眼裏《まなうら》に海が見える。
幾何学模様の吹雪に見合う、真近に終える風と泣く、

衣を剥かれた赤い花は頭を垂れおさまるように嘆息する。休日だけの魂は溢れては
遠のく人が往く 交差点の中央で  ...
沈黙する空の下で私は
光る
そよ風になぜられて
目をつむり
こころを見つめる




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
 
かわいい妻は炬燵で朝寝

コーヒー飲みつつ今日を組み立てる

喉の不調の咳払いばかりして

頭に歌が巡る

寒林の如し悩みが湧いてくる

逃げども逃げども悩みは湧いてくる
...
信頼関係がなければ
バスにだって
飛行機にだって乗れない
信頼関係がなければ
水道の水だって飲むことができない
弁当屋の弁当だって食うことができない
信頼関係がなければ
子どもを学校に預 ...
僕の思い出す午後
そして 新しい日差し
正午のコンクリートの街を歩いていた
狭いマンションの部屋の住人だった 僕は
アルバイトで いつも 空腹だった
買い急ぐことのり弁がまだありました

のり弁に妻が喜んでうれしい

のり弁ぱくつく妻を眺めてうれしい

妻は風呂場へ私はベランダへ向かう

ちかちかする星が電線にひっかかってい ...
キ チ ガ イ と 真 剣 に 碁 を 打 っ て 春

近 場 で 不 倫 済 ま せ 墓 の 雪 は き

怒 っ て は 後 悔。 そ れ し か 言 わ ぬ 木 田

彼 と 俺  ...
あおく
すみわたっていく
ひかりのだいち
わたしはとどまる
ここがすみか

季節は巡り
春が来て
土中に蠢く命たち
光を求め
飛翔する

あおく
すみわたっていく
ひかりの ...
ひとり夜明けに声を聞いた

春風吹くじぶんを変えてしまいたい

詩ノート汚れぬまま置かれたまま

陽の光り受けてぐんぐん元気になってくる

純、過ぎるこころは時にひとを殺めたい
...
人にぶつからないように
生きても
まだ残ってる

四隅の角で
言葉を交わして
生まれた物語

優しさで晴れた空と
苦しさで切れた糸が
僕等の首を絞めた

この本の重さは
一緒 ...
{引用=転倒者}
氷の上を歩いて行く
遠い人影よ
鴉のようにも文字のようにも見える
視覚より内側でランプが照らした顔
ありきたりな片言の答えをかき混ぜる
ティースプーン 
濁った銀
だ ...
夜の 静けさを
味わうと
キリキリとしてくる
こころの芯の
悲しみよおやすみなさい




白と黒の雪景色の、
灰色の空の、
深く解けてゆく
一日一日の光静かに
春は近づく
...
君の眼が
うまれて初めて刺したのは
下校時、風吹く、あの橋の上

夏の君
真白な制服、風を切る
自転車、花火へ行く、って、笑顔で


帰る、って。
うつむく寂しそ ...
囀の麻のカーテンからひかり それは差別だ
まてよ区別だ
ちがう特別だ

私はどこでも嫌われて
居場所が無かったから
ここでもそうならないように
頑張っていたら
何でもできて
解決していくことに
嫉妬されている ...
パステルがはじてける
ピンクやペパーミントグリーンが
春を告げようとしている
子供の頃に食べた
チョコレートのおかしみたい
ボタンみたいなパステルの
ラベンダーや淡いグレー
ポップんちょ ...
私にとって
悪い物事も
私自身の心を試すための物事だと
いつもではありませんが思うことにしています。
「勝手にすれば」と
心の声が言う。
はい 勝手にします

うん でも
苦しい時や ...
春風受ける丁寧息をする

皿洗うに水を飛ばした、反省する

増えてきた白髪、そのままにしておく

欲しいものが沢山ある妻と暮らしています

路上、玉葱が落ちていた

孤独感情もなく ...
木製の小さな
お地蔵さんが
ほほ笑んで
手を合わせている
ありがとうさま いつも





今を
思う
お空の
青やかな
魂の歌





忘れっぽい
私だけ ...
 いつからなのだろうか

 雪にならないで

 積もらないでおくれよ

 雪を邪魔者扱いしだしたのは

 数センチ積もった庭で駆けまわり

 庭じゅう転がしてダルマを作り

...
真夜中。

目の前の明るすぎる画面から
最近流行りのadoが流れる。

少し視界の右にはジン。
うん、今日も美味しい。

そういえば、この前一歳年をとった
そしたら、何だか大人になっ ...
夜に
眠れないあなたに
ひとつの歌を届けましょう


哀しみを
癒してくれる
そんなこともあったかも
夜に泣かせてくれる
すこし冷たい涙が枕を濡らすかも
それくらい
我慢 ...
僕は高校の頃、小学生の頃の上級生だったYさんと電車で目が合ったことがある…。良く晴れた日の昼だった…。彼は強豪校に進学していたが、試合に一度も出られたことがないという話を風の噂で聞いたことがあった。僕 ... 無意識の中で意識が鳴っている


君が文学だと思ってやったこと


僕たちの選民思想を捨てる場所


野蛮な手のひらに夜空を並べた


無謀にも魔法を見本に模倣する
今日は2月14日。夫と息子家族と共に父のいる病室に顔を出した。厳格だった父の面影はなく、ひと回り小さくなった寝たきりの老人が眠っている。「お父さん、ひ孫がチョコを持って来てくれたよ〜」と耳元で囁くと薄 ... トリプルコーク1440という技は
確かに凄い
鳥肌もんだ
雪景色の澄んだ青空に飛び出して
回転する姿は何よりも美しく
素晴らしい

しかし、私には
もっと凄い技がある
トリプルコーク ...
荒涼とした
この地に独り立ち
君の傷ついた足を洗う

地獄にも似た静寂が辺りを覆い
暴威の呪われた異邦の声が響く
冷えた原色の広がり、渦巻く虚空の灰

君は微笑む
いつまでも微笑んで ...
あなたと砂浜に来ている
夕暮れの赤々さが
顔を赤く染めて面白い

潮騒が夕暮れを表すように
少し疲れたように耳に入ってくる

あなたの話が面白い
笑いが絶えず
時間はあっという間に過 ...
敢えて定型、季重なり
 菜の花に春を見いだすふたりかな

 春の風に動くすすきたち

 朝は寒くも昼あたたかにして汗ばむ

 立春を天丼食べて祝う

 とにかく食べて掃除する
...
  
世迷言をいうと言われても
心のまま、心のままよと
思って来ただけなので

何か間違ったのか
そう、何かは間違ったのだろう

日の本の国の
日が昇ろうと沈むもうと
何も感じ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
廃苑あらい自由詩022/2/13 12:01
※五行歌 「沈黙する空の下で私は」こしごえ自由詩4*22/2/13 11:09
自由律俳句 2022.02.13(日)田中恭平俳句122/2/13 9:25
信頼関係zenyam...自由詩1*22/2/13 9:18
N町の思い出番田 自由詩122/2/13 1:13
自由律俳句 2020.02.12(土) 夕べ田中恭平俳句322/2/12 20:12
チョコレート平和kawa川柳022/2/12 20:05
Stayひだかたけし自由詩8*22/2/12 18:23
自由律俳句 2022.02.12(土) #02田中恭平俳句122/2/12 17:24
ミナト 螢自由詩322/2/12 16:06
ラジオ切腹ただのみきや自由詩2*22/2/12 15:41
※五行歌 三首こしごえ自由詩5*22/2/12 14:44
なみだのきせきがひかるたそがれ 秋葉竹自由詩222/2/12 11:58
<屋根の下の宇宙> 囀るー俳句122/2/12 11:51
差別と区別と特別とイオン自由詩1*22/2/12 11:31
パステル坂本瞳子自由詩2*22/2/12 9:56
こう言うこしごえ自由詩3*22/2/12 9:40
自由律俳句 2022.02.12(土)田中恭平俳句322/2/12 9:02
※五行歌 三首こしごえ自由詩3*22/2/12 7:11
白い贈り物佐白光自由詩1*22/2/12 0:40
雪が降った翌日。ラムネ自由詩122/2/11 22:31
さ・く・ら・い・ろ秋葉竹自由詩222/2/11 22:22
春の帰り道番田 散文(批評...222/2/11 21:30
未明水宮うみ川柳1*22/2/11 21:04
父とバレンタインしょだまさし自由詩122/2/11 20:34
人類最高のルーティーン花形新次自由詩622/2/11 20:14
足を洗うひだかたけし自由詩822/2/11 19:56
夕暮れの海夏川ゆう自由詩422/2/11 18:21
自由律俳句 2022.02.11(金) 午後三時田中恭平俳句222/2/11 15:30
私達の川に帰ってくる魚AB(なかほ...自由詩122/2/11 13:54

Home 戻る 最新へ 次へ
507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 
3.06sec.