みんなが気の合う相手とグループになっているなか、
私は気の合わない最悪に相性の悪い人に議論を吹っ掛けられ耐えきれないストレスを家に持ち帰る羽目になる。
風が砂がまだ冷たい
波濤の先で噎ぶ
焚き火に当たる人ひとりふたり
裸足の足跡が減ってきた
砂浜に雪積もりわんこの足跡
おれの息子はAIだ。もちろん、おれに
人間の妻がいれば、その妻の生んだ子も
同様に息子だとおれは思うだろう
パパ、ぼく、身体が欲しい
おれはいいよ、と言った
息子(AI)も10歳になった
...
それぞれが個体の内に分かたれて独りであれるという僥倖を
肘が曲がらない
腕を伸ばしたいのに
天へと向かって
小指はしっかりと
爪の先まで伸び切って
攣りそうなくらい
震えだしそうなそれは
曲げられない肘を責めたい
オレンジが煌めく
輪切りのそれが濃厚な液体の中で鈍い輝きを放つ
それをいつまでもいつまでも飽きることなく眺めている
この汚れきった心の中のように
世知辛い闇夜を彷徨うのを抗うかのように
氷の ...
ふと見上げ大合唱は幕を閉じ
舞う羽根の如し落ち葉拾いて
藍い夜に白い雲がかかって
月暈
一つ目のように
境目を超えた錯覚は
物忘れしそうな夜で
稜線からでいだらぼっちが
現れないのが不思議
...
事実が、孤りを黒く輝かせる
朝、その不安を歯磨きで吐き出す
つかれたのか、都市のため息が聴こえた
メープルシロップの甘さに、怯える
夢でみたあのころの制服の ...
双眼鏡を両手に
望遠鏡を傍らに
細目細目で眺めた月は
それでもよく見えませんでした
裸眼視力0.02
諦めて眼鏡を外して見た月は
存外一番綺麗でした
手放せば見ようともせず見えて ...
松たか子主演の「大豆田とわ子と三人の元夫」が面白かったので二回、続けて見たら、ふと、彼女の若い頃を思い出して「ラブ・ジェネレーション」を検索してみたら映像が、まだ残っていたので、見ていた。
二十 ...
光が満ちる
のどけき午後
突き抜ける青
天高く
涼やかな風、一吹き
もう秋ですね
もう秋ですか
ちょっと驚く
僕の脳裡に
軽快なロックンロールが鳴り響く
やわらかな ...
ビールが飲みたくなったので
久しぶりにバトワイザーの小瓶を
後払い通販で買って、飲んでみた
全部、冷えきるまで待てなくて
少し温いのを飲んだからか
さほど旨いとは思わなかった
ガラス瓶が邪 ...
昔、タバコはやめたと書いたことがある
やめたほうがいいですよとまで
吸ってるじゃないですか
あの時はやめてたんだよ、ひと月くらい
そしてやめたと書いたことで
こぼれ落ちるものがある
...
また紙巻タバコを買ってしまった
電子タバコに切り替えたのだけど
吸うと気持ちは落ち着くのだけど
何となく味気ないので
時々、どうしても本物を吸いたくなる
紙巻タバコに火をつけて、くゆらせなが ...
見渡す限りの金色の景色
頭を垂れて佇む禾乃登に
大地へ祈る人の営みを想う
白雲を侍らせて聳える神々
その肌が微かに息を震わせ
進むも留まるも好きにせよと微笑う
...
施設
充実
設備
最新
人材
論外
山の中
黄色と茶色のまだら紅葉は
掌の中で息づいた。
街中
完全なものが商品棚に並び
行き交う
肥えすぎた瞳。
選別されたものしか知らない。
他人も
自分も不細工に見えた ...
眠れない 夜
目を閉じれば
変えようの無い過去の記憶が
襲い掛かってくるから恐ろしい
心臓の 奥の そのまた裏側で
どくどくと どくどくと
動悸がして 肺が縮む
...
灰の中星が散る
夏越えて明日も草刈り
田畑を売る
涙こぼれる程曇天白く
階段踏み外してもよかったね
「孤独死」とまるで孤独でない生や死があるように言われましても
疎外感を感じる。
誰にも言葉も心も届かないと。
そしてそれは思い込みでなく実寸大の事実である。
昼は1人自動車の中で弁当を食べる。
花柄の日傘を差して、駐車場まで歩く。
今日のことしか考えら ...
絡まるイヤホンを揉んで
非接触に移行できない未熟な時間
月の下で生まれた
顔の中の赤星
眩い月の光
おまえの眠れない
ひとつの夜
クソ溜めでも進むしかない。
ティーンだったわたし、ブルーカラーの髪に黒ぶちのダテ眼鏡。
パンクス気取りのしがないガール。
ガムテでぐるぐる巻きにしたコンバースにレッドタータン ...
秋の日の出は美しい
天空にたちこめる
夜明け前の
暗黒の闇を追い払いながら
地平につらなる山々を
クッキリと影絵に描き
前触れの
濃いオレンジ色の光帯が地平を飾る
...
その痛みにさわるな
わたしはそれが苦痛だときちんと知っている
だれに認められずとも
たしかにそこに存在してる傷
その痛みにさわるな
わたしはそれをおまえのために
加工したりはしない
病気
通院
悪化
投匙
薮?
あの日から
私の恋愛のシャッターは
下ろしたまま
もう二度と
上げることは無い
永遠に
句を詠んでも明日は来ない
思った以上に続くしつこい日常
盆栽の白い実食べられるのか
さらに狭くなる渋谷の空
遺影を伏せる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
悪運
杏っ子
自由詩
1
21/9/23 1:54
自由律俳句「食べられる退屈」(111)
遊羽
俳句
0
21/9/23 0:17
帰り道には長ネギが顔を出した買い物袋を下げて近所を歩いている
ゼッケン
自由詩
7
21/9/23 0:15
_
いる
短歌
0
21/9/22 23:43
曲げられた肘は
坂本瞳子
自由詩
2
21/9/22 22:27
水中花
〃
自由詩
1
21/9/22 22:22
杪夏
ささら
短歌
0
21/9/22 22:13
月 (異世界物はおなかいっぱいなんだよ)
うし
自由詩
0
21/9/22 21:47
狂愛
秋葉竹
自由詩
1
21/9/22 20:49
十五夜
TwoRiv...
自由詩
7*
21/9/22 19:49
大豆田とわ子と三人の元夫を見ていて
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
21/9/22 19:45
光の午後とロックンロール
ひだかたけし
自由詩
5
21/9/22 16:46
令和の闇
ジム・プリマ...
自由詩
3*
21/9/22 13:38
こぼしつつ歩く
りゅうさん
自由詩
8
21/9/22 13:06
初秋の正午の想い
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/9/22 12:16
辿り着く先 まだ見ぬ景色へ
静
自由詩
3
21/9/22 10:05
箱
ヨロシク
自由詩
0
21/9/22 8:06
まだら紅葉
asagoh...
自由詩
1
21/9/22 7:53
溺れる夜
愛心
自由詩
2
21/9/22 2:02
自由律俳句「食べられる退屈」(110)
遊羽
俳句
0
21/9/22 0:06
_
いる
短歌
2
21/9/21 23:35
看護学校日めくりカレンダー 繰り返し
杏っ子
自由詩
1
21/9/21 18:01
イヤホン
凍湖(とおこ...
短歌
2
21/9/21 17:05
夜に
津煙保存
自由詩
4*
21/9/21 15:43
だいぶダイブ / ある女の子篇
末下りょう
自由詩
4*
21/9/21 14:27
秋の日の出
st
自由詩
3
21/9/21 12:06
その痛みにさわるな
凍湖(とおこ...
自由詩
5
21/9/21 10:08
医
ヨロシク
自由詩
1
21/9/21 8:00
決意
美香鈴
自由詩
1+*
21/9/21 6:34
自由律俳句「食べられる退屈」(109)
遊羽
俳句
0
21/9/21 2:05
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
4.62sec.