父の髭を剃る
一週間たった柔らかいのを
電気で剃るのは難しい
首など歯のあたりにくい所は
よく伸びる皮をひっぱて剃っていく

その薄くなった皮膚の下に
赤くて細い血管が透けて見える
こ ...
まるで
血の色の
大きな月がでていて

僕のこころは少し
震えたけれど

キミが
ルビーみたいね
って言うから
少し救われて
僕はジェイドが好きだなって答えた

けど

血の色は
僕らに降り注いで ...
月の清けき夜 
折からの澄んだ風が
波のように襲ってくる感情を
鎮めようと
湖面を撫でるように
一陣 通りすぎる


暗い森影からの
ふつふつと湧くざわめきにも
耳をかさず
震え ...
ありあまるくらいの

理屈と


たりないくらいの


理想。




もぅ。

こんがらがるなら


まぜてしまえば


楽になるわよ。



...
まったく違う、
それこそ何千億光年離れた星たちが、
地球からではおなじ、
星座の中に並んでいたりする。

ぼくたちの、
ぼくたちである違いなんて、
遙か向 ...
××い○○に △△を□□して
××く○○する△△を □□している☆☆
××の○○の△△が □□もなく☆☆し
××の○○しない△△に
××を○○していった

××い○○に △△が□□
×× ...
Think small
ワイドショーでは
毎日ひどいニュースが流れている
母親を殺した父親を殺した息子が
たった今殺されました
なんて、心寒い時代なんだな
だけどそんなこと
君を傷つけた ...
私の小指は

からっぽ

伝説を思い出し

くるり

ナイフを滑らした

赤い 赤い 糸をひく

―この先に愛しい人が待ってる

信じてた

大好き だったのに

...
{引用=
  ぐらなでんふらっぷでるさるばどぉるあるめりあ
  どれすでんがいなむおるとめらんそるとらむ


    だす/れいん/ごーるど


  くしゃなまはるごらいあすおるどらん ...
日だまりに揺らされて
ブランコに遊ばれて
重い鍵が子供の証と
疑う事もしなかった

首輪で玄関くぐったら
好きなご飯を作れるの

さみしくないでしょ?
つらくない
となりのせきは  ...
***


いっそのこと
つき抜けようかとおもう


もう

ぼくは
不思議を折り返してはこれないよ


***
愛情は
小さな箱へ仕舞いなさい
透明で中が覗けるその箱を
大事に抱えておきなさい

互いの季節の変化
それに対応できなければ
形や色が以前とは
違うものに変わってしまうか ...
魅せられた
紫煙は揺れながら留まって
長い睫毛が
雨に濡れていた

足跡は誰かが持ち去ってしまう
望まずとも運ばれて行く体が
その振動に耐えられなくなった
嗄らす声の中身 ...
『恋空』とは多分こんな話なのだと思う。

おそらく、時は西暦20XX年、世界は核の炎に包まれたのだと思う。文明は崩壊し、モヒカン刈りの悪漢達が暴虐の限りを尽く無法の世界となっているのだと思う。 ...
東洋の衣擦れの神秘
東北アジアの声
か細い娘たちの声帯が

鈍く くすみ 角の取れた 重い 
エイトビートに乗り始める

ひとたび 音楽チャンネルを無造作に回せば
ロックエイジ 二世代 ...
ゴミを集めて暮らそう
ゴミに囲まれて暮らそう

ゴミは暖かい
意図がない
ゴミはあったかい
意図がない

ゴミを集めて暮らそう
ゴミに囲まれて暮らそう

ダンボールは要りません
...
グルーブ感がまるで無い生活
そもそもグル−ブ感とは何なのかを知らない現実がある
ノリが悪いっていうか
タイミングもハズしまくりで
自然なリアクションができない
会話が成立しない
みんながで ...
目的地に着く前に
空腹で思わず入ったタリーズは禁煙
仕方がないから
新発売の抹茶ティラミスラテを頼んで
チーズのおいしいホットベーグルサンドをほぉばる

平日の昼下がり
あたしは何に見えますか

...
ふりかえるひと

彼らはぼくの

ほんとうの素姓を知らない

ぼくだって

彼らの精神的風土を知らない


ふりかえるひと

顔をあわせて

目をあわせて

交錯した ...
素直な君
明るい君
元気な君

憂鬱な君
淋しげな君
怒っている君

笑っている君も
怒っている君も
しょげている君も
君らしくていい

気持ちを
素直に
言えるのは
...
森々と山は深く
陽は木々と雨滴を漉して降りて来るので
幾重にも衣に包まれたような暗さが
しかし夜ではない暗さがもうずっと続いている

歩いても歩いても行着く処はない
行き着いたとしても留ま ...
頬染めて冬恋い焦がれる木葉達

雪と出会うを夢見て眠る
とおくのそらをみていると
きょうはよくはれてるもんだから
なんだかかがやいてまぶしい

ふかいみずのおくをみていると
きょうはよくひかりがあたるもんだから
なんだかすきとおってきえそう

こんなふうけ ...
よーい
ドーン
ピストルが鳴る
まるで花火のよう

今日は
運動会

元気な
子供たちの
応援の
掛け声が
聞こえる

元気に
走っている姿は
とても
たくましく思う ...
母の日は
思い出すなぁ
スーパーで
子供たちが
描いた
母親の絵を
見ることもある

いろんな
顔があって
正直言って
びっくりしてしまう

私は
絵ではないけれど
プレ ...
さらってくように
君を風に乗せて
赤い魂を見せよう

炎よりきれいだから
ルビィにしようか
ドレスにしょうか

せっかく手の中で見せているのに
君は笑うんだ、悲しそうに
思わず落と ...
イルミネーション仕事帰りの疲れ取る

冬の海失ったもの探す日々

木枯しや誰かの背中追いかける
常緑樹と
冬枯れの木々は
まだらに生息していて

こんな小春日和には
液化燃料の燃えかすは
静かに窪みに沈殿するから

常緑樹が光と濃厚な二酸化炭素で
光合成の声無き法悦に浸っていて ...
 私は私が笑って死ねる場所を探したい
 と
 旅人は思うらしい
 ひょっとしたらポックリその場で死ぬかもしれない
 車に当たって死ぬかもしれない
 恨まれて誰かに殺されるかもしれない
 欠 ...
望む為に罪を犯し
望む為に自分を壊し
望まれるべき物体は歪と化した
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
髭剃りたもつ自由詩707/11/26 21:00
ルビー風音携帯写真+...4*07/11/26 20:41
月と湖面の鏡渡 ひろこ自由詩10*07/11/26 20:40
手にしてるもの。Sa;自由詩107/11/26 20:22
「 阿呆に想う。 」PULL.自由詩6*07/11/26 20:21
血流と骨組み狩心自由詩1*07/11/26 19:50
Think smallTsu-Yo自由詩407/11/26 19:49
ピンキーリング愛心自由詩1*07/11/26 19:34
あいねくらいねなはとしろう自由詩107/11/26 19:09
夢≠ソウシツ揚羽 欄符自由詩5*07/11/26 19:05
.о8かたくりо自由詩007/11/26 17:51
「詩」菊尾自由詩2*07/11/26 17:18
「残存」自由詩0*07/11/26 17:14
印象の『恋空』がらんどう散文(批評...307/11/26 17:01
東北アジアの声帯アハウ自由詩207/11/26 16:49
ゴミ生活者の歌udegeu...自由詩1+*07/11/26 14:27
難男自由詩1+07/11/26 13:48
休日瑠音携帯写真+...107/11/26 13:41
相対なる調べ吉岡ペペロ自由詩007/11/26 12:45
そのままの君でいて妖刀紅桜自由詩2*07/11/26 11:46
かむなび音阿弥花三郎自由詩007/11/26 11:38
紅葉優羽携帯写真+...3*07/11/26 11:27
蒼く青く携帯写真+...3*07/11/26 11:18
運動会妖刀紅桜自由詩2*07/11/26 11:05
母の日自由詩1*07/11/26 11:01
ぼくの魂よしおかさく...自由詩007/11/26 10:38
イルミネーション夏川ゆう俳句207/11/26 10:15
冬枯れてアハウ自由詩207/11/26 9:20
旅人の行きたいところdoon自由詩207/11/26 6:37
三行詩 〜願望〜電子ノ猫人自由詩107/11/26 5:28

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