土手の
草木が揺れている
熱い風が吹き
彼岸花はまだ咲かない
夏の後ろ背を追いやったはずの
秋が
今日一日、夏の再来に追いやられ
せめぎあい渦を巻く
木霊が
生来の不安と恐怖と孤 ...
猫に従って公園で雪を焼いた
こうばしく焼けてて繁昌だ
冴ない流しを伴った年若いパ・ドゥ・シャ
やがて霧を映したバロネ
あわい谺に教わり月を結びつけた糸を裁つ
しぼまないで、泣かないで、真 ...
埃臭い上着を着込んでは
空の力におちていく
少しずつ
少しずつここへ
どうしてもぼくは
火が両拳をつつみこむ
確かなものだけが
確かに応えようとする
くるくるま ...
完全な笑いと共に生きた
突然身悶えするほどに
心は立派な大人だと思えるのだ
いつかお前もまたおねしょマン
誰かの無知なひとことが
懐かしいほど嬉しい
旭将軍、哀しいね
信じちゃえる心 ...
二〇二一年十二月一日 「夜の大海の中で」
ヤフオクで落札した、グレゴリイ・ベンフォードの『夜の大海の中で』が到着した。画像で見た表紙の傷は仕方ないけれど、本文はきれいだった。本体190円+ ...
少し芯のあるパエリアを
何も言わずに食べる
失敗は復唱しない、
一度失敗したら、
もうそれで良いのだ
失敗は、
天国への階段だから
半年がすぎて
さあ、
もう一度パエリアを作る
...
ハーモニカ綺麗な空気吸って吹く場の空気感曲ごとに変化
オランダでチューリップ畑ばかり見る育てる上での苦労を聞いた
山の尾根車走らせ気持ちいいUFOライン高知の山奥
野良猫は決まった場 ...
何故惹かれるのかわからないので、私は引き金に指を掛けています
何故私のものにしたいのかわからないので、さっきから扉を開けています
わかってしまうことからずっと逃げているのです
私は泥棒です
貴 ...
三日も止まない雨
時々全部夢だと思う
戻りたい頃があることに驚く
どうせ血の塊
形があって何か考えてられる方がおかしい
生きとしいけるもの皆
間違えた道の一例に過ぎなくて
何故心臓は ...
永遠のとなりに住む
たわいない話を
気が向いたときにだけ
永遠は永遠だから
こちらのことなど気にもとめない
回覧板を届けに行っても
ゴミ捨て場で挨拶しても
忘れたような顔をしている
あ ...
さてそろそろ
この場も卒業かな
なにせ
投稿した詩のほとんどが
いつも
TOP10を飾っているのだから
TOP10を見るたびに
自然とわらいが
こみあげてくる
気 ...
豚一殿の今晩の
夕餉は何の花が咲く
桜は生姜と甘口醤油
...
最近アマゾンで気づいたら音楽配信サービスに登録していたので、よく音楽を聴いている。とはいえ、流しっぱなしモードにしていると、有線放送のようではあったが、疲れるように思えた。誰が歌っているのかもわからな ...
そう、私にはもう、あまり時間がないから、
伝えて欲しい
私は、乱れ、渇き、騒がしく
どこへ行きつくのかしれない、嵐だった
だから 私の生は、私の次の生は、
穏やかな静寂に満ち ...
六十を越えたので
会社の再雇用制度を
利用している
もうボーナスは出ない
仕事も閑職しか与えられない
六十五まで
そう、年金が貰えるまで
邪魔者扱いされても
しがみついていくしかない
...
頻尿が台無しにする秋の夜
薄ら禿げじじいのデコに赤蜻蛉
自称詩の投稿サイトに生き甲斐を見出だすんじゃない六十過ぎて
幸せな家庭生活あったなら自称詩人になるわけないじゃん
イイねさえ貰えるのなら尻の穴差し出すくらいなんてことない
躍動するこの魂は
年若くして老いた魂を後にし
悦楽に浸った青い春を
遥か飛び越え
美しさと残酷のセカイの深みへと
闇に包まれ入っていく
とおい、とおい
遠いよ
澄んで湧き出る泉の底 ...
痛み
香り
茂み
転倒しそうで、転倒しない、てんとう虫。
背が裂けてわれ、血がふきだすかと思いきや、
背中はふたつの羽となり、身はかるがると天に舞う。
そのようにして文字虫も 裂けて詩へとなればよい。
重か ...
私はもしかしたら人ではないのかもしれない
人と人の間に存在を許されるのが人間というものならば
私は人間ではないのかもしれない
私は人と人との関係性の中で生きてはいないのだから
それならば私はい ...
でたらめで、バラバラで、どこからでも飛んできて、どこへでも飛んでいく、そんな君だったけれど、君を構成する粒子は少しずつ君自身の色を帯びるようになってきた。
めちゃくちゃで、ぐにゃぐに ...
晴れの日なんてキライなくせに
雨が続くと気分が滅入る
陽の光を浴びるなんて
似合わないと分かっていても
たまには光合成が必要だなんて
ヒトのくせにおかしなことをいう
清々しい青空には
苦 ...
施設への送迎バスに残されて助けを呼べど誰も気付かず
読まずともイイねを入れて称え合う自称詩人の気色悪さよ
青が開ける
まっさらな朝の空
光は弾け
わたしの心は静まり
魂の均衡と調和のうちに
世界のすべてを受容する
歩き過ぎる若者、ひらいた本
咲き誇る花、杖つく老人
みんなみんな ...
九月の白い公園には
壊れがちな光が降り
睡たげな水がめぐり
ところどころ
彫像のように置かれた
不在
欠落
空虚
彫像のように
けれど輪郭は持たず目に見えず
けれどたしかに ...
○「家庭菜園」
種をまくと
芽が出る
そして
ぐんぐんのびてくる
誠に不思議だ!
○「秋」
日陰の涼風と日向の強い日差し
朝夕の冷え込みと日中の残暑
秋は
極端から極端へ変化す ...
張り詰めた空気
男前な顔をして
足早に歩く、俺
トイレに急ぐ俺
少し怖いですね
緩んだ顔をして
は~んと嬉しげ
トイレ出た、俺
ぴりついてちゃ
いかんよ、君達
腐りきった抑圧を解いて沈没してく 夜通し
梟はトランペットを吹き、糸電話で木馬に繋げる
どたんばたんと途が啓く
砂時計を炭酸に溢して黄土色の失語症の会議を待った
だいぶ物理的なフェイク ...
居間のテーブルの高さについて考えていた。そして、テレビを見るための高さと、ケーキを食べるための高さは同じではないのだということに気づかされていた。どちらにしても、椅子に座っている時はテーブルの上にある ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の後ろ背を蹴る
ひだかたけし
自由詩
3*
22/9/26 19:48
猫の舞
soft_m...
自由詩
1
22/9/26 19:27
CALL
湯 煙
自由詩
2*
22/9/26 18:29
鶏の大地
soft_m...
自由詩
0
22/9/26 17:32
詩の日めくり 二〇二一年十二月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
13*
22/9/26 13:54
天国は待ってくれる
atsuch...
自由詩
6*
22/9/26 12:17
高知
夏川ゆう
短歌
1
22/9/26 12:14
不可思議
妻咲邦香
自由詩
2
22/9/26 9:26
ディレイ
〃
自由詩
1
22/9/26 9:24
A炎
やまうちあつ...
自由詩
0
22/9/26 8:01
卒業
st
自由詩
1
22/9/26 5:42
Bush meat Under ground
TAT
自由詩
1
22/9/26 1:34
サブスクにおける音楽
番田
散文(批評...
0
22/9/26 1:06
メッセージ
いねむり猫
自由詩
0
22/9/25 23:07
CM
花形新次
自由詩
0
22/9/25 21:52
梅竹せつ子「自称俳句集10」
〃
俳句
1
22/9/25 21:18
松たけし「自称短歌集7」
〃
短歌
1
22/9/25 20:59
魂のプロセス
ひだかたけし
自由詩
4
22/9/25 20:08
令和4年9月25日(日)
みじんこ
自由詩
0
22/9/25 19:53
てんとう虫
菊西 夕座
自由詩
1*
22/9/25 18:39
地球の昼休み
岡部淳太郎
自由詩
2*
22/9/25 18:14
人生が始まる
葉leaf
自由詩
1
22/9/25 17:26
日曜日、ハレ
坂本瞳子
自由詩
0
22/9/25 14:13
松たけし「自称短歌集6」
花形新次
短歌
2
22/9/25 12:57
みんなみんな、
ひだかたけし
自由詩
2
22/9/25 10:30
九月の白い公園
塔野夏子
自由詩
1*
22/9/25 10:16
独り言9.25
zenyam...
自由詩
0*
22/9/25 9:43
妙に男前
りゅうさん
自由詩
1
22/9/25 3:03
Träumerei
あらい
自由詩
0
22/9/25 1:45
休日の終わりに
番田
散文(批評...
0
22/9/25 1:41
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
8.96sec.