お気持ちは理解しますがそこもまた社会の中に過ぎませんから 「傍観は黙認」という癪だけど否定できない論理があって 雷がやけにうるさく鳴り響く上司専務と口喧嘩する

山の上雪が積もって白くなる春はまだかと誰かつぶやく

ゆっくりと積もった雪はまだ溶けず冬は真っ白何か物足りず

過疎の村子供等は減り統廃合 ...
木立の緑が揺れている
私は冷たい虚を飼って
鉛の監獄から眺めている
気だるく憂鬱な昼下がり
空は一面の灰白模様、
風はもう絶えず吹き
荒れ果てた街並みが
ぱたんぱたんと倒れていく

...
スタスタとスタッカートでしたダンス


糸になるから全て忘れる身体


しわ寄せで不幸せにも不死になる


イルミネーション 星たちを眠らせて


特別感のない特別だった部屋
...
○「紅葉登山」
朝三時に起きて出かけたが
紅葉よりも
山ガールのほうがきれいだった

○「登山」
登っている間に
何回も電話がかかってくる友だち
現役は大変だね

○「今年も」
...
いいねをつけるかつけまいか
名前で決めてる節がある

女なら寄り男なら引き
おお、ゲスい、しかし正直な

しかるに君は始めから喧嘩しに来てる
僕の名前知ってるか

僕はドラゴン
君 ...
 理由知らず忙しく咳き込む

 無理もたゝリ船が去った島に取り残され

 夕べより冷蔵庫のモーター音気にかゝる

 枯れスヽキ踏み分け鳶の声聞く

 沈下橋の縁に腰掛け川底の石数える
...
 時々


 渦卷くこともある


 珍しく話が合うわ


 でも


「これから」なんて信じない


 風のようなふたり


 ただ、辻で會って別れた
 
 
二〇一八年二月一日 「無限がいっぱい」


 塾が終わって、日知庵に行ったら、シンちゃんさんご夫妻と友だちがいらっしゃって、そこからガブ飲みに。きょうも、ぼくはヨッパで眠る。眠るまえの読書は、ロ ...
帰りたくあり、戻りたくなく

混沌とした感情が生まれてくる

蓋をした闇が視線を塞ぐ

変わってしまったもの

変わってはいけなかったもの

変えることができたもの

変わらず ...
 今テーブルの上にある
 仕事帰りに売り場で
 買い物かごに入れた
 特売の白和え(百グラム当たり一一八円)
 そのトレーのラッピングにも
 コツ、というものはあるものでして

 ラッパ ...
 ばらばらだと認めたって
 殺されたりはしないんだ。

 ツイートでは何でも言えても
 ひとりで寝るのは怖いんだ。

 難しいことは分からないけれど
 わたし以外の全員が
 ずっと ...
秋の夜は 濃さを増してゆく群青の空の深い深い奥のほうから
細い真鍮の鎖が二本 長く垂直に吊り下げられ  
両の手でそれに掴まり
先端の細い横棒に ピエロがひとり腰かけていたのでありました
...
五十年 目の前にいたのに
会ったことないらしいんだよね
初めは まだうっすらと
見えていたらしいが

双方の呼気が煙幕となり
濃く厚くなり
情報は通さず
物質のみ透過可能な
絶妙な分 ...
季節がら
女子高生に言わせたい言葉が
「クリまんじゅう」だ
私の作ったクリまんじゅう食べない?って
質問させたい
私はクリまんじゅう自体も好きだが
クリまんじゅうという言葉の響きが好きだ
...
毛沢東の主治医が書いた
「毛沢東の私生活」を読むと
晩年の毛沢東は
包茎の包皮が硬くなって
剥けなくなっていたと書かれていた
ふーん、そんなことあんのか
と感心した覚えがあるが
最近、俺 ...
(まさに、手を替え品を替え
といったところか
いろいろな声で鳴くんやなぁ)

飯食いながら、
網戸に両手で張りつくそいつを見ていた


「このっ、かわいくない
一ヶ月も餌あげとるのに ...
純粋に満ちた彼らにとって、未来だけが希望だった。
         (まだかわいいものだが、)真実なのだ

      渇き枯れ果て、母なる海を腐らせる、

(苦しみも悲しみも知らない、)お ...
聖人の一断よりも千人の愚論を そういう賭けだったはず なにをどうしても
生き尽くすしかないあたしの人生

生き倒れたら目の前に
輝く細いカタカナでネオンの光は

パープル、と。

そのパープルレインを歌った凄い歌手が
天国の階段を昇 ...
つながった
かことみらいと青い空
なにになるため 生まれてきたのか

ねえ なんで
もっともっとを目指せへん?
(なきだしそうなこえで)しあわせになれへん?

友ひとり
いらない ...
釣った魚にエサはやらない

なんて
まだマシなほう


デジカメの純正バッテリーや充電器の
バカ高いのには呆れてしまう


通り越して
怒りさえ覚えてしまう

デジカメ本体 ...
おまえ、こんなクソ面白くもない
ゴミみたいなもんを
毎日、毎日書きやがって
それを恥ずかしいと思わない時点で
おまえ、終わっているんだけどよ
ひょっとしたら
自分ではイケてるとでも思ってん ...
青空が言っている
死はここにあると
公園のベンチから立ち上がって
探しまわる
散歩のひと
ランニングのひと
子を連れたひと
また
ひとばかりさがしている
誰にも会いたくないの ...
脱衣所のかごには
それぞれのすべて

喜怒哀楽も
不平不満も
脱ぎ捨てられた残り香

裸の付き合いなんて嘘だから
かごに置いていく
すべて

脱ぎ捨てても
時にそれは必要で
...
休日は地獄耳
落下する電車の静けさ
天井からぶら下がっている
こめかみの光 カミキリの声
傾斜し続ける 声の影
ぶどう酒色に濁った季節
腕をひねり上げる
  自由――自己への暴力

...
晴れている
高い高い秋晴れだ

(さっき赤トンボと眼が合った
彼は垣根に佇んでいた)


気付けば今日のポストには
投票用紙が入っている
彼はたどたどしい手つきで
封を破り
その ...
     ..
 

. .agitaromasemenvos


{引用=       _/
 

   

    営靴福追求撃発射為日裏苦憂的幸絶賛痛
          ...
自由という足枷を引きずりながら終点のない遠足に行く
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
_いる短歌021/10/25 22:18
短歌121/10/25 22:16
夏川ゆう短歌421/10/25 18:09
只ぼうとひだかたけし自由詩621/10/25 12:53
特別水宮うみ川柳2*21/10/25 10:47
独り言10.24ホカチャン自由詩1*21/10/25 10:35
名前についてりゅうさん自由詩2*21/10/25 4:21
自由律俳句「食べられる退屈」(131)遊羽俳句021/10/25 3:43
墨晶自由詩3*21/10/25 2:30
詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日田中宏輔自由詩12*21/10/25 0:55
故郷自由詩321/10/24 21:43
コツについて平瀬たかのり自由詩3*21/10/24 21:02
ほね塗絵 祐作自由詩221/10/24 20:31
空中ブランコLucy自由詩5*21/10/24 20:06
壁ですらなかったいる自由詩321/10/24 19:38
言わせたい言葉花形新次自由詩021/10/24 19:24
ちんぽの皮自由詩0+21/10/24 19:04
野良猫印あかり自由詩6*21/10/24 18:48
出発点(水飴と溺れた蟻)あらい自由詩021/10/24 12:01
_いる短歌021/10/24 10:57
だから、生きている《改》秋葉竹自由詩021/10/24 10:17
みもだえするほど、幸せになりたい自由詩021/10/24 9:44
釣った魚からシボリとるst自由詩321/10/24 9:10
反吐が出る花形新次自由詩021/10/24 7:21
青空自由詩19*21/10/24 3:21
脱衣所TwoRiv...自由詩6*21/10/23 18:37
指さす先になにもないただのみきや自由詩2*21/10/23 16:27
赤トンボと投票用紙ひだかたけし自由詩521/10/23 13:34
_/津煙保存自由詩8*21/10/23 12:01
_いる短歌121/10/23 10:04

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加筆訂正:
指さす先になにもない/ただのみきや[21/10/24 14:04]
修正
5.04sec.