人間の頭蓋が世界地図になる
あの辺りで雨と出会ったのであった
若いから苦しい 若しくは苦いから
着飾って日傘を差してサーカスへ
教室にあの子の名前が残ってる
ふくよかな体つきのサウンドが
自らに重なり溶けて
一瞬青ざめ
ゆっくりと身をもたげる
擦れる不協和音とひび割れた赤子の声
夢の中に解き放たれ
途方に暮れた街を転げ廻りながら
記憶 ...
小雨は
薄日を乗せて
銀の色
濡れて
照り映える
ふくらはぎ
白く優しく季節に溶け
小雨は
薄日を乗せて
銀の色
遠く
夏の予感を
膨らませ
秘密の孤独は
悲しい涙も
嬉しい涙も
無意識の涙も
人知れず 零す
「悲しい」
と つぶやく悲しさ
あれもそれもこれも
かけがえのない
悲しみ
仕方ない と ...
気づかずにいて欲しい
わたしが貴女を愛している事を
愛しい人よ
その愛しさに
どれほど苦しみ悩み抜いたかを
知らないでいて欲しい
どこまでも
友だちのままでいたいから
許さ ...
凡庸に生きる知恵をさがそう
無難な役人になって大過なき人生を
ニーチェにかぶれて超人をめざすのも良い
僕は退役軍人でベトナムとウクライナで
殺戮と強姦と歴史の破壊に手を染めたこと
...
金槌
地図
頭痛
哀しみの大地は驟雨に濡れ
ぽっかり空いた穴を癒して
いずれすべてが終わり
いずれすべてが始まり
刻まれる時に僕ら抗えないなら
ただ奥まり静かに見守っている
時が僕らを変えていく ...
この時の
一瞬一瞬を
味わうしかない
私。
思い出は宇宙と共に
このいのちは
いちどきりの生
でも 生まれかわれたら
青空になりたい
生まれかわれたらね
身 ...
明日には駄目だろう
けれども明後日なら
どうにか
なっているかも
かの国で
明るい挨拶が交わされるのは
かの山で
母親が顔を上げるのは
かの街で
小さな光が天に昇るのは
かの海で
...
空が曇り始めている
白髪がだいぶ増え
床屋の前掛けに落ちてゆく
時は着実に過ぎ
すべて、すべてを追い越し
追いすがるすべはなく
そして雨が降り始める
間断なく、容赦なく
そして ...
現代詩フォーラムでいちばんrockな詩人は
花形さんだと想っています
僕たちはいつも選択を強いられてきた
辛くてもあるいは幸福でも
すべてを笑い或いは嗤い飛ばす言葉の使い方を学びました ...
愚か者になりたくはない
愚か者になってしまうのだ
愚か者がここにいる
愚か者がここにいる
愚か者は愚か者で有ることに
気づかずに
愚か者のまま
朝飯
昼飯
夕食
愚か者 ...
彼の生活を、わたしはしらない
だけれど
きっと彼は排泄もせず
星のしずくを飲み
まれに息をするくらいな筈だ
そんな感じで
ネット詩人は生活をするでもなく
人差し指から滲み出る灰色のインク ...
あらゆるものは
輪郭を失い
霧のように立ちこめる
私は私の中になく
外にもない
街は街の中になく
外にもない
私は街の中になく
外にもない
街は私の中になく
外にもない
むきだし ...
雷霆
木葉ずく
虹
雨が降る夜は
孤独に苛まれる
遠い記憶が寂しさを
呼び起こすのだろうか
訳もなく涙がこぼれる
胸がしめつけられる
月も星も光りを灯さず
暗い空から地面へ向けて
放たれる雨の雫が
悲し ...
シャボン玉とばそ
くろい砂漠
ゆっくりと
歩いてきた
地平線の向こうには
悲しみのこころ弾けて
馬鹿騒ぎがいつまでもつづく
二十四色の夜景が騒がしいだろうか
それ ...
現実を言葉で変えられることはない。
ほぼない。
そんなことに情熱を傾けるのは詐欺師くらい。
言葉は無力。
今日もやっぱり届かない
存在意義を彼らの中に私が入れられないのか
私が彼らを受 ...
孤独の輪郭をなぞる
深い峡谷の故郷にて
何処までも透明な湖に沈んでいくように
分離していく、
昼間の震えが嘘のように
ナイフを肉に刺し貫く
ナイフを身に刺し貫く
走る激痛に
深く潜 ...
蛙鳴き田舎の夜は都会とは違う賑やか自然由来の
有名な砂浜がありでも田舎海水浴客多いでも田舎
海辺には工場地帯街汚す大竹市内異様な臭い
温泉に浸かって日々の疲れ取る家の近くの温泉施設
と、いうわけで、まずは長女にスマホ。
午後十時二十分、深い海のような夜空です。
仕事も終わって、もうそろそろ家に帰りついているころでしょう。
すぐに出ました。
「洋ちゃん、お久しぶリィー」
...
こんな夜にちゃんとしたくない。地べたの気持ちをさらに貶めたい。
わたしは普段からだんまりをだんまりとして完結させる女を崇拝してる。とくべつ美人じゃなくても微温的で見学的な逃避的で露悪的な心理学的 ...
ちいさな
ちいさないのち
ちりはて
遠いみ空を
かけてゆく
境界線を越えたなら
きっと合図するからと
しろくはかなくそう言った
ちいさないのちにあふれる涙
あめがふり ...
「情けは人の為ならず」
でもね そのしたことが
人の為になればいいし
一石二鳥なんだし
相手の笑顔がうれしいよ
「足るを知る」
「放てば満ちる」
「行雲流水」
以上は私の目 ...
どうも厳しいです
厳しいでしょうな
BLはいいんですかと
舌なめずりキツイ
ブロックはいい機能だ
使わずにけなすなかれ
身を守れ
君を傷つけるものから
もう傷ついてまし ...
君は一つの円環を閉じた。満足と倦怠と安らかな眠りとともに、小さな心臓の鼓動の頂をたくさん残して。その一つの円環の中で、君はさまざまに人間だった。常に大地と一体であるがゆえに大地を知らない人間、大地と空 ...
六ヶ月後にアクセスするように書かれてあったサイトにアクセスし、書類をダウンロードしてから、そこに書かれてあった住所に書類を送った。昔一度、同様のプロセスを行ったことがあったような気がして、当時のことを ...
二〇二〇年九月一日 「転移」
『猿の惑星』を書いたピエール・ブールの単行本『ジャングルの耳』が、Amazon で5983円してた。ぼくは、3000円でネット古書店で買った記憶がある。3000 ...
黄泉の穢れから
産まれし女
神か 菩薩か
雪のように彩を奪え
――――――――――――
教会に絡まる黒死の蔦
既に祈祷なく 福音なく
反逆の聖者 翼は罪過に染まる
あの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の日
水宮うみ
川柳
2*
22/6/8 21:53
アムニージアック
ひだかたけし
自由詩
2*
22/6/8 19:42
銀の雨
〃
自由詩
5
22/6/8 10:14
※五行歌 三首「秘密の孤独」
こしごえ
自由詩
2*
22/6/8 9:40
優しさの欠片
こたきひろし
自由詩
1
22/6/7 23:30
凡庸なブルース
マークアーモ...
自由詩
2
22/6/7 23:01
令和4年6月7日(火)
みじんこ
自由詩
1*
22/6/7 22:14
自我
ひだかたけし
自由詩
3
22/6/7 18:34
※五行歌 三首「味わう」
こしごえ
自由詩
0*
22/6/7 15:49
明後日の声
やまうちあつ...
自由詩
1
22/6/7 13:49
床屋にて
ひだかたけし
自由詩
7
22/6/7 12:50
詩人花形氏へのオマージュ
マークアーモ...
自由詩
3
22/6/7 9:58
愚か者
こたきひろし
自由詩
4
22/6/7 6:54
ネット詩人A
山人
自由詩
8*
22/6/7 5:07
記憶
ぱーちゃん
自由詩
2
22/6/7 1:47
令和4年6月6日(月)
みじんこ
自由詩
0*
22/6/6 23:11
雨降る夜更けに
坂本瞳子
自由詩
1*
22/6/6 22:55
くろい砂漠のシャボン玉
秋葉竹
自由詩
4
22/6/6 21:24
そばにきて
杏っ子
自由詩
1
22/6/6 21:22
孤独の輪郭
ひだかたけし
自由詩
2*
22/6/6 19:45
海辺
夏川ゆう
短歌
1
22/6/6 18:05
老いては娘に甘え、孫娘に従え
草野大悟2
自由詩
1
22/6/6 12:48
愚痴
末下りょう
自由詩
0
22/6/6 12:26
ちいさないのちのうた
ひだかたけし
自由詩
2
22/6/6 10:48
※五行歌 二首「生活方法」
こしごえ
自由詩
1*
22/6/6 9:54
雨音を聞きながら
りゅうさん
自由詩
1
22/6/6 5:56
一歳
葉leaf
自由詩
0
22/6/6 5:21
夜のプロセスと施行
番田
散文(批評...
1
22/6/6 1:02
詩の日めくり 二〇二〇年九月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
17*
22/6/6 0:36
Automatic doll soliloquy
望月カトラ
自由詩
0
22/6/6 0:04
521
522
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
加筆訂正:
野に咲く狂気
/
ただのみきや
[22/6/6 11:40]
修正
4.84sec.