夜が 遠く
とばりを 降ろして
空が 蒼く ささやく
深い 夜の 入り口に
細い 雨音は こころを
遠く 誘う
真夜中は か細い 寝息に つつまれ
明日の約束は 夢でする
...
同じ痛みを分かち合えたなら
二人でいる必要はない
別々の意味を知るのならば
どちらかを傷付けて
その痛みを知り合う事
景色の色が一つ消えていく
翌日には更に一つ消えていく ...
一号線沿いの道端に
束になって生えていた
いったん前を通り過ぎ
え?と思って後戻り
まだまだ青い小さな小判
なんだか少し豊かな気分
骨のことなら知っています
奥深く平面的で
動物的な空が
罪深く走る夜
立てるよ、と勘違いをする男が
束になって走っていました
((はしたなく
((はしたな ...
豚って
よく燃える
君が雪を見たいと言うから
バケツいっぱいに雪をつめて
溶けてしまう前に君の手の中へ
『冷たいね』って
それだけの感想
頑張ったかいがあったと
僕は感動
・
君は
もう来年の雪は見れな ...
幸せは
幸せになるまでが幸せで
幸せに気がつくと
何か寂しい気持ちになる
けれども
一つも苦労や我慢をしない生き方は
幸せに一番遠いのかもしれない
いつも幸せに向かって
がんばっている ...
わたしはいつも、つつまれている。
目の前に広がる空を
覆い尽くすほどの
風に揺られる{ルビ椛=もみじ}のような
数え切れない、{ルビ掌=てのひら}に。
その手の一つは、親であり ...
思い込んだいたものが
こうも裏切られると
破壊したくなる
憤りなんて感じちゃいない
裏切り
背徳
まだ諦めちゃいない
何故生きる
怖いからか?
楽しいからか? ...
こわれた、かぜを
かぞえている
とめられないから
ぼくには
ひとーつ、
ふたーつって
やわらかいところから
ふいている
こわれた、かぜを
...
きみのて
あたしのて
つなぐ
りょうほうとも
きみとあたしでつくる
まんまるの
えん
かたてだけ
つなぐ
ふたりだけの
しあ ...
大人の汚い世界を見るなら
私は {ルビ瞳=め}など要らない
誰かの悪口が聞こえてくるなら
私は 耳など要らない
私の言葉が相手に捻じ曲がって伝わるな ...
きみの目がとりたてて好きだってことではないんだ
そんなこと言った覚えはない
きみだって
不意に
なんてことない仕草に
たとえばYシャツの袖をまくりあげたりする動作に
くらっとすることはある ...
元気に
明るく
楽しく
暮らせたら
いいのにな
人を笑わせ
己を笑い
人に頭を下げる
人に馬鹿と言われる
人に陰口を叩かれる。
笑顔がふんわり
心が和む
週休2日は必要 ...
お得意さんの取引先から
オフィスへ戻る車内
助手席の窓外は
穏やかな{ルビ田舎=いなか}の村と
夕焼け空の陽の下に
広がる畑
窓を開けた隙間から
入る風に
前髪は ...
足早に通り過ぎた
世界は今、遥か後方で
私を呼んでいる
擦れ違った私は
遥か前方で ただ
先を、見詰めている
ネジが何処かで
一本抜けてしまった
から
世界と私は
...
ガラス戸を開けてネコに雨を眺めさせている
網膜に映っていても見えていないそんなものは幾らでもある
見えなくて不安になっても本当は手放したくないものもあるから
早朝に裸眼のままで散歩する。眼鏡はどっかの鴉にあげた
...
春だから星を見てても暖かい一緒に見たよね僕ら青春
桜餅葉っぱを食べてもいいのかな会話の中にも散る散る桜
月笑うあなたは笑っているかしら卒業式を抱きしめる四月
水色が似合う ...
花冷えのころ
すきとおるあおと
ぬくもりをさがしながら
蝶のようにとびたち
風の声をとどけに
あなたの耳で
蕾になって
向日葵のだいたんな喜び
わすれな草のブルー
おしろ ...
白い牛が見たいというので
柵のところまで案内しました
ちょうど啼いているところでした
確かに牛は白かったのですが
着ていたワイシャツの方が
白と呼ぶに相応しかったかもしれません
それから事 ...
どうして そんなにも君は
綺麗で 悩ましいのか
その答えが もし解ったとしても
僕の気が晴れることないけど・・・
そんな問題に いつも
頭をひねってる
君の顔 思い浮かべただけで ...
好奇心が連れて行く
マカロニの穴の向こう側
あなたが筏を浮かべる海は
塩っ辛い
涙のように溢れ出し
沸き立つその中へ
マカロニを放り込む
あなたの胃の腑めがけて
りんご甘そうで、
きみは眠そうで。
とろり、とろり、
朝、だよ、って。
(ねぇ、おきてんの、)
あたし、上目づかい。
虎視眈々。
ほんとはきみも、甘そうで。
(おきて、る?) ...
好きなだけ
足音を立てて
僕は気ままなビートに乗っかかり
ぼやけた未来の輪郭を見つめようとする
明日の形なんて
時計に聞くべきかな
だけど退屈以外に
何も教えてくれはしない
し ...
1本早いバスに乗って
あの駅ビルの2階にあるスタバに入って
アイスバニララテでも飲みながら
せわしなく 脇目もふらず 歩いて行く
サラリーマンの塊を
優雅に見下ろしてみよ ...
いっぱい喋って
いっぱい笑って
いっぱい隠した
1番したいのは
いっぱい泣くことなのに
それだけはできなかった
ことばは
かけらだ
かき集めて
かき集めて
つくる砂の城が
ひかりを浴びて
窓に飾る花の叫びだ
レースがひるがえり
それは、かけらだ
宿酔いだから
洗濯に行こう
宿酔 ...
生きている実感って、
なんだろうなぁ、なんて考えてみて、
堂々巡りの思考を辿って
回答を弾き出せたことは、
いまだかつて一度たりとてありはしない。
うすぼんやりとした膜の内側にいる自分と ...
以前から『海の見える街』という曲が聞こえてくると、私の頭の中でひとりの少女が勝手に歌を歌いだすのでした。
「好き 好き 大嫌い 心は移り気だわ〜♪」
「こら! やめんか! 俺だろお前! ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
今日は 今日だったから
アハウ
自由詩
6
07/4/24 21:23
瞳
海月
自由詩
0*
07/4/24 21:20
コバンソウ
weed &...
携帯写真+...
0*
07/4/24 21:17
空平線
石田 圭太
自由詩
37*
07/4/24 21:09
豚
ポンテク
携帯写真+...
6*
07/4/24 20:57
銀色のバケツ
黒い鴉
自由詩
1
07/4/24 20:32
幸せは
ぽえむ君
自由詩
8*
07/4/24 20:22
椛の木陰
服部 剛
自由詩
25*
07/4/24 20:10
ブギーマンの言葉
maynar...
自由詩
0
07/4/24 20:02
こわれた、かぜ
はらだまさる
自由詩
17*
07/4/24 20:00
えん の カタチ
愛心
自由詩
5*
07/4/24 19:55
無心
明香璃
自由詩
2
07/4/24 19:43
瓶底眼鏡
佐々宝砂
自由詩
8*
07/4/24 19:23
(笑)
ペポパンプ
自由詩
11*
07/4/24 19:12
畑のにおい
服部 剛
自由詩
9*
07/4/24 18:45
行く先
山中 烏流
自由詩
5
07/4/24 18:39
今僕は
A-29
俳句
5*
07/4/24 18:19
朝の風景
士狼(銀)
短歌
6*
07/4/24 18:00
【短歌祭参加作品】僕ら青春
ふるる
短歌
15
07/4/24 17:39
*耳の産声*
かおる
自由詩
25*
07/4/24 17:33
夏の休み
たもつ
自由詩
4*
07/4/24 17:13
yellow
北大路京介
自由詩
9*
07/4/24 17:00
マカロニ
Tsu-Yo
自由詩
4
07/4/24 15:53
朝
紅魚
自由詩
4
07/4/24 15:37
リズム
Porter
自由詩
14*
07/4/24 15:36
贅沢な朝
ウデラコウ
自由詩
4*
07/4/24 15:21
泣き虫
優羽
自由詩
6*
07/4/24 15:07
かき集めて
soft_m...
自由詩
31*
07/4/24 13:55
痛み。
渕崎。
自由詩
0
07/4/24 13:25
妄想世界
A-29
未詩・独白
1*
07/4/24 13:03
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
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5667
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5669
5670
5671
5672
加筆訂正:
椛の木陰
/
服部 剛
[07/4/24 20:23]
400作目の詩です。ありがとうございます。
5.78sec.