高い高い青空が
広がり 木々が
揺れている
秋が半ばを過ぎる頃
人は奥まる光のなか
ゆっくり揺らめき進んでいく
あゝこのかぐわしき大気のなか
暗い孤独な内面を
かなぐり捨てて裸にな ...
だれわたしのためになんか
なんにもしてくれない
でもわたしは知っている。
わたしもわたしのためになんか
なんにもしてあげていない
幸せになりたいという
わたし ...
○「夫婦喧嘩 きっかけはささいでも 根は深い」
○「夫婦喧嘩 パッと始めて パッと終わるのがいい」
○「夫婦喧嘩 先に謝った方が大人」
○「夫婦喧嘩 愛が試される時」
○「夫婦 ...
汲み取り便所に何を落としたのだ
翼の記憶蘇るだけ重く重いだけ動けず
彼岸過ぎ河馬のように水飲む
見上げた空の青さに味噌汁の香り
陽が昇り苔の壁に蝸牛の足跡光る
少し離れたところで双眼鏡を覗いていた、絞りやなんかの設定は出鱈目で、そもそも自分がそこを覗くことでなにを見つけようとしているのか、なにを凝視しようとしているのか分からなかった、それはしいて言えば暇 ...
是非もなく人事不省のまま放り出された場所でよくやってるよ
汽水域でしかいきられない乱反射は
椅子に座っても安らぎにはほど遠く
手から手と瓶のなか追いかけていた
わたしの、わたし達の心は縛られることはない
そんな風に真っ向から歌う事を忘れてしま ...
詩のとき 心は旅をする
命からとおくはなれて
あるものの全てにこまかくなってよりそう
愛などは 手に負えなくて
途方にくれた
炎はもう あかるすぎて
いられなかった
はじめて ...
まつげに乗ったホコリが目に入り眼球を汚していく。感情が自然とあふれて涙になっているらしいけどなんで泣いてるかわからない。なんで?て聞かれる、わからない、とのこたえが失望になる。わからない。なんでなのか ...
流浪の果てに出會う
濱邊にて、十月の焚火
ああ何だかオレにそっくりだね
だからと云って
互いに寄り添う氣など、ない
わかりあえないから一緖にいる、
...
おや
また5分くらい狂っている
これで買ってから2回目となるけど
原因ははっきりしないが
電波時計が狂うと厄介だ
デジタルの置時計なので
いちいち合わせ直すのが面倒だし
...
若宮大路の鳥居3つ4つ
大宰の短編思いだす滑川の青砥橋
御成通り小町より居心地良い
弁天参るつもりが佐助で迷う
江ノ電と駆けっこした夕焼け空
こんなにも多くの人が生活をまだやめていないすごい世界だ
背伸びがしたい
若くもないけれど
アピールでもないけれど
頑張ってみたい訳でもないのだけれど
背伸びがしたい
無理したいのでもない
あとちょっとで手が届くとは思っていない
自信だ ...
変化する雲を眺めて
なんて潔くないんだろうと
軽めの涙さえ浮かべたりしていた
青空を泳ぐ
透きとおりそうな白さが
羨ましくてたまらない
真っ白なわたがし
後悔 ...
夢ひとつ羊雲のように
愛はひとつも翻訳されないままに
出版されない無数の文学たちが
ちいさな夜に点滅しては消えてゆく
すべての作品の消失点が世界を成すならば
僕も世界の一部なのかもし ...
誰かがシャワーを浴びている
雨はすっかり止んでいた
林檎を囓る少女が独り
光は妙に屈曲して
迸る水を艶かしく
向かいの鏡に映していた
今夜は早々と眠りに落ちる
明日はきっと晴れる ...
盗んだりしちゃだめだ
奪ったりしちゃだめだ
言葉を使ったり
力を使ったりして
暴力は僕らを馬鹿にする
誰かを偽物にしたり
殴りつけたあいつから
謝罪の言葉を聞いたりしてるうちに
舌 ...
退屈な人ばかり饒舌になる
南国の暑い村凋落す
火にかけた圧力鍋たまらなく怖い
頭にも雪積もるほどじっとしている
ジグゾーパスルに異物混ざる
ちゅうとはんぱに知っているふりをしない事
無知はゆめの入口のようにきみを待っているのだから
神さまに出逢ったら日頃の礼を言ってみよう
少しはこの世界の愚痴をこぼしてもいいとおもう
そし ...
ねぇ、仕事は、永久ね。
ねえ しごとは とこしえね
今年、年越しとしとこ!
ことし としこしとしとこ
生きていたくはないけれど死にたくもない時にやるべきことリスト
ああ
初々しい顔して
また夜が来た
ひんやり冷たい
風も吹く
向かいの家では橙の
灯りがともり
人影が
それは忙しく動いている
わたしは独り寝の床を整え
さっきからじっと座っている ...
雷雨の中頭に避雷針立てゝ歩くが如く
勢い止まらず足跡もころゝころ
屋根瓦揃って満月に輝いている
カンテラ探し夜も更けゆく早く寝よう
味のあるチンピラ作る食えぬキンピラ ...
とおりすぎていった♂たちの
汗はとうにわすれてしまった。
わたしのなかの♀は
くるおしいほど
あふれつづけてはいたけれど
朝早い
日の出から間もない頃
まだ
昇りきらない太陽目指し
2つの飛行機雲が
まるで
太陽を射抜こうとしているように
長くながくのびている
流れる雲より高く
気持ちよ ...
今日家を出たら
最初の信号が青の確率は
今日最初に出会う猫が
三毛猫の確率は
記憶を無くすような確率は
この地球が存在している確率
そして今自分 ...
身を捩ってみるけれど
寒さを防ぐことはできない
身を捻ってみるけれど
寂しさは埋められない
シーツの端を噛んだけれど
答えは見つからない
強く縛ってみたけれど
手は届かないみたいだ
...
いつまでも思い出す
自分だけちがう靴を履いてきたような所在なさ
裏庭のベンチがささくれ立っていたこと
ひみつね、と打ち明けられるいくつもの公然
嘘ですらない告白
知らない人間ばかり笑 ...
いつの日か訪れる日もあるのだろう伝承館は何も語らず
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋が半ばを過ぎる頃
ひだかたけし
自由詩
5
21/10/29 12:44
だれか
塗絵 祐作
自由詩
0
21/10/29 11:12
夫婦喧嘩
ホカチャン
自由詩
1*
21/10/29 7:59
自由律俳句「食べられる退屈」(135)
遊羽
俳句
0
21/10/29 1:08
だから、まるで魚が水面を跳ねるように
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
21/10/29 0:17
_
いる
短歌
0
21/10/28 22:51
舗装路
帆場蔵人
自由詩
8
21/10/28 18:43
詩のとき
はるな
自由詩
9
21/10/28 18:12
にわか雨
這 いずる
自由詩
0
21/10/28 16:47
長袖
墨晶
自由詩
1*
21/10/28 3:18
電波時計の神話
st
自由詩
5
21/10/28 3:17
自由律俳句「食べられる退屈」(134)
遊羽
俳句
0
21/10/28 2:07
_
いる
短歌
0
21/10/27 23:21
背伸びがしたい
坂本瞳子
自由詩
2*
21/10/27 22:42
ただ空に罪はないのだから
秋葉竹
自由詩
0
21/10/27 21:02
エチュード1
梅昆布茶
自由詩
11
21/10/27 19:23
雨上がりの密室
ひだかたけし
自由詩
4
21/10/27 19:15
柘植の枝で叩く
竜門勇気
自由詩
2*
21/10/27 1:30
自由律俳句「食べられる退屈」(133)
遊羽
俳句
1
21/10/27 0:06
神さま 。ありがとう
梅昆布茶
自由詩
10*
21/10/26 23:48
永久仕事 ―とこしえしごと―
水宮うみ
自由詩
2*
21/10/26 23:27
_
いる
短歌
1
21/10/26 22:57
独り寝の夜
ひだかたけし
自由詩
5
21/10/26 20:15
自由律俳句「食べられる退屈」(132)
遊羽
俳句
1
21/10/26 17:50
I, m coming
草野大悟2
自由詩
1
21/10/26 12:29
太陽を射抜く飛行機雲
st
自由詩
4
21/10/26 3:23
その確率は
佐白光
自由詩
2*
21/10/26 0:19
救いのない夜は
坂本瞳子
自由詩
2*
21/10/25 22:45
道路
はるな
自由詩
5
21/10/25 22:39
東日本大震災・原子力災害伝承館
足立らどみ
短歌
2*
21/10/25 22:19
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
5.51sec.