生甲斐の 履き違えで

アベック通りの通学路 
自転車飛ばして
ダチとつるんで
遅刻しそうで
ポケットの中でブンタ
Dans 踊ってる
指導部の先公に
眼を付けられながら
シカト ...
ずるいよ
君から去ったくせに。
あの頃から少しは大人になれたはずだったのに。
出口が見えない迷路の中で、夜の街角に怯えてる天使達。

本当は
「今でも愛してる。」なんて
言っちゃいけ ...
距離を保たなければ 話が出来ない
緩める事は 許されない 

最初は恥ずかしいから 遠くのあなたで 良かったのに

問題は 張り詰めた距離そのものを 短くする事
緩める事は 許されない
...
朝食は今週三度目のハニートーストだった
君は窓を開け放し 街の喧騒を招待する
車のクラクションと通行人のおしゃべりが優しく体を満たすから
満足気にテレビの電源をつけてみたりもする
カーテンがわ ...
テレビが湿っている
ただで人からもらった
のだから仕方がないけれど
水分をたっぷりと含み
少し軟らかい感じがする
付属のリモコンも
ただで人からもらったから
同じように湿って
チャンネ ...
浜辺に沈む夕日
風になびくヤシの葉
パイナップルを焼き
焼肉を楽しむ

磯でとってきた
タコ、トコブシ、サザエ
醤油をちょっとたらし
食べる食べる食べる

サンピン茶飲んで
歌い ...
もっと深く繋がりたいなら
皮膚なんて剥いじゃおう

邪魔な 筋肉 血管 臓器に性器 生ゴミの日は 何曜日?

濁ってなんかいない 輝く純白な身体 
恥ずかしく 思っちゃいけないよ 誰も見て ...
夜、コンビニへ行く途中 
「 傷・{ルビ凹=へこ}み・45分でなおします 」 
という車修理の看板が 
無数の電球に{ルビ縁取=ふちど}られ 
夜道に ぴかぴか 点滅していた 

今までに ...
野球帽をかぶった少年の頃 
いつもベンチから 
マウンドに立ち、グローブを頭上に振りかぶり
構えるキャッチャーに
びしっ 直球を投げ込む
エースのあきちゃんをみていた。 

チャンスで ...
さくら色の雨が降ると真っ逆さまに春になる

鼻孔をくすぐるみどりの息吹、お腹いっぱい吸う
するとくしゃみ百連発で花粉症勃発
マスクサングラスの完全防備
裸ん坊で日光浴は皮膚癌を恐れて止め ...
■ 送れなかったメール 結構送信ボックスにあるんです。。

■ 現実の距離を埋めるのはお互いの気持ち次第

■ 晴れた日の罪悪感

■ 下を向く気持ちをすくい上げてくれるのはあなたの ...
くるくる踊る たんぽぽを踏まないように 最後の季節の

幼子の髪の

ように甘い香りの

ぴんと露を弾く若葉に覆われた丘で

怪人は身体をあたためる

とてもおいしい 熟れた潮風  ...
そして明け方にふり返らずひかりつづける

(たしかに螢のような光が成長を始めていた。)

薄い紫雲
日没からの柔らかい犀棄を終わらせ
降りそそぐ
たくさんのラインが印象をなぞる
...
 春五月、気持ちの善い日曜日、
昼食を食べ終わったわたしは街のヨガ教室に行く。

 ガムランが荘厳に鳴り響く部屋に、
クール・ビューティな痩身のヨガ講師が現れる。

ヨガ講師と共に正座して ...
花壇をはさんで

息子と向かいあう

これはなにかの

象徴だ、そうだろ


自生したハーブ

ちぎって嗅いで


花壇をはさんで

息子と向かいあう

これはなに ...
永遠なんてないっていうけれど
かわらない景色がここにはあって
なんだか目頭があつくなった
息を吸おう
心をこめて

息を味わう
空気の味を

僕は君
君は僕

僕は君に 溶ける
君は僕を 知る

君・色の息
僕・色の息

大地はとりもつ
僕と君の間柄

...
鼻を打つといつも、
はながみさまがやって来る。
はながみさまは襤褸を着て手に薄紙を持っていて、
薄紙はごわごわの紙とぬわぬわの紙のふたつで、
わたしは何故かいつ ...
塔を隠した樹々たちがくりかえす
やわらかな墜落

螺鈿の微笑を浮かべる遊星たちが
結晶状に形成する空間に
浮かべられた白い柱廊に
並べられたフラスコ

時折それらのいくつかの中で
新 ...
朝露が髪にあたり
それは次第に
大量の雨へと変わっていった
頬を伝って体中に
染み渡る
冷たい雨
歪んだ風景
溶けていくわたしは
雨、同化していく



高すぎて見えない
...
今日は霊園の日
場所を知らないので
どうやって歩くか知らないので
案内人に手をひいてもらって辿り着く

太陽のない青空の中に降りてみると
約束どおりあなたがいた
誓ったとおり覚えたままの ...
自身が創価へ入会したとき
先生はスピーチで幾度となく
このことに 触れられて
論陣を張られていた
聖教で何度この言葉を聞いた事か

その言葉が 今
この身に染み 魂に 響く

足元の ...
懸賞好きの母が
手当たり次第に応募している懸賞が当たった
「サナギ一年分」だそうだ

当然母は家族からさんざん責められた
そんなものが一年間も毎日送りつけられたらたまったものじゃない
特に ...
空き缶をひとつ捨てました
公園の植え込みに
ぬくもりもヒトカケラ
落ちていったことは
気づきませんでした

吸い殻をひとつ捨てました
歩道の端っこに
やさしさもヒトカケラ
落ちていっ ...
水月の春を斬ったる覚悟かな




水月(すいげつ)
 水と月。水面に映る月影。人体の急所の一。みずおち。軍陣で、水と月が相対するように、両軍が接近してにらみ合うこと。無外流居合道の形のひ ...
死骸とは気づいて

聞こえてくる声だ


見えるのではない

聞こえてくるのだ


死骸とは気づいて

聞こえてくる声だ
緑が柔らかな

春に近い

夏に通うころ

ぼくはきみの扉開く

遠い未来だけが

胸を泣かせる

時代めぐりの悲しみは

ありがとう、さようなら


輝いて戻ろうか ...
いつのまにか 僕は 悪いこと覚えてた
ひとりきりの 夜で 闇の中震えた

  誰も助けてくれない 誰も癒やしてくれない

人間は誰しも 不完全な生き物
欠けている部品を隠しながら生きている ...
女と男の前から折りたたみが消えた

真っ赤っかよ!
あなたじゃあるまいし
どこへ消えちゃったの?
も〜う、バス来るバス来るぅ〜

探し物下手の男の前からはよく物が消える
少年の頭部
...
最初に雨を見たのは
ぼくだった

みんなはそのとき知らなかった
窓に一筋の雫が流れて
静かに落ちていったのを
最初に雨を見たのは
ぼくだった

風はなかったのかもしれない
ただ水が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そんでもってTeacher板谷みきょう自由詩0*07/5/1 21:52
愛のない便り自由詩1*07/5/1 21:29
キープライン酸素の枷自由詩007/5/1 21:25
年老いた青い鳥リヅ自由詩4*07/5/1 21:15
バケツたもつ自由詩1707/5/1 21:07
南国の島ペポパンプ自由詩4*07/5/1 21:03
安住への脱皮酸素の枷自由詩007/5/1 20:51
達磨の詩 服部 剛自由詩5*07/5/1 20:41
いつかのヒーロー 自由詩4*07/5/1 20:15
*五感する*かおる自由詩9*07/5/1 19:57
いちぎょうのうた4朱華自由詩1*07/5/1 19:36
怪人は最果ての岬に相馬四弦自由詩1*07/5/1 19:07
哀しみルミュキメラ自由詩407/5/1 18:48
素晴らしきヨガ黒猫館館長自由詩207/5/1 18:37
花壇吉岡ペペロ自由詩207/5/1 18:32
かわらないもの優羽携帯写真+...6*07/5/1 18:09
ともだちアハウ自由詩307/5/1 17:55
「 はながみさま。 」PULL.自由詩7*07/5/1 17:26
実験室65−F塔野夏子自由詩10*07/5/1 17:25
振る、雨今田コボ自由詩8*07/5/1 16:41
霊園の日ロカニクス自由詩307/5/1 16:36
人の不幸の上に自分の幸福を築くんじゃあないアハウ自由詩1*07/5/1 14:33
サナギ一年分ふるる自由詩21*07/5/1 14:12
捨てるひとyaka自由詩4*07/5/1 13:59
なごうございます春A-29俳句207/5/1 13:48
死骸吉岡ペペロ自由詩307/5/1 13:00
枯れ葉舞う春自由詩407/5/1 12:59
緋い月北大路京介自由詩10*07/5/1 11:51
紅い折りたたみA-29自由詩207/5/1 11:39
最初に雨を見たぽえむ君自由詩14*07/5/1 10:43

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