政治に関心ないとか言ってると
君らの子供が戦争に取られちゃったりすると
逝ったロックンローラーが言ってた

それはそうかもしれないが
無理からぬことかもしれない

自分が影響を与えられな ...
 もうそれでいいから、

 トゲのある赤茶色のスイッチを押して、

 好きなように錯覚して
 どうか終わりにしてください

 ガラスと夜とでできている
 とてもきれいだったものの温 ...
ふとした陰りに
降り落ちてきた雨に
足元の不確かさに
救うように
連ねた文字列のその先に
わたしは生きている

温もりを失った瞬間に
光が差さない海辺に
沈みゆく夜の深さに
耐えが ...
究極の真理に震えた後の手で葱と生姜とにんにくを切る 世界中で一番好きだと思っていた人よりも

自分のことが大切で

その人を深く傷つけていたことに気づくのに

37年もかかってしまった

今までその人のことを逆恨みさえしていた

そ ...
未完了のまま死んでゆく自分にとって、
異性との恋はあたたかく感じるだけである。
どうせ愛まで昇華したところで、
いたるところ矛盾だらけの慣習がはびこる
この世界内では、うつくしく成就はしな ...
 夜が細っていくので
 昼の光が重ならず
 そのまま薄々と散らばって

 暗くも明るくもなく
 何やら、回っているだけ
世界は、苦しんでいる
暗い闇夜で、苦しんでいる


だれも
悪くないのに
だれも
生きたいだけなのに
世界は、血塗られている
いまこのときも、血塗られている


そ ...
{引用=胡桃の中身}
感覚と本能の間
奇妙な衣装で寸劇を繰り返す二人
台詞を当てるのは
土台無理なのだ
虎はいつだって喰いたい
馬はいつだって逃げたい
やがて波打ち際
血まみれの馬は海 ...
例えば











僕が若かった頃に



教典のように崇 ...
完成した一日を私は見たことがない。
それを欲求するにつけ気持ち悪くなる。
どこまでつづくのか、この毛細血管内…
...  六時十分の
 出勤農業振興道路
 刈り取りの終わった田に
 一昨日から肥料の
 牛糞がさんざん撒かれていて
 マスク越しでも
 臭いが鼻をついてくる

 バックヤードを通って作業場に ...
1979年に日本中を震撼させた
口裂け女
私って綺麗?
と言ってマスクを外すと
口が耳元まで裂けていた

大き目のマスクをした女性は
子どもたちに怖がられたが
その誰もが綺麗に見えたか ...
平凡さは記念碑として過去に埋没し、今や非凡さが林立する群雄割拠の時代だ。そのなかでルネサンス、かつての平凡さを生きる人は今やとりわけ非凡な人であり、人生を高速で泳ぎ渡らなければ自らを生み出せない。零歳 ...  叢に身を隠しその一部となる

 うきうきと舞い出でて地下鉄降りる

 みほとけの姿見るまで経唱え

 一見て十知る 十見て一に返る

 源流に近づく正月飾りの灰捨てに
眼が在り映り凝視し続ける眼に
脳裏の戦場の消えない殺し合いか
眼前の草むらの裸の子供たちの激しい絡み合いか

展開され焼き付けられるその光景

草むらの草いきれも
左足にぐるぐる巻かれた ...
太陽のように輝く無意味さと道の小石に過ぎない意味と 小人たちが落ち葉に掴まり
空の浅瀬で波乗りしている

深い眠りに沈んだ夏を
呼び覚まそうとする者はいない
さらさらと風は
思い出のほうから吹いてくる

小人たちは歌っている
こん ...
笑えない日も
笑いたい日も

目がなくなって
頬が落っこちて

明るい場所で
一緒に探そう

楽しいこと
嬉しいこと

同じじゃなくても
笑えるように

心は隣にあるから ...
苦しみもストレスもない

生きているこの世界は
揺り籠の中にある

程よく揺れて愛以外のものは
隙間から零れ落ちていく

安心感
愛があるからこそ
身体を委ねることが出来る

...
僕には夢がある

その夢を叶える為には

越えなければいけない壁が

山のようにある

小さな壁、大きな壁

そのひとつひとつを乗り越えて

歩んでいかなくてはならない

...
日の出の景色は
その日の気象条件で様々に変化し
一期一会の絶景という

そこで
いつものように
この絶景を撮っていたら

あかね色に染まる
地平線あたりに漂う雲が

ごく一部だけ ...
小さな、闘う人をみた
赤い影の
見た目には
まだ小学生くらいの可愛らしい女の子
空をにらみ
まるで遮二無二
ただ闘うために闘う
小さな、闘う人をみた

むろんそれはまぼ ...
螺旋階段と信じて歩を進めてきたのに
それはネズミの回し車だったのだろうか
歩んでいる感覚さえあればいいと勘違いして

だれもが感傷的でうんざりする

行く先を見誤れば、それは己の尾を追いか ...
 くだらない話くだらない時くだらない腹

 あの時ばかりは自分が正しい

 枯れスヽキ足蹴にけもの道進む

 今日と明日とを天秤に掛け

 皿砕くなら食後
居場所のないことにすっかり慣れてしまった
居場所があったのはたんに周りが優しかっただけ

革命の年にテントとシュラフを積んで
やさしい風景を捜しに行った訳なのです
いまも漂泊中の修羅猫みたい ...
存在が手段だとして目的は「虚無を形にすること」かしら 青い空
わずかながらに流れ行く白い雲
軒下には
蜘蛛の巣に滴る雨粒が輝きを放つ

夏休みが懐かしく思い出され
向日葵畑の跡に立つ案山子は
夕陽に照らされ

土手に履き捨てられた
幼 ...
長引きすぎたかけひきが
ほんとに高くついたよ
悲しみばかり残して
いい思い出になるまでやたらと時間がかかる
時間がかかるもう一つの
もう一つの選択

もう一つの選択
もう一つの選択 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
草茂るりゅうさん自由詩121/10/17 6:28
正解塗絵 祐作自由詩321/10/17 1:31
ことばと生きるかんな自由詩421/10/17 0:03
_いる短歌021/10/16 23:04
世界中で一番好きだと思っていた人よりもジム・プリマ...自由詩021/10/16 22:14
肉体的世界ナンモナイデ...自由詩2*21/10/16 20:40
寝て、起きて塗絵 祐作自由詩021/10/16 17:46
それがたとえ正しくないとしても秋葉竹自由詩021/10/16 17:01
なんじゃらほいただのみきや自由詩4*21/10/16 15:11
シエラレオネのブルーノTAT自由詩121/10/16 15:09
おぞましナンモナイデ...自由詩5*21/10/16 14:07
ペーター・カーメンチントTAT短歌121/10/16 13:59
新しい朝平瀬たかのり自由詩321/10/16 13:44
口裂け女だらけイオン自由詩021/10/16 12:07
零歳児とともに葉leaf自由詩021/10/16 6:01
自由律俳句「食べられる退屈」(129)遊羽俳句021/10/16 1:41
潜行ひだかたけし自由詩421/10/16 0:00
_いる短歌121/10/15 23:49
波乗り小人Lucy自由詩7*21/10/15 20:58
スマイルミナト 螢自由詩121/10/15 20:52
揺り籠夏川ゆう自由詩121/10/15 18:59
僕には夢があるジム・プリマ...自由詩2*21/10/15 18:13
日の出の雲に竜が住むst自由詩421/10/15 9:48
小さな、闘う人をみて秋葉竹自由詩221/10/15 8:01
きっと外凍湖(とおこ...自由詩121/10/15 5:38
自由律俳句「食べられる退屈」(128)遊羽俳句021/10/15 5:11
居場所のないうた梅昆布茶自由詩1421/10/15 4:06
_いる短歌121/10/14 22:48
陽が沈むにつれて坂本瞳子自由詩3*21/10/14 22:44
広いところの鏡竜門勇気自由詩1*21/10/14 22:39

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