雑踏のオーケストラが
鳴り止んだ夜の街で
耳をすませば
バイオリンの泣く音
チェロの慰める声
そのふたつ届く
どこか遠くで
自分のふりをして
誰かの代わりに
誰かが生きている
今日 ...
ノスタルジックな夕陽に
息を吹きかける
(あかね、
呟いては繊細に笑い
凝りすぎた肩をぐるりと回す
過去の残像より
今の空のほうが余程親切で
おーいおーいと ...
かなしみはいつもひとりぼっちだ
だからかなしくなると、さびしくなる
なんだか変な幻想が、ぼくの頭で回転しはじめる
届かない
届かない
届かないなら
なぜ願う?
流れ星
あっとい ...
朝焼けに
みちゆく人の
影のびて
うきよ離れし
君思い出づ
いつか
消えるときが来るなら
雪みたいに
消えたいな
水になって
風になって
透明になって
ずっと
君のそばに居続けたい
あなたが死んでしまうとき
ぼくはここに残るよ
とけない魔法に包まれて
束縛された心で泣くよ
あいしてる
あいしてる
それは嘘なんかじゃなかった
霧雨に霞む都会は
わたしがいま居る位置さえも
残酷に浮き彫りにさせて
あの日から遠く離れたわたしを
責めるように
憎み罵るように
きょうもひとり静か泣いている
面白人生講話(7)
酒に就いて書こうと思ったが、数日前からいや性に就いて書こうと、意欲するようになった。 性欲、sakeとsmoking は3sではなかろうか。
女性はいざ知らず、 ...
桔梗の匂いです
ほんのりぼかした地平線は
花のうねりが続いています
その上をすべる
乳白色 あおい月
輪郭はまだうすい
夜はさらさら
風はさやさや
月は花の ...
オレンジ色のジョイ
猫には郵便局へ行くと言ったが正しくはローソン
外から
窓を叩いている
さむかぜが吹いている
部屋のなかで
ふくらんだふうせんが
飛んでいる
鍵はかかっている
入れる扉もない
窓を叩き割ることも
思いつかなかった
ふうせ ...
世界の終幕のときがきたら
きみと、ぼくと、
ゼロから恋に落ちよう
最期のたった1日を
なにもかもしがらみを無くして
互いのためだけに存在したい
僕ら許されないんだ、だから、だ ...
チューブの歯磨き粉を踏んずけたときのような感覚が
この世をめぐりまわってめぐり殺人、故意による殺人
糞をした犬がアスファルトの上で砂もないのに砂をかけようとする
そのときの手持ち無沙 ...
小さな星
あの清らかな花の先の星は
いくつもの試練を
乗り越えた光
何光年離れても
夜空に浮かぶ明るさは
僕らの住む銀河と 同じ炎の星の灯り
何百年も昔の光は ...
病は気から
やるか!
心にcall
体は
ガッテン承知とresponse
ダメやわーと
心にcall
体は
ほなやめやめとresponse
心を前に ...
空き缶
空き缶が
中身を吸われて 捨てられて
カンケリしてる
子供と遊んでもらってる
嬉しそうに 空き缶は
カランカラと 笑ってる
僕の中に入ってた物は ...
芯まで酔わせて
君の支配する空間に
すべての細胞が
罪を忘れて叫ぶBREAK ME
追い詰められたら最期
あの時消しておけばよかった
背筋に痕をつけて
紅い月のジャッジメント
...
遠く 霞んだ 景色
するりと ほどけた 君の手
彩る 季節数えて
重ねた 暖かな色
何処かで 狂わせた線
冷たい 額縁の中へ
閉ざした
繋いだ日々 切り離した 絵画 ...
放蕩のあとで
俺はまた女を抱く
女は女で 俺を抱いている
俺は抱きかかえられている
夕凪にかき消された
誰かの名前
*
白い肩の揺れる姿が
つめ ...
別にたいしたことでもないのに、
君と喧嘩しちゃった
あの時は本当に、
かなりムカついてたから
ヒドイこと言っちゃった
さっき、
ごめんね
って、一言。
いっちゃえばよ ...
意味なんて
ないのです
意味を添えるのを考えるのもわずらわしい。
あなたの返事がこなくとも、
あなたに何かをおくりたい。
あなたへのメールを 手紙を 何でも
伝える手段を ...
不幸せの数を数えてみた
ひとつ、ふたつ、みっつ
数えてるうちに
意味がわからなくなった
なんでそんな事数えてるんだろう
ひとつ、ふたつ、みっつ
いくら数えてみても
意味なんてわからなくて ...
まだまだ書けるだろう
夕陽の違いはSMだろう
おれの母ちゃんでべそ
そこから生まれたおれは最高にカッコいいオジンガーZ
なんでかね
貧富の差が激しいのは
きっと絨毯に乗った男が
手招きし ...
静やかに辿り着きたるバス停に迎えの来しは入日のさなか
あの子のストローが欲しい
いやむしろストローになりたい
あの子に吸ってもらいたい
あぁあの子の唇は
きっと柔らかいに違いない
あの子のティッシュが欲しい
いやむしろティッシュになり ...
あのぉ。。。ぼくと踊ってください・・ラストダンスってやつです。。
あたまがくらくらしてきた たぶんこの回転で踊れます
どうぞお手を拝借 ぶひーん。
なんなんなんなんなんなんなんnあーん
口をあ ...
ある日、夢を見た
僕以外の人間が皆いなくなって
僕は
独りぼっちだった
第一章、早朝
目覚ましが鳴らなかったので寝坊
もう九時過ぎだ
お腹がすいたので
朝ごはんを食べようと ...
向けられた笑顔の全てが
嘲りだと信じていた時期がある
空が曇れば必ず雨が降り
見惚れた花は明日には枯れる
呟いた言葉が嘘に塗れ
聞き続けたい声はやがて遠く
確かなものは何も無い
...
花嫁衣裳でパーキングを疾走する。
シャンパンは、あまい劇薬の味がする。
シャッターは、押さない。
煽動家は、シニカルな微笑を浮かべない。
ストッキングは、ときに利便な凶器である。
シャッ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雑踏
小川 葉
自由詩
4
07/10/16 16:59
茜
ゆるこ
自由詩
6
07/10/16 16:37
流れ星ならとうの昔に消えたよ
ゆうと
未詩・独白
3*
07/10/16 16:16
朝焼け
秋桜
短歌
3*
07/10/16 16:11
透明になって
ゆうと
未詩・独白
2*
07/10/16 15:59
シャングリラの魔物
〃
未詩・独白
0*
07/10/16 15:58
霧雨
月下美人
自由詩
2*
07/10/16 14:42
面白人生講話(7)
生田 稔
散文(批評...
2
07/10/16 14:32
月は花の海を漕ぎながら
石瀬琳々
自由詩
25*
07/10/16 13:57
湖心
A-29
俳句
0
07/10/16 13:27
経験 十
〃
俳句
1*
07/10/16 12:17
レコードの針はとまり、
カンチェルス...
自由詩
8
07/10/16 11:55
dans la fin du monde
lazy
自由詩
4*
07/10/16 11:41
暗がりに放置された光
カンチェルス...
自由詩
1
07/10/16 11:24
小さな星
高木 しおへ...
自由詩
2*
07/10/16 10:29
病は気から
〃
自由詩
0
07/10/16 10:20
空き缶
〃
自由詩
1*
07/10/16 10:16
紅い月の沸騰する夜に
lazy
自由詩
1*
07/10/16 8:24
『an old picture』/歌詞
しろいぬ
自由詩
2
07/10/16 6:32
夕凪
黒田人柱
自由詩
8
07/10/16 5:03
ごめんねが言えなくて
amor
自由詩
3
07/10/16 4:39
あたしも乙女だったというだけ
哀詩
自由詩
5*
07/10/16 4:34
幸せの数
プル式
自由詩
6*
07/10/16 4:11
ほしとほしの距離
狩心
自由詩
3*
07/10/16 2:07
入日
A-29
短歌
0*
07/10/16 1:47
ストロー
1486 1...
自由詩
2*
07/10/16 1:29
喘息で全速力
狩心
自由詩
1*
07/10/16 1:11
孤独の滴る夜
智鶴
自由詩
1
07/10/16 1:08
笑顔の意味
松本 卓也
自由詩
2
07/10/16 0:51
花嫁は、
んなこたーな...
自由詩
1
07/10/16 0:46
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
5250
5251
5252
5253
5254
5255
5256
5257
5258
5259
5260
5261
5262
5263
5.99sec.