足が地に
と声を出す
前に
動いてしまう
大切なことを
置き去りにして
うごめいている
ガヤガヤは
まとまる力で
形をととのえ
言葉に変わり
ハイ、ドゥ、ハイ、ドゥ
...
自らを裁く法廷では花火が上がり始める
どどーん
おれは負けまいと声を張り上げる
被告は! ドーン、パ!
自分をいい人間だと思っているド、ドーンパ、
パンパンパン
他人の心臓を移植された人間 ...
安楽死を認める認めないで
世界の国々で見解が分れている
安楽死を認める国では
人は死んだらすべて終わりという
考えだという
安楽死を認めない国では
人は死んでも生き続けるという
...
持て余すではなく弄ぶ
徒然に
雨垂れの独白を
聞き入るでもなく聞き流し
滴る血の鯨肉
アメリカの小説を想う
コロナという病が流行り出したころ
あおりを食ってコロナビールが ...
網戸の外は青い空
網戸の内は灰の心
青はあくまで深さ増し
鬱はどうにもどん底で
世界と私は無関係
私が無くとも世界は続く
ああ、全くそれなのに
涼風が肌を不意に撫でる
その ...
詩を書いていると
言葉で迷路を
作っているみたいな
錯覚を覚える
出口のない迷路
誰にあてたか分からない手紙
答えのない問いかけ
往くあてのない散歩
そ ...
人生の走行距離はもう僅かかもしれないが
スーパーカブ程好きな乗り物は無いと思っている
角栄大臣の日本列島改造論で大陸との現実の橋ができていたら
スーパーカブに跨って日本のあるはずもない誇りな ...
そして
夜が更けるのでしょう
あなたたちの
一日を削り取った砂漠の中で
この街はいつも
極彩色の鳥が飛び交う風が吹く
魂の声はかすかに聴こえるか?
ゆっくり生きてゆく ...
古いふるいOSが
今も現役だと叫ぶように
ある日
その存在価値を主張した
というのは
20年以上も前の
もう使わなくなったデジカメを取り出して
ちょっと動かしてみたら
全く ...
後払い通販で買ったサンマの蒲焼の缶詰を
コーラのあてにして一つ食べた
ことのほか美味しかったので
早速、キムチと一緒に
晩御飯のおかずにして食べた
カレーが連続していたので
より美味しく感 ...
不明の足跡
苦悩する僕らの憂鬱
なんだかんだで
クソを殺せばいいんだろ
燃え上がったらしい
どこかのモーター
不明の足跡がうちまで続いてってる
ねじれた窓
別々の箱に入れて
...
あまりにも人と世界が多すぎてすうっと消したくなることもある
ふと込み上げた切なさが
とどまるところを知らず
ほとばしるほどの
この感情の名前を知らず
どうすることもできず
戸惑うばかりの時間が過ぎゆく
真夜中が訪れるほんの少し前
ほんのりと輝 ...
ひっきりなしにしゃべっている
ひっきりなしにしゃべっている
沈黙の間が恐いのか
それは確実にやって来る
それは傍らに忍び寄り
それは傍らに息づいて
沈黙の間を押し広げ
未知なる問 ...
自分と誰かを比べて
育たない森の中で
迷った日々は暗かった
腕を組んだり
足を曲げたり
時間の逆へと
進みたくなる
ピカソに会えたら
僕の心は
ルーブル美術館にあるはずだ ...
せめて好きな人がいればよかった。
頑張れる理由があったらがんばる意味がある。
私にはいないし、これからもすぐにはできそうもない。
いつまで好きな人がいない暮らしが続くのだろう
プールの天井を見つめれば
そこは宇宙
光の乱反射は
全ての思考を超えていく
わたしは水面に
ただ浮かんでいる
E=mc²
アインシュタインの直観は
多分正しかった
わ ...
ベンチよりも
ブランコがいい
想いきり漕いで空まで行けるかと錯覚し
失速して引き戻される
そしてまた反動で舞い上がる
思いもよらない高さまで
雲梯をコツコツのぼる握力も根気もな ...
わたしという輪郭の綻びから わたしと呼ばれた質量のような体積を 面積として再現するドットの集積の確率に 虚ろに ───
わたしが感じているか感じていないかに一切 関心を示さず運動を完 ...
電子タバコの吸引器にもうガタがきている
新しいのを買いなおさないと、いけないかも知れない
ジリ貧なのにキツイところだ
金が無いから前歯も抜けたままだ
根元から抜けたから差し歯に ...
あすへ かえりたい
。
明けの星
大きな鳥が舞う 静かな街
ぼくは飛び乗ったのだ
正しいものを、正しい答えを、正しい何者かを、
真実を探して、 ...
全然痛くなかったーから
もう取り返しがつかぬまでの距離は
驚くほど短い
この誰もがピヨって弱っているときに
彼らは何をしているのか
攻撃的になっていた
それも弱っていたからなのだろうか ...
眠るみたいに死んで逝くって
しあわせな最期だって言われてますね
死んだように眠れる機会にめぐまれていない
わたしには無理かも知れません
もしかしたら
誰も知らない気づいてないだけで
...
どもりのQ太は
いっつもしまいにどもりよる
おばけのQ太郎の話ししてた小学校の時に
「Q太、た、た、た、、」って
「郎」が全然出てこんくて
あ ...
終わりをできるだけ遅らせる努力をしよう、と友は言った
終わりをできるだけ遅らせる努力をしよう
終わりをできるだけ遅らせる努力をしよう
口のなかで転がす友の言葉
面映ゆい心地
友の深い ...
チョコレート嫌いでならない
銀色のなにか足下に転がる
螻蛄鳴いて道路端
身動ぎもせず明日から冬が来る
笑い方にさえ迷っていた
どの街も夜景だけなら美しく見えるだろうねそれだけのこと
まだ東京にいますか?
コロナに罹ってませんか?
寂しくないですか?
やっぱり老けましたか?
当たり前か。
もう50近いんですね
私があなたとの恋に失敗したとき次は上手く行くだろうと笑ってあ ...
とてもながいあいだ、からだの内側のそれを、ただぼおうと眺めている、所有
してしまって、むしろ怖い、あるいはとっくに、ぬるいのに、まだ熱い、ふあ
ん よろこび きたい ふあん よろこび きたい・・・ ...
ライフル銃で
窓から
道行く人々を
一人ずつ射殺する
彼らの憂鬱を
解消してやるためと
俺の暇を潰すためだ
海辺のこの街では
とんびがぐるりと輪を書いて
射殺体を今か今かと待ちわ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
地足
足立らどみ
自由詩
4
21/10/3 18:48
決着をつけない勝負をしている
ゼッケン
自由詩
2
21/10/3 15:50
安楽死
イオン
自由詩
1*
21/10/3 14:40
徒然に散文的詠歎を
ただのみきや
自由詩
3*
21/10/3 13:48
鬱と青
ひだかたけし
自由詩
12*
21/10/3 13:44
秋の日の昼下がり
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/3 13:22
スーパーカブ讃歌
梅昆布茶
自由詩
17
21/10/3 10:03
真白なリボン
秋葉竹
自由詩
3
21/10/3 8:27
どんなものにも価値がある
st
自由詩
3
21/10/3 7:13
今日は悪くない一日だったと思う
ジム・プリマ...
自由詩
1*
21/10/3 5:13
腐ったまつげ
竜門勇気
自由詩
1*
21/10/3 4:24
_
いる
短歌
0
21/10/2 23:19
迷言は今宵も
坂本瞳子
自由詩
1
21/10/2 22:47
TVピープル
ひだかたけし
自由詩
4
21/10/2 22:12
僕の色
ミナト 螢
自由詩
1
21/10/2 19:47
トンネル
杏っ子
自由詩
1
21/10/2 18:43
温水プール
TwoRiv...
自由詩
10*
21/10/2 18:14
ブランコ
Lucy
自由詩
5*
21/10/2 16:38
静物
末下りょう
自由詩
3*
21/10/2 13:50
電子タバコの吸引器にもうガタがきている
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/2 13:14
夢明列車より
津煙保存
自由詩
7*
21/10/2 11:26
You ain't special
りゅうさん
自由詩
1
21/10/2 6:52
眠るみたいに
こたきひろし
自由詩
1
21/10/2 6:39
どもりのQ
TAT
自由詩
2*
21/10/2 4:41
終わりをできるだけ遅らせる努力をしよう、と友は言った
凍湖(とおこ...
自由詩
2
21/10/2 4:24
自由律俳句「食べられる退屈」(118)
遊羽
俳句
0
21/10/2 2:38
_
いる
短歌
0
21/10/1 23:09
失敗貯金箱
杏っ子
自由詩
1
21/10/1 22:58
ゴールドエクスペリエンス
本田憲嵩
自由詩
3
21/10/1 22:41
ゴルゴ十三
花形新次
自由詩
2
21/10/1 21:26
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
加筆訂正:
徒然に散文的詠歎を
/
ただのみきや
[21/10/3 14:00]
かなり誤字脱字修正
4.03sec.