ふいんきで生きているのでふつくしい
固執した幸福 丸い個室たち
想い着くから着想だと思い付く
夕焼けの友情 多くの青い夜
月はなし いつまでも尽きない話
...
十月三十一日 火曜
天氣 晴
起床 六時〇分
就床 十時三分
朝礼運動場
自校体操
校長先生の御訓話がありました
一・明日の興亞奉公日について行うべき事について
今日は教室當番 ...
○「ノー」も言えないと
自分の道は進めない
○「金と女にルーズな人は
いくらやさしくても
信用できない
○「一番肝心なことは忘れやすい」
○やさしい人よりも「責任感のある人」か ...
あなたの前から消えてあげよう
ごめんね
それくらいしか
してあげられなくて
案外難しいのだ
ある種の人には容易なことが
別の人には簡単でない
ただいなくなることが
こん ...
遠い遠いシベリアの
極寒の空気をのせて
冬鳥たちがやって来た
街では木枯らしが
木の葉を散らし
フトコロのお札も散らす
裸にされる老木に
わが身を重ね
戦争を
止 ...
*
今年もまた、私はこの椅子に坐って、紙縒りのように詩を書いている。
緑色の、温度の無い砂漠の中を、両腕で飛ぶようにして。
優しい私。 ちっぽけな私。 私は私に纏わるもので出来ていて、
私は私 ...
薄暗い闇のなかを
自由に躍る
漆黒の闇の切迫
予感しながら
夢はみない、
希望はない、
絶望はない、
ただ此処に留まり
この薄暗い闇の位相に、
自由に躍る
真夜中、 ...
〈埋没、〉しているのだ。
結実しない花に火を注いで天鵞絨に暴き立てる
命を投げ出しても、斑の比重
そのことだけを静かに考え込むように。
ゆうに百年、朔は広がり|値《あたい》を傾けた、虚 ...
愛しい、という感情
愛しい世界、というオドロキ!
アジの開きが店頭に並べられ
幼子は母親が店内で勘定を済ましてくるのを
待っていた
アジの開きを弄りなから、
長らく長らく待 ...
辛くとも 悲しくとも どうして
私は 生きていく
生まれた からには 生きていく
そう 考えたら 単純だけど
とっても 辛い時には どうして
...
夜空に 満月 が 光る
美しい 満月が 光る
今日限りの 満月が 光る
一瞬の 美 の 満月が 光る
明日以降 欠けていく 満月 が 光る
...
僕は積極財政賛成派だけど、政府に無限に国債という名の、貨幣発行をしろというつもりはない、節約すべきところは節約するべきだけど、必要なところには必要なだけの金を出せと言っているだけだ。
防衛費を増 ...
ぶらんぶらんと
そらをみる
ゆらんゆらんと
くもながれる
つきぬけるあお
あおいでいる
わたしはこれから
いなくなる
あかるみに
あおぞらはなつ
あかるみに
あるものあるもの ...
誰にも教えていない
君に初めて教えて
いつしか二人の場所になった
もしかしたら他にも
知っている人はいるかも
何処かは言わないけれど
美しい場所
安らげる場所
僕の知らない ...
しまうまの背中のほとりから
ぽとりぽとりと
鳥がしたたり
私は保健室にまたがる
星と星を繋ぐ線の上
補助輪の外れた犬が
がーがーきぃーきぃー吠えている
森を抜けると
海があり
こ ...
○「生きている」
虫も鳥も魚も
自前で生きている
○「大臣」
失言の時だけ話題になる
地味な立場のようだ
○「和牛日本一」
人間がおいしく食うために
精一杯大事に育てられる
...
月光が
いまだけ欠けてる満月の
空みあげれば南天の鳥
冬間近
さーって吹いてる夜風なら
月をレモンにみ立ててほほえむ
弱くって
からだがその身を揉みしだき
泣きたいくら ...
青い川の写真をみた
あなたの引き出しにこっそり隠してあった
どこに流れているのかわからない
冷たい夜明けの川だ
(どこか遠くでそれとも耳元で汽笛が聴こえた気がして)
あなたは ...
ひとりで温泉に今日は出かける
幸せであることを探している感覚は
ラジオからの 微かな 言葉を捉える
ハンドルはあの頃のように冷たいのだ
夜明け前の 並木道を 今日も 歩く
東の 空が だんだん 明るくなってくる
冷たい 静かな 炎 が 燃えている
今日も世界は いつものように 始ま ...
ワンルーム
ひとり暮らしで生きている
いまは
むかし
大好きな
彼が綺麗な花を買ってくれた
ムーンダストプリンセスブルー
クリスタルの花瓶に挿したよ
...
宇宙の外は宇宙でした
まるい僕は
まるいわたしを
まるくしま下
に今みあげてゆくよ
と逝っても
誰もいませんクスッでした
笑い声がしたけど触れませんでさーした
昨日ねな ...
燃え立つ光、アフリカの太陽
肉を感じ、自らを感じる
愛の交わり、この肉を産み
名もなき通り*1を歩いて歩いて
一足の靴*2、色褪せ輝き
造形され、濃密に 在る
過ぎ行く時に、
...
なんでもないような傷の数だけ
丁寧に大人になってあのひとは、
そういえばそんなこともあったかもといって笑っている、水色の蛇、そう、
あのひとは、蛇だったのかもしれないね
封鎖された洞窟の奥で、 ...
あの海は、君のひとつひとつの発声を、すべて写し取るために波打っているのかもしれないね。不規則なようで規則的な潮騒は、心臓の拍動のリズム 月の盈ち虧けにあわせているのは、わたしたちのほうだったのかもしれ ...
○「秋日和」
このところ秋日和が
続いていて気持ちがいい
しかし秋日和が長く続くと
秋日和が当たり前みたいになってきて
有り難みが薄れてくる
健康も平和もそうかもしれない
○「田舎の ...
自己責任論の裏側にあるものは
自分さえ良ければいいという自己愛だ
他人を思いやるという愛とは違う
他人を思いやるためには想像力が必要だ
想像力を働かせるには
精神に余裕が ...
長い長い廊下のおさきにあるという
その歩道橋は吹き抜けて星空に抱かれていた
このエスカレーターは今も上昇中である
ただ生暖かい風にのってカレらを何処へ誘うのだろう
ワタシはお花畑へ征く路地裏に ...
風がいよいよつめたくなってきた
頁をめくるときがきた、と君が言う
ぼくは12頁めの一行めを読む
愛してくれるなら誰でも良かった
乱丁だろうか
次の行は暗く潰れて
愛して良いならだれ ...
優しく、激しく
ひたすら開かれ
しなやかに躍動し
風は吹いて、風に晒され
熱 巡り
肉を、魂を、
熱 貫き
込み上げるものを、
沸き立つものを、
突き止め突き離し
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
気体の思い
水宮うみ
川柳
1*
22/11/12 11:18
女學生日記 三十八
TAT
散文(批評...
0
22/11/12 8:05
独り言11.12
zenyam...
自由詩
1*
22/11/12 7:41
消息
やまうちあつ...
自由詩
1
22/11/12 7:40
立冬に立腹
st
自由詩
4
22/11/12 6:05
きれいなものたちへ
由比良 倖
自由詩
1*
22/11/12 0:52
独りと自由
ひだかたけし
自由詩
5*
22/11/11 20:45
実を窶す
あらい
自由詩
0
22/11/11 19:34
アジの開き
ひだかたけし
自由詩
5*
22/11/11 18:18
太宰 治と言われても
ダンテ カフ...
自由詩
1
22/11/11 17:36
満月
〃
自由詩
1
22/11/11 17:30
「クレクレ星人の独り言2」
ジム・プリマ...
散文(批評...
2*
22/11/11 16:05
詩の言葉
ひだかたけし
自由詩
2*
22/11/11 15:17
二人の場所
夏川ゆう
自由詩
0
22/11/11 11:17
しまうまの背中のほとりから
入間しゅか
自由詩
2
22/11/11 8:47
独り言11.11
zenyam...
自由詩
0*
22/11/11 7:54
南天鳥作務衣
秋葉竹
自由詩
0
22/11/11 7:18
青い川は流れる
石瀬琳々
自由詩
11*
22/11/11 5:10
一月のドライブ
番田
自由詩
1
22/11/11 1:23
永遠の命
ダンテ カフ...
自由詩
0
22/11/11 1:14
落花無残な夜を超えて
秋葉竹
自由詩
1
22/11/10 21:34
本日のでもね夜
カッラー
自由詩
1
22/11/10 21:06
ゾーン
ひだかたけし
自由詩
3
22/11/10 19:03
スノードーム 2022/10/26(誕生日に寄せて)
星染
自由詩
1
22/11/10 16:10
さやか
〃
自由詩
1
22/11/10 16:06
独り言11.10
zenyam...
自由詩
1*
22/11/10 10:16
「自己責任論の裏側にあるもの」
ジム・プリマ...
自由詩
0
22/11/10 8:44
うらなりの双眸
あらい
自由詩
0
22/11/9 23:26
読書
はるな
自由詩
3
22/11/9 23:16
永遠の旅人
ひだかたけし
自由詩
6
22/11/9 19:29
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
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523
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530
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533
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535
536
537
538
3.07sec.