翻弄する春の嵐が去る先は悲しい顔した菜の花の中
詰め込まれ押しつぶされてぺっちゃんこ現実つれてけ満員電車
集まると寄ってたかって噂して結局みんな彼が好きなのさ
途切れ途切れの意識の中
君が微笑んで
弱虫な僕にこう言うんだ
「ここにいるよ」
わかるかい?
その一言で安心して
僕は眠りにつけたんだ
古いアルバムの中
...
毎日毎日たくさんたくさん詩を書いてきたのだから
自分は百通りくらいの書き方が
出来るようになっているだろうと思っていたら
それは数字というより色に似て
水色から藍色までのグラデーションでしかな ...
種が風に乗って
そこに着地したことは
わかっているけど
私の頭の中には
君がうんしょこらしょと
木に登る姿が
浮かんでしまう
苦しみを抜け
異次元への出口を見つける
そこは喜びに溢れ
過去を忘れる。
甘い声
手を握り
歯を食いしばり
腹に力を入れる
新しい事には
チャレンジする
失敗してもいい
...
カーテンの裾の隙間に見ゆる風桜桃の実は食べ尽くしたり
空には雲ひとつなく
パステルカラーが頭の上に広がる
だけど私は上を向かない
何故こんなにも心が影っているのだろうか
いつものように
いつものとおり
ガンジスの砂粒ほどの
転生を重ねつつ
今生も また 仏の軍勢につき
いつものとおり
常勝の勝ち戦で
悪を催滅しさるので
関係各位にお知ら ...
指をのばせば触れる
何も無く 触れる
何も無さにではなく
ただ 無いことに触れる
ちぎられたのでもなく
盗まれたのでもなく
花は指と手のひらに咲き
茎をかつぐ背を見つ ...
愛
恋
夢
希望
幸運
...
世界にこっそりと
覗き穴を開けて
穴の向こうを覗いてみる
光も闇も
何も無くて
だけど僕は見た
(確かに世界を)
昔可愛がっていた
ポチが走り回る
それを
おじいちゃんが微 ...
色とりどりの
やわらかな悲しみが
落ちてきて、
なすすべもなく
それは高々と積み上げられてゆく
今にも、
空にとどきそうな
赤や青
黄色や紫、緑色の悲哀
...
巴里の色を僕はしらない
おばあちゃんは
それは淡い青い色だと言った
夜が乾いていく
するとセーヌ川がたちまち
空に吸いこまれていくのだそうだ
巴里の音を僕はしらない
おばあちゃんは
...
昨日は、
日がな一日寝そべっていた。
ただ寝そべっているのも、
何なので。
読みかけの本を数冊。
枕に、
寝そべった。
うつらうつらとしていると、
やが ...
世界の果て求め太平洋に出づ勝ちても悲しき少年の日は
鰯雲旧家の歴史も浅かりき表札静かに滅びを急ぎ
疑いなき眼によりおこなう間引き故両手の罪は水で流れむ
春の蚊におのれかさねて詩人の詩
沈丁花抱けるだけ抱き母貧し
訛りなつかし語り返さん葱坊主
あの空の中に
昔見た雲が浮かんでいた
子どもの頃に
みんなと一緒に見た雲
一人一人が雲を見て
いろいろな形を言いあった
それはそれぞれの夢だった
飛行機や船
イチゴとかカブトムシ
み ...
擦り切れている背表紙を
後生大事に持ち歩く
付箋に躓くことを繰り返してしまった
左手には一束のシャレード
紐解いている間に
夏の森は
微笑や涙やトキメキを頬張って
色彩を奏ではじめて ...
ねぇ
出来るならこうして永久に枯れずに
君の支えでありたい
水はいらない
視線をください
聳え立つコンクリートの塊
夕陽を遮る建物が
太陽の光を反射している
植えられた木々たちの傍
腐ってしまった水の中で
ぼうふらが湧いている
澱んだ空気だけが流れることなく
その ...
イヤホンをして「ドラマチックレコード」を聴いた時だけあの頃に戻れる
深淵の森へ 僕と君は歩いていく
果てのない 親密な闇が濃密さを増す 無限の時間が安心させる 君の八重歯が光る
僕は途端 ...
カオスにどっぷりと浸かって
空から限りなく降り続ける
塵のような哀しみを胸のうちで
受け止めるだけのこんな夜は
ただ、不明瞭で不確かな
寂しい印象だけが
自分の中で大きくなっていくだけ ...
コンクリートからふらふらと立ち上っていく熱気に埋もれ、空は酷く乾ききっている。ここは砂漠なのだろうか。少しだけそう考えてしまう。
夏みかんを剥く指の先、あしらうように付けられた細長く淡い桃色の爪 ...
淡い桃色を煌びやかなほど咲かせていた桜は、夏を予感し生い茂った若い緑に覆われつつある。太陽が葉に光を落とし、そこからまた空に跳ね返されていく。
そんなうつくしい光景を見つめながら、二、三分前に降 ...
かなしさが流れてうつくしくて、あまいような
そんな感覚ばかりを欲したわけではないのだけれど
しょうこりも無いととがめられそうな、なにかを掴んでしまいたかった
、(あなたの持って ...
ズンズンズン
あ、ズンドコズン
ズンズンズン
あ、ズンドコズン
(ふたりで)
ズンズンズン
あ、ズンドコズン
ズンズンズン
あ、ズンドコズン
(三人で)
ズンズンズン
あ ...
ちゃぽんと音がするので
ふり向くと
道端にいわしが跳ねていた
どうしてこんな所で跳ねているのか
と問うて見たら
どうもこうも無い
そんな事を聞くなぞ人間も野蛮になったものだ
...
クジラが静かに僕の横を通り過ぎて
僕はその尾ひれの渦に巻き込まれた
気がつくと上も下も分からなくなっていた
だから明かりのあるほうに行った
どうやら少し水圧が高かったのだろう
世界は少しもぼ ...
眠りにつく声は
静かに
揺れて
さぁお休みと言うより
何を言うより
暖かい音
眠りをください
あの頃見た
透明な眠りを
音の中に消えた
足音と血の流れる音
眠 ...
刈り取られた
花々は暮れようにも
暮れられず
風が吹くのを待ちながら
やがて、
朝になります
いつか風、のように
広げた両腕は冷たい、思い出となりますが
その内、に抱えた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
新社会人
chica
短歌
1
07/4/30 11:57
「ここにいるよ」
彌月
自由詩
3
07/4/30 11:51
詩作論
楢山孝介
自由詩
5*
07/4/30 11:46
木登りタンポポ
weed &...
携帯写真+...
6*
07/4/30 11:41
幸せって...。
ペポパンプ
自由詩
3*
07/4/30 11:29
隙間
A-29
短歌
2*
07/4/30 11:15
天気
優羽
携帯写真+...
1*
07/4/30 10:59
詩は志
アハウ
自由詩
5
07/4/30 10:39
無のむこうに
木立 悟
自由詩
7
07/4/30 10:00
幻
愛心
携帯写真+...
1*
07/4/30 9:50
worlds
美月朱恋
自由詩
3
07/4/30 9:42
ぷよぷよ
橘のの
自由詩
3
07/4/30 9:20
巴里-フランス租界にて-
村木正成
自由詩
9*
07/4/30 9:06
「 体日。 」
PULL.
自由詩
6*
07/4/30 9:04
世界の果て
村木正成
短歌
2*
07/4/30 9:02
詩人の詩
〃
俳句
2*
07/4/30 9:02
あの空の中に
ぽえむ君
自由詩
6*
07/4/30 8:53
夏の鍵盤
藤丘 香子
自由詩
41*
07/4/30 8:51
glass flower
瑠音
携帯写真+...
5
07/4/30 7:43
石の風景
白昼夢
自由詩
5*
07/4/30 7:21
深淵の森へ
はじめ
自由詩
2*
07/4/30 5:21
幼い子供のように
ジム・プリマ...
自由詩
1
07/4/30 5:20
茜さす夏
弓束
散文(批評...
1*
07/4/30 4:17
花に、雨
〃
散文(批評...
0*
07/4/30 3:43
みっともない恋がしたかった
〃
自由詩
5*
07/4/30 3:34
ズンドッコ
A-29
未詩・独白
0
07/4/30 2:27
いわし
プル式
自由詩
7*
07/4/30 2:26
水月は銀色に光るのか太陽を映すのか
〃
自由詩
4*
07/4/30 2:25
足元に沈む太陽
〃
自由詩
2*
07/4/30 2:25
散在する、朝
霜天
自由詩
10
07/4/30 2:09
5619
5620
5621
5622
5623
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
5648
5649
5650
5651
5652
5653
5654
5655
5656
5657
5658
5659
6.86sec.