あれからもう泣かないと
決めたのが冬の夜の風が強く吹く公園で
決めたのにもう一度だけ泣きそうで
君のことなんか知らないままで
生きていきたかったと云ったりして
初めての悲し ...
暑いのか寒いのか
分からない
さっきから
エアコンをつけたり消したり
肉体が勝手に冷えたり火照ったり
荒い呼吸と激しい耳鳴りと
床から起き上がれば
肉体は痺れ振動する
夜を迎えてい ...
あ
マサチューセッツ
あ
あ
リキシャウ
メトン?
ララムシュー。
ノイマン・フォン・ノイマン。
そうかな。
らぬんちけろ、よるんちけら。
まままむ、り ...
八月三十日 水曜
天氣 晴
起床 六時〇分
就床 九時五三分
今日の作業は河原へ行つて石を取つて来る事でした
篠塚さんと一緒に行きました
今日は何時もより余計疲れたやうでした
...
久々に寿司屋の暖簾をくぐり
独り腰を下ろす
机にはコロナ対策に透明の板が立ち
私の人影がうつる
お猪口に注いだ冷や酒が進み
硝子の徳利も軽くなる頃・・・
影がそっと囁いた
──お ...
ミューズとミミズが離れた後に
歌はまだ残されているだろうか
似て非なるものだったのだ
というより
非なるも似たものだったのだ
それゆえに光があった
高い塔に登り
場合によって ...
愛は
返すというエネルギーの道筋が認められて初めて
愛となる
それがなければただの営みだ
見返りのないものが愛ではない
見返りの消滅したものが愛なのだ
道筋は葬り去られた
轍とな ...
継続の為の正義とはなんだろう。
幾度もみてきた繰り返しの中で世の中にぽっと出の若い新人が老害を排除して楽しい公園を作りたくて年老いた浮浪者を狩ることにはその作為の最中には躊躇なく反省も自戒もなく ...
胸が痛んで眠れずに
窓を開けて星をみる
横で寝ているこの人の
明るい寝言に救われた
月が朧に虹を架け
見知った罪が夜駆ける
黙っていたけどあの罪は
きっと死ぬまで夜を往く ...
・ ・ ・
今年の森の地図が
そろそろ終わりだから
恵みにあやかりたいと
降りた自転車を立てかけた
裂け目のような木の下闇からは
あからさまな拒絶の気配を感じたが
それは人間 ...
夜のしじまがそのときは
そっと破られ青くなる
波がゆっくり帰るとき
風も優しく微笑んで
さよならさよならさよならと
別れを惜しみ消えてゆく
浜辺は ...
楽しい時に
悲しいことを考えて
その隙間を埋めるために
同じ場所を周った
悲しいことが消えなくても
紙袋に入れて
置き去りにした
バスの停留所
プレゼントを買い忘れた人が
持 ...
アナタはどこまでいくの?
この日暮れ
没する太陽を追って
論理を振りかざし
他者を屈伏させ
アナタは既に行き止まり
燃えたぎる溶岩流
散りゆく赤い花びら
あらゆる響きを融合し
...
神話になぞらえ視界をねじり
燃焼する画角から身を伏せる男
口笛と銃痕を残すように
霧の中から淡い筆がきて
何もかもを塗り潰す
腐れるあらゆる匂い
精神分析医は語る
線と色と画触のフォ ...
欠けた
風の赤い器
人の形に
ほつれた糸
君はいま、何処にいる
手を伸ばしたら触れられる
忘れ形見を
いつも優しくできたなら
かじかむ蛍光管
この薄いセロファン
色から ...
海の声山の声聞き過ごす日々都会を離れ田舎で暮らす
小遣いが足りずバイトに勤しんだ自由に使えるお金を増やす
薔薇園に刺々しさは全くない薔薇の棘すら忘れる美しさ
空を見て夏はもうすぐ終わ ...
俺は歯医者に通うぜ
俺はやまもと歯科に通うぜ
俺はいつもやまもと歯科に通うぜ
...
○センターラインのない道は
怖い!
じいちゃんたちは
カーブでも
ど真ん中を走ってくる
○「おじいちゃん、赤だったよ!」
「急には止まれないよ!
急に止まったら追突されるよ!」 ...
二〇二一年十月一日 「世界SF全集 第31巻 短篇集 古典篇」
『世界SF全集 第31巻 短篇集 古典篇』が到着した。非常に良い状態だった。満足。 https://pic.twitter ...
アメリカのボスが最後に向かってきた
わたしはすぐに口火を切った
「アイム ソー ソーリー」
アィマレバ ソレデ スムネー
「アイム ソー ソーリー」
アィマレバ ソレデ スムネー
「アイム ...
心理の奥だけで生成される言葉がある。
それはおよそ会話の中で表現されることのない領域であり、わざわざ潜らなければ掬い上げることなどまず不可能なものである、深海魚のようなものだと思ってもらえば ...
転ばないよう気をつけて歩いた
人生は長い長い細道だから
人はいつから踵を付けて歩いているんだろう
早く恋を知りたくて
だけど愛はまだ要らなくて
先に月に向かった貴方が寂しくて死んでしまわない ...
哀しみの声が
何処までも伸びていくとき
限りなく独りで
魂の神聖な場所へ
融合する
明日、土の下に
埋められてもいいように
深いあこがれを抱いて
壊れた肉体の神経感覚系に
復讐し詩の ...
風になりたい
ただの一陣の風に
君の胸奥深くに届くように
ヒマラヤを越え
天空を越え
昏い宇宙に届くように
ただの一陣の風となりたい
昨日より今日
今日より明日へ
そして宇宙の初まり ...
染み付いた汚れのまんま焼き付ける
下り列車のすれ違う窓
肩の先、触れそうだった距離さえも
可燃不燃で振り分けており
訳もなく爪を切りたくなる夜と
検索窓の白さが嫌い
...
僕は結婚して長い間女房は
屁をひらない女だと思い込んでいた
しかるに今は
僕の前でも「ブー!ブー!」やっている
「ああ!すっきりした」などと言って
恥じらいもなにもない
ここまでゆるんでし ...
ああ
今日もまた
私の微笑みを見ようと
大勢の人々が
この美術館を訪れる
謎の微笑み
なんて言っているけど
これが笑わずにいられようか
大笑いしたいけど
淑女としては下品 ...
わたしたちは歩く
可笑しなことはないのに
となりできみが時々ちいさく笑う
(なにか間違っている?)
でも訊くことなんかできない
わたしたちは黙って歩く
おおむねすべてのひとたちは
...
むろんとーぜん、してますよ
よふかし
駆けても、走っても、跨いでも、いませんし
したら必ず幸せになれるって訳でもないののに
しちゃってますよ、
よふかし
いまが人 ...
天空に
明るく輝く満月は
わたしの意識に
瞬間、響き捉えられる
君はパンクが好きなのか
富士ロックで
押し潰されそうになりながら
踊りまくったのか
満月は天空を上昇し
家々の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の破片
秋葉竹
自由詩
0
22/9/13 20:32
今日の私の日常を
ひだかたけし
自由詩
2*
22/9/13 19:50
し
k_otsu...
自由詩
0
22/9/13 19:44
女學生日記 三十一
TAT
散文(批評...
0
22/9/13 18:07
写楽
服部 剛
自由詩
1
22/9/13 16:15
HB
やまうちあつ...
自由詩
1
22/9/13 14:12
愛は
妻咲邦香
自由詩
0*
22/9/13 13:18
継続の為の正義とはなんだろう。
足立らどみ
散文(批評...
2*
22/9/13 8:24
夜明けのうた
秋葉竹
自由詩
0
22/9/13 4:09
森の地図
soft_m...
自由詩
2*
22/9/13 2:40
夜のしじまがそのときは
秋葉竹
自由詩
0
22/9/12 19:56
魂
ミナト 螢
自由詩
0
22/9/12 19:36
突き抜ける
ひだかたけし
自由詩
3*
22/9/12 19:31
ピカソ
soft_m...
自由詩
1
22/9/12 18:34
秋風
〃
自由詩
1
22/9/12 15:32
薔薇
夏川ゆう
短歌
0
22/9/12 13:40
俺と歯医者のブルース
TAT
自由詩
2
22/9/12 12:41
もみじマーク
zenyam...
自由詩
0*
22/9/12 9:22
詩の日めくり 二〇二一年十月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
10*
22/9/12 0:31
アメリカのボス
菊西 夕座
自由詩
1*
22/9/11 23:45
Free
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/9/11 22:13
月兎
妻咲邦香
自由詩
1
22/9/11 19:54
アヴァロン~すべての病んだわたしへ
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/11 19:22
一陣
渡辺亘
自由詩
0
22/9/11 18:06
少し多目に書きました。
妻咲邦香
短歌
1
22/9/11 12:33
女房の屁
zenyam...
自由詩
1*
22/9/11 11:49
モナリザの告白
st
自由詩
2
22/9/11 3:57
羊雲
七
自由詩
18*
22/9/11 3:22
中秋の名月の、「よふかしのうたぁ〜♫」
秋葉竹
自由詩
0
22/9/11 1:44
満月
ひだかたけし
自由詩
3
22/9/10 22:35
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8.91sec.