朝から雨だった
夜中に降り始めたらしい
昼過ぎに雨は止んだ
嫌な臭いはない
洗われた空気
雨の後はスッキリ
見える景色もスッキリ
ひんやりした風が吹く
夏を心地良く濡らした ...
舞台と客席
一つになればと君が
僕の舞台の客席に君
その頃 となり街
君の舞台の客席に僕
一つの時間で束ねてやれば
地球ができる
どうせなら
うんちまみれの
人間になつて
みたいか清貧な人
かすみ草が
軽口をたたくように
洗濯物は風に揺れて
迷うことはよいことだと思う
右頬をつたう涙に
うつらないせかいがあるとは
全くもって知らなかった
紫陽花色のかなしみには
ちょっぴり ...
昨日いつもの爺ちゃんにあった
知り合いでもなくても知り合いみたいな人だが
やがて僕もこういう素敵な爺ちゃんになってゆきたいと
僕は自分の歴史しかわからないし
時々前後も混乱するのだが
...
人は直線ではない
多次元曲線でも証明できない
存在は無と背中合わせの実存
人は根源では人を識ることはできない
雨に降られて
雨に降られて困っていると六つか七つの女の子が
「こっち、こっち」
軒下へ入れと私を誘った
「やあ」
私は言った
「ひどい雨ね」
ませた口調で彼女が言 ...
皆さんご存知のように、人類はバニーガールとそうでない人類とに分けられる。そうでない人類も時間をかけて徐々にバニーガールになっていく。それは老若男女を問わない。まあ男女を問わないってのは、これからの人間 ...
黒いくらい青い空
見てあの黒いくらい青い空
ことばひと粒ごとがゆれ浮かんでいる
ばらばらな記憶を織りなす
真空に乾かされた雲だって
水が隈なく崩れそうで淡いな
とある分離中のパフ ...
美しい旋律が
肉の激痛を洗う
対極が宥和を促し
浮遊するたましいを
肉は縛り付ける
執拗に
脳髄にテツスイを
脳髄にイカヅチを
肉の激痛に
引き裂かれ
日は沈んで
わたし ...
笑窪や谷間における大気の現象は
空き缶の中に、門扉を失くす
自動販売機の明りを飲み込んでいるだけだと
少年の手を引いて尋ね回るが
そもそも昆虫はその先を知らなかった
滲んだキャンバスの敷居を ...
お箸(はし)は
命の
橋渡しをするもの
いただきます
ごちそうさま
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
今を静かさが支配している
静かさは私という不安を抱き留めている
私は静かさのなかで震えている
静かさのなかですべては始まるから
静かさがすべてを支配するから
私は吐きそうになりながら ...
香りは何にも言わないけれど
瞼閉じれば広がって
消えても残る
心残り
カ
丸く円く収めるつもりが
内側から裂けるように
咲いていく
心の傷を糧にして
終う言葉は種になる
種は何時か芽吹き
誰かの支えになっていくと知っても尚張り裂け続けた
結果は何処にも ...
満天の星空が、朝靄の中に静かに消えてゆく。
鳥達はいつもの歌を歌い、季節の花達はその手を広げている。
誰かの魂と私の魂が共鳴しては離れてゆく。
キャンバスの淡い白色は歩き始めた娘 ...
あなたはことばにまどわされてしまいますね。ひとのあくいしかかんじないという。じゅんかんからときはなたれますように。ことばにはおもみがありますね。じじつとはちがうことばをいえば、そのことばはかならずかえ ...
今日は雨降り、光るタール
行き交う人々が音もなく去る
冷え切った身体は光を求め
今日一日の反復を思う
ナニカガなにかを越えていく
積み重なる郷愁が
未知なる世界への ...
雨降りの間際で
それは恋だった
降り出してしまえば楽になる
頭の痛みに似て
激しいほど
わたしたちは
正気を取り戻していく
プラズマになりたい
そんなこと言われてもこまる
じゃないならみかんのままがいい
夢をみるのは只
言われて思う
猫のやわみを味わうのだ存分に
にごりが晴れる空
くるくる揺れあかすひれを舞わ ...
この世に子を産み落として育てる自信など園子にはなかった
どちらの男の種かも分からないのだからなおさらだ
女の不貞は男のそれより罪深い そんな古めかしい考え方に園子は頷けなくもな ...
石は喋るのが下手
本当は石じゃないから
石じゃないのだから
本当は喋れるし動けるはずだと考える
本当はなんなのか確かめるために
体を動かそうとして
うまく動けもしないことがわかる
長 ...
風
砂
ラクダ
アルコールを追い風に
並べた言葉の胡乱羅列悪鬼羅刹適当馬鹿常套句卍
てきとうに置いて並べるセンスだけ磨いてきた二〇数年
なんか できたかなぁ
意味の薄い胡乱羅列天上天下馬鹿罵詈雑言卍
紫 ...
脱色された
独りの夢の光景を
激痛走る眼底に、夜な夜なみる
甘美な不安に誘惑され
背後に控える兵士の顔は灰色
迷走する宇宙に終わりはなく
僕を自由にして、僕たちを自由にして、
不安に身を ...
荒々しく
新しい風が
吹き狂う
この街に来て
みまわすと
あたりには
傷ついた花が
倒れている
地面に倒れこんで
砂の粒を噛む
なにも匂わない
花は死んでいるのか ...
すべて、滅びるために
すべて、花開くために
人は永遠の登攀を試みる
高みへと
森の眩暈するような紫陽花の青のなか
陽が落ち夢という夢の宝石箱が
辺り構わずぶちまけられるまで
...
からだが冷えている
外は雨だ
アスファルトは黒々と濡れ
行き交う人々はそれぞれの目的地を持ち
僕はただ震える
季節は梅雨
何も無い不安に僕はおののく
僕は此処に留まらなければならない ...
千の陽光が結んでほ
王位を継承したいと言
ころぶ子どもたちの足をまたはらう稲穂
うその曠野を食べなければならない
立ち入り禁止の看板にな
必ずや勝ってみせると言って引
だれの予言なのか ...
○「コロナ下を生きる」
なったら
なったで考えよう
心配の先取りはしない
慣れや諦めも大事だ!
専門家の話は適当に聞く
テレビ情報もほどほどに
政府にはあまり期待しない
市役所にはちょ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨の後
夏川ゆう
自由詩
1
22/6/17 18:02
束の間
ぱーちゃん
自由詩
0
22/6/17 12:45
見んなうんち
足立らどみ
短歌
1
22/6/17 7:41
涙がこぼれたら
入間しゅか
自由詩
2
22/6/17 4:48
おっぱい論
マークアーモ...
自由詩
7
22/6/17 1:38
人間論
〃
自由詩
3
22/6/17 1:02
雨に降られて
yasuto...
自由詩
4
22/6/16 22:16
バニーガールの二等辺三角形 【即ゴル不参加作品】
壮佑
自由詩
6
22/6/16 21:43
黒いくらい青い空
soft_m...
自由詩
0
22/6/16 21:27
引き裂かれて
ひだかたけし
自由詩
3*
22/6/16 19:04
候
あらい
自由詩
0
22/6/16 17:55
※五行歌「お箸(はし)」
こしごえ
自由詩
1*
22/6/16 15:37
静かさ
ひだかたけし
自由詩
4
22/6/16 12:17
五行歌
武下愛
自由詩
2*
22/6/16 11:52
柘榴(推敲予定)
〃
自由詩
2*
22/6/16 8:07
白い景色の中で
メープルコー...
自由詩
7*
22/6/16 7:36
手紙6
武下愛
自由詩
1
22/6/16 6:09
遠い声
ひだかたけし
自由詩
4*
22/6/15 19:14
正気
はるな
自由詩
4
22/6/15 17:58
みかん
soft_m...
自由詩
1
22/6/15 17:19
園子とその子のそのこと
末下りょう
自由詩
1*
22/6/15 12:18
無音
凪目
自由詩
1*
22/6/15 1:51
令和4年6月15日(水)
みじんこ
自由詩
0*
22/6/15 0:11
ならべたい
えこ
自由詩
1
22/6/14 21:41
夢の果て
ひだかたけし
自由詩
1
22/6/14 21:03
笑顔を輝かせて──さくらいろ──
秋葉竹
自由詩
1
22/6/14 20:54
登攀
ひだかたけし
自由詩
1
22/6/14 18:47
午後模様
〃
自由詩
4
22/6/14 13:19
いきつ もどりつ
ふるる
自由詩
3
22/6/14 9:01
独り言6.14
zenyam...
自由詩
0*
22/6/14 8:03
481
482
483
484
485
486
487
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
3.1sec.