彼女が
砂漠で飢えて水を求めて
手を伸ばす姿を想像する
既婚子供有の友人は言う
このまま一生恋する事も無く
朽ち果てるのか、と。
結婚相手を恋愛時代と同じ様な情 ...
夜にまぎれて
雨をみちびく雲の波
朧気に月は
触れてはいけないものがある
ということを諭すように
輪郭を無くし遠退いてゆく
深く、
深く息をして
雨の降りる前の
湿った空気の匂い ...
犬の耳の中へと
廊下は続いている
途中、川が流れている
小さな川なので
小川なのだと思う
手前に椅子が一脚
置きっぱなしになってる
本当は小川を見て座りたいのに
ネジのようなもので固定 ...
懐かしい春の匂いと君の顔
滲みでる空へ向かって飛び跳ねて
真昼の空の海底に
ゆらゆら浮遊する金魚たち
レトロモダンな窓から眺めて
私はあれを夢見がちな彼女が見たらどう思うかしらと一人考える
「最期は深海魚になるの」と言った彼女は妄想癖 ...
ゆっくりと足元に転げ落ちた
フォークのカランという音
君はすぐにそれを拾い上げ
照れ隠しのようにしゃべりだす
あのね、あのときね、それでね、それからね
それから、それから
君に会うたび ...
【初級恋愛】
手を繋いでも
キスをしても
お互いの隙間を
埋めるみたいに
ただ泣きながら
抱き合ってみても
それでも
幼稚な僕らの恋は
成立なんてしなくて ...
{引用=誰が哀しくて 雨が降るのか}
水面には 先祖様が揺れています
海底では 光こそが恋しいのです
海のキャンパスを塗りつぶす 雨
それはまことに私達の涙です
天の彼方 水 ...
はじめて会った
気がしないのは
なぜだろう
やさしいまなざし
知っているのは
なぜだろう
話しながら左手を右手で
撫でる癖を知っているのは
なぜだろう
その手のぬくもりに ...
{ルビ茱萸=ぐみ}の花 満開
植木鉢が 世界
星屑の微ぐさま 音階
午後の柔らかな時間の中で
沈思黙考する
白い花
存在して
心を鷲掴みする
...
歌うように
咲いている
心地よい
リズム
高く低く
強く弱く
命の
リズム
ひとりひとりを抱いて放して
そしてひとりも戻ってはこない
雨のなかの羽
ぬくもりとまぶしさ
ひたいの上の
羽の柱をまわしながら
空に立つ不確かで巨きな
ひとつの羽を見 ...
あんなにも断ち切りたかった筈なのに
どうしてだろう
今となってはこんなにもあの頃がいとおしい
過去は今も
...
愛に包まれるってどんな感じだろう
愛で結ばれるって
愛に生きるって
愛されるって
愛しあうって
愛してるって
愛って
なあに?
未来が老後にすりかわり
富士の裾野が視野に入る
...
ある、
といえるものは
ない、ともいえる
ない、
といえるものは
ある、ともいえる
ある、とも
ない、とも
いえないものは
ない、ということだ ...
存在するだけで美しいなんて
信じないよ、ソンナ事。
もっと欲して
もっと確かに
見返りだって
求めてくれて構わない。
ひとが
ゆめを
みているの
それとも
ゆめが
ひとを
みているの
ふるい
ひょうしき
のようなものがあって
おとがしている
あのさきに
うみがあるの
ひのあたる
...
この動物だけは奇妙だ
自分がエサを探しに草原を走っていると
逆にこの動物に捕まってしまった
さすがにその時は命の終わりを
すっかり覚悟した
だがこの動物はなかなか自分を
食べようとはし ...
これは、あなたがくれたもの
あなたは栞と言ったけど、
これはわたしのおまもりです
すきと言ってくれた時、くれたもの
生きてきて、あなたに会えた
わたし、知ってるんです
わたしがこの世に生 ...
「逃げよう。」
そう言われたので、
逃げることになった。
以来ずっと、
トメヲとふたり逃げている。
「アテ」というものがないので、
「アテ」もなく逃げる ...
波が編む細やかなレースが
爪先の向こうで結ばれてはほどけ
刻と陽射しは
翡翠や白の模様をすこし深くに施す
水平線、と呼ぶには平らな
空と海の境界を見ながら
こうして言葉を探す自分を思う ...
仮死の昆虫
花の中で
海に向かって帽子を振る
素敵な日傘の設計図
女のように震えている
ミルク色のスピードである
額縁に嵌め込まれた
真夏のプロフィール
義手のシャベルで穴を掘る
...
たいがいのひとは独自の処世術を経験則から導きだすものである。
いかにして他人と上手くやっていくか? 特に相手が女性の場合、事は重大である。
ぼくが心掛けているのは、より多くの言葉を相手から引き出す ...
小学校の時から
毎週月曜日のスイミングクラブに行く前に必ず通っていた近所の酒屋さんが
とうとう引退するらしい
あのじいちゃんは今
何歳なんだろう
毎週月曜日に独り必ず店に行 ...
死んだふりをする
PM二時、
マキシマムザホルモン聴いて
死に至る病を読んでる
ファッキンな午後
葉桜の隣で
猫柳がゆれて
関ヶ原の落人が
湖岸に打ち上げられている
...
東京で20回目の夏が来る。あなたの知らぬ暑さと共に
田園の太陽はもうありません アスファルトだけ熱されてます
ふとあなたを思い出してはいつだってなごんでいます また会いましょう ...
アルルの丘でゴッホとゴーギャンが相撲を取り
圧勝したゴーギャンが呵々大笑する
電車を待つ間、そんな詩を手帖に書いていた老詩人は
だんだんとゴッホが可哀想になってきたので
それまで書いてきた十四 ...
あの子の愛してた空が 雪の色に変わったとき
温もりを風に乗せて 星に"ため息"
目をつぶり歩く勇気が なかったばかりに時間は
...
読みかけの本に栞を挟んで
見上げた夜空に満点の星
光を忘れた時代の末路に
神が残した最後の希望
いつの時代も迷える人々は
暗闇に飲み込まれそうな時は
月明かりの導きを頼りに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
オアシス
mac
自由詩
4*
07/4/15 23:17
代わりに、雨
LEO
自由詩
36*
07/4/15 23:16
停留所
たもつ
自由詩
7
07/4/15 23:03
花
小川 葉
俳句
2*
07/4/15 22:59
空色逆流
零椅
俳句
3*
07/4/15 22:51
魚に嫉妬する
宵色
自由詩
4*
07/4/15 22:46
僕の右手と君の世界
プル式
自由詩
3*
07/4/15 22:37
初級恋愛
華水蝶子
自由詩
2
07/4/15 22:37
子どもの昇天 —海—
輪橋 秀綺
自由詩
5*
07/4/15 22:27
初対面
小川 葉
自由詩
7*
07/4/15 22:20
a moment
深月アヤ
自由詩
1*
07/4/15 22:13
リズム
weed &...
携帯写真+...
3*
07/4/15 20:36
ノート(ふたつの指)
木立 悟
自由詩
6
07/4/15 20:34
もう少しだけ
蓮未
自由詩
3*
07/4/15 20:15
なあに?
A-29
未詩・独白
2*
07/4/15 20:10
バルサミコの春
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/4/15 18:37
won't back to the moon
そらいろ☆コ...
自由詩
3*
07/4/15 18:31
くんれん(ゆめ)
たもつ
自由詩
11*
07/4/15 18:30
奇妙な動物
ぽえむ君
自由詩
8*
07/4/15 18:12
創書日和「縁」おまもり
逢坂桜
携帯写真+...
13*
07/4/15 18:10
「 逃げル。 」
PULL.
自由詩
7*
07/4/15 17:53
海風
銀猫
自由詩
22*
07/4/15 17:11
スピード
んなこたーな...
自由詩
3
07/4/15 16:45
合コン帰りに思うこと 2
〃
散文(批評...
2
07/4/15 15:59
うまい棒のチーズ味
柴田柴助
自由詩
7
07/4/15 14:49
失禁アイラヴュー(改)
はらだまさる
自由詩
6*
07/4/15 14:39
東京の夏
歌乱亭カラス
短歌
1*
07/4/15 14:06
老詩人
楢山孝介
自由詩
10*
07/4/15 13:07
Cloudy、、、
北大路京介
自由詩
7*
07/4/15 13:03
夜空
1486 1...
自由詩
8*
07/4/15 12:56
5596
5597
5598
5599
5600
5601
5602
5603
5604
5605
5606
5607
5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
5615
5616
5617
5618
5619
5620
5621
5622
5623
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
加筆訂正:
失禁アイラヴュー(改)
/
はらだまさる
[07/4/15 18:09]
多分これで最後の加筆。
失禁アイラヴュー(改)
/
はらだまさる
[07/4/15 18:01]
更に加筆。
失禁アイラヴュー(改)
/
はらだまさる
[07/4/15 17:29]
また加筆。
失禁アイラヴュー(改)
/
はらだまさる
[07/4/15 17:03]
かなり加筆。
失禁アイラヴュー(改)
/
はらだまさる
[07/4/15 14:50]
若干修正。
9.62sec.