ミントがずいぶん
大きく育ったね
前進するのが
たいへんそうだね
前足で
ズンズン
なぎ倒して進め
あ
ほら
甲羅に
花もようが
ついたよ
かわいいよ
ああ
男子だから
興味ないのね
塩辛い海水を浴びて
彼が苦い顔をした
苦虫を噛み潰した、みたいなお顔
私は笑って、意地悪な気持ちで海水を蹴飛ばし彼にかけた
逃げれなかったね、と優しく囁いてみる
ママの声 ...
ちょっとだけストレンジ、と
か細く笑う君 は
その意味を知らない
まだ
全てを許しきれていない
それは勿論
僕も同じことで
そこにいる
快楽殺人者は、許せるけれど
デパー ...
うちの家には お金がない
僕がいるから お金がない
だから僕は邪魔者
だから僕は消えなきゃ
うちの家には お金がない
娯楽なんかの余裕はない
だから僕は消えます
だから僕 ...
一日のどこを切り取っても
水と緑の匂いがするような
素肌の季節がやってきた
僕はその真ん中で
体を風景に溶かしながら
それでも真っ直ぐ立っている
色々な細部や残像が
目の前を通り過ぎ ...
屋上のさらに屋上に、屋根をつたって登る
椅子と毛布を持ち込んで
月が現れるのを、待つ
会話をするのが全てではなくて
視線を合わせることも同列
同じ月を探しているという二人 ...
未来を話し合う
少しずれた未来予測をする
6月がきたら
雨の季節が終わって
また同じ花柄のワンピースに身を包む頃
知らない振りはどこまで通用するのだろうね
...
言葉を解体させて遊ぶスレッドです
例: 嫌い(きらい)→き・らい→奇・lie
白昼夢(はくちゆうむ)→はく・ちゆ・うむ→吐く・治癒・有無
参考までに恥ずかしながら自作の詩です
...
仄かに 風
責務を まっとうする 陽光に
五月 草木
いよいよ その 勢いを増す
光を受けきり たゆたう 我が身
午前の 陽光は
ストレートに 清く
この身は しっとり 息 ...
つつじよ つつじ
覚えていますか
あの子も まだ ななつ
指切りの 次に 甘い蜜
目覚めるほどに あか
明日は
見惚れるほどに もも
どうし ...
シャワーは記憶
流れる水と共に
思い出が蘇ってくる
(故郷が蘇って消えていく)
田んぼの匂い
故郷が溢れる
夕暮ノスタルヂア
6時の鐘
流れた音のあとの憂鬱
(少年の ...
海の中にいる夢をみた
凍えていたのか
そうでなかったかは
夢だったのでわからない
光に包まれる夢をみた
暖かかったか
幸せだったかは
夢だったのでわからない
でも海の中でも光の ...
捕まえた蝶々を逃がしてやる
ガラクタの中から見つけ出した
君のような美しさを見る
近づいたね
もう戻れないのに
知らないよね
こんな言葉の意味
見苦しいばかりの詩を
不器用な腕 ...
五月の街道だ
ダイエーさんに歩いていた
電信柱に気づいたりしながら
いっぽんいっぽん
それぞれが傾いていたり
平らな先っぽにむかって
細くなっていたり
...
海からやってきたその風は
夏を通り抜けてゆく
海辺の松林をさっと過ぎ
細い坂道を力強く上ってゆく
木造立ての駅が見える
自動販売機で飲み物を買う人に
あいさつをする
言葉は出せないけれど ...
五月のさやかな風のなか
焚火のような音たてて
鯉たちがはためいている
移り変わるものにだけ
移り変わるものは宿る
五月のさやかな風のなか
焚火のような音たて ...
幼き日
草むらに寝転がり
背中に土の感触ひんやりと
地球を背負い
太陽に翳した小さな手
肉と血を朱く透かしながら
太陽は皮膚の中に溶け込み
僕の顔を赤く染めた
時を ...
ショパンを弾いて
ノクターン
振り向かないでそのままで
夜をつむいで
夜をつないで
けして何処にも逃げないように
ショパンを弾いて
指先が
わたしを思い出さないように
雨をほどい ...
半年くらい 気づかなかった
バカだね、と言われて
ああ、そうかもしれない と思った
あの時にいい想い出を
もっといっぱい作ればよかったものを
二年の辛抱
十二日間の幸福
...
研ぎ澄まされたナイフで空を
切り裂いた太陽は
六十億もの穴の空いた
大地にやがて沈んでゆく
プラタナスの葉に覆い被さるように
牧羊神の与えた息吹が
薄いガーゼとなって絡まる
初夏の森を中 ...
北へ行く電車の音を聴きしよる瞼の奥に郷里はありて
五月空美貌眩しく輝きて刃のごとくにわれをつきさす
夜風吹き揺るる蠅取紙の蠅われの孤独は夜に膨らむ
小雀を埋めてスコップ温まれり
陽炎に十八歳の逃避行
電車過ぎ青田の中に風ぬける
ぷくぷくとうまれ落ちるみどり
重なって、傘鳴って、昨日も雨
折りたたまれていく日のひかり
雨降りお月さんを泣かしたのは
さくらのかんざし、つげのくし
ヴィーナスにご執 ...
満月の夜
神様は君を見た
そこで見た光は
ふわり
ふわふわ
月泳ぐ
ゆらり
ゆらゆら
光踊る
満月の夜
君が見た
宇宙眺めて君思う
ほわり
ほわほわ
月笑う
...
あなたの背中
ひろくて深い
群れから離れ
迷子のさかな
ひろい背中の
影にかくれた
あなたの深い
背中のなみだ
生まれた海と
おんなじ匂い
迷子のさかな
おお ...
闇の中で厳かに
点滅を繰り返す
淡い金色の光
甘美な夢は仄か
極寒の海に漂う
藍色の氷山の群れ
現実は冷徹
孤立している魂
不安が彩どる ...
数年前に買った銀色の灰皿
他にも試したことはあるけれど
結局またこれに戻ってしまうんだな
吸殻が4本も入ればいっぱい
筆箱は大きいほうがいい
そんなにたくさんのペンを持ち歩くわ ...
ぼくらはいつか飢えてしまうから、手紙でも交わそう。
どちらが白ヤギでどちらが黒ヤギなのか、はっきりさせようじゃないか。
『きみが白ヤギだ』
『きみが黒ヤギだ』
でもぼくらは読まずにたべ ...
真夜中 虫の音
開け放したままの窓
隣室の両親に聞こえないように 慎重に抜け出す玄関
霧
丸く光る街灯
深呼吸
花のような甘い霧
自転車
住宅街 公園
湿った草の匂い
合図の懐中電 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ジャングル探検
weed &...
携帯写真+...
1*
07/5/5 15:08
花もよう
〃
携帯写真+...
2*
07/5/5 14:50
さよならララバイ
ロリータ℃。
自由詩
3
07/5/5 14:47
まわる
山中 烏流
自由詩
5*
07/5/5 14:46
うちの家には お金がない
北大路京介
自由詩
12*
07/5/5 14:14
ニュートラル
八布
自由詩
4
07/5/5 14:03
月見
猫のひたい撫...
自由詩
3
07/5/5 13:59
紫陽花
〃
自由詩
5
07/5/5 13:57
*解体*言葉遊び
過去ログ倉庫
07/5/5 13:56
日輪 責務をまっとうし
アハウ
自由詩
7
07/5/5 11:24
*つつじ*
ちと
自由詩
6*
07/5/5 11:19
13才の幻
ゆうさく
自由詩
3*
07/5/5 11:08
夢の顔
王
自由詩
3
07/5/5 10:26
産声
おるふぇ
自由詩
5
07/5/5 10:21
五月の街道
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/5/5 10:07
初夏を通り抜ける風
ぽえむ君
自由詩
9*
07/5/5 10:07
鯉のぼり
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/5/5 10:03
透けえぬ光
朝原 凪人
自由詩
2
07/5/5 9:52
指
高槻 空
自由詩
10*
07/5/5 9:51
零
チェセロロ
自由詩
0
07/5/5 9:34
太陽と沈黙
村木正成
自由詩
8*
07/5/5 9:16
蠅取紙
〃
短歌
2*
07/5/5 9:14
風ぬける
〃
俳句
2*
07/5/5 9:11
*木漏れ日隠れ*
かおる
自由詩
10*
07/5/5 8:58
海月
美月朱恋
自由詩
3*
07/5/5 8:56
さかな
高槻 空
自由詩
8*
07/5/5 7:31
新月の夜
ジム・プリマ...
自由詩
9*
07/5/5 6:51
ありふれたもの達
快晴
自由詩
5*
07/5/5 5:54
白黒
10010
自由詩
2
07/5/5 5:02
中学生のころのおもいで
haniwa
自由詩
6
07/5/5 4:10
5607
5608
5609
5610
5611
5612
5613
5614
5615
5616
5617
5618
5619
5620
5621
5622
5623
5624
5625
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
加筆訂正:
13才の幻
/
ゆうさく
[07/5/5 11:10]
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6.12sec.