信じること、
力を与えられ
識ること、
自由になり
人、世界に開けていく
薄い赤、濃い赤の上
遥か三角揺れている
絵筆の動き響き渡り
肉の刻印、魂の力動
感触し感受する
名 ...
教室のカーテンに
隠れた放課後
チャイムの音の間から
君の歌が聴こえた
小さいけど
傷だらけで
それは優しい
裏声の中に
住んでみたかった
何か言えば良いのに
何も ...
三角が揺れている、
陽の光
火の熱
直線が貫き入る、
造形の湾曲
遠さの感覚
ねばってねってこねくりまわし
造形力動し隆起し流動し木霊し
濃密な茫漠、茫漠の密度
...
おやすみ
の水面に素足を浸して
拡がる波紋は
冬の岸辺に
触れるのでしょうか
淋しい女のかたちで
立ち枯れる両脚は
白い冬に
駆けだした素足を追う
夜の終わりには
うなだれた星座が ...
焼酎の お湯割りチビチビやりながら
彼女とラインで ふけるひととき
アルデバランの人
夜気の澄み
情けは
人のためならず
輝く
なるようになる
と思いたい。その時に
私のいないその世界で
あなたは自分の誕生日を
迎える
死以 ...
虫を喰え、というのか?
それならば、霞をたべて生きろ
空気には窒素が含まれている
窒素は腸内細菌によってアミノ酸を合成する
特殊な呼吸と舌の使い方を覚えれば
水も夜露と朝靄から摂れる
飢 ...
みなかみ町ダムは三つあり多いダムのイベント人気沸騰
暇あれば綺麗な景色見て回るカメラ片手にちょこまかしてる
この地区に美容院五軒以上ある上手い下手ありよく見極める
クリスマスケーキを ...
みずから立ち上がる
名無しのお供を抱いて
速すぎても
華麗に生きる
水力が足りないときは
小型蓄電器からうつし
力が余っているときは
ノートに書き写す
お財布よりも大切 ...
登山は誰でも
自分の足で一歩一歩である
どんなに苦しくても一歩一歩である
登山は競争じゃない
マイペースで一歩一歩登っていく
一歩登れば
一歩頂上に近づき
さらに一歩登れば
さらに ...
耳をすます
と冬の足音が春を追いかける
探し当てる
木の根っこに絡んだ宝物のありか
溶け出していく
溶け出して流れて行き着いて沁みわたる
あの海に
この胸に
手を合わせて
触れて ...
だらしない悲しみが
寝そべっている
海までの通り道に
誰かほうきで
掃いてくれる人はいませんか
と呼びかけてみるが
返事がない
仕方なくそいつを
折り紙のように折り畳ん ...
OVER THE HILLS AND FAR AWAY。
●「なんていうの●名前?」●「なんで言わなあかんねん」●「べつに●ほんとの名前でなくってもいいんだけど」●「エイジ」●「ふううん ...
田舎のおばあちゃんの家に金魚がいて、外の手水鉢の中に、雪が降って、透明なしんとした氷が張って、金魚は沈んでいた、それが私の暖かな家の玄関の金魚鉢に沈んで、夕陽も沈んで、私は誰なんだろうて思った。餅つき ...
あるもの
ただ、
在るもの
この、
沈黙の取り留め無さ
名付け以前の異様な密度
ソレは、
ナニカに触れて
ナニカを浮かび上がらせ
保ちつつ、
あるも ...
君が見ているのは
雲から降ろされる光のはしご
不思議かい
それは君のノートが
白く見えているのと同じことなんだよ
そしてまた微かに笑った
...
京福電鉄嵐山本線が近くを走る
右京区の街の中
名前も知らない小道を二人で歩く昼下がり
小道には金網の張ってある敷地に沿って
大型プランターが路端に並び
主枝を伸ばし茂る葉と
...
片手鍋
袋ラーメン
素ラーメン
働いて後
素敵な夕餉
立ち飲み屋
壁に貼られた短冊の
文字をつまみに
コップを呷る
ジーンズの
尻の財布が頼りなく
金がないか ...
乾いたシャツをつかんで振り返ると
ガラス戸の汚れのすき間を通りすぎる影がある
コインランドリーの乾燥機の音に紛れて
戦争が近づいているらしい
うふふ
やるならあっちでやってくれ
も ...
ねむるきみ
人を生かした
その手のなかで
もぎり とる
あした、のない
日々を生きては
証人が
知らない角度
言わない事実
自分には
飲み込めという
こわさぬために
暖簾のむこうに彼がいて
いつも私を待っててくれた
あの頃
石鹸の匂いするあなた
寄り添って
絡める腕のまだ熱る
そうやって
歩いた夜道の風を覚えてる
洗い髪 ...
晴れわたっている
水色の空へと上昇してゆく
虹のシャボン玉
大きな瞳を
くりっとした
ななめうえを見つめている
半透明に澄みきった
カラコンは
そよ風をより確実に転送させるために装着し ...
ひとつの愛しか
知らなくても
笑わないで下さい
僕等は
同じような目で
光を差した
他の誰かが
気付かないように
印を残した
世界を欺きながら
深めていく季節は
木の ...
感触のよろめき息して
ミッキーマウス 笑う
ウルトラQ 渦巻き
沈黙の花束の贈られて
表層に居る かなしみ
ふるえ揺れ ふるえ滲み
節足動物の蠢いて
宙空の少年 踊り ...
ファイナンスは
日本語で「金融」のことだが
この言葉の由来は中世フランス語の
「終わる」から来ている
なぜ「終わる」なのかと言うと
お金は関係を断ち切るものだから
つまり
お金持ちは ...
抱いてくれた夜は
背中に羽根が生えて
どこまでだって
飛べると思う
時間に割かれた空を
見上げながら
星座よりも近くに
君を感じている
何も聞こえない街を
僕等の息で汚してい ...
一月十四日 日曜
天氣 曇
起床 六時三〇分
就床 九時〇分
晝前は勉强した
午後一時の兵隊送りに行つた
歸つて来てからお裁縫をした
母は夜お寺へお參りに行かれた
兵隊送り ...
他人の人生を
私には
どうしてやることも出来ない。
その人のほほ笑みを
思うことしか出来ない
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
雪は走る床を裂く鋸のように
摩耗した光の道で苦笑する花は砕け
蝸牛の胆汁より苦くほとばしった
祈りの結露に午後は潮解する
書き変えられた値札の意味を問う
蔦のような沈黙が蓋のない箱を締め ...
命の外側で雪は軽やかに息をしながら降っている
どこからともなく、螺子を巻かれたわけでもなく、
静かに乾き、ひとつの可能性のために降り積んでいくかのように
しらんだ冬の
おっとりとした、
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
五行歌・夜想、訥々と
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/23 20:59
be there
ミナト 螢
自由詩
1
23/1/23 19:47
ピクニック
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/23 18:13
Winter Days
ちぇりこ。
自由詩
11
23/1/23 18:03
寒夜
リリー
短歌
1*
23/1/23 17:45
※五行歌 三首「どこに転んでも 大丈夫」
こしごえ
自由詩
3*
23/1/23 17:00
暁の子供たち
atsuch...
自由詩
4*
23/1/23 14:08
美容院
夏川ゆう
短歌
0
23/1/23 12:34
南国小話
足立らどみ
自由詩
2
23/1/23 11:57
登山愛好家
zenyam...
自由詩
1*
23/1/23 10:42
あの海に この胸に
かんな
自由詩
4
23/1/23 9:38
だらしみ
やまうちあつ...
自由詩
3
23/1/23 7:55
HOUSES OF HOLY。
田中宏輔
自由詩
13*
23/1/23 0:01
金魚
這 いずる
自由詩
1
23/1/22 19:38
あるもの
ひだかたけし
自由詩
6*
23/1/22 18:36
チンダルのはしご 末
AB(なかほ...
自由詩
4
23/1/22 16:21
散歩道
リリー
自由詩
5*
23/1/22 15:15
歩け歩け呑め呑め歩け
TAT
短歌
0
23/1/22 11:35
なんとかかんとか
オイタル
自由詩
1*
23/1/22 10:40
分かってほしいことは犯罪捜査は真実を解明する為にあるのではな ...
足立らどみ
自由詩
1
23/1/21 21:24
弥生湯
リリー
自由詩
3*
23/1/21 20:51
もう一つの地球(ほし)より
本田憲嵩
自由詩
2
23/1/21 20:35
after all
ミナト 螢
自由詩
1
23/1/21 19:42
越えて超えて
ひだかたけし
自由詩
3*
23/1/21 19:07
ファイナルファイナンス
イオン
自由詩
2*
23/1/21 18:57
one love
ミナト 螢
自由詩
0*
23/1/21 17:52
女學生日記 五十一
TAT
散文(批評...
0
23/1/21 16:37
※五行歌「思うことしか出来ない」
こしごえ
自由詩
4*
23/1/21 13:26
初期化の螺旋
ただのみきや
自由詩
1*
23/1/21 12:39
美しく雪が降る
山人
自由詩
10*
23/1/21 10:37
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
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537
538
539
540
5.19sec.