木琴が鳴る
放つことなく
受けとめるまま
木琴は鳴る 木琴は鳴る
明けてゆく夜
蒼つなぐ蒼
明ける色の手
見えない手
隅に集まる
光の渦
紙に染み込み
...
野ばらが咲いてる歌の中に
彼の命が咲いています
楽譜が詠まれ盤に刻まれ
蓄積された音の種は
心象の故郷に開花します
花の種子は光子になり
銀の花壇で輪を重ねる
幼子が周りを回 ...
とうとう 見つけられてしまった
うつ伏せに寝ているわたしの
左足のつけね
紋章のようなかたち
うす茶色
くちづけをしてあなたは
これはなあにと
指でも確かめながら聞く
それは記号
わ ...
ピアノは好きだけど嫌いだった。
鍵盤が硬かった。
嫌いで嫌いで
ハーモニカを習った。
おじさんがタバコで
輪っかの煙を吐いてくれて
嬉しくて
通った
親はすぐにエレクトーンを
...
{引用=夢を見た。}
夢の国に行ったら神様はいなかったけど
ミッキーマウスがいた。
「みんなの人気者」なんて嫌いだったから
ディズニーランドで会っても
手なんか振ってやらないと思ってたけ ...
ほーかい崩壊
放火学会
メラメラ燃えろ メラ燃えろ
メラギラギガ
ギガンテス
鉄
窒素
テッチッソ!
テッチッソ!!
テッチッソ!!!
いいかこの世はスピードが勢いなんだ
...
潜ってみるよ
どこまでもどこまでも
柔らかく軋んでくるから
ぎゅって大きい手で掴まれたみたいに
自分の小ささが解るから
もう
眠ろうよ
丸くなってね
秘密を守るみた ...
きみは気づいていないだけで
既に、もう持っているだろう。
欲しいって言っていたもの
たくさん持ってんじゃん。
零れるくらいにさ。
何に対しても、怖がることなんてないんだ。
...
螺旋状に渦巻く蝶の群れ
一切の{ルビ躊躇=とまど}いも無く舞い上がる
空に蜜があるかのように
呼吸を止めた
雨垂れが石を{ルビ穿=うが}つように
ゆっくりと呼吸を止めた
景 ...
何の変哲もない
小さな町の
小さな踏切が
いきなりニュースに登場したから
びっくりだ
あの日
小さな町の
小さな踏切で
一つの命が消えてった
あれは、確か
16の冬 ...
「ブリザード」
梢吠え闇の怒りと共鳴し生を償う旅路震わす
零℃切るなみだ氷雨が張り詰めた世界の銀を裂くデリュージョン
ブリザード膝つき見上げる万華鏡身を刺す寒もい ...
モノクロの…という言葉が
夢の中での出来事の暗喩だと
生まれて随分経ってから知らされた
そういえば、あの歌詞もそんな感じだった
だけど、僕の夢はオールカラーだ
そうして僕は切り出した
...
食べかけたクッキー
呼ばれて
振り返って
そのまま
テーブルに置いて2時間
続きのクッキーは
甘い甘い味がした
初恋の甘酸っぱさは青林檎
オリオンの輝きだけは目立ってる
雲ひとつない空染めるオリオンよ
遠浅の君の背中を泳ぎたい
やさしい舌で湿った方まで
放課後の残照/レモン/青い皮膚/
カーテンの船/影を重ねた
片肺で息をしている猫みたい
爪で傷つけあって笑うの
...
恋の壊れる音を
はじめて
私は聞いた
恋は
すがるしかなかったのだ
制度に
あるいは約束に
あなたを
愛しむ理由がないように
あなたを憎しむ
理由もなくて
強 ...
ささやかな
息づかいさえ
聞こえそうな
初めて
ふたりきりの夜
言葉があふれそうで
触れればはじけそうで
ふたりとも
静かに息をして
背中をつけて
うずくまってる
...
あの森のむこうに
あのひとがいるなら
わたしは森を抜けて
あのひとに会いに行こう
きっと途中で出会う
たぬきやうさぎを引き連れて
バスケットにはサンドイッチ
あのひとの家に着いたら
熱々の紅茶 ...
冷たい風が吹く夜には
つめたい星空が空を照らしている
烏たちが飛んでいく夕暮れは
茜色の夢へ消えていった
最後の群が散らばったとき
彼方の空へ
一筋の光が消えていった
いなくなってい ...
手を伸ばしながら
肌色の陰影を儚く思って
昨日の出来事や
消えない火傷の跡を想って
逆さづりになったリスや
キスをしてくる犬や
無卵生を守っている卵の殻
なんかを次々に一緒く ...
{引用=
ねぇ
あぁ
なんでもない
ホント なんでもないんだ
やましいことは なにもない
そういうことじゃないんだ
でも 聴かないほうが良いよ
聴かないほう ...
霧のかかった情景の中に
あたかもそれは当たり前のように
あなたの姿を見つけられなかった
肩を抱いて歩いていられれば
おそらくキレイな星空や街並みは
この情景の中 ...
ほっ とするのはどんなとき?
あったかいお茶を飲んだとき?
それはHOTするときです
こたつでごろごろしてるとき?
それじゃまるでネコでしょう
じゃあ ふとんに入ったとき ...
イタイイタイは垂直になってどうぞこのまま硝子の塔に
前戯だけして帰るなら切り裂いて君の不穏な肉を食べたい
命の数 数えてみたらマイナスにしかならないのは人間界だけ
闇雲に ...
ぼくにビールをくれないか
嘘もへったくれもないカタルシスなんだ
爆音イット・セルフの洪水の渦中なんだ
さあ、
夜はブラックで
朝は切り裂くようなホワイトがラメのように
まるでインテルが ...
真っ昼間から夜中まで
入り浸ったよストリップ
あの世もこの世もありません
ミラーボールに照らされて
ヘラヘラ笑っておりました
ピアス落ちてたよ
アリガトウマタキテル
デートできない? ...
愛なんてものはなかったので
今ここで
書くべき言葉が
ありません。
今まで私が
食べてきたものが
私の血と肉を
つくっているように
今まで私が
読んできたものが
私の心をつくっ ...
糞阿婆擦れに騙されている
アイツはカッコつけてるだけで空っぽさ
欺瞞に満ちているんだ
幻想で塗り固めているんだ
そんな風上にも置けないようなヤツに
騙されてるお前等も糞だよ
...
あの世界が朽ち果てて
廃墟の様な世界
いつからだったのだろう
思い出せない
いつからが崩壊の始まりだろう
思いつかない
壊れた戸が外れかかっている
その扉からはもう誰も ...
前世なんて信じやしないし
死後の世界なんて見たこともない
天国も地獄もこの世にしかないから
それならば君と生きたい
今までに誰を傷付けてきたか
数え出したら夜が足りなくなった
必ず朝 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ノート(打音)
木立 悟
自由詩
7
07/11/16 19:48
現代における花の咲き方
ススメ
自由詩
1
07/11/16 19:47
それは痣
よしおかさく...
自由詩
5*
07/11/16 19:27
ピアノのレッスン
ペポパンプ
自由詩
4*
07/11/16 19:06
ミッキーに会いに
とうどうせい...
自由詩
20*
07/11/16 18:38
もえろほえろほえろほえろ
しろう
自由詩
0
07/11/16 18:34
「眠り水」
菊尾
自由詩
0
07/11/16 18:18
「きっと」
〃
自由詩
0
07/11/16 18:17
「蝶葬」
〃
自由詩
1
07/11/16 18:15
記憶
三奈
自由詩
3*
07/11/16 16:43
組曲「白のみちゆき」
Rin.
短歌
16*
07/11/16 16:41
モノクロ
智哉
自由詩
2
07/11/16 14:54
cookie
風音
携帯写真+...
3*
07/11/16 13:55
オリオン
夏川ゆう
俳句
1
07/11/16 11:56
過呼吸の猫
しろいろ
短歌
7*
07/11/16 9:20
あめゆき
uminek...
自由詩
7*
07/11/16 7:39
初めての夜に
風音
自由詩
1*
07/11/16 5:33
ひつじ雲
〃
携帯写真+...
3*
07/11/16 4:19
オリオン座
白昼夢
自由詩
2*
07/11/16 3:48
窓辺
たけ いたけ
自由詩
1
07/11/16 3:46
聴かないほうが良いと思うよ
北大路京介
未詩・独白
10*
07/11/16 3:28
星空
れるむ
自由詩
1
07/11/16 2:52
ほっとするとき
朱桜天 遊雨
自由詩
0
07/11/16 2:30
ふ・くびき
サトリイハ
短歌
2*
07/11/16 2:07
ウィンター・フォール
nm6
自由詩
7
07/11/16 1:41
ストリップ 永遠の踊り子、ペギー・ルーに捧げる
A-29
自由詩
4*
07/11/16 1:08
恋文
亜樹
未詩・独白
1
07/11/16 0:58
I think I'm dumb
maynar...
自由詩
1*
07/11/16 0:56
broken world
〃
自由詩
0
07/11/16 0:46
花のように
快晴
自由詩
1
07/11/16 0:12
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
5250
5251
5252
5253
5254
5255
5256
5257
5258
5259
5260
5261
5262
5263
5264
5265
5266
5267
5268
5269
加筆訂正:
起きぬ翁
/
udegeuneru
[07/11/16 16:25]
マイナーチェンジを好む日本人
6.05sec.