無数の花びらたちが帯のように
川の両端を縁取りながら流れている
私は冷たい雨にかじかんだ手のひらで
傘を握り橋の上からそれを見ていた
けれど川にも街にも花びらにも色は無い
ふと見れば ...
あるいて あるいて あるきつかれたら わたしの もとに きなさい 。わたしがながぐつを 貸して あげよう
空のたにまに ただよう くも さくらは 激しく てりかえす ほしのかなたに 虹は みえるけれど 今は 気にせず 歩いて いこう 。
きのう吹いたつめたい風が
あれは冗談とほほえんで
春の粒子を散りばめたなら
さくら通りは魔法のアーチ
鳥がね
枝を渡って
ほら
花びらたちが
くるくると
...
太陽の沈没
それは覚醒の合図
長い長い一夜の始まり
眠らない
さながらアタシは吸血鬼
近ごろ少々人間不信だ
もとから信じきってはいなかったけれど
今ではすべて ...
桜の咲く季節
揺り椅子に腰掛けた僕は
また一つ歳を重ねた事に気付く
後何度
君とこの桜
見る事が出来るだろうか
春の陽射しは
二人の人生を包み込み
...
ベッドのへりからあおむけで見つめる
まるい蛍光灯
目を閉じて追いかける残像は
欠けたのか
届かないのか
つながらない輪の形をして
黒の中に赤く燃えて
中も外も見えないほど燃えて
そ ...
あてない希望を何処に探す?
ずれて 滑る貴女の心根
気付けば誰もが超回転
笑えない
後回しにされそうな貴女は
後が無く 崖淵に危ない
気がふれる程の優しさを
いつでも欲し ...
長袖の一縷の解れに砂集まる
葉が止まる空中の奥に世界地図
つちくれ赤らむ妄執待ちきれず耕す
漂白された信者らの手に小さなギヤ
記憶に触れてトキの死・海の名を統べる
曇り空 ...
あなたへの想いを響く音にして
閉じ込めた心の猫目石
口付けて震わす閃光の弦
石に刻みつけたのは
ガンジス川の砂の数
それほど遠い過去世のこと
二人の日々
誓いの言葉
清音に震わす心 ...
選ぶハアトは 今日はどれがイイ?
いつもの笑顔を出せる ほうがイイ
幸せなら あの顔で
笑えるなら このままで
今日は雨でも 明日に晴れればイイ
確かな答えを見つけて早くs. ...
ヒトは、かなしい生き物です
泣きたくても、
笑っていたりします
ヒトは、かなしい生き物です
思っていることと、
ちがうことをします
ヒトは、かなしい生き物で ...
死を意味する季節
冬
しんしんと
音も無く
積もる雪
大地や植物たちは
雪に閉ざされ
太陽をみることさえ
叶わない
木々たちは
雪の上に
蒼い陰をおとし
寒さに ...
大きくて
仕事以外で
人に
迷惑をかけている
気がします
普段は
表に出すか
わからないような事が
出てしまい
自分がわかりません
毎日 ...
ひとりぼっちに
ならないように
鳴くことをおぼえた
あの日
どこまでも届けと
生まれてくる、こえ
書き付けられた
記憶ではなく
いま、あふれだす、こえ
ことばは、忘れないため ...
ミッキーの高い声も あの日の花火も
全部 長い間違いとして 君に深く刻まれたんだ
そして 放たれたピリオドが 胸を貫いた
キミの苦しむ顔が
見たくて
わざと選んだ炭酸水。
思惑が当たり
胸が苦しむ
昼休み。
メロンパン焦がして旨し朝ごはん
朝がくるのよ
夜が明けたら
今年にも春がきて
春を数えるときがやってきた
まずは春の色を数えたい
薄い黄緑や淡いピンク
あちらこちらにたくさん見える
暖かい風が揺らしてる
どれが一番似合う春の色だろう
春を見ている ...
実際、不思議だった
彼と話すのは恐ろしい
停滞を許さず、
見ないふりを続けた弱点を暴かれる
なのに
どこか心地いい
寒い冬の夜
ごめんね。と震える手で私をなで去っ ...
そこにあるのは
一筋の水のせせらぎです
それをまたいで
遊牧民の少女は
超高層ビルの展望デッキに吹く風を
聴くことができるのです
そこにあるのは
細長い鉄のプレートです
それをまた ...
Loser、うながされるまま射精する、この夜の果てにダダダダダ。
これはついこの間ぼくが書いた詩の最終行なのだが、なにはともあれ話は射精についてである。何が好きといって、ぼくはセックスほど好 ...
「スカンジナビアってどこ?」
と言いながら
あなたは新聞をめくる
外は
風が吹いていて
きのうの雷はちりとなり
ふりそそいでいる
わたしは
「知らない」と
面倒そ ...
春になると
見る夢がある
『春の首筋』
女が立っている
うりざね顔の整った貌をしてる
しかし
一番美しいのは
女の首だった
白百合がうつ ...
私が殺した感情は
私の中で静かに眠る
消えてしまったものでなく
忘れ去られたものとして
奥につかえて何かを残す
私は必死で辻褄合わせ
殺したものに気付いていない
私が飛ばした ...
梅が好き 桜も好きよ でもわたし
もものつけねが いちばん好きよ
肌の繊維は黍ほどに荒い
かの女の
黒味がかった糖蜜に
ぷんとかおるのは汗だけでなく
ぼくをからかう意思だとか
淫蕩にみちた態度だとか
何しろ ここはゆるい斜面だ
相変わらずの屠殺と
...
子猫が一匹死にました
罪なき子猫よ
おまへの為に詩を書かう
∴
公園の駐車場に、三匹の子猫が居付くやうになったのは一ト月ほど前
母猫の姿はなく、生後まもなく捨てられたのに違ひない
...
想像してみて
青い海を
太陽の光を反射して
キラキラしている
青い海を
入ってみて
青い海の中に
みえるでしょう
海の中を
悠々と泳ぐ魚たち
海底を歩く
カニ ...
こんにちは たくさんの方に はじめまして。 るおんです。
今日は少し 私のことをお話してみようと思います。
20歳という 言い訳利き放題の一年も後2ヶ月を切り
車の中で彼とど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
色彩
松本 涼
自由詩
11
07/4/5 2:39
すぬかん長靴。
すぬかんなが...
自由詩
3
07/4/5 2:32
雲のたにまに。
〃
自由詩
1
07/4/5 2:29
陽だまりらせん
ささやま ひ...
自由詩
13*
07/4/5 1:47
fallen
三架月 眞名...
自由詩
3*
07/4/5 1:12
傾いた揺り椅子
@ショコラ
自由詩
5
07/4/5 0:50
回帰
ポッケ
自由詩
6*
07/4/5 0:35
降り出す雨に濡れ
きくり02
自由詩
3
07/4/5 0:30
異角
黒川排除 (...
川柳
4
07/4/5 0:16
宇宙の塵の数ほどの想いあなたに馳せし夜
アマル・シャ...
自由詩
5*
07/4/5 0:15
s.o.s
きくり02
自由詩
3
07/4/5 0:06
ヒトは、
わら
自由詩
18*
07/4/4 23:52
冬から春へ 〜歌え、歓喜の歌〜
結華
自由詩
4
07/4/4 23:25
感情のふり幅が
水平線
自由詩
1
07/4/4 23:24
ひとりぼっちに、ならないように
たりぽん(大...
自由詩
16*
07/4/4 23:01
TDS
北大路京介
自由詩
5*
07/4/4 22:56
炭酸水
來稚
自由詩
4*
07/4/4 22:52
日のおわり
猫のひたい撫...
俳句
3
07/4/4 22:48
春を数える
ぽえむ君
自由詩
13*
07/4/4 22:34
不思議
螢
自由詩
3
*
07/4/4 22:13
またぐ
シリ・カゲル
自由詩
1*
07/4/4 22:11
射精についての覚書、あるいはボードレールについての覚書
んなこたーな...
散文(批評...
1
07/4/4 22:03
午後の花
はな
自由詩
15*
07/4/4 21:58
春の首筋
蒸発王
自由詩
2
07/4/4 21:58
呼吸
健
自由詩
5*
07/4/4 21:47
『もも』
むむ
短歌
1
07/4/4 21:18
黒い唐黍女
構造
自由詩
2
07/4/4 21:13
子猫のおとむらひ
三州生桑
未詩・独白
4*
07/4/4 21:11
海
結華
自由詩
4
07/4/4 21:05
瑠音
瑠音
未詩・独白
3
07/4/4 20:49
5619
5620
5621
5622
5623
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
5648
5649
5650
5651
5652
5653
5654
5655
5656
5657
5658
5659
9.3sec.