雪でもなく砂でもなくただしんしんと眼の奥を埋めてゆく「もうやだ」 長い長い光のすじを
たどる気持であるいていた
だれかが声をあげる
これはただの線だ
白く書かれた 一本の ただの
もう少しいけばわかる
別のだれかが言う
のろのろと足はうごいてい ...
暇つぶしによる暇つぶし 隔てられてようやくきづいた

しらないふりで溶けている彫像
忘れてしまった顔が、多過ぎる
ひとの顔がなくなり始めている

だれが喰ったのだ? いや逆にお前が喰われた ...
 

部屋の灯りを消し カーテンの隙間を覗いたら
霧に滲んで電線にひっかかっている
ミカンの房のような月がいた

おやすみ 泣き虫の月


夜の周縁を震わせて
電車が横切ってゆく
...
見てる煙草の火で
目だまをつぶす

その衝動を
抑えこむ

目を固くつぶって
そこから逃れる

視覚優位の
ヒトの脳

目は膜一枚で
世界とつながる窓

目を開い ...
夜の遅い時間
心が静かになって
二人だけの時間が濃くなる

線香花火に火をつける
流れる時間がゆっくりになった

ゆったりした心で
余計なことは考えず
二人だけの時間を過ごす

...
○「終活」

「人は人 自分は自分」
人の生き方に
干渉しない
干渉されない
「こうでなければ」
「ああでなければ」
も捨てて
自然に静かに生をまっとうしよう

○「人生とは」
...
ひたすら自分だけの世界に引きこもり 
内面の壁画に自分でしか解読できない
文字と絵を書いている
書き続けてる
安堵
不安

とにかく
しあわせ
久々に満天の星てらす道歩くおとなを振り返りみる  東京ブギウギの東京はもはやない

 夢砕けギターばかりが饒舌になる

 サクランボ遅れて恋歌う

 一緒に騒いでも独り

 諭すように歌い失笑買う
換気の悪い部屋で
獲物をかじり、果汁が
血、よだれと混じって垂れる
腫れた頬に銅貨

遠出になる
まだ、足跡が
青いうちに追おう

暴虐機械、気高き象牙
その根本で見たもの
いつ ...
現実と見なすべきある幻想として「私ではない人もいる」 夜の真ん中で
じっと声を押し殺す
耳をそば立て聞いている
今夜も誰かが星になる
今夜も何かが旅に出る

君は部屋の真ん中で
指に刺さったトゲを見ている
無数の誰かが屋根で踊る
無数の ...
そう、八角と豆乳を入れたんだね

なかなかやるじゃないか、

益々美味くなっていくな、キミの作るチャイは

インドではね、

チャイを美味しく作るひとは、人々から

敬意を以て「チ ...
○「大雨が長々と降る」
もう雨は
一滴もいらない
「厳重警戒!」
「早めの避難を!」
「自分の命を守る行動を!」
「決して油断せず!」
胸に突き刺さる言葉が
毎日テレビから聞こえてくる ...
別れ際、聞きたかったのは
なんで夏なのに寒いのかということ

保冷剤?
私の背中に当入れたなんて
気づきもしなかった

きっとあなたの言葉
きっとあなたの心
きっとあなたの眼差し
...
漱石二人
銅貨三枚
アルミ二枚

TSUTAYAカード
免許証
診察券
PASMO
ICOCA

写真
四つ葉のクローバー
バイクに乗った女医さんの太ももちらり見るアホウ同じアホならかかなきゃそんそん 身体感覚に素直に従って生きてゆきたいのですね
回答の得られない食べきりサイズの人生でもそれでも

新たな無限のドアを自ら鎖してしまわないように
太陽が遍照する微妙なバランスの不自由にありがとう ...
 手伸ばし草原の先

 風吹く丘に降り立って

 風邪福岡に蔓延って

 桜散る 夢の種結び

 忘れたいことなど今日だけでも両手に余る
空を見上げていた
走ることをやめると 僕は
空を知っていた 僕は
空の下で 走り出すと 
忘れていたはずの空を
ここにいるよ
肩を叩く、
きみからは赤い強い臭いがする
そうかと思うと水色に香る
すべてみたいな顔して
この庭を出たとこで
きみに見つかりたい
なにもかも忘れて
合図も順番もないとこで
「愛」をなにか良いもののように語るので生まれたり死んだりが絶えない ともした線香の香りが連れて行く
どこかへ行ってた盆の夜
鏡を見れば どことも言えず
いとしい人の面影がよみがえる


今生の人よりも はるかに多い
過去の死者と 未来に生まれてくる者 ...
勇気を振り絞って
油は多めに
小さ過ぎないフライパン
見えてるものはひとつ残らず
もう褒めた

おそらく脊髄の早とちり
目覚めの悪さで駆け出した
羊をたくさん空に上げて
口移しのペリ ...
どうして、こうも
人生って、うまくいかないのかな
、とAが言う

うまくいかない、ということが
人生なんだよ、とBがこたえる

AとB
宇宙的な
激論が
続いている

空が笑っ ...
赤紙

万歳



訃報

手紙が届く
 
心からお礼を言うのって
難しい
顔はなんとでもつくれるからさ
心は一礼もできないなんて
普通にあるから

儀礼に近い
お礼なら
しても
されても
何の意味もないかな
 依存の前に手を引きたかった

 火をつけて逆だと初めて気づく

 誘惑にも負けない貧乏具合

 しくじって次どうするか迷う

 乗り遅れ狼狽えて草履脱ぐ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
_いる短歌121/8/20 23:35
はるな自由詩421/8/20 23:29
どこまでもつづくせかい帆場蔵人自由詩021/8/20 22:58
おやすみLucy自由詩9*21/8/20 21:25
目魂シホ.N自由詩021/8/20 20:52
二人だけの時間夏川ゆう自由詩321/8/20 18:28
独り言8 .20 ホカチャン自由詩1*21/8/20 10:56
孤独こたきひろし自由詩421/8/20 10:51
終戦ヨロシク自由詩021/8/20 8:16
リブート足立らどみ短歌321/8/20 8:00
自由律俳句「食べられる退屈」(82)遊羽俳句121/8/20 0:49
微化石凪目自由詩121/8/20 0:08
_いる短歌021/8/19 23:48
ピンセット妻咲邦香自由詩121/8/19 22:46
Indian Summer墨晶自由詩1*21/8/19 19:54
独り言8.19ホカチャン自由詩021/8/19 16:40
冷たい理由木葉 揺自由詩121/8/19 14:23
中身ヨロシク自由詩121/8/19 8:14
じょうほう足立らどみ短歌421/8/19 7:18
旅人のうた梅昆布茶自由詩14+21/8/19 6:32
自由律俳句「食べられる退屈」(81)遊羽俳句121/8/19 1:29
土手で番田 自由詩221/8/19 1:27
めくらおに凪目自由詩221/8/19 0:12
_いる短歌021/8/18 23:52
送り火藤原絵理子自由詩6*21/8/18 23:45
太陽風妻咲邦香自由詩021/8/18 23:23
激論不滅の刃草野大悟2自由詩221/8/18 21:12
ヨロシク自由詩021/8/18 8:07
心からお礼をこたきひろし自由詩221/8/18 7:16
自由律俳句「食べられる退屈」(80)遊羽俳句221/8/18 2:59

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加筆訂正:
自称ネット詩人を突き抜けて欲しいのかな?/足立らどみ[21/8/19 7:21]
修正版を加筆20210819
5.17sec.