食べられる 側の稲穂が
頭垂れ
食べさせて いただく側の
人間の
高い頭の傲慢さよ
生きている理由なら ひとつだけ
例えば 今 「死ね」と言われたとして
きっと死ねないと思うから それだけ
与えられた意味なんて 後付にすぎなくて
美しいものよりも 汚れていないものを求めた ...
飛べなくなった僕の翼
もういらない
もういらないから
もぎ取った
痛みなんか感じない
心の方が悲鳴を上げてる
心の方が痛いんだ
もう飛べない
それは僕にとっての無を意味してる
もう飛 ...
自転車の前に乗りたる幼な子が
大きく欠伸す 夕の街に
風吹けば木の鳴る音に幼子は
遊びをやめて空ふり仰ぐ
雪景色見ゆるようにと干物を
片寄せ午後のお茶のひととき
身辺を整理すと ...
時計 は ね
ただ黙々と針を先へ先へと進めていく
それでも時々
時を刻む足音を止める時があるよね
だからね
それとおんなじ
ヨケ ...
認めてしまうと苦しくて
感じてしまうと切なくて
だから
胸と肌の一部を削除して
空白で埋め尽くした
時間をずらして
目を逸らして
記憶を丸ごと塗り替えたなら
振り出しからやり直せそうな
儚い安楽を ...
星も月も光る夜
窓辺に置くティーカップ
ダージリンの海に浮かぶ君
香りに誘われて揺らぐ光
満たされている心
君が眠りにつくまで
小夜すがら見守っているよ
遠くで聞こえる
波と夜想曲
いつもの路地で歩を止めて
通りの向こうに目を遣れば
隙間だらけの
小さな町を
関係のない
繋がり方をしている
建物と僕と真鍮と
霊魂とドブネズミと太陽と
一つの器に雨が降る
笑顔 ...
考えずに
ただ漠然と
並べてみる
君の好きなもの 全部嫌いだった
俺は残酷だから
ダメなものにダメと言わない
そんな親切なことはしない
世の中と同じようにしてるだけだぜ
照らす灯りがぼんやりと淡く
明るくはない だって空は雨で、今日は火曜日で、今は十月で、夜が始まる少し前
僕は帰り道の途中で迷子
今日のような風景にはモノ悲しい風景がお似合い ...
掴みかかった二階建てのバスに
白子が汗をかいて座って
手をふりもせず故郷との別れを惜しみ
心臓の嘆きも三角巾の純白も
一緒に連れ添っていました
その速さ時速60キロ
真っ白なビーズクッ ...
ふわりとしたなかに
グワリと揺れていく内耳を
参拝
ね
泡が散らばる空中に
飛んでいける浮力は
いつも心臓で作り出されているね
白ゴマを口にいれ
たくさん喋りだす骸骨は
人類愛の ...
繊細な
レースのように
張られた
蜘蛛の糸
雨粒が
ちらちらと輝いて
小さなガラス玉みたいで
でも
まん中に
鎮座する蜘蛛にとっては
今日は空振り
雨粒だけが
今日 ...
四つ葉のクローバーを
探していた
すきなひとに
あげたいと思って
見つけた、と思ったら
ひとつおまけがついてた
これって幸運?
受け取ってくれたひとは
喜んでくれた ...
君が もうチョットだけ 大きくなった頃には
ハロウィンのイベントも今よりもっと一般的になっているだろう
ハロウィンの日には うちに来るといい
魔法使いだかゾンビだかなんだかの仮装をして訪 ...
隣のおねえさんいつもフランスのにおい
屑篭の唇太陽にも濡れ
出世して消しゴム係補佐になる
見たことも無いのにやはり遺失物
空っぽな時もドキドキする器官
...
なんか、ちゃんとしたもの書こうかなァ。。
芸術的な崇高なやつ
柄でもないか。。
たおやかな とか せせらぎのなかに とか 書いてもなァ。。
本読まない人、なにこれだるい、で終了だもんなァ ...
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070919/135317/
http://business.nikkeibp.co.jp/fb/ ...
如何しようもない 無力感に襲われたら
手を握って 少し傍に居てあげなさい
言葉を交わせずとも 通ずるものはあるから
手と手の温もりの力は 必ずあるから
そして 強く 御成りなさ ...
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ...
延ばした手の隙間が
ぽろぽろと泣いている
おどおどしたのは昨日のこと
今はなにも感じない
隙間に有る目は
人と目を合わせるのがこわいのよって
思春期の少女みたいな事を云う
携帯依存 ...
*注
http://www.quilala.jp/prize.html
で読める掌編小説『鳥男』のスピンオフ詩作品
鳥女は鳥であるから空を飛び
女であるから山に降り
やっ ...
第七プラントに雪が降って
君の身体は灰に埋もれて
工場長は手錠に繋がれて連れて行かれて
世界はどんな顔で包まれたんだろうね
地下鉄の温い風に無音がよく似合う
第七プラントに水が流れて
...
人生って
生活って
一瞬にして変わってしまうときがある。
彼のケータイ 女の名前 発信記録
余命半年と宣告されたような気持ち。
ガラガラガラガラ ガラガラガラガラ
いや まっ ...
盛りに
胸像の彼女は太陽の中に沈んで溶けた
彼は銅像のように停止して笑ってみせた
また、冷えて固まっていく季節だ
薄い皮膚から
光沢が失せて
にび色の空の
凍結する{ルビ質=たち}の ...
やわらかな
そして
荘厳な
秋の朝の訪れ
馥郁たる
透明な風を
長く長く
息を吸い込んだ
インディアン・サマーの風を
深く深く
遠く離れた
乾いた草原の風を
感 ...
071021
納豆怖いと
グラジオラスが
饅頭怖いの
駄々を捏ね
寒い冬を迎えるためにと
2重窓の温室に閉じこもり
キリギリスの調理法を考える ...
教室の斜め後ろの席から
窓の外を眺めるふりして
本当は君だけを見ていた
机の隅に書いた相合傘
先生が通るたびに隠して
ずっと君の事を考えていた
それだけで良かった
...
ふられてしまいたい。
触れられてしまいたい。
ぴんと張ったものは全て
ちくり、 とした痛みで
ふにゃけてしまうでしょう
やさしさなんて、いらないよ。
(十七夜は素直になれない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
頭(こうべ)
むむ
自由詩
2
07/10/21 20:32
わずらい
蒼穹
自由詩
11*
07/10/21 19:53
痛みなんて
海渡
自由詩
2*
07/10/21 19:43
67P 「短歌2」より
むさこ
短歌
5*
07/10/21 19:23
ヨケイナコト
九鬼ゑ女
自由詩
1
07/10/21 19:01
color
見崎 光
携帯写真+...
4*
07/10/21 18:51
想撮空間 「ノクターン」
緋月 衣瑠香
携帯写真+...
7*
07/10/21 18:28
俯瞰して、町の路地をなぞる
水町綜助
自由詩
7
07/10/21 18:03
ひきこもり短歌その2
udegeu...
短歌
1
07/10/21 17:41
親切ボーイ
〃
自由詩
4*
07/10/21 17:19
ドア
hope
自由詩
1
07/10/21 16:46
カイワレの芽
たけ いたけ
自由詩
1
07/10/21 16:41
ゐ
〃
自由詩
3
07/10/21 16:41
空振り
風音
携帯写真+...
4*
07/10/21 14:35
clover
〃
携帯写真+...
4*
07/10/21 13:59
HAPPY HALLOWEEN!
北大路京介
携帯写真+...
8*
07/10/21 13:53
十代の人造水晶
しみまん
川柳
6*
07/10/21 13:41
つぶやきチャット
狩心
自由詩
2*
07/10/21 13:31
農家切り捨て論のウソ、の嘘
はらだまさる
散文(批評...
16*
07/10/21 12:42
手の温もり
ライチ
自由詩
2*
07/10/21 12:39
四行連詩 独吟 <仮>の巻
塔野夏子
自由詩
5*
07/10/21 12:26
隙間
ゆるこ
自由詩
10
07/10/21 11:57
鳥女
楢山孝介
自由詩
6
07/10/21 11:18
code name "PLANT#7"
000
自由詩
1*
07/10/21 10:43
CHANGE
Souko
自由詩
0
07/10/21 9:30
夏が終わり、そして秋の無い冬が来る
水町綜助
自由詩
7
07/10/21 8:35
インディアン・サマー
風音
携帯写真+...
4*
07/10/21 7:45
冬になれば野たれ死ぬだけのキリギリス
あおば
自由詩
3*
07/10/21 6:43
アスピリン
1486 1...
自由詩
10*
07/10/21 6:25
矛盾をばかになさらないで
哀詩
自由詩
1
07/10/21 5:12
5215
5216
5217
5218
5219
5220
5221
5222
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
5250
5251
5252
5253
5254
5255
加筆訂正:
ウイスキーだよね
/
udegeuneru
[07/10/21 16:26]
誤
段差
/
蒼穹
[07/10/21 16:24]
超えられた→越えられた に訂正
6.84sec.