酔いどれ詩人にでもなろうか。
二人して。
もう、何時間だろうね。
飲み始めて。
店も閉まるそうだ。
うちで飲もうか。
酔いどれ詩人にでもなろうか。
君の詩でも ...
ねえ
もしも
あなたの気持ちが目に見えるなら
こんなにも
不安にならずに済むのにな
...
缶詰は
ラベルがない方が
うまそうだ
3 3 3
2 2
送信
わけもなく心和める夕暮れや
秋はやさしさ運びくるらし
音たててころがりて行く空き缶に
信号待つ間の視線集むる
夜半覚めて物読みおればしぐる音
しばししてより また止みにけり
木 ...
何が待っているとしても
進むんだ
ただ、まっすぐ
ひとしきり赤子の泣き声聞えきて
蜂が屋根より高く飛び行く
入り口に蜂が二つも巣を作り
猛暑にうだる昼に飛び交う
焼けし如く川原の上手はみどりなく
川も細りて水鳥哀れ
狭庭の木の ...
お酒を飲む。
未成年だけど。
お酒飲めば、死にたくなくなる。
くらくら。
ゆらゆら。
私は、強くなる。
自分を守るために飲む。
て、言いながら
次の日には、二日酔い。
ふしゅしゅ。
...
夜を待っている
ふたしかな
悠久が続いている
喫茶店の
明かりが濃く輝いた
そとは秋の夕暮れ
木琴の奏でる音楽
良実という名前を
胸で鳴らせている
...
本当の入り口はどこだったのか
わかったのは
いつだったろう
どこまで上昇しても
融点はなく
波はひきかえしてゆく
そうやって
のまれても、のまれても
打ち上げられるしか
なか ...
秋じゃなければできなかったのでしょうか
空洞は風が増すほどに
流れてゆきます
いちにちの日短さ
胸の欠けてゆくそして
焦げてゆく茜の陽
沈んでゆき夜になる前の隙間で ...
消えゆく光と
生まれゆく光
すべての光を救いたいなんて
無機質な優しさを振りかざしては
何も出来ずに立ち尽くす
アルタイル
ベガ
アンタレス
それ以外は皆同じ星でし ...
煙草を棄てて歩き出すと、喫茶店の緑色のテントの先には雲一つ無かつた。
日曜の人込みを疎みつつ小走りで駆ける彼の耳元に何かの聲が囁いたかと思うと、俄かに彼は車道に飛び出した。黒い車がずずつとゝまった ...
もうずっと、同じところを浮遊している
まだ2日だけど、かなり時間が経った気がする
あたまの中はぼーっとしている
マインスイーパを考えずにやって 何度も爆発させてしまう
爆発してるのは何だ
...
見ることも聞くこともなきチスジノリ橋を経巡り日がなさがしぬ
チスジノリ
血条苔。紅藻類ウミゾウメン目の淡水藻。暗紫色で、多くの糸状の枝を出す。河川に生育し、生育地は天然記念物に指定され ...
放たれし小魚のうち一匹は力なく身を裏返しけり
空にたつ少年
キャンバスを粗く擦ったような
雲をみあげる
銀色の髪
長袖Tシャツとバスケットシューズ
細い骨の孤独を
風に{ルビ晒=さら}している
視界に収まらない空
どこからがは ...
公園の水のほとりで
老人が自爆している
ソフトクリーム胸に突き刺しながら
芥子色のニット帽が
つぶれて落ちている
喘ぐ声は、聞こえない
だ ...
言葉のはじまりが 歌だったなら
世界はどんな風に 変わっていただろう
壁画のはじまりが 言葉でなくて
絵のはじまりだったら どんな世界になっていただろう
石を彫 ...
わたしのお家にはおおきな窓があってね
その前にすごくちいさな廊下があるの
そこで ひなたぼっこしてあなたを想っている
お茶とお菓子を用意して 何時間もそこに
上着を羽織って ...
*今日こそは、と心諌めて楔打つ /くさび
*いえ、別に…そう言い捨てても過去消えず
*捨てました。捨てた分だけ虚しさは増し
...
育まれた命が
今はまた別な
少し大きな動物を
育んでいる
なき声は言葉であり
懐かしい響きでもあり
意味はまだどこか
はるか遠いところにある
育まれた意味は
やがてまた別な
少し確 ...
群生する草木の
やがてはその根の深いところへ
むさぼって、むさぼって、
貪り尽くして やがて
ひとすじの地層となって閉じていく
のが わたしたち。
一匹の蜘蛛の
ぎんいろの糸を端から切り ...
うちにはコアラもいないのに
ユーカリの木があります
暖かいオーストラリアから
日本の東北地方へやってきた
寄せ植えにちょうどいい大きさだったの
さんざん使用したあげく
花壇の一部に鉢植えの ...
根を張れ
根を張れ
川底で流されるようなやわいのじゃ駄目だ
コンクリートの片隅に根を張れ
目の前を誰かが通り過ぎていっても
根を張れ
土に埋まって見えなくなっても
根を張 ...
暗闇に光る君の瞳
影から影へ移る君の姿
君は夜に生まれたから
そのまま夜を身にまとい
ひとり息を殺して闇を行く
夜は君の姿
闇は君の心
影は君の名前
そして沈黙が君の言葉
けれどそん ...
物の陰から
はみ出てるしっぽ
猫がかくれんぼしてるみたい
でもしっぽがはみでてる
まるで誰かに
見つけてもらって
教えてもらいたいみたい
ほら
しっぽでてますよ
{引用=
それは久しぶりに口を開けたのでケーキをつっこんだら美味しそうに食べた
長年口だと思っていたが呼吸もしないし食事もしないので不安だったのだが
こうなれば他に食べるものも調べたいと思ってた ...
のびきったラーメンなんて
食べたくないし
食べてほしくもないから
そう遠くない将来
広いキッチンの
我が家に
誰かの真似して
産声あげて
誰かの真似して
息、始めた
誰かの真似して
啜り泣いて
誰かの真似して
息、止めた
海より濃い塩味液体舐めて
夜より暗い閉鎖空間にいた
この ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創書日和「よいどれ。」
狠志
自由詩
0
07/10/17 19:51
あなたの気持ちが見えるなら
むむ
自由詩
1
07/10/17 19:37
ひきこもり川柳その2
udegeu...
川柳
2
07/10/17 19:19
急いでるときは返信ひとこと
北大路京介
携帯写真+...
7*
07/10/17 19:19
64P 「短歌2」より
むさこ
短歌
7*
07/10/17 19:11
その先に
秋桜
携帯写真+...
1*
07/10/17 19:07
63P 「短歌2」より
むさこ
短歌
1*
07/10/17 18:46
酒守
愛心
自由詩
1
07/10/17 18:44
ふたしかな悠久
吉岡ペペロ
自由詩
0
07/10/17 18:14
岸
石畑由紀子
自由詩
12
07/10/17 17:22
鏡の泣くとき
唐草フウ
自由詩
15*
07/10/17 16:46
薔薇と宇宙
1486 1...
自由詩
2*
07/10/17 16:36
帰路の雲
蘆琴
未詩・独白
1
07/10/17 16:35
距離
はるこ
未詩・独白
2
07/10/17 14:55
湖心 四
A-29
短歌
0
07/10/17 14:44
湖心 三
〃
短歌
1*
07/10/17 14:33
詩稿する少年
佐野権太
自由詩
10*
07/10/17 14:25
ソフ
カンチェルス...
自由詩
10
07/10/17 13:50
お星様に手紙を
和泉蘆花
自由詩
1
07/10/17 13:15
ソ ラ ヒ ナ タ
〃
自由詩
0
07/10/17 13:14
小椋佳 「野ざらしの駐車場」を聴きながらの秋の夜に
九鬼ゑ女
自由詩
0
07/10/17 12:54
少し大きな動物
小川 葉
自由詩
2*
07/10/17 11:53
地層
南 広一
自由詩
2
07/10/17 10:44
ユーカリ
チアーヌ
自由詩
2
07/10/17 10:09
根
中町あきら
自由詩
5
07/10/17 9:57
黒猫
未有花
自由詩
12*
07/10/17 9:54
見つけてほしいの?
OLGA
携帯写真+...
3*
07/10/17 9:16
それに関するいくつかの事象
ピッピ
自由詩
6
07/10/17 4:14
生平
FUBAR
自由詩
4*
07/10/17 3:37
サルマネ原人
殿様が得る
自由詩
0
07/10/17 3:31
5221
5222
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
5250
5251
5252
5253
5254
5255
5256
5257
5258
5259
5260
5261
加筆訂正:
Days in the canvas
/
atsuchan69
[07/10/17 9:12]
あえてホルベイン兄弟の技法に倣って→あえてヤン・ファン・エイク兄弟の技法に倣って
6.3sec.