけれど
動物も考えるのかな
人間は人間の言葉でモノを考えるけど
例えば犬は
ワンワン、クーンって
犬の言葉でモノを考えて
猫は
ニャアニャア、ミャアオって ...
生まれる前の記憶の糸を
今夜 静かに紡いでみれば
狂った宇宙の青い砂
目覚める白い破壊の季節
飛び立つ呪の赤い鳩
切り裂かれてゆく
痛みのなかで
見上げていた ...
人とは何故
既成概念の下、生きなければならないのだろうか
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふたひら
乱太郎
未詩・独白
8*
07/4/10 22:07
コロッケパン
ぽえむ君
自由詩
14*
07/4/10 22:05
流転する、すべての
望月 ゆき
自由詩
39*
07/4/10 20:36
応援歌
哀音
自由詩
2*
07/4/10 20:35
無題
キメラ
自由詩
4
07/4/10 20:07
再度告白
愛心
自由詩
2*
07/4/10 19:57
キツツキ
むむ
自由詩
1
07/4/10 19:52
夜の始まり
依玖侘 なつ...
自由詩
0*
07/4/10 19:27
自分色。
〃
未詩・独白
0
07/4/10 19:21
月
1486 1...
自由詩
12*
07/4/10 17:30
*金属は湿っている*
かおる
自由詩
9*
07/4/10 17:16
・微笑みの・
はち
自由詩
6
07/4/10 17:15
同じ番号が
モリマサ公
自由詩
4
07/4/10 17:04
桜、炎上
橘のの
自由詩
1
07/4/10 16:53
この地球に産まれ
ペポパンプ
自由詩
3*
07/4/10 16:40
interview
北大路京介
自由詩
6*
07/4/10 15:32
言い訳
ブル・リー
自由詩
3
07/4/10 13:52
私は私をまだ始めたばかり
ぽえむ君
自由詩
13*
07/4/10 13:12
キヨスクと詩集
楢山孝介
自由詩
24*
07/4/10 13:09
経済、飲み会、昼寝
チグトセ
自由詩
3*
07/4/10 13:00
さかさバケツ
たもつ
自由詩
18*
07/4/10 12:45
鼻血、倒れた椅子、短い悲鳴
チグトセ
自由詩
4*
07/4/10 12:19
spring
大覚アキラ
自由詩
3
07/4/10 11:32
イーサー/イーサー
石田 圭太
自由詩
37
07/4/10 11:03
シェル
uminek...
自由詩
15*
07/4/10 8:05
春にうまれたあなたのこと
藤丘 香子
自由詩
41*
07/4/10 7:21
夜二時
kei99
自由詩
1
07/4/10 5:18
命のふしぎ
壺内モモ子
自由詩
5*
07/4/10 3:13
きらめき
黒猫館館長
自由詩
5
07/4/10 2:04
慟哭
電子ノ猫人
未詩・独白
2*
07/4/10 1:48
5606
5607
5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
5615
5616
5617
5618
5619
5620
5621
5622
5623
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
加筆訂正:
ほら、デキソコナイ達が夕陽に向かって並んで歩いていくよ。。
/
ツ
[07/4/10 10:53]
ケータイの奥底に入ってた、書いた記憶のない稚文を、そのまま転用。モチロン、「あるあるねつ造問題」とは無関係です。
8.8sec.