喉が渇いたから水星を飲んだ
火星を太陽で丸焼けにして
火の玉みたいにして遊んだ
金星のお金で土星のネックレスを作って
たっぷりお洒落して宇宙を遊泳しながら
デザートに木星を食べる
最後 ...
もしも
生まれ変われるのなら
ボクは
・・・栓抜きになりたい。
栓抜きなら迷惑をかけることもないし
...
{ルビ蟷螂=かまきり}の貼りつく道の女かな
長い人生の道
今の苦しみなどほんの一瞬
たとえるなら
ストーブにのせてあるやかんに手が触れたかんじ
やけどをしてのこる水ぶくれ
水 ...
美しい国が
海岸線を漂う
せつない季節があった
溢れ出す
何度も調整された成分が
朝日でも夕日でもない
光にただ照らされ
そのたびに
つないだ手を
何度も握りしめた
僕の最期は いつまでも拍手が鳴り止まなければ良いな
あの時は
一生懸命つま先伸ばして指先も伸ばして
そっからしゃがんで思いっきりジャンプしたのに
届かなかった
それっきりで諦めた
でも今は 前より少し背も伸びたし
...
空があまりに青いので
絵を 描きたくなりました。
でも
私が持っている
クレヨンにも
色えんぴつにも
クレパスにも
水彩絵の具にも
...
やっとの思いで
いちばん下まで
堕ちて
堕ちて
それでも
そこも
誰かの気配が
ざわめきが
誰もいない
暗闇さえ
ない
名も無き花。
なんていうけど
ちゃんと誰かが名前をつけてあって
どんなものにも
名前がついてる。
どうにもならない気持ちだって
どうにもならない気持ちっていう
名前があるし
...
青い夜
私は私
別れ知る
家族による暴力で
老人ホームに来るごとに
体中の傷がどす黒くなってゆく老婆
国も
市も
施設も
ケアマネージャーも
ヘルパーも
一介護職員の自分自身も
手を差し ...
週末の疲れの中、何をか語らん
空色のクレヨンで
跳ねる電子音の隙間を埋めていく
その中には雑踏で
息つぎしているダイバーがいる
揺れ 動き 波 流れ 全身が
...
今日は僕の家に泊まる?
「うーん・・・」立ち止まって考える
気を利かせた車が 僕たちの前で停まる
でも 考え込んだまま 止まったまま
車の運転手の不思議そうな顔
...
不器用な自分という役を
脱ぎ棄てたくなった夜
無人のバス停のベンチに
重い腰を下ろし
虚ろな瞳を見上げると
( お気軽に )
壊れた電光看板の
止まったままの赤文字 ...
誰も知らない薄闇の部屋で
鏡を見ると
虚ろな瞳で呆けた人が
消えかかった足で立っている
虚ろな人の背後に現れる
黒布で覆い隠しにやける
{ルビ朧=おぼろ}な{ルビ髑髏=どく ...
声にならなかった
あらん限りの力を込めたはずなのに
例えばそれは
孤島に取り残されたおとこがひとり
遥か水平線に見え隠れする
船影を
蜃気楼だとはなから諦めているかのように
もし ...
両思いでも結ばれない時がある
互いを求めていても
互いを助け合っていても
恋人になれない
この時間が戻るなら
私はあなたをまっすぐ愛し始めるだろう
この時間が進むなら
私 ...
バラバラなオレの個性を
一点の輝きと恍惚の色合いとともに
谷水(こくすい)の流れ
まさに澄み切った
この気持ちとともに
源流をたどる ...
冷やし中華が
静かに終わった奥の方
特別なこともなく
人をまたぎ
人にまたがれ
狭い柄模様のシャツが
時々きれいだと感じられた
入口の貼紙には
かつての文字のようなものが書かれ
それ ...
コーヒーを入れ
フレンチトースト
オレンジジュース
サラダ
朝の散歩
人に声を掛けられる
犬とすれ違う
ジョギングの人
卓球で一汗流し
料理の話
9月のアジが一番美味い!
...
ずいぶんと、高いとこまで来てしまいました。
けれど、まだまだ続く山道。
後に引き返そうにも、辛い道です。
先へ進みましょう。
進みましょう。
何が在るか、無いか。
解らないですが。
美味 ...
おーい
そっち行っちゃだめだー
ジャンプして、アタックする
すべり込んで、ボールを拾う
宙に浮いたボールが一言、ギャグを言う
「布団が吹っ飛んだ」
選手も審判も観客もみんな一斉に
吉本興業の新喜劇のように転ぶ
その間、ボ ...
この連作「そろもん」は、五行というフォルムそのものがテーマでした。大局的には、それ自体が現代詩的構文のアンチテーゼとして機能することを目論んだと、とりあえず言っておきます。でも内実は、きわめて個人的な ...
青色へ 崩れおちゆく
世界はただ
切ない音色を奏で
それは私の心を震わせる
未来への約束を破ることさえ
厭わない
明から暗への埋没
通りすがる母と子の
健康な残り香に
私 ...
ここにはバス停以外なにもない
曲がり角からバスがきたらすぐわかる
だがそちらはみない
何もないからみなくても
バスのエンジン音は聞こえてくる
私を乗せるためだけに
バスは私の前で急停車 ...
ひ花
世界中
熱燈が
爆ぜる
きれる
酸素は
よく吸い込むように
瞳孔は
閉じて
瞳は
開いて
炸薬仕込みの、
極々軽い光が、
散らせ ...
日が暮れる
気が狂う
僕たちはいつまで
生きていられるんだろう
日が暮れて
気が狂って
すべてが真面目な顔しちゃって
僕を歪んだ目で見つめている
僕たちはいつ
死ぬんだろ ...
こめかみの銃口我に味方せり引くも引かぬもその強さゆえ
撃鉄を起こす刹那の走馬灯 涙とともに溢るる思い
悲鳴とも歓喜の叫びとも聞こえたが俺は応える「闘え、この ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
惑星遊び
なかがわひろ...
自由詩
0*
07/9/15 0:24
もしも。もしも。
ぴんくぱんさ...
自由詩
0
07/9/15 0:23
道
A-29
俳句
3*
07/9/15 0:21
長く続く道
ぴんくぱんさ...
自由詩
1
07/9/15 0:18
美しかった国
小川 葉
自由詩
5*
07/9/15 0:00
幕
北大路京介
自由詩
6*
07/9/14 23:46
ジャンプ
まりも
自由詩
2*
07/9/14 23:42
あおぞら徒然。
かとうゆえ
未詩・独白
1*
07/9/14 22:47
独りにさえなれない
風音
携帯写真+...
4*
07/9/14 22:37
ラベル
〃
自由詩
2*
07/9/14 22:26
夜に
木
川柳
2
07/9/14 22:14
老婆の心臓
服部 剛
自由詩
3+
07/9/14 22:05
クレヨン
木
自由詩
1
07/9/14 22:03
とまる
森下 流華
自由詩
3*
07/9/14 22:01
夜空のバス
服部 剛
自由詩
2
07/9/14 21:44
月夜の手紙
〃
自由詩
1
07/9/14 21:23
さ
恋月 ぴの
自由詩
31*
07/9/14 21:21
好きです
saya
自由詩
1
07/9/14 21:14
入り日影
アプリオリ
自由詩
1
07/9/14 20:49
冷やし中華終わりました
たもつ
自由詩
7
07/9/14 20:46
クッキング
ペポパンプ
自由詩
2*
07/9/14 20:41
道の途中。
狠志
携帯写真+...
2
07/9/14 20:35
詩人たちへ
吉岡孝次
自由詩
3
07/9/14 20:25
バレーボールの夢
狩心
自由詩
2*
07/9/14 20:11
●そろもん最後の栞
みつべえ
散文(批評...
8
07/9/14 19:45
うたううた
みちる
自由詩
1
07/9/14 19:31
バス
優羽
自由詩
3*
07/9/14 18:50
落雷のち
水町綜助
自由詩
3
07/9/14 17:59
引き金
ゆうと
自由詩
2*
07/9/14 17:58
■共同作品■ GUN blue
Rin.
短歌
10*
07/9/14 17:19
5277
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5295
5296
5297
5298
5299
5300
5301
5302
5303
5304
5305
5306
5307
5308
5309
5310
5311
5312
5313
5314
5315
5316
5317
加筆訂正:
夕暮れの光景の彼方から
/
前田ふむふむ
[07/9/14 21:01]
久しぶりの投稿で、すいません訂正です。唐突な固有名詞が不自然なので、少し、説明という訳ではないのですが、加筆訂正します。
7.55sec.