青みがかった思春期の
あの日の僕に
夢を届けてくれたのは
夭逝の歌手・Oだった

時は流れ
同じくOが好きな友達に
十数年ぶりで
遠い街まで会いにいった

連絡をくれた{ルビ理由= ...
その大きな屋敷にわたしの兄姉はいた
少しだけ血が繋がっていたので
わたしは右手で彼らは左手と思うことにした
左手を使う時彼らを思い出した
出されたデザートの皿は欠けていた

兄はとても器用 ...
赤ワインと睡眠薬
その助けを借りて君の腕の中へと戻る
安っぽいセックスと悲しい映画
その助けを借りて自分の居場所へと帰る
君は頭がどうかしているんだよ、多分
手紙を送り続けるのはやめてくれ
...
俺も60になる。
じつにいろいろなくしてきた。

育ちゆく過去でさへ
朽ちてゆく未来にも

信じるのは事実のみ。
あらゆる記述は虚構。

なにも戒めるつもりはない。
死ぬん ...
朝、温めたミルクの上の薄い膜に
ちいさな子どもたちの
つけた足跡を見つけると
その日、いち日中
胸の奥で
ちいさなサーカスが
開演するので

すこしうるさい
おまえは、
おまえ、という
やっかいなやつを
みごもってしまった
孕猫だ。
  
赤ワインをかたむけながら
あいつが、ぼそっと、いった。

うまいこというなぁ
カルボナーラをほおば ...
灼熱の青き炎は
わが心と身体を照らす
灼熱する青き炎は
山を川を海を照らす
青き炎とは即ち
我が生命の炎
三世までも続く
宇宙の法則なのだ
分不相応とは思えども
スキなものはスキだから
どうしようもない

年齢とか都合とか時間とか
場にそぐわないこともあるけれど
着たいお洋服を身に着けたいし
食べたいものを食したい

言 ...
 
 可想界宇宙の中心に位置する虹星{ルビ真珠星=ㇵ゜ㇽヵ}のサーキュラー・ヌコㇿヂーの奔流のなか、
超法規的集団Genesで秘密裏に非星府製系Epifunの加工に取り組むモヌたちの{ルビ長=おさ ...
髪がふさふさしていた
あの日に帰りたい
肌がつやつやしていた
あの日に帰りたい
妻と手をつないでデートしていた
あの日に帰りたい
バリバリ仕事をして飲んで騒いでいた
あの日に帰りたい
...
水回り修理500円から

なんて
よくよく考えれば
あり得ない安値なのに

急いであせって
だまされて

恐ろしい業者に
トイレ詰まりなんかを修理させたら
もうおしまいだ

...
詩人はたまに発掘される
死人はときたま以外には埋葬される

しょーもない音楽が僕のちからならば
ときどきとおるきみの声がとてもいい

貫通しないトンネルはいまもあって
とても大好きな僕の ...
何もかもが
ゆるされていくような
冬のおわりの鍵穴を覗くと
幼い春が
喃語でつかまり立ち
(あ、ぶぅ。)
ひらかれてゆく胸のうちでは
とても鼻のきく仔犬が
雨をより分ける

雨上が ...
どんなに化粧したって
着飾ったって
きみはきれいじゃない
生まれもっての
整った顔だって
お金を掛けて
直しまくった顔だって
きみはちっとも
きれいなんかじゃない

きみ自身から
...
我々が            鍵を失くした空間で刻々と
夕景の差以外を焚きつけ      作り上げて杜と賭ける
           蛍光は夜通し
                  胎盤を成型 ...
温水をながす 皿 皿 皿

皿洗いおえてひとりの炬燵

妻を眠らせ寝室の扉を閉じる

することもなく妻の偉大さをおもう

つかれた今日を中空におもう

明日も仕事の、ふくらはぎ ...
お金が無ければ異世界行きたい、かな

寒くってゴールでまで震えてる

悪いこともしたから生きてこられた、か?

子どもを持ち、高所恐怖症になったのは三十路

ちちぶの絶景、怖 ...
空は晴れて
沈黙している
僕はぼろぼろの大地を進む
目から草木の緑を喰って
僕はぼろぼろの大地を進む

地球は退化しつつあった
死は迫りつつあった
一条の光が震えていた
僕はベストを ...
新緑の山道癒やしでいっぱいで自然の恵み集まった場所

公園の大きな池に鯉がいる興味深そうに人を見ている

日曜日ダムの周りの遊歩道若い家族の若さが目立つ

月曜日鈍った身体ゆっくりと平日モ ...
二〇一九年五月一日 「パソコンを買い替えたので」


 パソコンを買い替えたので、ネット接続がいちいち面倒なことになっている。ルーターがくるまで、パソコンを使わないので、4、5日か、一週間ほど、 ...
いまの幸福は詩が書けるということ。
今日の不幸は誕生日だということ。

ことしはまだ万馬券ないのよ。
だからパソコン買えないのよね。

コレラでころっとヘーゲルは死んだ。
コロナで哲 ...
コロナ詩人は
今日も三密を避けて
自室で独り言を書いている
夜は早く寝て
朝はゆっくり起きて
まるで冬眠に入ろうかとしているようだ
コロナがおさまるまでは
できるだけ寝て過ごそうという作 ...
待つことは時計ではない限りあるいのちに耳をかたむけること






{引用=「角川歌壇」2022年二月号分
福島泰樹先生選 佳作}
ありがとう銀の指輪の傷光り見つめてゆれる 青空一つ






{引用=「角川歌壇」2022年二月号分
水原紫苑先生選 佳作}
無理をしてがんばることはやめようか月の重さとつりあう涙





{引用=「角川歌壇」2022年一月号分
水原紫苑先生選 佳作}
潔し、思えばこその自己責任

自慰的な示威に耽って辞意至る

他個責任、すべてはタコが悪いのだ

選べることなんてあったかいままで

ご唱和を、俺のせいかよそれがとぞ
 
はやく起きて今朝は鬱々がもたげる

夜明けとおく炬燵に身をゆだねる

ひどくむせて砂糖水にまかす

ぼやぼやしつつ時計は無情にすすむ

螺旋階段と感じつつ今日も句作する

リ ...
特にこれといって上手く続けられる仕事もなく、思い出したように働いては数日後には辞めている俺たちにとって、のんびりとしけこめるモーテルなんかあるわけもなく、だから俺たちはいつでもなんとかガソリン代だけを ... 風呂に沈んだ
身体が遺跡に見えた。

柱のように突き出た腕。
その虚像は
透明になって
水底を示す。

膝小僧の下に沈む
屈折した太もも。

揺らめき
遠くて
藻が生えるくら ...
帰る場所はないのです
しんしんと降りしきる雪に
身も心も冷えきって
帰る場所はないのです

底の底で揺蕩うわたしの
向き合う時間はあとどれくらいだ?
ゼイゼイあえぐたましいに
残された ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
或る友情 ―Oに捧ぐ―服部 剛自由詩222/2/8 19:59
軋むふるる自由詩722/2/8 16:59
依存症とパラノイアひだかたけし自由詩5*22/2/8 16:05
言いたいことナンモナイデ...自由詩3*22/2/8 13:59
サーカスちぇりこ。自由詩522/2/8 13:32
孕猫草野大悟2自由詩322/2/8 12:53
青き渡辺亘自由詩022/2/8 12:36
とりあえずかな坂本瞳子自由詩1*22/2/8 12:16
chirographite、心を靜ゕな海にして大゜揮∞ ₎...自由詩1*22/2/8 10:44
残り火zenyam...自由詩2*22/2/8 8:57
地雷を嗅ぎ分けるst自由詩322/2/8 7:15
アウトバーンマークアーモ...自由詩622/2/8 2:06
立春ちぇりこ。自由詩822/2/7 23:19
きみはきれいじゃない花形新次自由詩322/2/7 22:51
夜伽あらい自由詩022/2/7 22:14
自由律俳句 2022.02.07(月) 夕べ田中恭平俳句222/2/7 21:42
自由な砂糖菓子秋葉竹自由詩222/2/7 20:38
旅路ひだかたけし自由詩622/2/7 20:02
月曜日夏川ゆう短歌122/2/7 18:30
詩の日めくり 二〇一九年五月一日─三十一日田中宏輔自由詩12*22/2/7 17:08
ドグマレッド60ナンモナイデ...自由詩3*22/2/7 14:13
コロナ詩人zenyam...自由詩2*22/2/7 10:20
短歌こしごえ短歌2*22/2/7 9:00
短歌2*22/2/7 8:59
短歌1*22/2/7 8:57
生きづらさにりゅうさん川柳322/2/7 7:57
自由律俳句 2022.02.07(月)田中恭平俳句122/2/7 6:07
ボロボロの壁ホロウ・シカ...散文(批評...4*22/2/6 22:57
遠い身体asagoh...自由詩422/2/6 21:52
ノー・プランひだかたけし自由詩622/2/6 18:43

Home 戻る 最新へ 次へ
510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 
3.64sec.