黄昏、あれは
{ルビ樹陰=じゅいん}に眠るあなた
穏やかな目鼻立ちに
風が吹きすぎる
私はそれを眺めるだけの
{引用=かげり
を知っていたでしょうか}
思い出、それは
静か ...
体も
心も
忙しすぎて
疲れてしまったら
大切な
休息の
時間
心も
体も
くたびれている時は
無理をしないで
休ませるのがいい
生き直しが
必要なら
こんな時 ...
争いは
心を
なくす
行為
周囲や
気持ちを
害する
行為
同国人
同士の
争いは
あまりにも
悲しすぎる
みんなで
争いを
無くすよう
願うのが
当たり ...
懐かしい
むかし
歩いた
あの
並木道
あの頃
みんな
とても
とても
輝いてた
通った
なつかしい
あの
並木道
今は
思い出すだけ
もう
行くこと ...
「ほら これでも食っとけ」
そう言ってメクリあげたスカートが ひるがえった空に
燃えて 灰になっていった 秋
喫茶店の横でたむろしながら
目線でくねくねと犯 ...
熱のいちにち。
いっこうにさがらぬ苛立ちから
どうでもいい
と、なげやりな僕。
窓をあけたら
プラスチックのような空が
雨を待ってた。
...
爆弾が墜ちると
デマが流れた街で
警報に追われ
バンクするカーブを走った
この街の建築は
爪先から斜めに削れていて
鋭角に尖った
笑みを浮かべている
濡れた雛鳥の翼
抱えて
ひ ...
僕はどうして生まれたのでしょうか
どうして 生きているのでしょうか
僕がいることで
一体誰が喜んでいるのでしょうか
僕が生きて ...
「嗚呼、違うんだ本当は。」
「何が違うというのか?」
狐はニヤりと笑う。
寝たふりなんぞ通用するものか。
畳の上、寝転んでいると狐は甘えるように背中にもたれル。
飛行機事故の記事 ...
今日も街には危険な香り
七色に輝くこの街が
俺を何処かへ走らせる
倒れる訳にはいかないのさ
例えどんなに苦しくても
誰かが俺を待っている
Fly to the heaven ...
冬めいた街見るだけで寒くなる
雪が降り無口のまんま積もりゆく
北風が桜の葉っぱ赤にする
寒い夜
あのひとと
ふたりで
ワインを少しと
沈黙をわけあって
ねぇ
やっぱり私
あなたが好きだよ
この暖かさ
ぬくもり
もうなにも
いらないね
諍いも
...
冬も近くなって日の落ちる時刻もだいぶ早くなった。少し暗くなった渋谷の駅前ではいかにも胡散臭そうな50過ぎのロシア男がショパンの別れの曲に合わせて操り人形を躍らせていた。ロシア男は渋谷をうろつく数人の ...
いつもこの電車を
乗り過ごして
海に来てしまう
もう誰もいない
スコップで掬って
持ち帰れるような
銀色の風景
はだしになって
ひとしきり砂を蹴り
波を相手に追いかけっこをして
...
夢の中でも、
顔はハッキリ思い出せず、
ぼやけていた、
ぼくは悲しくて、
泣きながら目が覚めた、
まだ夜明け前、
月がまだ名残おしそうに光っている
...
枝分かれしていく 夜の
長く、しなやかな腕は
わたしを覆いながら それぞれ
しだいにたわんで その先端からやがて
着地し、朝に触れる
不必要なほどに震える あなたの
声と、指先 ...
雪に塗れるガキ供も真夏の夢を見ているだけさ ループループループ
彼らは誘蛾灯のようなコンビニの窓硝子に陳列されて寂しい夜を過ごす人種です
夜というものはベッドの上で誰も ...
ぼくの聴いてるラジオはあたらしい
ピアニストが突如演奏を中断すると
「残業してる父親からの電話でした。」
とひとことコメントして演奏を再開する
しかもその放送を聴いているのは中年男性三 ...
手紙を書こうと思います
手紙に包みたい言葉を
一つ
二つ
頭の表面に浮かべては
想いを添えて文字にします
すると
私の声が録音されて
音となって
あなたに届きそうな気がします ...
(笑いに隠れた笑いが
私の笑い)
どうしてこの道なのか
花は空から伸びた手に向かって
口を開けている
私は守られていない
だが私は産み落とされた
体の奥に染み込んだ
遥かな ...
昔が辿る
私への流れ
風は撫でて
鳴き声が猫になる
陽射しから誘われた
笑いのように言葉は拒まれ
今が混沌から放たれる
海辺は溶岩の岩ばかり
みかん畑へと続く坂
おい ...
わたしの
I love you
には
こころがこもってないよ
だから
コーヒーを
トーストにもしちゃう
りんごのパンが焼きたいとか
イーストフードから金属を抜いて
銀のスプンを接 ...
可哀(カワイ)い、レンズ。
円筒の、真下、砂粒の上で微生物をあやす。
むすんでひらいて其の空は、押し潰された甲虫に似ていた。(私は多分に嫌悪しています)
網膜なんて外れていても、 ...
抱きしめて 歌を (歌を、)
あなたの 匂いや
あなたの 皮膚や
あなたの 内の世界
特急電車が好きだった 普通電車と違って
特急電 ...
感謝なんてきれいごと
ひとから言われたくない
いのちは永遠だなんて
おまえから言われたくない
未送信
近頃の紅葉がうつくしくないなんて
勝手なこと言わないでください ...
雲の影が
大地に映って
窪んだ土地に
雨は集まる
湖水は生成されて
鐘楼のような高い場所で
水面に雲は捕捉され
風が起きる
雲の鏡像は乱れる
人は湖畔を歩み
平 ...
乱雑にした
花のなか(花って
とても便利
だって
色彩があって
複雑)
文字を
ドロボーした
心のあやも
花のなか
ブルーを飼いならすこと。
ブルーに打ちのめされること。
打ちのめされたブルーを飼いならすこと。
その繰り返しの中で、
鳴るはずのない電話が鳴り、
鳴って欲しくない電話が鳴る。
執拗 ...
飲み干したカップの中、いつのまにか
紛れ込んだ蟻のリングワンデルング
嗅ぎ回り、手を伸ばし、無機質だけどリアルに
生を体現していたその稚拙さ
単純になりたいと思った、刹那だけ
求 ...
雪のことなんか
忘れろといったって
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黄昏、あれは
石瀬琳々
自由詩
6*
07/11/28 13:50
故郷
妖刀紅桜
自由詩
3*
07/11/28 13:20
争い
〃
自由詩
2*
07/11/28 13:16
今は・・・
〃
自由詩
1*
07/11/28 13:13
ジャズ・マシーン
鴫澤初音
自由詩
2
07/11/28 12:31
そんな空を
Sa;
自由詩
2
07/11/28 12:26
S.O.S ———この星が落っこちる前に
佐野権太
自由詩
5*
07/11/28 11:20
自問無答の詩
涙(ルイ)
自由詩
5*
07/11/28 11:13
同棲。
菊池ナントカ
自由詩
0
07/11/28 11:09
Fly to the Heaven
虹村 凌
自由詩
0*
07/11/28 10:12
雪
夏川ゆう
俳句
1
07/11/28 8:59
暖かい夜
風音
携帯写真+...
2*
07/11/28 7:02
待つ男 一
結城 森士
散文(批評...
0
07/11/28 3:35
冬の海
shu
自由詩
4
07/11/28 3:11
男の子。
角砂糖
自由詩
3
07/11/28 2:35
かさなりつづける、朝に
望月 ゆき
自由詩
40*
07/11/28 1:29
やっぱり、女の子ですから、ね。
ピッピ
短歌
2
07/11/28 0:32
あたらしいラジオ
A-29
自由詩
4*
07/11/28 0:12
神話参
はらだよしひ...
自由詩
2
07/11/28 0:08
神話弐
〃
自由詩
1
07/11/28 0:07
神話壱
〃
自由詩
0
07/11/28 0:07
ジャムとりんごの関係ないよ
友里納
自由詩
2
07/11/27 23:28
背中
ICE
自由詩
1
07/11/27 23:20
歌を
鴫澤初音
自由詩
2
07/11/27 23:12
とことん疲れれば
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/11/27 22:42
鏡面のさざ波
アハウ
自由詩
2
07/11/27 22:38
こんびにえんす☆おはな
ペタ
自由詩
0
07/11/27 22:27
憂鬱をブルーと呼称した人の夜へ向けて
平
自由詩
2
07/11/27 22:20
本物のパントマイムはよく出来た嘘に過ぎない
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
07/11/27 22:17
だとしたら…
Hitots...
自由詩
0
07/11/27 21:55
5209
5210
5211
5212
5213
5214
5215
5216
5217
5218
5219
5220
5221
5222
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5244
5245
5246
5247
5248
5249
加筆訂正:
コーヒーソング
/
udegeuneru
[07/11/28 12:36]
マイナーティエンジ
S.O.S ———この星が落っこちる前に
/
佐野権太
[07/11/28 12:02]
タイトル修正
「マイナスの場所から/寺西幹仁」『泣きじゃくり部屋』より
/
とうどうせいら
[07/11/27 22:56]
詩学社を知らない人にもわかりやすいように関連リンクをつけたし
7.14sec.