恋 矛盾
愛 矛盾
切 矛盾
願 矛盾
祈 矛盾
心 矛盾
希 矛盾
望 矛盾
あなたの幸せを願っているのに
あなたを求めてしまう
...
潔いさよならを
口づけられて
風は目覚める
おびえたように
冷たく急ぎ
風は目覚める
それを
避けるでもなく
受け入れるでもなく
花は巧みに散ってゆく
孤独の定義を
...
野良犬「怖い。人間は怖いいきものだ。」
飼い犬「なぜ? あんなにも優しいのに。」
野良犬「あなたは頭がおかしくなっている。理不尽に死を与える人間のどこが優しいのだ。」
飼い犬「人間がそんなことを ...
虹は
見つかることで
虹になるから
虹かもしれないね
僕たちこそが
あの虹の
おもいでの
半分くらいを
間違わずに済ませたら
上出来だとおもう
ごらん
途 ...
どんなに鮮烈な映像も、感情も
あとからあとから
注ぎたされる
とろりとした夢水に
輪郭を曖昧にして
とらえようとするほど
淡くまぎれてしまう
過去と未来の、あるいは
前世と来世の狭 ...
天を突き通す パルス
尖塔を仰ぎ見て
コートの襟を立てて
足早に通り過ぎて
石畳を睨みつけ
落ち葉のささやきを
スケッチしたなら
帰るべき部屋で
レトルトは加熱され
言葉 ...
過去を引き摺る昨日
現在を逃げ回る今日
未来を投げ蹴る明日
原点を振り返る昨日
根本を踏み潰す今日
将来を包み隠す明日
友情を信用した昨日
愛情を確信した今日
私情を優先した明 ...
いつだったか君には言ったと思う
僕のあの焦燥が今もなお蝕み続けているだなんて
滑稽でもう嘲笑いなしでは語れない。
「わたしの無知ね」
だなんて心底笑いあえていた頃が懐かしいとか
...
かなしみに拘泥されない不確かな日常の
脱却ひとつ、その方法の すがた
今日をかなしまないためのほがらかな
ひとつの、方法 そのすがた
脱却するそのすがた は
鳩の豆鉄砲くらった猫のよ ...
彼女は明るい細部をしている
指が超高精細ロケットの
明るい反射光にきらきら
光っていてまぶしいんだ
原っぱでみんな風船もって
色とりどりの風船もって
さあとばそうよすぐとばそうよ
...
サンガツ
山月にたなびく、かすみぐも
岩石層に堆積した破片から
雲母を削り出した
三月の夜
月は出ていた
犬が遠吠えていた
猫はこたつでまるくなっていた
かもしれない夜
...
凍えそうな世界の最果てで
人等の悲鳴は今日も水晶の様に透明だ
裂帛たる幻影の集積から苦悶が雫の様に零れ落ちる
不確かな肉と骨と心臓を抱えるが故の煩悶
静寂に鼓膜を破れれぬように ...
あちらこちらにポツポツと
{ルビ蕁麻疹=じんましん}の模様
かいいのです
これは偉くかいいのです
何が原因かと言われても判らず
もとより皮膚が弱いのだそうだ
だから掻くといけない
掻くと ...
あなた
あなたは夕焼けの罪で
無期限に
私の記憶から
逃げ出すことは出来ません
あなた
私の胸に
秘密を差し入れた
私はあの日どうかしていた
いえ
それはあなたもきっとそう
...
忘れない。
そんな嘘をよく言ったもんだ。
あなたの名前をもう呼んじゃいないよ。
あなたのこと、忘れないなんて別れて。
何年もの歳月のせいにして。
忘れかけてるよ。
...
めをつぶると
しん と
みえる
それは暗い水に浮かぶ
水銀のようなひかり
それをすくい上げると
すこし かなしいおとがする
とうめいなうみの底で眠る貝殻
いつしかそれら ...
最初は平凡なライトフライだと思った。
しかし、白球は八月の太陽に吸い込まれると、思いのほか、その滞空時間を伸ばした。
右翼手がスローモーションでそれを見送る。
やがて、白球が静まり返った観客席中 ...
久しぶりに聴いた唄は、声は。
そのゆっくりなリズムと一緒に。
僕の胸を打つ。
とん、とん。
打たれる度に思い出す。
思い出させてくれる。
幸せのリズムを。
そ ...
バスルームで
容赦なく濡れた孤独、もはやバスタオルの
吸水性の問題ではなく
それをどれだけ濡れたまま、濡れたまま抱えあげるかということに
アテイチュードはテストされ凍てついた
...
たまには温かい日もあるさ
いろんな温もりに包まれて幸せな日もあるさ。
考え方次第さ
ちょっとしたことが、あるいは見落としてた幸せなのさ。
映画みたいな日もあるさ
素晴らし ...
運動会天井低き雑貨屋のがらんとしたる店の中かな
雨という予報で
雨合羽を着込んでの
葉取りの作業と
覚悟は決めていたのだが
袖口をカバーしたつもりでも
やがてしみこんでくる雨水
顔に落ちる雫に
少しづつ体温が冷える
まだ こ ...
意味なき意味を詩人往き
あとにつづくは詩人のみ
素材の味はそのままに
繁る葉食うも便にそのまま
渡る連々 わずかに空
意味なき意味を詩人往き
あとに残るは意味ばかり
砂利も詰草ものけ ...
霏々と降る、雨。黝いparanoia不協波紋よ咲かせ憂鬱
信号の点滅さえも響いてる月の爪痕冴え渡る夜
加速度をゆがんだ都会(まち)で確かめて スカイラインへ突き抜け ...
高速道路で、
料金所に座っているのは神父だった。
「これからどうすればいい?」と
ぼくは訊いた。しかし、彼はパントマイムするだけ。
「救済って命がけの手話みたいだな。」差し伸べられたその
真 ...
最期の日 同じ場所にて 待ち合わせ 違っていたのは 二人の気持ち
離れ行く 幾つもの星 瞬いて 時の重みに 戯言が出る
重い月 離して遣れば 浮かび行く 見るには絶えず 言葉を飲み干す
...
来年の今頃も
聞こえている唄
うたう命を
知ることもなく
野たれ死んだわたしの
希望のように
これからはじまることは
まるで懐かしい
出来事のように
知っているかのようだ
今わたし ...
あなたが感じた
その美しさを
僕の手のひらで触れることが出来るのなら
あなたが感じた
その痛みを
僕の右足で蹴ることが出来るのなら
あなたが感じた
その優しさを
僕の頬がさ ...
このままパッてさ。
消えちゃいたいな。
シャボン玉のように。
もう疲れちゃったんだもん。
本気でそう思った。
本気で…
本気で……
タイミングよすぎんだよっばぁか!! ...
絶望という茨で身をつつむ
わかる?
流れる血は 私なの
この痛みは 私なの
私なの
私なの
あなたにわからないところで
そっと泣こう
もうあの抱擁は求めな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
矛盾
ライチ
自由詩
6*
07/10/22 12:09
置き手紙
千波 一也
自由詩
8*
07/10/22 11:51
ごめんなさい。
小原あき
未詩・独白
7*
07/10/22 11:42
虹つかい
千波 一也
自由詩
10*
07/10/22 11:34
いきものがかり
佐野権太
自由詩
22*
07/10/22 9:13
錬金術
アハウ
自由詩
2
07/10/22 8:57
あくまで予定なこと
vi
未詩・独白
0
07/10/22 4:13
無神論者のしがらみ。
哀詩
自由詩
0
07/10/22 4:01
猫の脱却 そのことどもに
mizu K
自由詩
3*
07/10/22 4:00
ロケットの翼が高く飛べる日に
〃
自由詩
3
07/10/22 3:55
サンガツ
〃
自由詩
3*
07/10/22 3:54
氷解
白川水
自由詩
0
07/10/22 2:28
夜長に世界を抱き眠れない
プル式
未詩・独白
3*
07/10/22 2:17
夕焼け裁判
uminek...
自由詩
5*
07/10/22 1:14
恋人健忘症。
狠志
自由詩
0
07/10/22 1:03
貝殻
鴎田あき
自由詩
6*
07/10/22 0:59
ベースボール
んなこたーな...
自由詩
2
07/10/22 0:54
流れ続けるのは、唄。
狠志
自由詩
1
07/10/22 0:51
孤独の内訳の大半は打ち捨てられたペニスに集約される(Grow ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
07/10/22 0:26
鮮やかな僕ら
短角牛
自由詩
1
07/10/21 23:57
影
A-29
短歌
0*
07/10/21 23:10
捨てられないもの
砂木
自由詩
7*
07/10/21 22:54
後足
高橋良幸
自由詩
3
07/10/21 22:45
■共同作品■SPEED WAy
Rin.
短歌
11*
07/10/21 22:44
フラれる
プテラノドン
自由詩
3*
07/10/21 22:29
焦がれる道化
灯兎
短歌
3*
07/10/21 21:19
冬になれば野たれ死ぬだけのキリギリス
小川 葉
自由詩
2
07/10/21 21:12
出来るのなら
乱太郎
自由詩
28*
07/10/21 20:49
単純な僕
amor
自由詩
1
07/10/21 20:44
悲しみのとなりで
くるす.wh...
自由詩
1*
07/10/21 20:42
5214
5215
5216
5217
5218
5219
5220
5221
5222
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
5250
5251
5252
5253
5254
8.45sec.