庭の木にニンジンがなっていました
友だちは一本もぐと
器用にカッターを操って
舟の形にくり抜きました
池には用水路で捕まえてきた
小さな黒い棒状の魚が群れて泳いでいました
浮くことなくニン ...
めざまし時計をかけずに眠ろう
ぼくが目を覚ますとき
きみは
新しい場所に住んでいるだろう
新しい仕事に就いているだろう
新しい恋人と付き合っているだろう
どうかぼくのことを忘れて
幸せに ...
わかったつもり、というものほどあやふやなものはないと思う。
そして、わかったつもりで何かを語ることほど、無様で格好悪いものはない。
そもそも、わかったと思っている主体である『私』自身は一体何者 ...
君はアイドル みんなのアイドル テレビの中で笑ってる
君はアイドル みんなのアイドル 僕だけの君じゃない
歌に舞台に ドラマにCM
映画 ...
空が咲いています
ふわふわ咲いています
何もかも時が止まったように
やわらかく咲いています
山が沈んでいます
その中を鳥が泳いでいます
人が逆さまになって
咲いている空を見ながら
手を ...
少年は手にもっている一つの林檎を空に向かって投げる
するとそれは翼を拡げる鳥になった
少年は青い空が好きだった
空の中は永遠に汚れぬ世界であると信じていた
少年はどこまでも途切れぬ煙突 ...
黒い扉
開けると
まだいる
まだいる
雷を落とした人
僕の脳
完全に痺れたよ
手に持った好物から
温度感染して
見事冷えてしまったよ
目を瞑ってしまったよ
健全だったコアたち
...
あ、うんこ食ってから飯にすりゃよかった〜
は
うんこしてから飯にすりゃよかった〜
の
言い間違い。
ネコしか聞いてないから訂正する必要も無いが。
今さらながら驚いてしまうのだけど
あなたはまだ生きているのだった
毎日とんでもない数の人が死んでゆくというのに
あなたより年若いバカが自殺するというのに
あなたが死んだという連絡はまだ入らない ...
鏡台を売るとき若き母うつり秋風にわが身を虐げる
怒りなる林檎投げつけ少年はジャーナリズムの正義疑ふ
叔父いつも偽善者ならむと決めつけて蒲公英踏みつけ青空仰ぐ
わが物とすべき湯船に春の月
煙突の煙途切れぬ啄木忌
葱坊主父問ふてみて家暮らし
ぽっちゃりな朝を抱いていた
ムキムキの昼に抱かれてた
真っ赤な夕方に怒られた
抱き抱かれ怒られて性欲は薄れてしまったので
夜とは一晩中語り明かした
他愛もない話だった
どうでもいい話だった ...
胸が ねえ、どきどきするんですよ。
自分が無知であることが、そんなにこわいのかい?
声なき者の声を聴け、
自分は何も知らないことを知れ、
それまで隠されていた「 ...
戦車の中に雨が降る
操縦士は酸素ボンベを着用
ダイバーライセンスは一級
言葉を発する事は無く
ジェスチャーで意思の疎通
砲弾を装填
砲弾を発射
砲弾が着弾
砲弾が起爆
...
泡になって消えても
犯されたいのはあなたにだけ
依存してゆく夜
痩せた胸に突き刺す残像
魅せられて
堕ちてゆく蒼い闇の底
微生物の体育館と
機械樹の体育倉庫を飛び回る朝は
飛び越えてはいけない地平線と日付変更線を越えてしまった
もう手遅れかもしれない
ジャンボジェット機はサマージャンボ宝くじと一緒に ゆっくり ...
キミの気持ちになりたくて
キミと同じマイルドセブンを吸ってみた
吐いた煙が目にしみて
キミのようには涙を流せなかった
キミの気持ちになりたくて
コントラバスを弾いてみた
キミと同じ音は ...
―お向かいのお母さんとお嬢ちゃんが僕の庭のさくらんぼうを盗むのですがそのひそひそとした犯行が可愛いのです―
もうちょっとしたらもっとおいしくなるのよ(ひそひそ)
あさってとりなさい(こそこそ) ...
【失語症】
嗚呼 宵闇に
涙するは金糸雀
その二つの金の眼は
ただ在るべき姿へ
還りたいと
白い頬を濡らすけど
涙を拭ってくれる
愛しき彼の人は
既に霞ん ...
交差点で迷子になっていたラマを
保護した警官の官舎には
ひまわりに似た花が
誰かのために一年中咲いている
庭の木々は良く育ち
晴れた日はアスファルトの道路にも
木漏れ日を落とした
通学路 ...
あなたが去り
私は、失った
その墓には、名前がなかった
私が愛した、名前がなかった
今太陽が割れて浜を照らす
その潔癖なほどまっすぐに
見下ろし揺るがぬ様は
カル ...
夕日がくれた
虹色のプレゼント
こたつの中で
何本もの足たちが
陣地を取り合っている
頃
まどろみはそっと
瞼をノックして
心地好い終わりに
私を包もうとしている
目をしばたかせて
現実を直視
...
とても独りじゃ持ちきれない荷物
「持ってやるよ。」って
ひょいとかついで
私の半歩前を歩くあなた
きっと顔は苦しそうなんだろうけど
背中は大きくて
とっても ...
最近気が付いた事象。
僕が思うに。 これが大前提なのです。忘れないで下さい。
−−−−−−−−−−−
ある人が言いました。「絶対は存在しないね」
「どんなも ...
少しだけ明けた窓から
春の朝の冷たい風に包まって
透明な世界の感覚に浸って
こんな朝には
マグカップ一杯のアメリカンコーヒー
やっぱり緑色の缶じゃないと
様にはなら ...
海岸に太陽が落ちていたので、
拾ってポケットに入れた。
手のひらは、
じゅって、
音を立てて燃えたけど、
そんなの気にならなかった。
どうしてもこれを、
...
青色はあの日見た夕焼け前の空の色
くすぐったい君の前髪はいつの間にか輝いて
僕の心にひどく青色の斜線を引いてしまった
ゆるがない気持ち
たゆたう心音
平行線は絶え間なく伸 ...
風邪を引いてしまいました
熱があるわけではないのだけど
のどが痛くて鼻水が出て
とっても不愉快
アメリカに留学中に
風邪を引いたときには水をたくさん飲みなさい
ってホストマザーに言われ ...
難しいことも簡単な言葉で説明できるようになること
それはとても素晴らしいことだけど
私は実はそのことをあまり歓迎できないのだ。
私の中には妙に頑ななところがあって
私が一生懸命、時間も労力 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
前日
たもつ
自由詩
8
07/4/26 15:11
長い眠り
壺内モモ子
自由詩
0
07/4/26 15:10
「わかる」ということと「リアル」について
大覚アキラ
散文(批評...
2+
07/4/26 13:48
アイドル
北大路京介
自由詩
6*
07/4/26 13:35
空が咲いています
ぽえむ君
自由詩
10*
07/4/26 12:51
空
村木正成
自由詩
12*
07/4/26 12:42
過去の姫
RAVE
自由詩
0
07/4/26 12:32
言い間違い
A-29
自由詩
1*
07/4/26 12:08
地球の生活
佐々宝砂
自由詩
15*
07/4/26 12:05
青空
村木正成
短歌
5*
07/4/26 11:43
父
〃
俳句
1*
07/4/26 11:36
夜はゆっくりと老けていった
楢山孝介
自由詩
3*
07/4/26 11:31
はじまりのダンス
麻生瑞乃
自由詩
1
07/4/26 11:23
雨の戦車
狩心
自由詩
5*
07/4/26 11:17
少年人魚
衿野果歩
自由詩
3
07/4/26 11:02
飛び回る朝について
狩心
自由詩
5*
07/4/26 10:59
キミの気持ちになりたくて
柴田柴助
自由詩
4
07/4/26 9:47
さくらんぼう泥棒
A-29
自由詩
9*
07/4/26 9:33
失語症
華水蝶子
自由詩
4
07/4/26 9:07
木漏れ日隠れ
たもつ
自由詩
8*
07/4/26 9:07
その墓には名前がなかった
soft_m...
自由詩
9*
07/4/26 8:48
置き土産
優羽
携帯写真+...
1*
07/4/26 8:43
こたつ日和
山中 烏流
自由詩
10*
07/4/26 7:36
旅は道連れ
優飛
自由詩
8*
07/4/26 7:16
絶対の絶対。確定の確定。
箱犬
散文(批評...
1*
07/4/26 7:06
訪れた春の心象を詩に写し取る朝
ジム・プリマ...
自由詩
0
07/4/26 6:50
「 ポケットの中の太陽。 」
PULL.
自由詩
15*
07/4/26 6:49
僕は青色が好き 、目眩。
箱犬
自由詩
4
07/4/26 6:25
風邪と水
相良ゆう
自由詩
1+
07/4/26 5:38
諸行無常
〃
散文(批評...
1
07/4/26 4:51
5629
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5669
5.28sec.