失われるべきものは
はじめからそのように決められていた
細胞のなかにあらかじめ
自死プログラムが内蔵されているように
それを否定することは
生まれることをも打ち消すことだ
細胞は運命の可視 ...
あなたの
ありがとうに
ありがとうさま。
あなたと
会えて良かった
涙雨
さあさあと降る
私
さようならは
言えないまま
雨は上がり
ウマオイの
すいっ ...
あなたへ
永遠に
ありがとうさま
いつまでも
ありがとう
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
先ずやらなければならなかったことは
母親を撃ち殺すことだった
宗教は麻薬だと左翼の親玉が言った
ことは正しい
売り付ける奴も悪けりゃ
買う奴も悪いのだ
その関係性が絶ちきれないで
迷惑を ...
出て行く君を止めることも出来ず
よびとめる言葉さえ持たない
隙間の増えた部屋を眺めて
2DKの広さを思い知る
埋めようのない空間の中
君の残像も消えてい ...
いわゆる「水急不流月」
禅語だ
川だろうか
河だろうか
とにかく流 ...
燭の芯
そのふくよかな呼吸のまた
連続した事に至る悼みと痺れが
つきあかりに足を伸ばし
短くはじめる
あてのない
散歩している、かのような、
空室の三方を のんびりぶらぶら
ガワのほと ...
夏は
木陰の涼風となり
冬は
縁側の日だまりとなり
春は
大空の若葉となり
秋は
大山の紅葉となる
ボクハソウイウモノニナリタイ
スマートフォンで教養を
いつでもどこでもカンニング
手にした知識で考えて
心を鍛えることもない
血肉にならない教養を
間食スマホはつまみ食い
スマートフォンで経験を
いつでもどこでも ...
意識が奥まり
浮遊する
丘を駆け昇る
白馬の群れ
波打ち際で遊ぶ
子供たちがみる夢
黄金に輝く太陽が傾き
抑えつけていたものを
開放する
無限の宇宙が唸りながら
猛スピード ...
これも運命だと
覚悟をして
この世に在る
私のいのち
いつでもいいよ
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
無料と定額のサービスで
見ないと損した気になる時代
倍速再生で映像が見られている
つまらないから金返せから
つまらないから時間返せの時代
倍速再生が免罪符となった
自分の人生が倍速 ...
○「大雨後の晴天」
青空が美しい!
爽やかな風まで吹いている
ああ!災害がなくてよかったあ!
ラジオからは昔の歌謡曲がきこえてくる
○「線状降水帯」
赤い雲がかかり続けると
大災 ...
自慰をするカニエ
自傷するカニエ
自愛するカニエ
自爆するカニエ
挑発するカニエ
恫喝するカニエ
獰猛なカニエ
臆病なカニエ
裕福なカニエ
有能なカニエ
理不尽なカニエ
貧しいカ ...
雨が繰り返される午前中
合間の曇り空の下で
娘を公園に連れていく
公園で散歩を済ませて
娘を駐車場まで連れてきたそのとき
天高くから降ってくる一瞬があった
この一瞬の中で
父と母と娘 ...
山の奥の湖に
異界から来た人がながれ
ながれ着いている
旅を終えた切なさで
悲しみを掻き乱す割れた鏡さ
風に揺れる
湖面みたいにあっけなく
乱れる生
...
柔らかに
優しく
時に荒々しく鋭く
立ち上がる
旋律が
わたしの魂を震わせる
それは
深い夢のなかから訪れる
ひとつの奇跡
(それを夢みた人は
母親に捨てられ
狂人に撃ち殺さ ...
アスファルトが熱くなる
それが原因で
周りの気温も高くなる
「暑い」とつい言ってしまう
言っても涼しくならない
でも言ってしまう
夏は自由を感じさせる
何でも自由に見えてくる
...
自由でいいんだ
むしろ信仰が深まれば深まるほど
より自由になっていく
信仰が深まれば深まるほど
個性がはっきり出てくる
もっと自由でいいんだ
あれこれ考えるよりも
直観に賭ける方がいいこ ...
明るむ街角、
雨は止み
行き交う人々、口々に
ハレルヤを歌っている
祝福された意識野に
雨滴が一つ、二つ、三つ
銀色に輝く太陽が
どてら姿の親父を照らす
今日、沸き立つこの朝に ...
人は
複雑な
生きものだろう
だからこそ
こころをシンプルにしたい
ありがとう
と言われると
力がわいてくる
だから
ありがとうと言う
{引用=※五行歌とは ...
DVDのリッピングが5分早まった
ニューヨークは
今はどんな日差しが落ちているのだろう
今の僕にとってのその光景を
奈良の銃撃に似た思いで
抱きたいと思っている そして いつものように
朝 ...
雨が音を立てているだけの外を、昨日必死で足を出して走っていた僕の姿を思い出す、誰も知らない夜の用水路の脇で息を切らせていた…。昔原美術館で見たことのある呼吸する男の映っていた映像作品を思い出す。無料で ...
なんやねん
だれやねん
そういうわれは
なんやねん
わいのこと
なんやおもてんねん
わいのこと
なにしっとんねん
いっこ?じっこ?ひゃっこ?
もっとあるわい
わってもわってもわって ...
満場一致の湿った場所にギョロつく子と
山犬の道理、光芒は肩を並べ
あしの速さを競うように、
浅瀬に乗り上げあとに続いていく
噴霧器の全勝。
それは唇が触れましたか。
えぇ、
次第 ...
光に貫かれ
すべてが踊り出す
この七月、
白い波しぶきを浴びながら
流浪の旅人は
麗らかな海辺の街をいく
静かに客人を待つ庭先には
石と薔薇、石と薔薇
石に刻み込まれた眼は
鬱屈 ...
「人生は理不尽なものだ」というのは、当たり前の真実である
理不尽とは、理由や物語などないということだ
「人の命は儚いものだ」というのも、当たり前の真実である
もちろん人だけでなく ...
AI翻訳の日本語字幕は
まだまだおかしいところが多いが
単純作業で
改善できる部分があるとすれば
誤訳単語の置き換えだ
例えば
BOOKという男性の名前を
ところどころで(本)と ...
はじめに昔話で恐縮ですが、二十年以上前、パソコン通信のニフティサーブ時代の『現代詩フォーラム』でのことになります。
フォーラムに投稿された他人の詩句を並べ替えて、そのまま自分の詩作品として投稿した方 ...
いつしか俺の血には凝固したガラス片が混じり、血管の内壁を傷つけながら流れて行った、内耳にはいつだって体組織の悲鳴が聞こえていた―低く、呻くような、けれど確かに、それが悲鳴だと感じさせる、声が…感覚 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
深呼吸
やまうちあつ...
自由詩
0
22/7/17 17:06
※五行歌 三首「あなたと 会えて良かった」
こしごえ
自由詩
2*
22/7/17 15:58
※五行歌「永遠に」
〃
自由詩
0*
22/7/17 13:42
母撃ち
花形新次
自由詩
1
22/7/17 11:35
ぼくのハートは2DK
佐白光
自由詩
0
22/7/16 23:56
水 急にして月を流さず
TAT
自由詩
3
22/7/16 21:20
擬鳳蝶蛾
あらい
自由詩
0
22/7/16 20:51
ボクハソウイウモノニナリタイ
zenyam...
自由詩
0*
22/7/16 20:25
草食スマホ
イオン
自由詩
0
22/7/16 19:44
到来
ひだかたけし
自由詩
3*
22/7/16 18:26
※五行歌「覚悟」
こしごえ
自由詩
0*
22/7/16 17:15
倍速再生
イオン
自由詩
2*
22/7/16 14:12
独り言7.16
zenyam...
自由詩
1*
22/7/16 14:00
カニエみたい
やまうちあつ...
自由詩
1
22/7/16 13:44
降ってくるもの
葉leaf
自由詩
1
22/7/16 12:10
みかづきの刺さる湖面
秋葉竹
自由詩
1
22/7/16 7:04
Walls and Bridges*
ひだかたけし
自由詩
3
22/7/15 18:41
真夏という空間
夏川ゆう
自由詩
1
22/7/15 17:55
_
渡辺亘
自由詩
1
22/7/15 17:49
ハレルヤ
ひだかたけし
自由詩
2*
22/7/15 11:03
※五行歌 二首「だから ありがとうと言う」
こしごえ
自由詩
1*
22/7/15 10:15
夏の空
番田
自由詩
0
22/7/15 0:56
昨日のランニング
〃
散文(批評...
1
22/7/15 0:30
なんやねん
天寧
自由詩
2
22/7/15 0:18
春秋に富むとすれば
あらい
自由詩
1
22/7/14 23:21
石と薔薇
ひだかたけし
自由詩
4*
22/7/14 18:09
あなたの不幸には理由があります
六九郎
自由詩
0
22/7/14 13:33
日本語単語の一括置き換えソフトの地獄
st
散文(批評...
1
22/7/14 4:01
国立国会図書館の『個人向けデジタル化資料送信サービス』
藤原 実
おすすめリ...
3*
22/7/14 1:33
指先の輪廻
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
22/7/13 21:42
477
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
3.65sec.