僕らは充血しながら、動脈瘤の世界で明滅を繰り返す、循環するメジャーとマイナーのコード、ハウリングしてる緊急避難警報、駅の片隅のデッドスペース、沢山の要らないデスクチェアーの一番上に放置された黒電話 ...
ぼくの通う小学校の通学路沿いには
数件の農家がぽつぽつと建っていた
集落は、山々で挟まれており
ど真ん中を貫く小さな川の出口には
海が広がっている
山の麓の、あまり面積の広くない田畑に
寄 ...
生きて行ければそれでいい
善行を積まなくても良いのかもしれないが
澄み切った悪行ってあるのだろうか
調和を前提とした濁りがあって良いのだろうと
石畳みの街に日差しがやわらかに差している ...
おまじない
目と目があったとき咲いた
恋は大事に押し花すること
眠りたい
だけ眠ったら泣かされた
失恋こころも騙せるかなぁ
その夜に
滑った口が生真面目な
...
よく目が覚めて涼しい朝で
昨夜の唐揚げがラップして置かれている卓上
食パンにチーズふる、ぶきような手
刻々と時間経つ 置いてきぼりか
曇天の、重い頭を支える
水気を含 ...
甘ったるい
花の香りがする季節
君を想って、虹を渡った
孤独だと
瞳の色が語ってる
ようにひとすじ流れ落ちたね
赤色の
口紅塗るのがへたくそな
しあわせ ...
けさ少しふって今しずかな朝です
1.心配する
そんなにもすこやかなら
まじないはいらないね
唯一だから
名前もいらないんだろう
世界にかぶれないように
もっと 眠ったら
2.真実
バナナの ...
奴らの本心は
気に入らない人間は
皆殺しであって
民族浄化なんて
その気持ちにちょっと
理屈付けただけの
嘘っぱちに過ぎないのさ
俺だって日本人だけど
日本人の九割がたは嫌いだし
全 ...
あめいろの
時が過ぎ行く
この夕べ
わたしの気遣いは宙に溶け
一閃する光の海
瑪瑙の渦は天を駆け
静かさだけが降って来る
気の遠くなるよなこの時に
静かさだけが降って来る
...
砂浜の周りの岩が個性的押し寄せる波が岩を擽る
気温差が激しい春の昼下がり雹が降ったり霰が降ったり
友達とゴルフのことで盛り上がる何時間でも話せてしまう
初夏の風幸せ含む緑色子は勉強も ...
薄明るい眠りがくる
来ると言ったら来るのだろう カーテンの中に ぺらぺらの掛け布団の中に 許しの中に
等しく許されている場所がたしかに私たちにはあったはずだ
薄明るい眠りは、友の手によく似ている ...
何億年も
在るとしても
その時に
笑顔でなければ
空しいかな
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
今年の冬は暇な時間が多くあり、読書に勤しんだ。本来、読書は楽しむものであり、勤しむものではないだろう。
平井図書館長は本好きであると紹介させていただいたが、繰り返し少々彼を紹介する。図書館長とい ...
二〇一九年十月一日 「断片」
彼には、あたたかみを感じられなかった。かれには、あたたかみなどなかったからである。
二〇一九年十月二日 「詩論」
言葉は存在をくわだてる ...
逃れることのできない
煩わしさなど
忘れてしまえばいい
ほんの束の間でも
忘れたふりをする
それだけでもいい
そうでもしなければ
やっていけないから
愛想笑いまでは
しなくていいから ...
ベランダで
白い朝陽に起こされて
眩しい目をして眠い白猫
白猫の
声が僕の夢のなか
温かい手で撫でようとする
石よりも
硬い愛とか言わないで
もっと上手に愛を捧 ...
便りを紐解いて 過去に接続する。静かなる鎮守の杜を呼び起こし、また 揺り動かすのか
プラグは錆びて映写機は廻らないのに、駆け下りるは揺り籠の唄。土壁の建物に光の旅人と識る
座り込んだ私は 満開の桜 ...
おっさんが猫語で話す聖夜かな
どよめく夜に
意識持つ
春風ちりちり
肌を刺す
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
今夜はこんなに孤独に耽り
己の在ることを感じている
(遠い遥かな思い出は
廻る銀河の旋回音 ...
平穏無事に日曜終わりそう麦茶のむ
妻とふたり遊んで帰って横になる
一日一善くりごとの今日は成せなかった
簡単なことでいい語っておくれ春の夜風
簡単なことがいい語っておくれ春 ...
失う
ということは
失うということを
得るということだ
だから生きられる私
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
なるほど、ロシア君の蛮行は許されない
どう見る、やはりコロナ禍に端を発する
乱心と見るべきだろう
そこでチャイナ君、ここへ
ウィルスを漏らしたことで謝って
故意か過失かは問いません、さぁ ...
〈ピー〉のなにがわかる?
〈ピー〉のなにを知っている?
〈ピー〉を聞いただけで耳を塞ぐ きみは
〈ピー〉だ
〈ピー〉を書いたひとは 何十年も
〈ピー〉のなかで
〈ピー〉にひっぱり回され
...
心の底の廃墟を抱え
ひかりのどけき春日を行く
風はやわらか気は緩み
若芽はピンクに色づいて
永遠に続く平穏が
戦車の木霊を消すかのよう
春が来た、春が来た
恐怖の心の廃墟には
戦車 ...
プーチンが
ウクライナに侵攻し
核兵器の使用までほのめかす事態に
ある人は
彼は人が変わった
とか
ある人は
彼は精神状態がおかしくなった
とか
いろいろ
言い始めてい ...
じぶんの人生
こそがものがたりだ
けさも一杯の
コーヒー
はじまり
原発への大津波は
「想定外」でした
原発へのミサイル攻撃も
「想定外」です
北にロシア
南に中国
西に北朝鮮
東は太平洋
日本は逃げ場のない国だ
そして住んでいる国民は
高齢者と柔な若者たち
ウクライナ人のような気概はない
体ちいさくなる夢より目覚めた
砂糖の足りないアイスコーヒー摂る
爽やかな朝のベランダでなに見ている
今日も小さな旅に出る
漫画雑誌枕に朝寝する
寒さもここちよいほど ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
バウンドの世代
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/3/15 11:16
田崎さんちの牛
ちぇりこ。
自由詩
8
22/3/15 9:09
雲の休日
マークアーモ...
自由詩
8
22/3/15 7:16
タイガーアイ
秋葉竹
自由詩
1
22/3/15 7:02
自由律俳句 2022.03.15(火)
田中恭平
俳句
2
22/3/15 6:34
花の声
秋葉竹
自由詩
1
22/3/15 6:25
自由律俳句 2022.03.14(月)
田中恭平
俳句
2
22/3/15 5:27
グッドアイズ
簑田伶子
自由詩
9*
22/3/15 3:55
人間浄化
花形新次
自由詩
1
22/3/14 20:17
この夕べ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
9
22/3/14 19:28
ゴルフ
夏川ゆう
短歌
3
22/3/14 18:22
透明度 ねむろう50%
南波うづき
自由詩
2
22/3/14 14:52
※五行歌「何億年も」
こしごえ
自由詩
3*
22/3/14 13:41
読書における娯楽性と読破という苦痛について
山人
散文(批評...
2*
22/3/14 8:48
詩の日めくり 二〇一九年十月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
12*
22/3/14 0:02
そこにいるのならば
坂本瞳子
自由詩
2*
22/3/13 22:49
白猫と僕の夜
秋葉竹
自由詩
2
22/3/13 22:06
褪色
あらい
自由詩
2
22/3/13 21:59
おっさん
水宮うみ
俳句
1*
22/3/13 19:47
どよめく夜に
ひだかたけし
自由詩
7
22/3/13 19:27
自由律俳句 2022.03.13(日) 夕べ
田中恭平
俳句
3*
22/3/13 18:40
※五行歌「失う」
こしごえ
自由詩
2*
22/3/13 16:26
私説・経過報告
りゅうさん
自由詩
2
22/3/13 14:42
放送禁止用語
天寧
自由詩
2
22/3/13 14:07
春の街(ホームシック・エイリアン・続き)
ひだかたけし
自由詩
7
22/3/13 13:14
独裁者の恐怖
st
自由詩
3
22/3/13 11:57
五行歌 2022.03.13(日)
田中恭平
自由詩
1
22/3/13 9:37
想定外
zenyam...
自由詩
0*
22/3/13 9:32
日本の防衛
〃
自由詩
0*
22/3/13 9:27
自由律俳句 2022.03.13(日)
田中恭平
俳句
1
22/3/13 7:43
524
525
526
527
528
529
530
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560
561
562
563
564
加筆訂正:
熟れた瓜ことばに固い貝ことば
/
ただのみきや
[22/3/13 13:59]
修正
熟れた瓜ことばに固い貝ことば
/
ただのみきや
[22/3/13 11:07]
修正
3.73sec.