殺人犯が
自分がやりました
なんて
自首することなど
ほとんどなく
むしろ
ウソをつき通すなどして
逃げ回るのが普通だ
かくして
ウクライナの虐殺などを
ロシアがフ ...
二〇二〇年一月一日 「ウィルス」
あたいの携帯、へんなウィルスに感染しちゃったみたいで、勝手にアドレスを書き換えられちゃってて、知らないひとにつながるようになっちゃった。でも、偶然 ...
四月十日 月曜
天氣 晴
起床 六時二七分
就床 十時二九分
「今日學校へ行けるかしら」と心配してゐたが朝起きて見たら気持が好かつたので嬉しかつた
お二階で時間割を定めて復習をして ...
正解ではなく
偽薬はずいぶんの作用を引き倒す
その日の朝に
ひとがたをのこした版画の川があり
華麗なキャンバスに塗り潰した
透明なマスカラで見開かれた扉の対岸へ
ゴーストは愉悦に浸る ...
時は静かに遡行する
魂の源頭へ
懐かしさに貫かれ
直進する時を凌駕して
揺れるカーテン、丸まる猫
大地がカッと割れていき
遥か銀河が渦を巻く
明るく白んだ道をいく
我、たましい ...
にんじんを刻みながら
風のみつ編みをおもう
それは水面をふるわせ
はげしく雨を叩き合せる
老女につかまれる
ほそくて
ながい
時のすがたを知れる
おしゃべりなちえの輪
ま綿の花束 ...
{引用=ヴィーナスの骨格標本}
ぼんやりした横顔に秘密がひとつ擬態する
ぼくは夢に絡まったままコーヒー自殺を図った
飛行機に乗る人とよく目が合う朝
青く濁った空の吐瀉物からなにを紡 ...
中庭と廊下に
誰も居ないことを確認して
使うことのない鍵を握り
少しだけ明るい裏庭に出る
低い草と
色の無い花の間を抜け
影の無い径に出る
薄暗く揺れる午後に ...
水音は昇る 水音は昇る
脚を伝って昇り来る
水は落ちる 水は落ちる
だが水音は昇る
水音は昇る
手指の爪に光の針が立ち
関節に光の毛がそよぎ
風に当たると消えてしまう
視界が
少しだけ苦しくなる
口の奥が何処よりも深いその人は 一人称以後の薄い唇に
なにかを落としたような声を
そっと埋める
最後の指のかたちで 語りかけながら
触れたのは
石の皮膚 濡れた風
...
○「年度始めの苦悩」
真面目に考える人は
大変だあ!
☆「荷」
時として自分の能力以上の
荷を背負わされる時がある
荷が重すぎると
頂上に立てない
○「ありのまま」
弱さも欠 ...
新しいフライパンがくっつきやすいので
古いフライパンで焼いていた
それは食材をくっつけたりはしないのだが
火の通り自体は甘い気がした
焼きそばは特に食材をくっつけやすいので
迷ってしまう フ ...
昔アメリカに行った時は、ユナイテッド航空だった。成田空港は、確か、晴れてはいなかったような気がする。そのとき隣にいた友達とは、いまはもう連絡をとっていない。何を、そこで、彼と話していたのかも覚えていな ...
まよなかに
めがさめるのは
きのうがきょうを
こいしがるから
こまぎれに
くだけてきえるひとつのあかりが
さびしくて
こころぼそくていられないから
君が寂しさと呼ぶものが
僕には ...
きけせかい
時は春の暖かみ
散乱するノイズ
辺り一面の死体
殺戮は不断に隠蔽され
花吹雪が街に舞う
涙が溢れて
光が散乱して
此処は業火の世界
善悪の区別なく
焼き尽くされ
すべてが
灰塵 ...
四月九日 日曜
天氣 晴
起床 六時三分
就床
朝起きて見たら頭が痛くてふら〳〵したので無理して起きたけれど えらかつたので寢ました
「初の日から休むやうな惡いことは不可ませんから ...
ひとり見つめる青空を
透かし通した大宇宙を
あゝとてもクリアだ
わたしはひとりだ
充ちる春の街を行く
どこもかしこも光の散弾
弾ける人々の笑いは満ちて
いのちが優しく芽吹いている
...
3人集まれば社会が生まれる
2人だけなら世界が生まれる
1人きりなら秘密が生まれる
人間は321部隊で
制圧されている事を踏まえて
この作戦で突き進め
いいか恋愛に挑んだものに
敗者 ...
Для детей
(子どもたちのために)
と胴体に
白いペンキで落書きされた
ミサイルが落下した
避難しようと
4000人もの人たちが
集まっていた駅めがけ
残酷な贈り物 ...
今日は日曜だから
少し泣く
だって明日から新学期
少し泣く
宝くじが当たらないから
卵焼きが上手く作れないから
メールの返信が来ないから
誰かの声が聞こえないから
少し泣く
空は晴れ ...
「私まだ褒められてない」悔し笑いソーダ色の朝世界間に合わず
冷凍庫 プリンは普通そこじゃない私が生まれたきいろい凍土
少女余生一人で処女路踏みしめてひきずってゆく白いドレスを
日本語 ...
十二月から三月いっぱいは無人駅の除雪作業員として、ごく早朝の勤務があり、あまり深い睡眠を得ることができなかったが、四月に入りそれがなくなり、割とよく眠れているのではないかと思う。
家業、山 ...
唾を吐き出して、溝を入れ換えてみる
(ああ、そうか、悔しいのでしょう、)ね。)
何一つ生まれてはこない、ここ庭の隅で、ですからぐるり
と囲う柘植の柵をいつまでも見届けるのわ、らわら
右に ...
時々川に出かけたりもする。休日は、することは何もない街だった。護岸ブロックに腰掛けて、遠くを見ていた。そして、向こう岸は、埼玉だった。そこにあまり良い思い出は何も浮かぶことはなかったが、そばにあった自 ...
声が、
汚くて、
歌うことを諦めたのに、
こどものころに。
今になって、
歌、歌いたく、なってしまうなんて。
水面に、
やすっぽい宝石が浮いている、
ので、
やす ...
ポール・オースターの
痴呆症の老人のひとりごとみたいな小説と
アブサンの辛辣な酔い(ネイキッド・シティーの方のね)
小皿の上には
昨日の残りのカシューナッツがいくつか
小皿のデザインはい ...
青空に吸い込まれたいという希(のぞみ)さえ
ただの嘘さと言い放ちたい
僕はひとりで生きてるみたいに
そんなひとりが
いいと思ってた
すぐに汚れていた日々。
新しい道 ...
0518
{引用='…あいつらかわいいっすよ}
あさ
タイムシフト
フラレデ岸田さん回
それから
radikoの下にでてきた
fm cocoroのくるりも聞く
明晰 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
フェイクと主張するのは当たり前
st
自由詩
2
22/4/11 7:01
詩の日めくり 二〇二〇年一月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
13*
22/4/11 0:01
女學生日記 三
TAT
散文(批評...
2*
22/4/10 20:54
遮光と被覆、傘の足下。
あらい
自由詩
0
22/4/10 19:55
霊性
ひだかたけし
自由詩
2*
22/4/10 19:10
湖畔にて
soft_m...
自由詩
3*
22/4/10 18:34
平和主義者の丑の刻参り
ただのみきや
自由詩
3*
22/4/10 15:06
裏庭を越えて
木立 悟
自由詩
2
22/4/10 15:05
ノート(水)
〃
自由詩
1
22/4/10 15:04
ノート(手指)
〃
自由詩
1
22/4/10 15:03
桜と脳
末下りょう
自由詩
3*
22/4/10 10:29
独り言4.10
zenyam...
自由詩
3*
22/4/10 9:51
フライパンと戦争
番田
自由詩
0
22/4/10 1:44
昔の友達
〃
散文(批評...
1
22/4/10 1:43
ぬかるみ
凪目
自由詩
3
22/4/10 0:06
HTW
IN0RI
自由詩
0
22/4/9 23:30
ブチャの春
ひだかたけし
自由詩
2
22/4/9 20:09
女學生日記 二
TAT
散文(批評...
0
22/4/9 19:54
ひとり(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
22/4/9 14:06
321部隊
イオン
自由詩
0*
22/4/9 13:06
ミサイルの贈り物
st
自由詩
3
22/4/9 12:00
にちよう
やまうちあつ...
自由詩
3
22/4/9 8:40
そーなんしんずくらいんで帰るね
万願寺
短歌
1
22/4/9 8:07
夜明け前を歩く
山人
散文(批評...
4*
22/4/9 6:11
一平米の憂鬱
アラガイs
自由詩
6*
22/4/9 5:18
エメマンと川
番田
散文(批評...
2
22/4/9 1:28
歌わなければ良かったのに
秋葉竹
自由詩
1
22/4/8 23:24
馬鹿さ加減
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/4/8 21:57
まったくの、純情。
秋葉竹
自由詩
1
22/4/8 21:35
discourage
nemaru
自由詩
0
22/4/8 20:43
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
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522
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524
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527
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529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
加筆訂正:
平和主義者の丑の刻参り
/
ただのみきや
[22/4/10 20:05]
修正
3.61sec.