辿り着く
見渡す
細める目
風
嗅ぐ
気配
先人
構え
目礼
一歩
また一歩…
夜
閉店三十分前のスーパーマーケットの駐車場に
クルマとめて待っていたら
店舗前に並んだ数台の自販機の釣り銭受けの中を
1台1台手を入れて行く
怪しげな男があらわれて
疾風の如くきえた ...
富士山から逃げおゝせ異国に入る
波音に目を閉じて高田松原
春風の中 いちごに恋寄せる
心奪われて奪い返せず
まっすぐ進めど波が足掬う
その森の外にも森があり星を違う名で呼ぶ人間がいる
低い窪みの中心に転げたもの、もう這い上がることも出来ない
気づけばそこにいて、何処から来たのかも分からない
その地に根を張り 雨風にて、凌ぎ、それだけのものであった
というのに素知らぬ風は惑 ...
言葉が滑り落ちていく
そんな時間が長引いて焦る
私はごはんを食べる
私は眠る
私は少しは掃除する
大事な何かがないから
言葉がくっつかないんだ
ばらけた言葉を集める
集めて ...
期待されていた
ももたくんは
決勝トーナメントにも
進めなかった
心無い人は
「違法カジノに行ったもう1人は
世の中から抹殺されたのに
金メダル確実だから
免罪されたんじゃねえのかよ! ...
碧天の月、
祈り続ける意志
巌は翳り
雨は降り
濡れて天に
戻る時
煌々と月、
澄みわたる
無限につらなってゆく世界の果ての階段を
親しげな不条理とうでを組んできみがのぼってゆく
いつもおもうけれど
宇宙のなかの点にすぎないのに
点には面積がないのに
線にも幅がないのに
ぼく ...
生き生きと咲く花が
風に揺られるように
我が詩よ
私を導いてくれ
そして長く長く続く
絶望というトンネルを抜けて
眩しい太陽を全身に浴びたい
ああ
照らしてくれ
照らしてくれ
我が ...
昼間、干しておいた敷き布団
どこか小麦の香りかな
ひとまず、嗅ぐ
犬になる
犬になっている暇はない
はやく眠らねば
眠らねば、ならぬのに
やはり小麦の香り ...
唾が飛ぶだろう
涙や汗や
こいつの何もかもが
突っ立ってみている
悪い約束、
悪い約束
悪い約束飛んでったんだ
泣ける話を噛み砕きながら
血とか胃液で
いっぱいのクソが
...
パラレル パラソル
ついでにオリンピック開催する
どこからでも手が出る
のびる 伸びる ストレッチ
胃薬 仔羊とえっち
ちゃんと見てるかサイゼリア
ひじきに混ぜるコンビーフ 騙す情
目ん ...
此処は廃墟
もとは何であったのか
すでに忘れられた廃墟
散らばる残骸
もとは何であったのか
すでにわからない残骸
けれど此処にも
美しく夏は満ち
光と風とを遊ばせ
やがてその中に ...
コピー
カバー
インスパイア
リスペクト
で
パクり
カーテンが揺れていた
青い風を運んできて
そのちいさな永遠が
うぶ毛を撫でるしっとりと
もう
起きたらいいのに
清らな嘘をついてもいいなら
ずっと君とこうしていたいんだ
...
言いたいことパワポで説明
昨日食べたアイスクリームの冷たさ忘れる
アケビの実を持ち帰る遠い昔
今日も誰かの誕生日であり命日でもある
たった今無駄の上に乗った退屈流され ...
開いてみませんか
目の前のドア
開かないままで
ドキドキしたいのですか
確かめます
自分の居場所
カギどこですか
一秒前の瞬きに取り残された世界で折り紙を折る音を聞く。
永遠に手に入らない宝石の輝きを見せつけられたような日。
大好きだと、遠い遠い島国から言われたような気がして、一瞬何のことだかわからなかった。 ...
あの日の私に出会いたいです
あの頃
夏が来る前の
雨の日の石の匂いが私好きでした
さみだれて
地面から立ち上る
美しい予感のする何かに
失った恋の数だけ
...
北の先まで歩いて
呪いを解くにはことばを
刻まないといけないらしい
包丁を研ぐには暴言が必要で
持つ手には温もりが必要で
橋を渡るときに気づいたけれど
川は流れていないことに
歩くのは怖 ...
さんざめく さんざめく
声や恋に嘘がないように
私の生きてきた軌跡にも嘘がない
秒針を食む心地で叫ぶ
この夏よ 終わるな
生きているだけです きみが好きです
生きているだけできみが好き ...
茶色く疲れ果てた蔓の途中で 朝顔の紅は
夏の追憶の中に留まろうと もがいている
枯れ急ぐ葉に抗う 小さくなった花は
冷えた朝露に濡れて うなだれる
永遠への憧れは たそがれて切なく
...
理解より破壊がはるかに簡単にできる世界で出会う不幸よ
あなたも
ずっと
ひとりだったんだ
はぐれ雲の
ため息なんかよりも
ずっと。
光のない影や
影をなくした光が
ふたりを渇望するよりつよく
ぼくは
あなたを
愛そうとした。 ...
かれらはその腹の中、虚偽だけに充ちて
慈悲深い旅人たち、形はそう、陰に怯えている
プレパラートの 液体調剤詩
かろやかにおよいでいるかの、微生物の比です
ステレオタイプが捻ると
虹色が ...
ゆうひの、おちちを
のみながら
さかなの、あかちゃん
おねむりよ
よるに、なったら
さむかろな
かあさん、もどって
きてくれや
からすの ...
あの時
あの思い
思い出す事
学んだ事
失った事
キミがそこからいなくなっちゃったので
今はそこにキミのりんかくが幽かにあるだけだ
キミが笑っていたときの
泣いていたときの
壁紙には昔飾ってた額縁の
柱にはねじ巻 ...
短い髪が好きだ
短い爪も好きだ
髪には白いものが
手にはしわが刻まれた
時は経つ
何もしなくても、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠望
ヨロシク
自由詩
0
21/7/30 8:15
得体の知れない不安
こたきひろし
自由詩
3
21/7/30 5:29
自由律俳句「食べられる退屈」(67)
遊羽
俳句
2
21/7/30 4:45
_
いる
短歌
1
21/7/29 23:30
ユグドラシル
あらい
自由詩
0
21/7/29 21:18
ばらける言葉
木葉 揺
自由詩
1
21/7/29 19:12
がんばれ、ももたくん!
花形新次
自由詩
1
21/7/29 19:11
戻り道
ひだかたけし
自由詩
10
21/7/29 18:52
さめたコーヒーのうた
梅昆布茶
自由詩
16
21/7/29 18:11
照らしてくれ
渡辺亘
自由詩
2
21/7/29 17:31
犬になる
クーヘン
自由詩
6*
21/7/29 15:13
悪い約束
竜門勇気
自由詩
1*
21/7/29 13:36
シーラカンス 潮吹かす _1
遼旅
自由詩
0
21/7/29 11:35
廃墟の夏
塔野夏子
自由詩
2*
21/7/29 11:33
真似
ヨロシク
自由詩
0
21/7/29 8:14
幸せな時間
秋葉竹
自由詩
5
21/7/29 5:33
自由律俳句「食べられる退屈」(66)
遊羽
俳句
1
21/7/29 4:11
ドア
佐白光
自由詩
1*
21/7/29 1:31
きみは馬鹿だから絶望してやっと美しくなる
おろはげめが...
自由詩
0
21/7/29 0:04
恋の病
〃
自由詩
1
21/7/29 0:01
南へ進んで愛まで歩いて
かんな
自由詩
2
21/7/28 23:59
二十一世紀の日本より愛をこめて
おろはげめが...
自由詩
0
21/7/28 23:56
夏は
藤原絵理子
自由詩
3*
21/7/28 21:39
_
いる
短歌
0
21/7/28 21:17
ひとり方程式
草野大悟2
自由詩
2
21/7/28 21:11
≫≫捻り結び戻る答えを
あらい
自由詩
1
21/7/28 20:40
かあさん
令和9年
自由詩
2
21/7/28 10:51
不可逆
ヨロシク
自由詩
0
21/7/28 8:13
輪郭
墨晶
自由詩
6*
21/7/28 3:00
時を生きる
石田とわ
自由詩
4*
21/7/28 2:50
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
562
563
4.41sec.