ガッハッハ
豪放磊落
いざ行かん
奇異な金環食の貯金箱には未だ一円も入っていない、いないのだ。だがテレビの砂嵐の前では息が詰まる、つまってる、甘く湿気った菓子を求めて いつものひとの臭いがする。鎮痛剤を呷った。まだまだ殺されるために蓄 ...
きみは心が弱いから
そんなウンコみたいな自称詩に
イイねを入れてしまうんだよ
奴らは
イイねを入れたら
お返ししないではいられない
きみの弱い心につけこんで来る
とっても悪い人間なんだ
...
部屋にいる
それだけで逃げた気分になるのは
わたしが臆病者だから
誰の気分も害さずに
自分の気分だけ害して
天井を見つめる
自惚れに気づくのが
遅すぎたのはわかってる
世界 ...
罅
皺
創
宙空の先のビー玉の喧騒
夢はわちゃわちゃ過ぎていき
白雲もくもく青空に湧く
夏の街には太陽燦々
老婆と少女が手を繋ぎ
踊り廻るよ、廻り躍る
死の標的を撃ち抜いて
生の覚醒に眩め ...
なにもしようとはしないことをしようとしつづけるあなた
女のいない楽園で王を名のり その身に起きた 起こらなかったことのすべては
カラフルな電影にゆれる参道のウィンドウを行き交い
...
ここではないどこかで夜が終了しました。
子どもは朝を舐めてひとくち辛いといえば、
昼にはボールを蹴ってロケットだロケットだ、と
こぞって夜の空をゆびさしている。
サンドロケット、ぼくらは命 ...
あなたは何時も背伸びばかりして、足を吊らせては、また無理しちゃったなって思ってるけど、あなたはそうやって少しずつ持てる荷物の量を増やしているの。だから少しずつ歩いて行けば良いの。だけど気付いてほしいの ...
○「自画像」
僕の身体は無修正です
僕の頭はアナログです
僕の心は昭和のままです
○「田舎通信」
田舎はまだ年功序列です
だから若者は肩身の狭い思いをしています
田舎はま ...
ケ、
チャップは、
嵐の夜、
電動自転車に乗って
ポマードの匂いのする
男同士の海とサンバを踊る
ケ、ケ、
チャ、チャップは、
エアリンガスのエアバスA320にロッテ
スンドゥブチゲ ...
暑い夏
体汁搾り
飲み干して
ヨーデコロンを
ミスト散布し
私は 思われ人
なに考えてるか分からない と思われ
気が利かない と思われ
国籍不詳 と思われ
かつら付けてる と思われ
いいか 悪いか抜きにして
...
「rain」
雨、という現象が
印象派の庭です
水の詩集をさらさらとめくる雨音が
萌芽の眠りを妨げて
やわらかく湾曲してゆく
午後からのカーブを描いてゆきます
「あの人は、光 ...
ちょっと仕事したり
仕事してるふりしたりした
死んだふりもした
疲れた
休日は
ぼろぼろに千切れた心
両手に抱えてあの世に小旅行
骸骨のフラダンスの曲、イヤホンで聴きながら
...
お菓子を作る私の横で
パソコンに向かう あなたのむずかしい顔
メロン色の誘惑に負けて
横目で眺めるあなたに
お茶を注ぐ、雨の午後
渦巻くような痛みのなか
見上げた空はただ
青かった
渦巻くような祈りのなか
見上げた空はただ
無関心だった
夏に
黄昏ゆく世界は
息を呑むほど美しく
わたしという存在が溶解し
...
ごめんよみんな
ありがとうみんな
どの道私も
そっちへ行くよ
それまで生きるよ
私は
バカを通り越して
パカになって
しまった
小鬼の私が泣いている
笑って ...
溜め池が多く点在してる地区川が少ない水が少ない
入浴し天国にいる感じするリラックス感が半端なく強い
ヨーロッパどの国行っても同じよう似たり寄ったり古い建物
パリよりもリヨンの街が好き ...
小指の腹から一滴
澄んだサイダーを下さい
また夏を生きられる歓び
その一滴に見いだしますから
韻律都市の夏へ
君が吹いたシャボン玉は
まるで水銀球のようで
それでいてふわふわと
街路を漂ってゆくのだった
それは
この都市の名うてのダンサーである
君が踊る姿にも似て
―― ...
一日が
終わっているのか
始まっているのか
わからない時間の中
目覚め
生まれて
眠りは
死
あるいは
眠りは
生で
目覚めて
終わる
至って普通の
...
二〇二〇年十二月一日 「年間SF傑作選7」
きょうから、寝るまえの読書は、『年間SF傑作選7』の再読である。これは4作ほど憶えていた。バラード、ラファティ、ボブ・ショウ、バロウズの作品だっ ...
それから
100年も過ぎたような笑顔を見せた君は
振り返らなかった
ぼくたちの間には、鉄橋が
背の高い、ぼくの背よりも
ずっと、ずっと高い所にあって
ぼくたちの距離感をもってしても
届か ...
公園の、古い
石を組み上げただけのベンチで
左腕をだらりと投げ出して
男が眠っている
俺には確かに
そいつは
眠っているように見えた
なんなら
幸せな夢の中に居るみたいに
一 ...
統計
草むしり
にわか雨
最後の一歩を踏み出すとき
人は独りだ
脳髄には光が溢れ
宇宙が爆発する
生への情熱は未だ
止むことなく
眼下に広がる青い青い海原をみる
最後に眼を瞑るとき
人は独りだ
午 ...
にまにまとカニカマとカニ、魔改造
童貞の瞳の中に住む天使
図書館で都市の予感を感じ取る
朧げに憶えていると思う月
手をふって 涼しい風が吹いている
石をつつむ
壁をつたう
伸びていく
一本の蔓は
しなやかに
陽のなかを
炎と雨と風
受け止める
一粒の豆の
一つの芽が
時の ...
言葉の仮面をつけて
詩のようななにかが四肢を点滅させる
素足の子供らが光と影をくぐり抜けて
遠い落日へ吸い込まれてゆく
記憶の感光 夏に燃やされる手紙の束
{引用=*}
夜を転がるビー ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ガッハッハ
足立らどみ
川柳
2
22/6/29 7:35
軌を一にする
あらい
自由詩
0
22/6/29 1:11
返礼するな
花形新次
自由詩
0
22/6/28 22:19
部屋
TwoRiv...
自由詩
7*
22/6/28 21:43
令和4年6月28日(火)
みじんこ
自由詩
1*
22/6/28 21:16
夏空(改訂)
ひだかたけし
自由詩
8*
22/6/28 19:43
それとなく別れてくらす
末下りょう
自由詩
2
22/6/28 18:08
夜が終了するまえに
よるもと
自由詩
2
22/6/28 16:27
手紙
武下愛
自由詩
0
22/6/28 16:10
独り言6.28
zenyam...
自由詩
0*
22/6/28 10:43
ケ、チャップだけのナポリたん
atsuch...
自由詩
7*
22/6/28 9:46
飲汗健康法
足立らどみ
短歌
3*
22/6/28 4:38
思われ人
佐白光
自由詩
1*
22/6/28 1:33
water-garden
ちぇりこ。
自由詩
12
22/6/28 0:34
小旅行
◇レキ
自由詩
2*
22/6/27 23:49
ティータイム
ナカツカユウ...
自由詩
1
22/6/27 22:03
OPEN THE FLOODGATES
ひだかたけし
自由詩
4*
22/6/27 20:37
※五行歌 三首「銀河の岸」
こしごえ
自由詩
2*
22/6/27 19:53
パリ
夏川ゆう
短歌
1
22/6/27 17:54
一滴
クーヘン
自由詩
3*
22/6/27 16:36
韻律都市の夏
塔野夏子
自由詩
3*
22/6/27 11:19
一日の生
シホ.N
自由詩
1
22/6/27 3:23
詩の日めくり 二〇二〇年十二月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
16*
22/6/27 0:01
鉄橋の下で
ちぇりこ。
自由詩
6
22/6/26 22:51
彼の欠片
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/6/26 21:27
令和4年6月26日(日)
みじんこ
自由詩
1*
22/6/26 21:20
海原と天使たち
ひだかたけし
自由詩
10*
22/6/26 19:28
龍と月
水宮うみ
川柳
2*
22/6/26 18:03
"9"
津煙保存
自由詩
5*
22/6/26 17:57
ふるえる秒針
ただのみきや
自由詩
2*
22/6/26 13:58
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
加筆訂正:
正風亭(推敲後)
/
武下愛
[22/6/28 10:08]
正風とは何か調べて読むと奥行きが広がりますよ!
ふるえる秒針
/
ただのみきや
[22/6/27 19:10]
修正
6.18sec.