ハッピーエンドの小説なんか読んだことがない
ホッとした後に生活なんか送れるのだろうか
眠れない夜に読書をするなんていうのは
かえって明日が怖くなる
毎日裏切り者たちと仕事を共にして
罰を ...
窓辺で飛行船をながめていた彼女も
結局は海の底 深く深くただよって
そうだね、
かみさまは後ろ暗い思いをかかえはしない
きりがないからね
突然にねむたくなったり
ねむりたくなったり
...
ろん
だいさん
もじが
ぼうれつ なん
いつもかばってくれたあなたは、なんどしにたいとおもったことでしょう。あなたのおかげで、いまとてもしあわせにすごせています。じぶんがこわれてまでわたしをそだててくれたこと、なみだがいまでもでるほどかんし ...
二〇二〇年十月一日 「みやうち ふみこさん」
『O・ヘンリー名作集』の2作目は「警官と讃美歌」冬は寒いので、なにか悪さをして刑務所に入ろうと、いろいろ努力するホームレスが主人公。どうしても努 ...
八番目だ
八つ目の角を曲がると
きっと見えてくる
左へ行って
左へ行って
右へ曲がって
天を仰いで
橋を渡って
信号も渡って
また右へ曲がって
そこから八番目の角を曲がるんだ
間 ...
最近ね
色っぽいクルマが見られなくなった
ってぼやきながら街路樹が枝を
そっと伐られてた
雨あがりの道すがら
みみずがのたうちながら
通りすぎるさんぽの気配を呼吸していた
なんてやわ ...
塵ひとつない部屋を平安と呼ぶのであろうか
齟齬のない生活が選択したじんせいなのだろうか
僕にはわからないのであなたに問いかけてみるのです
なんとか生きていますとりあえず生きています
か ...
父
真珠
恩讐
見覚えないみどりの痣が
蚊をたたき過ぎたのか
ひょっとしたら何度も?
小指の爪ほどの面を
恥ずかしそうに晒す
本や絵の具やレコードで
迷路を作るのが好きで
水 ...
荒涼とした
この地に独り立ち
おまえの傷ついた足を洗う
地獄にも似た静寂が辺りを覆い
暴威の呪われた異邦の声が響く
冷えた原色の広がり、渦巻く虚空の闇
おまえは微笑む
い ...
鞄の中で
今にも暴れそうな恋を
抱きしめて貰いたくて
小さな胸に
押し当てた
サンドイッチが
潰れていく意味を
君とふたりで考えたり
同じシーソーに乗って
答えが間違っても
明 ...
紫陽花の辻で息を吸い吐く
図書館までの三十分
お寺でひと突き
空港ひと廻り三時間
雨ある空で寝覚の床をたたむ
バナナはそこまで育たない
河原に川鵜は動かない
...
祖父はテレビにかじりつく私の前に踊り出て言った
「ハリーポッター、はりーぽたぽた焼きちゃうの?」
意味が分からなかった
でも最近それが何なのか、ようやく理解できた
私の名字は大 ...
すべてが繋がった世界はすべてが脆弱だ ─ANON ─
鉄の掟が好き。汝、殺すなかれとか。
血の掟も好き。裏切り者は許さないとか。
さすがに人を殺すことはないと思うしそう願 ...
網膜の裏の貝殻
打ち寄せるパロールの波面にぬれ……
一つずつ 拾いながら 麦藁帽の
汗ばんだ夏の紐を結いなおす
顔だ それは 男たちの
六月五日 月曜
天氣 晴
起床 五時三分
就床 十一時二〇分
理科は蛙を見て畫を書きました
作文はこの前つくつた短歌の中 上手なのを十首ばかり讀まれました
そして有名な人の短歌を作文 ...
うまれた時は泣いていたと思う
それからタオルにくるまれてすぐに笑い
だからだろうか
キミの窓辺をゆするのが好きだ
目ざめるそばから怒れたらよかったと思う
誰もかなしませないですませられた ...
有名人の自死が相次いでいる。
コロナ渦以降特に、最前線で活躍している芸能人が、
突然何の前触れもなくという形での訃報にはとてもショックを受ける。
そして訃報記事やテレビのニュースの末尾には、 ...
静けさ
ちょこんと
座っている
気付けば
夜底に
座っている
私は寝床を整える
不眠の昨夜を払うように
新しいシーツで敷布団を包み
黄色い朝の喧騒に
心の奥処の祭壇が
荒らさ ...
「僕の給料は安すぎですよ
先生、僕は納得できません」
「なるほど
その労働内容に対して
適切な賃金かどうかの相談ですね」
「この給料では将来不安です」
「わかりました
まず、 ...
あなたにとってわたしはとてもめざわりだったんですね。さることをえらんだのはただしかったとおもっています。あなたにさしたことばがひびかないのは、あなたはしゅたいがじぶんで、わたしはしゅたいがあいてである ...
ニーチェ
駐車場から車ででる
黒い影が男を包む
クラクションを鳴らされ
暴走運転
ヒトラー
電車ごしの
そらが真っ黒く赤い
ものすごぃ
悪の塊が身体中を
轟音をたて ...
空は戦争
空はパチンコ
空は血のぅみ
空は赤と黒で塗られ
ギラギラとギラギラと
爆破する
この地へ入ってきた
女の子二人
私たちの手紙を読んでいる
またね↑
高級車に乗った
空気は濁った光
君の言葉に飽きている
君の使う言語に飽きている
贅沢な話だと
君は笑う
暗闇がここまで来てるってのに
君の話に飽きている
君と交わす言葉に飽きている
うんざりで、わずらわしい ...
未来の子供達のために
必要なのは
核のない世界でも
持続可能な社会でもない
十代及び二十代母とその内縁の夫のいない世の中だ
絶対悪と言ってもいい
この組み合わせさえなければ
子供 ...
皇女は嵐を飼っていた
嵐は乳房に纏わっていた
どこからか瑠璃色のヤンマが静かに
目交いにとどまっている
まやかしのような口元が匂う
大路を抜けて山へと折れる道
狂わす水がいざな ...
曇天の
日傘をさして
人が行く
マスク模様の子供たち
手を引かれ進みゆく
人は何処へいくのだろう
遥か遠い懐かしい場所
さ迷いながら目指すのか
この明るい宇宙の片隅で
ゆっくり廻 ...
たまたま生きて死す
無意味で無価値、なら勝手にやらせてもらう
なにをやっても良い、おれの存在は無意味で無価値だから
他人を喜ばせたい、そう思うことに意味が必要だろうか?
友よ、おれはきみに ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
ハッピーエンドの小説なんか読んだことがない
奥畑 梨奈枝
自由詩
1
22/6/13 14:18
もしも裏返った星にたどりついたら
来世の
自由詩
1
22/6/13 12:10
homerp
IN0RI
自由詩
0
22/6/13 11:46
手紙5
武下愛
自由詩
0
22/6/13 6:40
詩の日めくり 二〇二〇年十月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
14*
22/6/13 0:12
はち
坂本瞳子
自由詩
1*
22/6/12 22:52
そしてさんぽへ
soft_m...
自由詩
0
22/6/12 22:45
清潔なブルース
マークアーモ...
自由詩
4
22/6/12 22:08
令和4年6月12日(日)
みじんこ
自由詩
0*
22/6/12 22:04
またはさんぽの日
soft_m...
自由詩
0
22/6/12 19:11
足を洗う
ひだかたけし
自由詩
4*
22/6/12 19:10
鞄
ミナト 螢
自由詩
0
22/6/12 18:26
さんぽの日
soft_m...
自由詩
1
22/6/12 17:55
ハリーポッター=はりーぽたぽた焼きという風潮
フッカーチャ...
自由詩
2
22/6/12 17:19
人類なんて滅亡しちゃったほうがマシって思ってた
末下りょう
自由詩
3*
22/6/12 11:47
貝殻
草野春心
自由詩
1
22/6/12 0:03
女學生日記 二十
TAT
散文(批評...
0
22/6/11 23:19
なみだ
soft_m...
自由詩
0
22/6/11 21:42
悩み相談について
TwoRiv...
散文(批評...
5*
22/6/11 20:58
静けさ、ちょこんと(再録)
ひだかたけし
自由詩
3*
22/6/11 18:09
給与迷彩
イオン
自由詩
1*
22/6/11 16:51
手紙4
武下愛
自由詩
0
22/6/11 15:11
魔の夕空(ニーチェ・ヒトラー)
林 理仁
自由詩
2
22/6/11 14:58
魔王再誕
〃
自由詩
2
22/6/11 14:41
地獄キリスト
〃
自由詩
2
22/6/11 14:37
重要なお知らせに飽きている
竜門勇気
自由詩
1*
22/6/11 13:42
未来の子供達のために
花形新次
自由詩
0
22/6/11 13:15
鬼女遠景/石と花
ただのみきや
自由詩
4*
22/6/11 12:13
日傘
ひだかたけし
自由詩
3
22/6/11 10:36
オリンピック最終回
ゼッケン
自由詩
1
22/6/11 10:28
519
520
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541
542
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544
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546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
7.69sec.