思いでをつくる
まずは目
動物なんだよ こんな時
迫りくる灰色の展開の前で
ふくらんで見えるあんたの目

つぎに声
これがたぶん一番 思いで深いよ
弦はやわらかめ
冬の午後は木の根が ...
十二月三日 日曜
天氣 晴
起床 六時三〇分
就床 九時二七分

今日は日曜だけれど父が太田へ集會に行かれるし私も亦學校へ来なければならないので何時もの様に起きた
朝食前に妹のシヤツ・ズロ ...
ぼく達が 猫にするように
猫もぼく達をアイコンにするとしたら
吹きこぼれそうな世界にも
意外と芯がやわらかい
救いが見つかるかも知れないね

そんな風にしのび
ひと粒のみかん 皮ごとほお ...
あの覚めた感覚は味わいたく無い、心が高振らず醜い自画像でも見ているような気分を数時間過ごすのは全く詰まらない それより昼過ぎた後、空気が沈み出し未完成の音楽流れる まだ正気に戻っていない頭に少し風が入 ... 女は3ヶ月の子供がいるわ、と話し始めた
薄暗い室内灯が小さな女の顔を照らしていたせいか幼く思われた
主人とは別居しているの、と私が返事をする間も無く続けた
どこか一点を見つめながら暗誦するように ...
魔女はパーティーをする
おとこもおんなも関係なく
みんな赤い靴をはいて
死ぬまで輪になって踊る
叫ぶような歌声
かなしい歓び

輪のそとは
危険だから
出ていけない

手を離さな ...
有刺鉄線をナイロン弦に張りかえて
ビヤン、ビヤンと音を奏でる
音を聴いて目覚めた鳥が飛び立った
丘の向こうの仲間に知らせる
警笛ではない、静かな寿ぎ

地下室ではテーブルを囲んで作戦を立て ...
○「ありのままを認める
これこそ愛なり」

○「多様性の時代
夫婦食い違ってあたりまえ」

○「小言は
自分への不平不満を
まわりに向ける行為である」

○「加害者は
被害者をよ ...
 この先に何があるのかなんて

 かけっこには関係ないんだ

 気になるあの子に

 先頭でゴールする姿を見せたいだけ

 鬼になっても

 ボールを追っかけても

 スタ ...
他者と共に
住むことの孤独
ひとり
住むことの
孤独

結局、
それだけなのか
人と人は
出逢い寄り添った
ときの、熱

敵は誰?なのかも
もはやわからない
洗練され尽くし ...
 防衛費の増額とその財源をどうするかの議論を皮切りに、与党内の政局が大きく変わろうとしている。
 一番の変化は与党の若手議員の多くが経済を勉強して、正しい貨幣観を身につけたことだと思う。
 財務省 ...
漆黒の
闇の静かさに
潜むもの
余白、一拍
風吹き抜け

傘がない
貴女に逢いに行かなくちゃ*
街はイルミネーション
降りしきる
雨、冬の

開ける海
初めてみた
その広漠 ...
リアルな打合せの
ホワイトノイズで
トイレでサボれた職場
リモート会議で
抜け出せない

エンジン音の
ホワイトノイズで
無言でも平気だったが
アイドリングストップで
コミュニケー ...
{引用=鬱蒼}
鉈で枝をはらう
雑木林に入口をつくる
入ったからといってなにもない
暗く鬱蒼としたそこに
誰を招くわけでもないが
時おりもの好きな通行人が
ちょっと覗いては去ってゆく
...
  

心がとっても嬉しくて
笑いたくなる帰り道、

夕暮れ時の家々に
あたたかい灯(ひ)がともるころ、

体は少し寒いけど
すぐに我が家へ辿り着く。

悲しみなんて世界には ...
午前八時、
朝の散歩に出る
アパート二階の戸口にて、

冷気、顔面を刺し
意識、ハッと
覚醒し
見上げる
空、

あおくあおく
ただ青く

ふぅと息吐き
この世界の一角、
...
静かさ、束の間
病む身を包み

虚脱、ただ受け容れ

穿たれた時の窪みに
静観し疼く肉、埋める
ケープを纏うような針葉樹林の奥に棲んでいる
刺青を着るここは、ビー玉の空がありますか
鈍色の四肢を投げ出し、もがく姿態のかぎりに
視界いっぱいに、息を吹き返すだけの

ラウンドフレームサング ...
あけるよる
べろんとかがやくたいようの
まなざしにとけ
のまれゆく
ししゃふるししゃふるひかりのうみ
およいでおぼれてすっぽんぽん
むきみでうちゅうをわたっていく
さいはてのちにていみう ...
理科の授業で実験のある時に限って
やたら目を輝かせていた小林くんは
セイタカアワダチソウの
蹂躙する広場で消息を絶った
缶けり鬼の高く蹴り上げられた缶は
とうとう落ちて来なかった
少し遅れ ...
自分の中に芽生えたこの仄かな希望を
大切に大切にしよう
いろんな事を乗り越える事が出来たのも
希望がいつも自分を守ってくれたから
希望よ こんにちは
勇気よ こんにちは
太陽光線よ こんに ...
黄昏の
駅に降り立つ、その瞬間、
瞳にきらめく夕陽の残光

昔から
闇へと向かう道が好き
あゝ、そんな癖、だけが抜けない

棄てるのは
昔を想い出す癖と
...
紅葉は終わりかけ
枯葉となり落ちていく

今日は風が強くて
寒さが増す感じで
冬の入口付近を彷徨っている

枯葉を踏んだ音がいい
何度も踏んでみたくなる

綺麗だった紅葉
寂しく ...
白い巨人、大股で
光の天空、過ります
ゆっくり流れ
両手を開き
夢の形象、生動し

この世界は形象で充ち溢れ
僕らはそれらを嬉々と読み取る
この世の未知なる顕れに
次々時の輪郭、浮き ...
○「教育とは」
上から下へ一方的に教えるというものではなく
子どもとともに親も先生も成長していく活動である
この基本的なことを理解してないと虐待ゃ体罰が起きやすい

○「終活とは」
老いを ...
僕の怒りの延命処置が
それでも終わりへ突き進む
自ら進んで突き進む
姿を見てはやり切れぬ
思いばかりを募らせて

苦情の住民
苦渋の決断
事情がわからん
幸薄い僕らは
幸ある声がた ...
僕は去年エレキギターをメルカリの誰かに売ったのだ。中学生の頃、親に買ってもらったギターだった。同じ中学のクラスメイトに有名なバンドのメンバーがいたことはいらない思い出。でも、僕はギターで、何を弾くわけ ... 灯り消え
夜闇に
鎮まる
街、家々

わたしは
独り寝の床、
整え
眠薬服し
蒲団被る


人は毎夜、
深い眠りに
恒星たちの
うた、聴く
という

意識失い
光 ...
 悪い子の夢


これ以上の傷はもういらない
はだしで冬の町を歩かされて出来た
お風呂蓋のくぐりに仕込んだ水の矢
悪い子にお似合い
固まった血の粒を見てみる
生きてる意味がはっきりと解 ...
遅刻して飛び起きて夢の中で時計を見たら遅刻していて飛び起きて時計を見たら遅刻していたから慌てて出かけて飛び起きて、そういうのを悪夢というのだろうけど、不安が体現されて虫になったような、心から祈りが垂れ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
つみ木あそびブルースsoft_m...自由詩022/12/11 18:33
女學生日記 四十二TAT散文(批評...122/12/11 18:16
しのび足ブルースsoft_m...自由詩1*22/12/11 17:43
溶け出す音楽nia自由詩222/12/11 15:56
聞こえてきた声と音について自由詩022/12/11 15:42
サバトーー輪になって踊る凍湖自由詩222/12/11 15:11
ナイロン弦にXIAO自由詩4*22/12/11 12:44
独り言12.11zenyam...自由詩0*22/12/11 6:28
かけっこ佐白光自由詩022/12/11 1:23
五行歌、暴力と愛1ひだかたけし自由詩422/12/10 23:43
「クレクレ星人の独り言5」ジム・プリマ...散文(批評...3*22/12/10 21:09
五行歌、五感の未知ひだかたけし自由詩5*22/12/10 19:18
ホワイトノイズイオン自由詩1*22/12/10 15:46
冬の禁断症状ただのみきや自由詩3*22/12/10 14:23
ハッピー・クリスマス秋葉竹自由詩022/12/10 13:25
青、この世に訪れひだかたけし自由詩222/12/10 11:16
静観自由詩322/12/9 23:38
瞼を閉じるあらい自由詩022/12/9 20:26
えいち〇叡智ひだかたけし自由詩322/12/9 19:01
星空学級ちぇりこ。自由詩11*22/12/9 18:32
芽生え渡辺亘自由詩022/12/9 16:16
爛れる月よ秋葉竹自由詩022/12/9 15:04
枯葉に触れる夏川ゆう自由詩022/12/9 13:34
白い巨人ひだかたけし自由詩322/12/9 11:14
独り言12.9zenyam...自由詩0*22/12/9 6:35
悲惨三歌りゅうさん自由詩022/12/9 5:37
エレキギターとの別れ番田 散文(批評...222/12/9 1:16
マボロシひだかたけし自由詩322/12/8 23:36
悪い子の夢soft_m...自由詩1*22/12/8 21:31
飢餓這 いずる自由詩122/12/8 21:11

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加筆訂正:
しのび足ブルース/soft_machine[22/12/11 17:44]
雑餉 ざっしょ、雑餉隈(ざっしょのくま)地名
冬の禁断症状/ただのみきや[22/12/11 12:48]
修正
3.97sec.