期待を裏切るもの。電話。メール。郵便物。
吉報は、まず届かない。
ひとの間違いを指摘することと、
自ら正しい答えを導きだすことは、まったく別のことである。
「食間に服用すること」
タ ...
歌は変わらず
私は ここに
歌は変わらず
そして 私は ここ
午後の日を 浴びきって
街を そぞろに歩き
ふと 立ち寄る喫茶
有線から 流れる
なつかしい 洋楽ポップ
...
風は通り過ぎるもの
動くから風
たとえそれがそよ風であっても
たとえそれが熱風であっても
どんなに心地よくても
どんなに熱く燃えても
通り過ぎていくのが風
…生贄は
すぐには
呑みこまれずに
生き血を搾られ
…わたしは
誰のものでもなく
あなたの中に
儀式の定めどおり
...
のどが呪文をとなえているよ
おふろでもないのにシャボンが飛ぶよ
とおくとおく
欄干があかく染まって忘れられない
だんだん
だんだん
からだをかさねるよりずっと
指のすきまの感 ...
みてごらん
あれが空だよ
そうつぶやいて
私は放物線をえがく
どんなに荒んでしまっても
その運命は変えられない
流れていく景色
夕暮れの空
夏のなごりが残るなか
野焼きのにお ...
アホかいな
あいさつなしで
笑うかい
月のぼれ
餅つきうさぎと
コオロギの 音い色もとどく
こころよい風
まだ青い
初秋の紅葉
色香なく
高雄で喚く
Redチェンソー
食ショック
飯をくえくえ もっとくえ
安いごはんを 美味しくちょうだい
お肉は
二の次三の次
沢山つくって ベンを出す
モリモリ出たら
皆ハッピー
悲し ...
{引用=抱いて欲しいと言えないままに
時間だけが過ぎて行く}
ようやく暗くなった海の
闇と音に紛れて
貴方は「キスしよう」
と私に言った
唇がただ触れるだけのキ ...
男どもの世界史
スタンリーは銃を撃つ
人が倒れ
憎しみをまた 買いながら
スタンリーは歩く
砂嵐のなか
レーションを 食べながら
仲間は言う
歴史を俺た ...
ミサイル
どしゅー きーーん ドッカーン!
敵艦撃沈
ぴゅーぴゅー パン パン
痛い コノヤロ いたた
ドドドドドドドドドーーー
大気圏トッパ
ズッズル ...
水曜の午後は
bossa novaの和音に肘を抱えて
白い器の縁をみつめている
くるりと立ちのぼる
緩やかな湯気の香りで
部屋中を染める
耳からこぼれおちる
綿のようなものを
すく ...
ちいさな電車だった
いくつも風景をやり過ごした
乗客はいつも決まっている
新聞のにおいのする父と
たまねぎのにおいがする母
シャンプーくさい妹と
無臭のぼく
電車ごっこの紐は
...
自分の一生の中で
出会わない人は
死んだ人と変わらない
...
指は
君の小さな生き物だった
どこか
遠い異国の調べみたいに
時おり
弾むように歌ってた
君が僕の指を食む
君が
少し子供にかえる
遠いね、
とだ ...
心臓を取り出して
はい、って渡せたらよかった
一番近付いた瞬間に
惜しげなく
薄暗い部屋
間接照明で
輪郭はまどろんでいる
意味の無い言葉や
意味の無い温度で
外側は溢れて ...
わたしにとって、男はあなたひとりです
あなたこそが人間、そして異性の完成型であり
わたしは未熟児 知らないあなたを
魅了するだけの技量があるだけ
(それだけなのでときたま虚しくなるのだと ...
室内を暗く変えるサッシ
閉められた店内に
人はいない
私達は得てして求めることもなく
あの様な暗がりに変わっていく運命を
頭のどこかではなく
魂の何処かで解っているの ...
NoWay NoWay
脳へ 脳へ
歯軋りが聞こえるよ
歯車になりたいと願う成人男性
熱々液体金属漕に飛び込んで
一泳ぎしてこの世から行方不明
部品になりたいと願ったのです
ギア ...
心から引き剥がせない
爪を掛け、力を入れても
肌は阻まず受け入れるのに
血が悲鳴を立てるというのに
傷と跡が掻き消せない
私の過去が殺せない
もっと上手に生きられたらって
泣いた夜も
毎日少しずつ違う朝は迎えにきた
からん、と錆びた音がした
気がする
頭を撫でてくれる手が好きで
これが欲しいああして欲しいって ...
僕は“何かよく分からないもの”
が好きだ
“何か良く分からないもの”
の定義とは意外に難しく
1人が 何かよく分からなく ても
9人が 何かよく分かる のであれば ...
彼は椅子を畳むのが上手かった
足を器用に動かして
瞬く間に畳んでしまう
八脚のパイプ椅子を分けて
両脇に抱えるようにして
収納スペースへと収めていく
彼は日々を畳むことに長けていた ...
虹の欠片(1※)をあぶくの妖精から
貰った少年を羨ましく思った狐は
少年に化けると
同じようにあぶくの妖精から
虹の欠片を貰おうとしたのです
しかし
化けていることがばれてしまい
海 ...
あなたのつがえる矢の先は
違わずに私の胸を狙っていた
寸分の狂いもなく正確に
心臓を貫くことができただろう
波の上に舟は揺れていたが
騎上のあなたは狙いを定め
かたわらの主が命じさえすれば ...
指の形を覚えている
緩やかな節への流れと
その静かな温度を
ある日私の地平の向こうへと
吸い込まれていった
橙の夕暮れも透明なカラスも
かつてはその指を知っていた
今は置き去りに ...
神様は
木でも
炎でも
時でも
影でも
宇宙でもあると知った
ただ
天を仰いで
贖罪や救済を求めるのは
少し違うと思った
人 ...
流動する記憶
見えないものの中で感じるいくつかのこと
痛みは遠い記憶に重なって静かに座り込む
知っているその感覚に仕方なく私も座り込む
うずく固まりは忘れかけている孤独の影を映 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明日は明日の風が吹くと追記
んなこたーな...
散文(批評...
1
07/10/12 16:15
歌は変わらず 私は ここに
アハウ
自由詩
2
07/10/12 15:29
風
ukiha
未詩・独白
1
07/10/12 15:08
エンド・マーク
九鬼ゑ女
自由詩
0
07/10/12 14:21
クチズサム
唐草フウ
自由詩
6*
07/10/12 14:20
終日
白昼夢
未詩・独白
4*
07/10/12 13:29
笑おーぜ
高木 しおへ...
俳句
0*
07/10/12 13:28
すんだ空へ
〃
短歌
0*
07/10/12 13:23
平安ブルー 17
北大路京介
短歌
0*
07/10/12 13:22
食ショック
高木 しおへ...
自由詩
1*
07/10/12 13:17
夜を閉じる
深月アヤ
自由詩
2*
07/10/12 13:13
男どもの世界史
高木 しおへ...
自由詩
0*
07/10/12 13:10
ミサイル
〃
自由詩
0
07/10/12 13:06
ゆうまぐれ
佐野権太
自由詩
8*
07/10/12 13:01
電車ごっこ
yo-yo
自由詩
8*
07/10/12 13:00
【 Who are you ? 】
豊嶋祐匠
未詩・独白
2*
07/10/12 9:38
指
uminek...
自由詩
27*
07/10/12 6:19
HOTEL
まりょ
自由詩
4
07/10/12 6:02
おとこ。
哀詩
自由詩
1
07/10/12 5:25
人の夜
doon
自由詩
0
07/10/12 4:30
シドミードにあこがれて
影山影司
自由詩
0
07/10/12 4:25
貴様は何時まで其処に居る?
がんも
自由詩
1
07/10/12 3:31
創書日和「酒」 21%
士狼(銀)
自由詩
3*
07/10/12 1:46
何かよく分からないもの
琉碧 翡翠
自由詩
0
07/10/12 1:33
椅子畳職人
木屋 亞万
自由詩
2*
07/10/12 1:14
狐と人魚
板谷みきょう
散文(批評...
0*
07/10/12 0:59
試し矢
一筆
自由詩
1*
07/10/12 0:52
指の記憶
松本 涼
自由詩
6
07/10/12 0:48
アニミズム
1486 1...
自由詩
1*
07/10/12 0:44
流動する記憶
mayaco
未詩・独白
3*
07/10/12 0:29
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
5250
5251
5252
5253
5254
5255
5256
5257
5258
5259
5260
5261
5262
5263
5264
5265
5266
5267
5268
5269
5270
加筆訂正:
ゆうまぐれ
/
佐野権太
[07/10/12 13:07]
タイトル変更
指の記憶
/
松本 涼
[07/10/12 10:58]
ちょっとなおしました
5.9sec.