私だけの悩みではないと知ったとき
とても安堵したことを覚えている
時間ギリギリまで寝ているが遅刻はしない
期限ギリギリまでかかるが仕事は終わらせる
財布の中身は月末ギリギリで食いつなぐ
何と ...
くそう、近所のスーパーが一軒潰れただけでこのざまだ。
歩いて行ける距離、安さ、おいしい肉海鮮。完璧だったものを。
実は近所にもう二軒スーパーはある、十分じゃないかな。
しかしおいしい ...
彼岸花の熱に服を焦がされ
黒と茶のまだらになった
最初は白いシャツだったのに
空は膨張し雲は引きちぎられていく
喉の奥がいがいがする
息も唾液も通らない
秘密の部屋で
黄色く発酵して ...
言ってはいけない言葉がある
振り子のように揺れている
あなたの胸の内側を
言ってはいけない言葉がある
渇いた喉を塞いでる
吐き出されるのを待ちながら
想いは蜘蛛の糸
あなたは捕ら ...
父は沈黙を支配し
静謐は直観に従う
深夜に一日は生動し
わたしの思考は
宇宙へひろがる
この戦慄を貫く混沌、
この旋律を貫く企図、
躍る世界は荒野の声を響かせ
雪に ...
これはなにごとでもない、忘れていた。「椅子を壊した。」
雷鳴、)喉から、背景が/表情がひゅっと逃げ出したようだ。高らかであれエンジン音、乳白色の泥の中で、耕された砂地をたどる類語辞典 夜想曲とキ ...
・看護師になることを誓わされるところ
・看護師像を押し付けられた上におめでたいと感じてもないのに、祝いを強制されるところ
・準備の空き時間が多すぎて、スマホで時間を潰せばそうでもないのに、勉強して ...
この街を
左廻りに
踏破して
今も尚まだ
世界は続く
おばさんの口の周りが青い
それが子供の頃から
気になっている
ガガーリンが見た地球ぐらい青い
ギリシャ人が見た地中海ぐらい青い
髭の剃り跡がそう見えると知ったのは
大人になってからだ
小 ...
これは 糸ね
舌で あまくて
しっとり綯われて
ひらく 香り
お日さまに運ばれ
音符とたわむれ
すこしだけ
空で散るわ あとすこし
たぶんそのまま
空のまま 枯れるから
...
たまに孤独を感じることはあるが、しかし、そんなときには砂漠の写真を眺める。空が闇に侵された下で、砂漠は、月明かりに銀色に興奮している。僕は、そうすれば、孤独から逃げられる気がする。理由は分からない。も ...
この疼痛
なんぼのもんじゃい
と、
髪
掻き乱す
肩までも
降りてきた
この痛み
布団、はねのけ
肉は震える
ハッキリと
苦なら苦と
言い、
切る
勇気
明日 ...
無二の友
パレードの脇
すり抜けて
丸い地球の
何処へ行くのか
おい
いったい
いつまで居座っているんだ
と
怒った冬の兄貴が
10月になっても
しつこく居座りつづけた
夏の姉貴を
冷たい木枯らしで
追い出した
ここ数年
...
いつだったかは 覚えてないが
おとうさんは花束を俺にくれた
そのなかの一輪 土に挿してそだてた
おとうさんきらいじゃし進学して家出る
「一人暮らし、大丈夫か」
イヤホンしたまま自室ににげ ...
眠たげな空、
わたしは滑り落ちて
ひかりの大洋へ
雨降り
ひたすら泳ぐ
ひかりの大洋へ
大空、裂ける
青空、割れる
遥か臨む、
谺のウチュウ
熱い魂と熱い魂のぶつかり合い
...
今日鏡の中の自分にびっくりした。
髪は乱れているし、
ナースキャップはひん曲がって浮いてるし、
眼鏡はでかすぎるし、顔半分はマスクで覆われているし、こんなナースがどこにいるかよと思った。
こん ...
自転車置き場に届く光が
まだ短くて生まれたばかりで
真っ直ぐに
息をしている
僕も光も
躊躇いながら
前へと進み
その眩しさで
顔を塗られたら
心が解れて
ひとりでも笑 ...
近藤さんちの広い庭の半分は
辺り一面緑の草原だった
君には僕がみえないの?
綺麗な君、
僕には君が見える、
僕には君が視える、
近藤さんちは鍛冶屋だった
溶けて黒ずんだ坪 ...
よく行っていた街
引っ越してからは行っていない
思い出せば懐かしい
あの店はまだあるのか
気になってしまう
空揚げが美味しい店だった
小さな店だけど人気だった
思い出せば次々 ...
その嘴で、食らいついた、濡れ光る 光と影、
その偶然が 拍動に 例えられるなら
アナタ方はまだサトウキビ畑で草を編んでいるのの。昆虫標本の街でも考えながら、代々木公園を降車するる。天国の弾み ...
はたらくというのは
はた(周囲)を楽にさせる
幸せの道だと
そんな綺麗事
こころにぜんぜんなにひとつ
染みなかったけれど
夕陽がただ沈んでゆく
この街のことは
好きだと ...
風船
見上げる
あれは月か風船か
オリーブ色に染まった空に
浮かんている丸いあれは何か
風船ならば風に乗って
旅をしている最中だろう
月ならばこの星を見下ろし
憂いている最中だ ...
星がめぐり
私が歩いてきた
春夏秋冬の道もまた
夏から秋に移り
今は冬へと向かいつつある
めぐる
全てはめぐるのだ
季節も命も
ただ自然の法則の基に
始まりがあれば
必ず終 ...
苦しいが泣く程ではない
楽しいが笑う程ではない
ムカつくが怒る程ではないし
嬉しいが赦す程ではない
結果僕は
虫みたいな無表情で日々を暮らしているが
それは当然 ...
山積みしていた辞書が崩れてしまった
ので再構築しているというのに
何故か
今まで使っていた文字や概念が
見当たらないというか使用できない
再構築から抜け落ちたものが
あるのか無いのか
...
沖縄基地問題も
最近の国葬の件も
中国から金もらっている奴が
デモだの何だの騒いでいるというのは
あながち嘘とは言いきれないと思う
だってさ
普通の日本人がさ
そんなことに無駄な時間 ...
へんてこりんへんてこりん
きづけばそとはザンザンあめふり
なんて望みのない夜だろう
)夜底では
)悪魔がほくそ笑み踊っている
)真っ赤なリンゴを食べろよと
)悪魔がたましいに取り憑いて ...
白い部屋で
死にたい
何となく
綺麗に見えるから
誰も会いに来ない
最果ては
孤独になっても
溢れる言葉の点滴で
まだ生きたいと
願っていた
ジップロックの中で
...
正直今日の日はえぐれるような1日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
パーキンソンの法則という病
イオン
自由詩
1*
22/10/9 10:25
ここにいる
りゅうさん
自由詩
6*
22/10/9 6:29
秌
木屋 亞万
自由詩
4*
22/10/8 23:22
言ってはいけない言葉
まーつん
自由詩
3
22/10/8 22:28
夜想
ひだかたけし
自由詩
5
22/10/8 20:49
ステロタイプ
あらい
自由詩
0
22/10/8 19:02
戴帽式の何が嫌いか
杏っ子
自由詩
1
22/10/8 18:50
禁忌
TAT
短歌
1
22/10/8 18:47
お髭おばさん
花形新次
自由詩
0
22/10/8 18:22
星のうた
soft_m...
自由詩
0
22/10/8 18:02
砂漠のパラドックス
暗合
自由詩
1
22/10/8 17:59
五行歌・雨、降りしきる深夜に
ひだかたけし
自由詩
3
22/10/8 17:44
パレードの法則、からの
足立らどみ
短歌
1
22/10/8 8:18
季節一家のきょうだいゲンカ
st
自由詩
2
22/10/8 3:52
枯れた花ひとつ
エキノコック...
自由詩
5
22/10/7 22:18
ホノオ
ひだかたけし
自由詩
4*
22/10/7 21:06
ナース
杏っ子
自由詩
2
22/10/7 19:51
光
ミナト 螢
自由詩
1
22/10/7 19:33
近藤さんち
ひだかたけし
自由詩
3
22/10/7 17:16
思い出の街
夏川ゆう
自由詩
1
22/10/7 10:59
ただたどしい
あらい
自由詩
1
22/10/6 23:56
らぶみーてんだー
秋葉竹
自由詩
1
22/10/6 22:19
鴨居玲の絵画から2
紀ノ川つかさ
自由詩
0
22/10/6 22:10
旅路
美空
自由詩
2
22/10/6 21:36
プラスチックの笛の音
TAT
自由詩
1
22/10/6 21:23
先ずは、君の名前を教えてほしい
足立らどみ
自由詩
2
22/10/6 20:38
中国の工作員
花形新次
自由詩
1
22/10/6 19:17
無窮の歌
ひだかたけし
自由詩
2
22/10/6 17:51
遺書
ミナト 螢
自由詩
0
22/10/6 17:29
レター3分バージョン
モマリサ公
自由詩
2*
22/10/6 16:29
478
479
480
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
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508
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512
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514
515
516
517
518
5.71sec.