ほんものは 
かぜになびいた 
いなほになって へりくだる 

わたしはいつも 
ささいなことでいじをはり 
いなほになれず そりあがる 

じょうしきてきな 
じょうしのこごと 
...
タガを外したくて
気がクルった風な身振り手振りが
違う違うと笑いながら言うあの感じの手の動き
それに似ていた。
左から右へ右から左へと。

カナシミは無くなった。
よろこびだ ...
嫌い
好き
嫌い
好き
嫌い

最後に好きが残った


あの頃の気持ちは大人になるにつれて
汚れてしまったり
自分から手離したりしてしまったけど

人を純粋 ...
聞かせてよ
その声で
彗星がぶつかってきても
身を寄せあって


兎が月に埋めてくれたのは
僕が渡した雨の素
ゆっくりと溶けて
月を覆っていくんだよ


薬指に ...
――夢だ、
霧氷に覆われたトパーズを砕き
経血に染まる白鳥の羽を散らして
辛気くさい柄の絨毯に零した
グラスの割れる夜の激しい物音。

イミテーションパールの首輪を、
女は掻き毟るように ...
    きみの

   破片をみつけるたびに


    ぼくは

    こころの

  欠片をはがしてゆく



きみは


    もぅ

    ...
さよならさよなら
聞いて、聞いて
まだ笑ってるね
まだ泣いてはだめ
だめだよ、えがおで

いっしょに おどって
忘れるまでくやしいなら叩け
わたしは大丈夫だから
 腕も足も折っていい ...
堂々としてて
あたりまえね

だって
秋だもの

けれど
すすきは囁く

もうすぐ引退だよ、って

いちめんの
すすきの野原

冬には
枯れてしまうけど

今は主役
すすきの晴れ舞台
砕けたアイボリー
平和な、この世界から
(脱け出せずに)
白黒の斑点
 
澱んだ苔色の空
引っ付いては離れない未来を
どれだけの戯言で埋めれば
救われるんだ、
 
 
吐く息白く ...
長く
生きた
ものたちよ

ここは
お前たちの
魂を葬る
天の世界だ

何も
苦しむこともなく
悲しむこともなく
滅んだ魂を
休ませるがいい

安らかに
眠れ
亡者た ...
伝えるためには
伝えるための
言葉が必要で
それにぼくたちは
とても不器用で
この冬を越せば
また春がやってくるはず
この冬さえ越せれば

春がやってきて
やがて夏がくる
その頃には
冬の寒さなど忘れてしまって
コタツも仕舞って
忘れてしまって
しまって
...
秋が冬に
封じ込められてる

パリンって
薄氷を割ったら
きっとまた
秋が顔を出すけど

赤いきれいな秋が

短かった秋
また来年会えるまで
こんな複雑な風が吹く街の中で
僕のやるべきことがいまいちだ

溢れる涙にやり場はないけれど
受け入れていかなくては

この世界の愛と平和の意味は何?
こんな日常から出た結論は、

君 ...
元気ですか
枯葉がにじむ 夕暮れ時
乾いた風が通りすぎている

借りてた古いレコード
君は憶えていますか

あの頃ちょうど 家族が勝手に崩壊していって
ちょうど 好きだったアーティスト ...
反対車線
境界線
聞き間違い
場所間違い
意思不通
只今話し中
S⇔N

余白 明白 淡白 空白

口約束を吐き

破棄  
赤い葉っぱ 黄色い葉っぱ
これは茶色
秋はいろんな色の葉っぱがあって
とっても楽しいね

枯葉を踏む音だって
サクサク ガサガサ
いろんな音がしておもしろい
歩くのがおそかったかいちゃ ...
頭を下げることがダサいんじゃなくて、

いやいや頭を下げているあなたの気持ちがダサいんだ!

頭を下げれば自分の足元が見えるだろう。
自分の弱さをしれば、
優しさの意味を知れるんだ。

...
 
大地に抱きしめてほしいとでも
本当は思っているんでしょう
 
浸透して一つになろうと
あがくかのように
わめいて
わめいて 
冷えた空気を裂きながら
次から次へと涙をこぼして
...
風吹けば黄色の風に変わる秋

一人きり切り刻む葱二人分

冬スミレ咲き誇るにはまだ早い
日々過ぎて無言の声の荒れ様に{ルビ正常=まとも}なものの異常さを知る



つながりは有るのに無いも同じことそのままでいるひとりしている



咆哮の色もかたちも変 ...
スコープを覗き込み
ライフルの照準を合わせると
かたかたと震える枠
心の動揺が、この絵の中に
弾丸として込められている

誰も居ない砂丘
水色の空と肌色の丘が
現実と幻想を美しいコント ...
コンビニで
新製品は必ずチェック

電車のなかでも
いいひといないか
必ずチェック

でも

やっぱり
あのひと以上のひとはいなくて
  木もれ陽を少し切り取って
  フローリングの上にそっと並べた
  緑色のきらめきが心に滲んで
  手のひらに新しい血が通う



  表面的な話をしよう
  未だ触れてさえ ...
毎日の電話帳に栞のように眠りを挟んで
無い物を考えずに
止め処なく
笑う

誰かの声を聞きたくなっても
昔みたいに
無言電話が出来ないから
ワッチでもするしか無いらしい

声を聞い ...
小さい頃は帰り道に
よく空を見上げていた
どこまでも青く澄んでいて
自然と笑顔になった

部活帰りに見上げた空は
なんだか輝いていて
手の届かない存在だって
わかっていても憧れてた
...
尻切れとんぼ、の
行く先に
新しい季節が廻る

秋袷、
肌寒い朝夕の証
ビロードの闇、が
刻一刻と
たんたんと
たんたんと
急いてやって来る

太陽は宙へ嫁いだ ...
窓からのぞく
町の遠くのほうは
地面の地肌がみえる
これから
灰色のオモチャが乗っかって
もくもく煙を
たてはじめるだろう
溶かしたり
固めたり
飛ばしたり
流したり
飛行場もち ...
悲しみをこの器に
そっと
全部

流し移せたらいいのに

溢れた分は床に
滴り落ちてしまう
不幸は透明な蜜を垂らし始め
心をゆっくり溶かしてゆくのです
貴方様にも苦しみを
飲み干せや飲み干せと

狭い部屋で独りで過ごすのは
どれ程寂しい事でしょうか
私が消えてしまいそうなのです ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ふぃぎゅあまん 9.99 服部 剛自由詩6*07/11/20 19:32
「navy blue」菊尾自由詩007/11/20 19:11
「花」自由詩1*07/11/20 19:09
「パステル・カラー」自由詩3*07/11/20 19:05
青く煙立つ祭壇atsuch...自由詩5*07/11/20 19:00
セツナ。Sa;自由詩207/11/20 18:54
ガランス唐草フウ未詩・独白11*07/11/20 17:24
晴れ舞台風音携帯写真+...2*07/11/20 16:57
学生ゆるこ自由詩507/11/20 16:15
わが身は永遠に妖刀紅桜自由詩2*07/11/20 16:04
右利きの左手と左利きの右手ゆうと自由詩2*07/11/20 15:50
コーヒーソングudegeu...自由詩0*07/11/20 15:10
氷が張った風音携帯写真+...2*07/11/20 14:17
日常の朝サル自由詩007/11/20 14:13
相変わらずの僕ですが涙(ルイ)自由詩3*07/11/20 12:43
隙間の距離の広げ方かるび自由詩007/11/20 11:52
かいちゃんと秋未有花自由詩15*07/11/20 11:45
人の弱さサル自由詩007/11/20 11:31
冬の雨裕樹自由詩007/11/20 11:26
夏川ゆう俳句107/11/20 11:23
共振木立 悟短歌1007/11/20 10:47
誰も居ない砂丘狩心自由詩4*07/11/20 10:28
チェック風音携帯写真+...4*07/11/20 7:51
草野春心自由詩407/11/20 7:29
空中線ねなぎ自由詩107/11/20 4:01
あの頃見上げた空は優羽自由詩6*07/11/20 3:11
オーガニック鬼鬼。うわの空。自由詩2*07/11/20 3:03
忙し色Hitots...自由詩207/11/20 2:56
満月は僕を許さないAKiHiC...自由詩207/11/20 2:34
蜜を。自由詩107/11/20 2:01

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加筆訂正:
いなか/こしごえ[07/11/20 9:38]
一連目、やはり、一行追加。失礼しました。
7.1sec.