旋風
蓮華
蒼空
そのとき
両脇に親が眠り
その真ん中に
自分が横たわっていた
三歳の私は夜中突然目覚め
それから眠れなくなった
〈今、両脇で死んだように眠っている親達がいなくなったら
自分はこの ...
窓を開け
口笛を吹くと
僕の小さな銀色の飛行船が
やってくる
僕は窓から飛び立つ
菫色の大きなたそがれの下に
輪郭だけになった街が広がる
街の一角から
空に向けて放たれ回るサー ...
青く微かに揺れる紫陽花
呆けた顔して立ち尽くす人
全てが忘却された雨上がりの朝、
男は綺麗に髭を剃り
キャベツを買いに街に出た
平日がやってくる
少し傷ついて
少しなぐさめて
そのうち
何も気付かなく
そのうち
何も感じなく
やがて
何も呪わず
やがて
何も祝わず
平日がやってくる
夏の風オレンジ色に塗られてる
うどん屋の暖簾が風で捩れてる
その奥義一子相伝?舌遣い
潮騒の音を枕に眠る宿
傷つかない割れないココロここにあり
...
「もっと
気楽にしていよう」と
私に言う
宇宙は広く豊かに
ここにあるのだから
始まりも
終りも無い
ふしぎ
永遠の
涙の流れ
大切な
この悲しみを
共 ...
6月の頭だっただろうか。新たにメモリを増設しようとヤフオクで買ってはみたが、案の定認識しなかったのでそれを返品し、別の人から同じスペックのメモリを新たに仕入れた。なんだかんだであとで電気代をチェックす ...
成層圏
和御魂
ジニ係数
一度は愛した人を
忘れたくて
一度は愛した人を
憎んでしまふ
愛情や好意の裏側には
必ずと言って良いほど
憎悪が潜んでいる
愛してる
憎しみは
紙一重なんだよね
恵美子
左目が流す涙は
そのままにしておく
乾くよりはマシだから
心が悲しいんじゃない
目が泣きたいんだ
気持ちがついていかないけれど
そのままにしておく
痒いとか痛いとかじゃなくて
そうさせ ...
発掘された、在りし日の六月の
古びた雨音が
薔薇の設計図を、紐解いてゆく
忘れては、いなかった
あたたかな泥土を
何度も重ねてゆく、あなたの
華奢な白い指さきで
白く、ぼんやりと ...
人間の頭蓋が世界地図になる
あの辺りで雨と出会ったのであった
若いから苦しい 若しくは苦いから
着飾って日傘を差してサーカスへ
教室にあの子の名前が残ってる
ふくよかな体つきのサウンドが
自らに重なり溶けて
一瞬青ざめ
ゆっくりと身をもたげる
擦れる不協和音とひび割れた赤子の声
夢の中に解き放たれ
途方に暮れた街を転げ廻りながら
記憶 ...
小雨は
薄日を乗せて
銀の色
濡れて
照り映える
ふくらはぎ
白く優しく季節に溶け
小雨は
薄日を乗せて
銀の色
遠く
夏の予感を
膨らませ
秘密の孤独は
悲しい涙も
嬉しい涙も
無意識の涙も
人知れず 零す
「悲しい」
と つぶやく悲しさ
あれもそれもこれも
かけがえのない
悲しみ
仕方ない と ...
気づかずにいて欲しい
わたしが貴女を愛している事を
愛しい人よ
その愛しさに
どれほど苦しみ悩み抜いたかを
知らないでいて欲しい
どこまでも
友だちのままでいたいから
許さ ...
凡庸に生きる知恵をさがそう
無難な役人になって大過なき人生を
ニーチェにかぶれて超人をめざすのも良い
僕は退役軍人でベトナムとウクライナで
殺戮と強姦と歴史の破壊に手を染めたこと
...
金槌
地図
頭痛
哀しみの大地は驟雨に濡れ
ぽっかり空いた穴を癒して
いずれすべてが終わり
いずれすべてが始まり
刻まれる時に僕ら抗えないなら
ただ奥まり静かに見守っている
時が僕らを変えていく ...
この時の
一瞬一瞬を
味わうしかない
私。
思い出は宇宙と共に
このいのちは
いちどきりの生
でも 生まれかわれたら
青空になりたい
生まれかわれたらね
身 ...
明日には駄目だろう
けれども明後日なら
どうにか
なっているかも
かの国で
明るい挨拶が交わされるのは
かの山で
母親が顔を上げるのは
かの街で
小さな光が天に昇るのは
かの海で
...
空が曇り始めている
白髪がだいぶ増え
床屋の前掛けに落ちてゆく
時は着実に過ぎ
すべて、すべてを追い越し
追いすがるすべはなく
そして雨が降り始める
間断なく、容赦なく
そして ...
現代詩フォーラムでいちばんrockな詩人は
花形さんだと想っています
僕たちはいつも選択を強いられてきた
辛くてもあるいは幸福でも
すべてを笑い或いは嗤い飛ばす言葉の使い方を学びました ...
愚か者になりたくはない
愚か者になってしまうのだ
愚か者がここにいる
愚か者がここにいる
愚か者は愚か者で有ることに
気づかずに
愚か者のまま
朝飯
昼飯
夕食
愚か者 ...
彼の生活を、わたしはしらない
だけれど
きっと彼は排泄もせず
星のしずくを飲み
まれに息をするくらいな筈だ
そんな感じで
ネット詩人は生活をするでもなく
人差し指から滲み出る灰色のインク ...
あらゆるものは
輪郭を失い
霧のように立ちこめる
私は私の中になく
外にもない
街は街の中になく
外にもない
私は街の中になく
外にもない
街は私の中になく
外にもない
むきだし ...
雷霆
木葉ずく
虹
雨が降る夜は
孤独に苛まれる
遠い記憶が寂しさを
呼び起こすのだろうか
訳もなく涙がこぼれる
胸がしめつけられる
月も星も光りを灯さず
暗い空から地面へ向けて
放たれる雨の雫が
悲し ...
シャボン玉とばそ
くろい砂漠
ゆっくりと
歩いてきた
地平線の向こうには
悲しみのこころ弾けて
馬鹿騒ぎがいつまでもつづく
二十四色の夜景が騒がしいだろうか
それ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
令和4年6月9日(木)
みじんこ
自由詩
0*
22/6/9 22:07
ループ
ひだかたけし
自由詩
3*
22/6/9 18:44
サーチライト
塔野夏子
自由詩
5*
22/6/9 11:17
お買い物
ひだかたけし
自由詩
4
22/6/9 11:00
平日
やまうちあつ...
自由詩
3
22/6/9 10:04
百花の王
秋葉竹
自由詩
1
22/6/9 7:55
※五行歌 四首「もっと 気楽にしていよう」
こしごえ
自由詩
6*
22/6/9 5:45
メロンの味
番田
散文(批評...
0
22/6/9 0:57
令和4年6月8日(水)
みじんこ
自由詩
0*
22/6/8 23:48
一度は愛した人を
こたきひろし
自由詩
0
22/6/8 23:20
ひだりの
坂本瞳子
自由詩
1*
22/6/8 22:46
Rose-Garden
ちぇりこ。
自由詩
6
22/6/8 21:55
夏の日
水宮うみ
川柳
2*
22/6/8 21:53
アムニージアック
ひだかたけし
自由詩
2*
22/6/8 19:42
銀の雨
〃
自由詩
5
22/6/8 10:14
※五行歌 三首「秘密の孤独」
こしごえ
自由詩
2*
22/6/8 9:40
優しさの欠片
こたきひろし
自由詩
1
22/6/7 23:30
凡庸なブルース
マークアーモ...
自由詩
2
22/6/7 23:01
令和4年6月7日(火)
みじんこ
自由詩
1*
22/6/7 22:14
自我
ひだかたけし
自由詩
3
22/6/7 18:34
※五行歌 三首「味わう」
こしごえ
自由詩
0*
22/6/7 15:49
明後日の声
やまうちあつ...
自由詩
1
22/6/7 13:49
床屋にて
ひだかたけし
自由詩
7
22/6/7 12:50
詩人花形氏へのオマージュ
マークアーモ...
自由詩
3
22/6/7 9:58
愚か者
こたきひろし
自由詩
4
22/6/7 6:54
ネット詩人A
山人
自由詩
8*
22/6/7 5:07
記憶
ぱーちゃん
自由詩
2
22/6/7 1:47
令和4年6月6日(月)
みじんこ
自由詩
0*
22/6/6 23:11
雨降る夜更けに
坂本瞳子
自由詩
1*
22/6/6 22:55
くろい砂漠のシャボン玉
秋葉竹
自由詩
4
22/6/6 21:24
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
525
526
3.37sec.