誰かに
嫌われたくなくて
また
自分を 少し
削って
僕はそんな
毎日を
過ごしているよ
人に嫌われると
僕が僕じゃ
なくなってしまうから
...
逃げ切れるのなら 僕を悪者にしちゃえば良い
僕ひとりを犠牲にして 逃げちゃえば良い
誰もがみな 自分を可愛いと思うだろうし
気が済むというのなら 逃げちゃえば良い
自然 ...
いつもは慌しく駆け抜ける公園
休みの日にゆっくりと歩く
入り口にはこぼれそうなほど花を咲かせたこぶし
差し出されるように花の重みで枝が下がってる
高いこずえで天を向く花よりも
...
誰かのやり方 自分のやり方
異なっていていい 同じになってもいい
さあ、どうしたいの?
誰かがやっているからといって
やめる必要はない。
誰もやっていないからといって
やめる必要はない。
...
じいちゃんがさつまいもをくれた
出掛け先のスーパーから買ってきたらしい
袋にゴソッと入っているそれは
確かな温もりがあって
半分に割ってみたら
ホクホクのアツアツが
つまっていた
...
ふつり
途絶えた足跡に
塩を撒いて
皮肉
嘲笑う
(証明なんて)
(出来る筈も、なく)
消えてしまえば
良いよ
それで良いなら
良いよ
...
海を目指した割り箸は
川の途中で石にひっかかった
体を縦にしても横にしても
前に進まなかった
石を超えられるほどの水かさもなく
ただその場に押さえつけられた
自分が目指したのは
こんな壁 ...
朝ビール
汗の匂いと腕枕
紫煙のゆらぐ、香りの残響
異国の音色のたたずまい
赤と金をまといし霧の楼閣
ゆらりとまわるガラス化粧
ほとりに見える発光に
キミの越えた山々をおもう ...
美しきかな芝生の緑
春のひざしが
やさしく、くすぐったい
ようやく顔を出したアリのように
待ち構えていた太陽のもと
キャンパスを壁に見立ててへばりつき
よじのぼり
そしてアーティス ...
なげつけて
ながして
つぶやいて
つたえて
ささやいて
はきすてて
ないて
どなって
たたきつけて
ないて
つたわらない
こみあげて
かざして
みせて
どれだけを
...
親を馬鹿にするのはよくない
親は子供の育て方を知らないのだ
成長の段階で子供のようにぐれるのだ
上からの目線で子供を見るようになるのだ
子供にはわかっている
例え間違っていても「親」 ...
だからせめて 自分だけは読んであげよう
自虐もお道化もせずに 目を細めて
誰にも知らせず、誰にも知られず 書いた詩は
日々積み重なる人々の詩によって埋もれてしまう
だからせめて ...
いずれ忘れらる人間は 意を持つことさえも罪とされるのか
罪深き人間どもよ 意を持ったことを後悔せよ 後悔してからでは遅いのだ
夕暮れ誰かの輪回しが
カラカラカラと泣いていた
知らない少女の影法師
カラカラカラと泣いていた
だあれもいない街の角
人恋しいと泣いていた
街の広場の古井戸が
カラカラカラと泣いてい ...
また忘れそうになる
朝のほんのわずかな時間だけ、星が猛スピードで動く
いつ死んでしまってもおかしくない
でも、いま死んでもいいと思える朝方の奇跡が起こる
落っこちるのならこちら ...
月の明かりが猛獣の目のように
この街を怪しく照らすよる
一台のバイクが唸りをあげて
幹線道路を駆け抜けていく
正義も悪も無いというなら
戦う事に意味はあるのか
考えるほどに ...
今日の日の出の時間は五時二十七分
これから毎日一分毎に日の出の時間が早まって一月後には日の出の時間が五時になる。それでも一番早起きのお日さまは四時二十五分、それより早起きする事は無い。一般的に昼 ...
君は、恋人なくて
君は、友達なくて
君は、親兄弟なくて
君の中には、誰もいなくて
僕は、そんな君に憧れた
君は、恋心なくて
君は、友情なくて
君は、家族愛なくて
君の中には、なんの ...
強い風のあと
無残な散り様
何にしても
まばらだということが僕の慈愛をかきたて
暗い中に泣いている葉桜の
そのいでたち
みかん色の朝日を二分する電柱をフィルムに焼いて
人間の身勝 ...
さよならというやまいを
君と生きよう
ふたりが
気付かない夕暮れを
公園の遊具は
動物の姿で
昨日もそこにあり
明日も
なんてゆるやかなさくらの空
さよならというやまいを ...
いつもだったら泣いてるのに
いつもだったら僕が謝るのに
君からの ?ごめんなさい?
ホントは僕が悪いのに
ホントはわかってたのに
君からの ?ごめんなさい?
...
君に逢うために生まれてきた 夢の中では隣にいるのに 目を覚ますと君はいない
僕は必死になって夢を見ようとする しかしなかなか夢を見れない
僕は失望する そして君のいない空洞を抱き締める 止め ...
実に心地良い時間帯だ
僕が瞼をゆっくりと閉じると 世界の重みが瞼の上に乗っかる
それで僕はとろりとした透明な水の中に浸ることができる
僕は息をしながらプールのような底で静かに眠っている
...
夢の中にあった電話帳に載っていた電話番号に夕方に電話をかけてみたらなんと君が出てきた
「あなた夢の中の電話帳を見たのね。改めて言うことじゃないけど、夢の世界っていうのは全人類に共通した世界なのよ。 ...
2007/04/02
また一日が過ぎた
杉田君、一日が
一日が空しく過ぎたのだ
君の性だ
どうしてくれる
損害は莫大だ
一日の糧を空しくして ...
珊瑚のオフィス街で
一人のヒトに会った
彼はサザエが大好きで
毎日毎日 サザエを探していた
せかせかと過ぎる時間
仕事に追われ
思い出と反比例するだなんて
せかせか人には
わから ...
四月の一日から友人夫婦の修羅場に呼び出され
よくわからないままに俺も怒鳴ったり泣いたりして
俺なんてなんの関係もないのにね
かえりみちで
ずいぶん簡単なことで幸せになってしまえるひとた ...
私は小鳥。
ぴぴぴ
ちちち
天使のような歌声だと
よく言われるけれど
妖精のような小さな体だと
よく言われるけれど
私、本当は悪魔なのよ。
「かわいい」だなんて言われ飽きた ...
死んだオルガン
蜂の巣を味方につける
骨を奪われた孔雀
地面を這い湖へ向かう
上昇する若い胃袋
頭から犬を喰べ尽くす
口のなかの未来
咀嚼して全部吐き出す
指先に飛び出 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
臆病者
和森朱希
未詩・独白
5
07/4/2 15:16
人身御供
北大路京介
自由詩
10*
07/4/2 15:11
「散歩」
広川 孝治
自由詩
2
07/4/2 14:49
やり方と気持ち
美琴
自由詩
2
07/4/2 14:31
さつまいも
柴田柴助
自由詩
4
07/4/2 13:30
拒絶
山中 烏流
自由詩
1
07/4/2 13:25
海を目指した割り箸
ぽえむ君
自由詩
10*
07/4/2 13:20
春眠
ふくだわらま...
俳句
2
07/4/2 12:10
ドナドナ
わら
自由詩
12*
07/4/2 11:40
幸
柴田柴助
自由詩
1
07/4/2 11:38
どこまで
水町綜助
自由詩
14*
07/4/2 11:35
親
李恵
自由詩
3
07/4/2 11:19
【だからせめて】
つむじまがり
自由詩
4*
07/4/2 11:02
罪
李恵
未詩・独白
0
07/4/2 10:59
夕暮れ誰かの輪回しが
未有花
自由詩
22*
07/4/2 10:17
エイプリルフールの真実
猫のひたい撫...
自由詩
5
07/4/2 9:40
傷だらけのヒーロー
1486 1...
自由詩
6*
07/4/2 8:59
*五時*
かおる
自由詩
7*
07/4/2 8:58
なくて少女
うおくきん
自由詩
3
07/4/2 8:35
螺旋階段
田島オスカー
自由詩
1
07/4/2 7:10
さよならというやまい
uminek...
自由詩
16*
07/4/2 7:09
ごめんねが言えなくて
優飛
自由詩
3*
07/4/2 7:04
夢で逢いましょう
はじめ
自由詩
4*
07/4/2 5:56
AM6‥00 または実験的感覚的その5
〃
自由詩
2*
07/4/2 5:55
絆
〃
自由詩
2*
07/4/2 5:54
唐様
あおば
自由詩
5*
07/4/2 5:44
サザエ男
柴田柴助
自由詩
2
07/4/2 5:12
四月の綺麗事
れつら
自由詩
10
07/4/2 5:01
悪魔ごっこ
壺内モモ子
自由詩
6*
07/4/2 4:03
19 very short stories
в+в
自由詩
2
07/4/2 3:21
5626
5627
5628
5629
5630
5631
5632
5633
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
5648
5649
5650
5651
5652
5653
5654
5655
5656
5657
5658
5659
5660
5661
5662
5663
5664
5665
5666
加筆訂正:
どこまで
/
水町綜助
[07/4/2 11:52]
加筆
6.14sec.