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不定期刊行物【賞なしコネなしやる気なしで作家を気取る100の実験】
第146号    2006/1/15発行
■■■■□■ ...
ブルンブルンとしたコンニャクは

もともとイモからできるのです

イモのままでは味も淡く食べにくいから

しだいにコンニャクに固めて 

色んな味をつけて

出来上がっ ...
おもいは目線のさきにあり
よそう前に 両手あわせます
名前も住所もしらずに ここにきたこと

目線のさきは しろいしろーい もちもちのふんわり
とどきすぎる、炊けるにおい
今夜 いっぱいぶ ...
水色の傘の中

きみを同じセカイに
呼び込んだ。


ネェ、イッショニ、イヨウヨ。




きみが

違う誰かにウツツをぬかしているうちに




アタシの ...
落ちる 落ちる   砂の中

時が
無防備なままの
ぼくを浚う
弾かれた夢が
埋まる 埋まる   無限の底

時が
呆気にとられている
ぼくを包む
痞えた心が           ...
両の指を痛い位絡めて
錆びたフェンス越しに友を見ていた


立ち入り禁止区域
思い切り高く遠くへ放った
僕達の鞄
一瞥して走り行く
君の ズザザと力強い
足元の埃


駆け上が ...
時間は意識しなければ

いつの間にか流れているけど

本当はこうしている間にも

一秒一秒刻々と動いている



僕達はそれに気付かずに

過去にしがみついたり
...
哀愁を
 助手席に乗せ Jazzを聴く

  将軍塚へ

   深夜ドライブ
ひとつふたつと
どんぐりの実を数えながら
息子は
年の数をおぼえた

ぼく みっつ

小さな指で
小さな生き物のような木の実をつまんで
みっつの命をならべていたが

あっというま ...
例えキミが



涙を流していても



怒りに駆られて苛立っていても



不安に溺れて震えていても



笑顔でいるキミと



同じように



...
そして いつか
魂が おさまる場所
魂と肉体が完全に同期して
なに 過不足ない 満ち足りた
まわるい場所へと

全て 全ての 人々が
人生を楽しみ
取りたいだけの 汗を流し

満ち ...
虫食い

赤い実

黄色いライタ



砂利道

靴音

君との電話



愛してる は 何処に云う

短く過ぎる 秋に云う
受容のその一言を得るがため 苦渋の部屋の
戸を開き 語意の裏の裏を読むに勤しむ 部
屋とは即ち余地に他ならぬのか 心を配ると
は誰の安息のためか 心を働かすとは 何の
ための機知なのか 「見え ...
私は、私の影であり
影は、影の影である。

どこまでも
黒く透ける現し身を
冷たい風がなぞり
さみしい熱を奪い去っていく
だからといって みたされることはない
このささやきが、色づ ...
少し前

囁きのような
細かい雨を

あのひとが
帰っていった

ミルクみたいなしろい霧のなか
あのひとは今頃
眠りについて

どうか
やさしき夢に
包まれますよう

...
この出来事は理性ほど明確ではなく
湖に沈んだ沈殿物のように淀んでもいない

投石機が飛ばす燃え盛る岩よりも怒りをたぎらせ
鏃に塗られた猛毒よりも残忍なんだ

城門を壊せ
死体は ...
キミと一緒に居る事で
あの日々が煌きを失うのなら
キミの首に手を掛けてでも
僕は守りたい
まだ今なら間に合うはず
だから、

その眼に映るのは
いつだって僕だけでいたのに
他の誰も立 ...
 
 心臓の鼓動を感じたとき、あっ!わたしは生きているんだ。こんなに確かなリズムを刻みながら、今生きているんだ。と驚いたことがある。
私の生命を刻む心臓を「わたしの心臓なんだ」として見つけること ...
広がる暗い空の下

孤独だと感じてしまっても

感じてしまっているだけ。

本当は違うから。

孤独なんかじゃない。

そう感じてしまっているだけだよ。



わたしに声が ...
だきあうとき
ぱずるがはまったように
わたしはかれのなかにおさまる
しんぞうのおとがきこえる
せっけんのにおいがする

きすやせっくすはしていても
こんなにしっかりと
「だきあう」こと ...
大人とはいえどもひっつき虫まみれ可愛らしいと見惚れたりけり すきなひとの
はじめての恋人は
十も歳上の人だった
彼女には恋人がいた
それでも愛があったのだと、彼は言った


その
立ち入り難い
聖域のような空間から
彼を離そうとして
煙草 ...
                        4 涙

あたしの名前を告げた
相手は
品のない言葉を何度も何度も
うれしそうに並べ立て
思い出したように奇妙な息遣いで笑い
かと思うとと ...
鬱々とイギーポップとエロアニメはい私は狂っています

あんたには用はないよと言うけれど俺には何の用事も無かった

まず先にネギとニンニク弱火で炒めそっから先は勝手にやれや

本心から料 ...
地図の上で抱き合った
そうすれば、どこへでも行けると思ったから

どこへでも行ける手軽さは
どこにもいない悲しさで
そうして、
ことばにできず
ただ抱き合った

飲みかけのペプシコー ...
十字路滴るほど赤く頭上に滴ってくる

壁に乗って花の柱を見上げている

みずうみとまぶた重なり合うまどろみ

虫の音に噛みしめられて向く左

逃げ来た豚立ち上がり我を干すかの回想

...
どこまでも巨大な川の字の一画

火を隔つ窓に照らされ痣を見る

屋根に垂れて足りるインクあと西に沈む

弾いている鍵盤に指輪置く婦人

書は棚に慄然と収まり雷雨

骨を糸で吊し・持 ...
ガラス張りの夕日を浴び帰途につくと
錆び切った列車がホームに転がり込んでくる
赤い鉄粉を吹き散らしながら


天を衝く花籠
店の名は
物言わぬ圧力の墨で書きなぐられる


灼けつい ...
草も木も、昆虫もばい菌も、
そして私自身も、この大宇宙の中で、
生きたいと思い、楽を求める。

万人の人間たちが、
協調し、争いながら、
不幸と幸福を味わい、所有物を増やそうとしている。
...
最近ろくなもん食ってないから
なんかちゃんとしたもん作ろうと思って
麻婆豆腐作ったら滅茶苦茶うまくて
そのうまさときたら無駄にうまいというか
激スパイシーっていうか鬼スパイシーで
でもどこか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ソネットの歴史木棚環樹散文(批評...207/10/19 20:58
婚約コンニャクむむ自由詩2+07/10/19 20:29
愛飯唐草フウ自由詩10*07/10/19 18:49
これイジョウにないセカイ。Sa;自由詩207/10/19 18:40
パラドックス---*砂時計*九鬼ゑ女自由詩107/10/19 18:40
「青い春」と呼ぶ千月 話子自由詩14*07/10/19 17:34
アナログ1486 1...自由詩10*07/10/19 15:35
平安ブルー 20北大路京介短歌3*07/10/19 13:20
どんぐりyo-yo自由詩8*07/10/19 12:52
アイノコトノハ〜どんなときもスターリット...自由詩007/10/19 12:16
まわるい場所アハウ自由詩507/10/19 12:08
告白瑠音携帯写真+...307/10/19 11:56
焦れるclef未詩・独白1*07/10/19 11:08
水母こしごえ自由詩10*07/10/19 10:00
ミルク色の朝風音携帯写真+...2*07/10/19 9:57
Everything is my visionmaynar...自由詩007/10/19 6:46
あの日、僕らの日々AKiHiC...自由詩407/10/19 5:02
ワレラノナノリノモトニ七尾きよし散文(批評...0*07/10/19 3:56
アイノコトノハスターリット...自由詩007/10/19 3:15
だきあうコトリ自由詩5*07/10/19 2:26
湖心 十A-29短歌2*07/10/19 2:24
コトリ自由詩2*07/10/19 2:11
アンテ未詩・独白207/10/19 1:36
廃人短歌その1udegeu...短歌0*07/10/19 1:08
地図服部聖一自由詩407/10/19 0:33
ブレーメン幾何学講習 5501-5539黒川排除 (...川柳707/10/19 0:24
ブレーメン幾何学講習 5457-5495川柳407/10/19 0:23
一千万都市の無人駅一般詩人-自由詩1*07/10/18 23:54
生命への畏敬いまじん自由詩107/10/18 23:45
ウイスキーだよねudegeu...自由詩107/10/18 23:21

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加筆訂正:
愛飯/唐草フウ[07/10/19 19:38]
ちょっと補足しました。
6.17sec.