今宵、安らぎ覚醒し
言葉、寄せ溢れ
なんの秘密もない
思考にて突き抜け
哀しみ歓び削ぎ落とし、
ジーザス 私は独り人
優しい無関心な青空を
霊性の雨降る宇宙へ
接続スル営み ...
二月十五日 木曜
天氣 晴
起床 六時三〇分
就床 十二時二〇分
裁縫は型紙を斷ちました
理科は今日から鉱物を習ひます
六限は手藝でした
夜おそくまで手藝をつくつた
今日上 ...
おまえの襟足の
おくれ毛を指でなぞる
ずいぶん痩せてしまったな
知らぬ間に歳を重ねて
しまったことに気づく
苦労をかけたな
おまえはクスッと笑う
「あなたは膨れる一方なのに」
俺だって ...
白色矮星、
大切に ハンカチで包んだ
時間に刻まれて、
泣いていて かわいそうだった
音ではなく 文字でもなく
心臓に「ありがとう」をもらった
もらいすぎて溢れて、
勿体ないよ って ...
旅人、安らう浜辺に
赤々渦巻く薔薇の蕾
村娘、白砂に足跡残し
歩きながら浴びた雨、
激して浴びた人々の罵声、
待ちわびた陽の光、時の灯、
今 心落ち着き払い
絶望もなく希 ...
ああ
夜中に腹が減って
もうどうしようもなくて
パンがあったのでパンを食べた
ああ
僕はパンがあまり好きではない
なのにパンしか食べるものがなくて
なんで、こんななのかな、と嘆いた
太陽が昇る、
太陽が沈む、
一日 始まり終わり始まり
人生 始まり成長し年老い
終わりの調和、
見届ける宇宙に いつも霊性の雨。
終わりはあっけなく
始まりは突然だ
今日は曇り空
輪郭の輪郭は描けるか
明日のビジョンを春に託す
と暢気なことばかり
生活に追われ詩作できる余裕は私にはない
と書く
大きな穴をせっ ...
繋ぐ手はない
だから揺れる花を
殺さないで済む
有り余る孤独に
言い訳をしなきゃ
許されなくて
心を擦り減らす
斜めに構えた
空が水色になれば
僕の寂しさも
透けて見える ...
労働の価値がますますペラペラに
paypayで貰うデジタルマネキン
*
2023年4月からお給与振り込みのデジタルマネーが
解禁するのだけど資本主義の根元にあるエレメントの
貨幣の価値が ...
○「情報過剰」
インターネット上にたくさんの情報が
あふれているが
あたりまえのことや基礎基本が
何か
わからなくなっている
○「楽しさモットー」
何をやるにしても
楽しくやら ...
都会の夕景
ガタガタに崩れた
スカイラインの隙間に
陽が沈んでゆく
何も残らなかった
意味のないことの繰り返し
恨の意識が根を下ろし
成長をはじめる
如何してなのか
転げ落ち ...
労働の価値がますますペラペラに
paypayで貰うデジタルマネキン
リリィって
その名前から想像させる
可憐な乙女かと思っていたら
結構大胆で
大きなスリットの入った
ミニのスカート履きこなし
折れそうなピンヒールで
小躍りしてたり
意地悪そうに
上 ...
肌と肌
擦れ合い
デコルテに
爪痕を残す
なんてことのない
ここは魂の坩堝
外は風が冷たい
冬の終わりに
また交われた歓び、哀しみ
背中にまとわりつく
不快な重み
正体は知ら ...
あこがれたいから 遠ざけた
見つけたいから 目を閉じた
伝えたいから 口をつぐんだ
信じたいから うたがった
抱いて欲しくて 裸になった
開いて欲しくて 扉を閉めた
...
水に浮かべた言葉がね
ゆらゆら揺れて 透けてゆく
にじんだ意味が 虹色に
かさなりあって消えてった
苦しいのも自分
嬉しいのも自分
自らの分を
生きていく
命のままに
死ねる
ということは、私には
今があるということだ
蜩のお歌を聞きたい
命の歌を
{引用=※ ...
雲一つ、
火星輝き
灯る家
沈黙の轟音に
旋回する銀河
深まる夜闇に
夢みがちな覚醒
訪れる時、
言葉沸き立つ
意味振り落とし
すべて後に
逃れ去るもの
生も死も
愛 ...
音色から剥がれ落ちた濁りが殻を持つ前に
殺意をなぞる千鳥は瞳に霧を孕む
記憶の上澄みが凍りつく立方体の朝
日陰でふるえながらほほ笑むものがそうだ
やわらかい舌の根元に産み付けられた偽証の卵 ...
職場に新しく入った女性が
自己紹介で
シングルマザーです
結婚は卒業しましたと言った
マイナスポイントを
プラスに紹介したつもりが
結婚している人を敵に回した
あたしら卒業できない
...
膿を垂れ流す虫歯が疼き
よく眠れない夜が明け
飯も食わずに布団の中で
丸まったまま
飛び去りかけた夢を
手繰り寄せようと目をつむるが
縄と編まれたお日様の光を
首に掛けられ
新たな ...
いわれなき
罪だと想ってきたけれど
許してくれると云われた日
いびつな夢も混乱し
想わず『チガウ』と云い放つ
悲しみの
数だけあなたに好きという
ジレ ...
澄みわたる
青空の
静けさは
この胸にしみてくる
しみてくるう
愛用のローデスクは
木製で濃紫
この机の上で
詩や手紙などを書いている
この机は私の生(せい)の一部です
...
○「小遣い稼ぎ」
僕のまわりの年金生活者で
週2、3日ぐらい働いて
小遣いぐらいは稼ぎたいという人が少なくない
ところが我が田舎はそういう働き場所がなかなかない
県都にいる従兄は
今度 ...
人の意思の脆さだけでも
掌で掬うようにして
指の隙間からすべらかに
流れ落ちるその煌めきが
瞬く間に意識とともに
漆黒の澱と成り果てる
それは己の消え掛かった
慕情のようでもあるのだと
...
夜、高台から街のあかりを眺める
一人一人の生活がたくさんの光の粒となって
生命の音を奏でている
このように街が小さな活力の集まりでいっぱいなこと
私はその一つ一つを味わいうれしくなる
朝 ...
朝の砂浜を歩きながら
昨日の自分を振り返ってみる
足で感じる砂の感触は
落ちて行く自分の走りのよう
襲い掛かる波を避けても
避けられない障害はある
...
手が止まる四角い欄に○できず、死角透明SILENT=DEATH
マイナスをゼロにするためマイナスに近づく預金わたしの胸
今流行り、羽根より軽い話題なり。隣りにいます。中年ですが。
...
在るもの在るもの
個々の輪郭、
光景に溶け込み
ながら
成っている鳴っている
意味 剥離し
新たな
意味 未生成
ながら
今宵、この小部屋にて
すべて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜想20
ひだかたけし
自由詩
4
23/2/19 21:55
女學生日記 五十五
TAT
散文(批評...
0
23/2/19 21:09
体質
花形新次
自由詩
0
23/2/19 20:17
白色矮星、
印あかり
自由詩
3*
23/2/19 19:42
足跡
ひだかたけし
自由詩
4*
23/2/19 19:02
パンを食べた日
カッラー
自由詩
2
23/2/19 18:36
いつも
ひだかたけし
自由詩
4
23/2/19 17:39
陽が沈んだ後 星が出る前
空丸
自由詩
3
23/2/19 16:39
far away
ミナト 螢
自由詩
1*
23/2/19 16:13
充実した人生を過ごしましょう
足立らどみ
自由詩
1
23/2/19 14:43
独り言2.19
zenyam...
自由詩
1*
23/2/19 11:25
救い
なつき
自由詩
1
23/2/19 10:34
この春から
足立らどみ
短歌
1
23/2/19 9:29
素敵なリリィ
坂本瞳子
自由詩
0
23/2/19 7:25
春の訪れ
なつき
自由詩
6*
23/2/19 4:52
あこがれたいから[私家版まざあぐうす]
藤原 実
自由詩
5*
23/2/18 22:34
水に浮かべた言葉がね[私家版まざあぐうす]
〃
自由詩
1*
23/2/18 22:31
※五行歌 二首「命のままに」
こしごえ
自由詩
1*
23/2/18 21:36
五行歌、この時代に
ひだかたけし
自由詩
4
23/2/18 19:21
恋情
ただのみきや
自由詩
1*
23/2/18 19:08
結婚卒業
イオン
自由詩
1*
23/2/18 18:49
ダンシング・フィンガーズ
まーつん
自由詩
0
23/2/18 12:36
罪と夢
秋葉竹
自由詩
0
23/2/18 12:21
※五行歌 三首「無駄ではない」
こしごえ
自由詩
0
23/2/18 11:05
独り言2.18
zenyam...
自由詩
1*
23/2/18 10:08
風来坊
なつき
自由詩
1*
23/2/18 8:09
あかり
葉leaf
自由詩
0
23/2/18 4:25
浜辺にて
佐白光
自由詩
0
23/2/18 1:16
沈黙は死。死に続けているクィア短歌
凍湖
短歌
1
23/2/17 23:05
夜想19
ひだかたけし
自由詩
5
23/2/17 22:15
488
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
525
526
527
528
加筆訂正:
恋情
/
ただのみきや
[23/2/19 11:28]
誤字修正
二人は森に住む
/
ただのみきや
[23/2/18 8:26]
誤字修正。
6.14sec.