おーい
そっち行っちゃだめだー
ジャンプして、アタックする
すべり込んで、ボールを拾う
宙に浮いたボールが一言、ギャグを言う
「布団が吹っ飛んだ」
選手も審判も観客もみんな一斉に
吉本興業の新喜劇のように転ぶ
その間、ボ ...
この連作「そろもん」は、五行というフォルムそのものがテーマでした。大局的には、それ自体が現代詩的構文のアンチテーゼとして機能することを目論んだと、とりあえず言っておきます。でも内実は、きわめて個人的な ...
青色へ 崩れおちゆく
世界はただ
切ない音色を奏で
それは私の心を震わせる
未来への約束を破ることさえ
厭わない
明から暗への埋没
通りすがる母と子の
健康な残り香に
私 ...
ここにはバス停以外なにもない
曲がり角からバスがきたらすぐわかる
だがそちらはみない
何もないからみなくても
バスのエンジン音は聞こえてくる
私を乗せるためだけに
バスは私の前で急停車 ...
ひ花
世界中
熱燈が
爆ぜる
きれる
酸素は
よく吸い込むように
瞳孔は
閉じて
瞳は
開いて
炸薬仕込みの、
極々軽い光が、
散らせ ...
日が暮れる
気が狂う
僕たちはいつまで
生きていられるんだろう
日が暮れて
気が狂って
すべてが真面目な顔しちゃって
僕を歪んだ目で見つめている
僕たちはいつ
死ぬんだろ ...
こめかみの銃口我に味方せり引くも引かぬもその強さゆえ
撃鉄を起こす刹那の走馬灯 涙とともに溢るる思い
悲鳴とも歓喜の叫びとも聞こえたが俺は応える「闘え、この ...
紺碧の広大な海
入道雲の浮かぶ水平線
昼の照射する太陽
夜のほのかな光
海辺のカフェテリアで見た
異国の文字は夢で躍り
ここよりべつの何処かへ
いまよりべつの何時かへ
...
友人から、世間話(といっても他人様の家庭の事情)を聞いたりしていて、
"現代社会ってそんな感じはある"
なんて。メールのやりとりをするのと同時に其処にいつか自分が麻痺し ...
大切なひとの悲しい日記に
どうコメントしていいかわからなかった
うわべだけなのかもしれないけど
せめて悲しみが和らぐような言葉を
一言だけでも。しかし送れずに、
ぼくは僕 ...
白い俎板のうえに
水洗いした秋茄子をのせる
遣い慣れた指先でまず、
縦半分に切ると
紫に汚れた
君は構わず
それを乱切りした
その一部始終を
彼らは黙って
観ている
中秋の月が雲にかすみぼんやりと
見えているのか 見えていないのか
中秋の月が雲にかすみぼんやりと
浮いているのか 彷徨っているのか
中秋の月が雲にかすみぼんやりと
ぽっか ...
カピパラさんとか モノクロブーとか
最近チヤホヤされてるけど
ぜったいワシのほうが カワイイと思うんだわね
「 飛ばねえ豚はただの豚だ 」という名言があるけど
ワシ、飛べないけど 蚊取り線香入 ...
鋭利な湖面をすべってゆく
一艘の小舟
私は黒布で目隠しされたまま
なすすべもなく横たわっている
風 感じるのはすべて風
重い水をかきわけて
舟はゆるやかに進む
盲目の私の世界に響 ...
けして望んでた訳ではなかった
気がつけばこうするしかなかった
留まることは許されなかったから
自分自身に放り出されて
ここにはもう、歴史も誇りもないけれど
わたしはわたしに ...
捨て猫に飼われている
私は 捨て猫に飼われている
飼われているから『捨て人』ではない
飼われ人なので
そのしるしに首輪をつけている
鈴もついてるので歩くたびに
リンリンと鳴 ...
もういなかった。携帯さえ役に立たないものはない。二十歳は永遠に残らない。写真を見ると私はきまって泣いていた。言えなかった。声がない。もうどこまでも一人でわが道をシネスショコタービッチのような空をあ ...
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/透明すぎる水の色/
/水の余韻が鳴り響く/
/月の仄かを呼吸する/
/その庭園を微かに揺らすのは/
/水だ/
月を宿す王立庭園の門扉に凭れている年老いた兵士は濃淡の物性を放ち、 ...
・
コンバインが
おもちゃのように点々と
そこここに配置され
軽トラックが
ちゃかちゃかと走る
収穫の秋がきた
辺りには喜びが
薄い金色に色づいて漂って ...
・
口に酸素を含んでから
目を閉じて
美しい光景を思い浮かべる
すると酸素は舌の上で
ばらの味の二酸化炭素へ変わる
誰かがわたしに口づけしたときに
いい気持ちにれなるよう
...
洒落たカフェを借り切って開かれた
長い付き合いになる友人の結婚披露宴の席で
禁酒中のチナスキーは溜め息をついている
生ハムをかじっては水を飲む
祝辞を読んだ
新郎との付き合いの年数を数え ...
光が透けて眼覚める朝
風に名前を呼ばれる昼
花に孤独を癒される夜
月のしずくにうたれて
わたしは眠る
当たり前の事が当たり前じゃなくなった時
頼りになるのは自分という存在。
そこに常識の入る余地は無い。
当たり前の事が当たり前じゃなくなった時
支えになるのは誰かの存在。
そこでのお金は役 ...
本当の意味は用もないことをべらべらしゃべること。
みたいですね。
しっか〜〜し!
普通に"駄目な弁当"と連想した私は素直な人間とも言えよう。
何を隠そう ...
夢を見た。
胡蝶の夢ならぬ、夢なのか、現実なのか、区別のつかない夢を見た。
彼は、夢の中で、花を喰らっていた。
何かの為に、必死に、花を喰っていた。
いつかその花に、喰われてしまえ ...
渇望するよ?切望してるよ?
あたしのためだけの精神安定剤
自律神経が途切れる前に
抑えこんだ不安が逆流する前に
適量投薬して欲しいんだ!
「精神安定剤を持ったあの人は
何処に行ってし ...
有刺鉄線に絡まれて
裂かれた薬指の赤い色
流れる流れる 流れる流れる
脈々と続く赤い色
薬指で交わした約束はなかっただろうか?
流れる赤に約束までが
流されてしまう恐怖を感じて
慌て ...
モラルと規則に生きるオトナ達!
モラトリアムを生きるあたし達!
モラルに規則を引き剥がす!
モラトリアムの自遊人!
硬くて強い鉄格子
三重に巻かれた有刺鉄線
取り払われた螺旋階段
気 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩人たちへ
吉岡孝次
自由詩
3
07/9/14 20:25
バレーボールの夢
狩心
自由詩
2*
07/9/14 20:11
●そろもん最後の栞
みつべえ
散文(批評...
8
07/9/14 19:45
うたううた
みちる
自由詩
1
07/9/14 19:31
バス
優羽
自由詩
3*
07/9/14 18:50
落雷のち
水町綜助
自由詩
3
07/9/14 17:59
引き金
ゆうと
自由詩
2*
07/9/14 17:58
■共同作品■ GUN blue
Rin.
短歌
10*
07/9/14 17:19
海とプランクトン
シホ
自由詩
1
07/9/14 16:11
現代社会と僕と
フクロネヅミ
散文(批評...
1*
07/9/14 16:06
せめて一言
短角牛
自由詩
1
07/9/14 15:00
茄子
はらだまさる
自由詩
8*
07/9/14 14:33
ぼんやりと
流人
自由詩
0
07/9/14 14:13
かとりブタ
北大路京介
携帯写真+...
16*
07/9/14 14:06
黒のみずうみ
石瀬琳々
自由詩
14*
07/9/14 13:46
確信
megie
自由詩
0
07/9/14 13:11
捨て猫に飼われている
北大路京介
自由詩
14*
07/9/14 12:55
彼氏と彼女の最後の日
紅山「そわか...
散文(批評...
3
07/9/14 12:13
ちゅら tauvead
〃
自由詩
1
07/9/14 11:59
水の庭園。
クスリ。
自由詩
1
07/9/14 11:58
収穫の秋
吉田ぐんじょ...
自由詩
7
07/9/14 11:41
誰かのことばかり考えている
〃
自由詩
7+
07/9/14 11:36
いいから酔えよ、チナスキー
楢山孝介
自由詩
7*
07/9/14 11:25
一日
月下美人
自由詩
4*
07/9/14 11:24
心臓部
美琴
自由詩
3
07/9/14 10:26
駄弁
フクロネヅミ
散文(批評...
4*
07/9/14 10:20
パラドックス
榊 慧
自由詩
2
07/9/14 8:43
精神安定剤
明楽
自由詩
1
07/9/14 8:37
薬指
〃
自由詩
2
07/9/14 8:37
給水塔
〃
自由詩
0
07/9/14 8:37
5278
5279
5280
5281
5282
5283
5284
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
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5295
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5297
5298
5299
5300
5301
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5303
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5318
4.84sec.