こんな日に君を思う意味はある
こんな日に君を思う意味、
もう会えない確率の方が高く
嫌われてしまっている現実を差し引いても
好きな人が居たことの記憶に
すがれるなら
こんな日に君を思う意味 ...
不運が続いた。嫌なことも。だけどそれをビールであるいはスナックであるいは過食で紛らそうという気持ちはない。
ただ開放感あるのみ。
カルビ丼を食べる
みんなは好きな人とペアで、私は嫌いな人とペアで ...
光有れと叫んだとき
光は此処に有った
言葉有れと叫んだとき
言葉は此処に有った
行為有れと叫んだとき
行為は此処に有った
何としても生きようと
悲しがる君の横顔を見てそう思った
いつで ...
小麦が世界的に不足していることを
昨日、ネットの動画で初めて知った
農林水産業従事者の高齢化と
後継者不足と外国人労働者依存の現状が
とても厳しい状態にあること
その為、日本の農林水産業の未 ...
樹間から
覗く秋晴れの青、
ふるふる震え
金木犀の香が舞う夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶の余韻が響く
)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ ...
空は曇り
街は曇り ビルの谷間の 冷えたぬくもりに躓き 吹き抜けるかぜ なぜ と 灰とかげ──背広の音色が波のように行き交う歩道に落としたピルは
奈落の白い底
騙したあとの ...
君の翅を食べた
君がそうすることを望んだから
君の翅はよくできたお菓子のように
心地よい甘さで
もろくあわく溶けていった
最後に君の背に残る
翅のついていた痕をそっとなぞると
それも夢の ...
送電線のカラスたちは
つぎつぎと不協和音を課題とした合唱隊となってゆく
さよなら、と言われて
西のお寺で鐘が鳴った
こめかみの血管のように青ざめてゆく
夕暮の空
ぎおんしょうじゃのかねのお ...
昔僕は、そう遠くはない昔ではあるのだが…、招待状をもらっていたということもあり、会社に入りたてだった男の結婚パーティに行くために、バスで中目黒に向かっていた。でも、中目黒に行くという事自体は、僕は、初 ...
"華麗に終わるはずもない、そんな末路もしかたない人間だもの"
靴を揃えて、
(やさしい歌よりも悲鳴が好まれるなら
かなしみになけ、朝告げ鳥を抱きしめ
盲いた ...
諦めた人憤り夢に現れる
許すも許さぬも今日の雲
冴えてなお足下気にかゝる
空曇り無花果の実の中までも
早朝川まで降りてしらじら
猫の足跡がちりばめられたコンクリート上
子供のピコピコ靴が走っていく
惜しみなく落っことしていくエモーション
揺れて、弾んでは転がり、また揺れて
すこやかな肉球は
玄関アプローチの飛び石みた ...
青らんで秋の陽は差し、あれも、これも、ああもう在るってことにしとこう
自分を騙して生きている
かなり前から
何のために
毎日同じことを繰り返しているのか
分からなくなっている
結局のところ
生きるために生きているとしか
言いようがないことに気付く
確かに ...
大寒波今年何度もやってくるあまり経験できない寒さ
とんどする燃えゆく姿ただ眺め一体感が生まれる現場
雪が降り積もって凍って足滑るはしゃぐ子供の瞳が光る
ヘリコプターの音が耳から離れな ...
山と海の近い街
狭い世界で流れる河
自然に澄みきって流れていた
河岸では旅人が愁いの詞を
海辺では少女が愛の唄を
山奥では狩人が悼みの祈りを
人の想いが清流に溶け込 ...
確かに統合失調症になったことは
人生を破壊するほどの運命だ
発病から22年
私は黄泉返ろうとしている
生きて
生きて
生き抜こう
必ず勝とう
人生を幸せで飾ろう
そして死ぬときに
...
言葉が追いつかない街で笑おうか
室内
で
無駄に
改
行される
恋
壊れたあの秋は何色だったろう
グロテスクな水槽のそこに在った声
夜の真ん中に座って ...
ワードの画面との
にらめっこは飽きたので
とにかく何かを書いてみよう
音楽ソフトを起動して
クラッシックの曲をかける
電子タバコの吸引器に
ニコチン入りのリキッドを補充する
天然グリコー ...
二〇一七年十二月一日 「みかんの皮」
こんな時間にどうしたの
そう訊くと彼は
考え事をしていて出てきたんです
こんな時間まで起きて何を考えてたの
ってさらに訊くと彼は
数 ...
○登ってくる山ガールを
休むふりして
じっくり眺める
○すれ違いざまに
声をかけてみる
山ガールに
○山ガールの
「おはようございます」に
元気をもらう
○山ガール
見 ...
5月の連休に韓国岳に登った
山頂はいつもの10倍ぐらいのにぎわいであった
山頂では若者たちが
あちこちでいろんなポーズで
自撮りしていた
僕も今春初めて自撮りというものをやってみた
発電所 ...
救急車に轢かれた
ひとり火事を消す
減った里山の分紅葉あかあか
あの頃もっと寅さんの気持ちがわかっていた
目が合えば気があると思う
昔僕の会社に通っていた道を、今日は歩いていたのだ。近々、この街から引っ越すことを決めていたからである。その、引っ越す理由は、特にあったわけではないのだが、ぼんやりと僕は歩いていた。昔は、ほんの片時でさ ...
角を曲がる
これが幾つ目かわからない
そこに壁があり 外と
間とがあるから
区切ることは生活の基本だ
囲むことも
その中でなら
酒に漬けられた桔梗の根のような
人らしい行いをしてい ...
哀しみのステップ踏みながら
いずれ遠ざかり消えてゆく
大きな爪痕をこの界に残し
大きな爪痕をあの界に携え
途方に暮れて消えてゆく
)自分は場違いだって気がするかい?
)自分は意味のない ...
カーテンを引くように目を閉じたとて中の自分が見えてくるだけ
悲鳴の在り方を、お前は、事細かに説明する、無意味だ、喋る価値もないようなものだ、俺はそんなものに興味はない、お前のそんな話を聞いていても仕方がない、けれどお前は喋り続ける、何かにとり憑かれたみたい ...
あの頃より孤独でないのは
独りでいられるほど
傷が浅くなかったからなのか
独りでいればいるほど
その痛みが強くなったからなのか
常識のように語られる言葉では
何 ...
ハンカチ王子の
第二の人生は
やはりハンカチのブランド
「ユウキ・サイトウ」
を立ち上げるべきだと思う
甲子園での振る舞いは
その布石だと思っていたのに
大学、プロと進むうちに
ハンカ ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
こんな日に君を思う意味について
杏っ子
自由詩
2
21/10/5 17:53
自己評価
〃
自由詩
0
21/10/5 17:28
此処に有れ
渡辺亘
自由詩
1
21/10/5 15:40
未来
ジム・プリマ...
自由詩
1*
21/10/5 15:11
残響
ひだかたけし
自由詩
6
21/10/5 15:04
街
末下りょう
自由詩
6*
21/10/5 14:07
君の翅
塔野夏子
自由詩
13*
21/10/5 10:16
西の鐘
本田憲嵩
自由詩
3
21/10/5 3:01
中目黒の記憶
番田
散文(批評...
1
21/10/5 1:35
暇つぶしによる暇つぶし
帆場蔵人
散文(批評...
4
21/10/5 1:11
自由律俳句「食べられる退屈」(120)
遊羽
俳句
0
21/10/5 0:01
すこやかな肉球
自由美学
自由詩
0
21/10/4 23:02
_
いる
短歌
0
21/10/4 22:16
キョムキョム
花形新次
自由詩
1
21/10/4 21:18
経験
夏川ゆう
短歌
2
21/10/4 18:57
痛みの在処
静
自由詩
1
21/10/4 18:30
運命
渡辺亘
自由詩
1
21/10/4 17:44
空き箱に秋空
水宮うみ
川柳
2*
21/10/4 17:33
煤けた部屋で、ひとり祈る
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/4 15:43
詩の日めくり 二〇一七年十二月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
10*
21/10/4 12:49
登山独り言
ホカチャン
自由詩
1*
21/10/4 11:09
ジドリ
〃
自由詩
2*
21/10/4 10:57
自由律俳句「食べられる退屈」(119)
遊羽
俳句
0
21/10/4 4:20
長かった街で
番田
散文(批評...
0
21/10/4 1:24
角
いる
自由詩
3
21/10/3 23:47
フェイド・アウト
ひだかたけし
自由詩
4
21/10/3 23:10
_
いる
短歌
0
21/10/3 23:06
悪い飲みかたの話
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
21/10/3 22:08
言の葉
静
自由詩
2
21/10/3 21:30
第二の人生
花形新次
自由詩
1
21/10/3 18:52
493
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495
496
497
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3.81sec.