その快楽の後始末を
おまえは引き受けなければならない
日常は続いていく
荷を背負って
永遠は開けるだろうか
いつ?
今にも!
ただ、見えなくなった眼だけがある
永遠 ...
寒くなると息が白くて
どんな悪口を言ったとしても
良い人みたいに見える
街角にイルミネーション
美しく映るショーウィンドウ
愛する人たちの声が
起毛のように立ち上がる
僕は眠たい ...
大して強くもない将棋だが
美しい一手があることは分かる
今はソフト評価値と最善手を
見ながらの観戦だから
昔のような感動は少なくなった
ただ、ソフトとの一致率で
凄いとか凄くないとか
言 ...
茄子が染み渡り味に飽きた。ふた口食べてあとでお腹すくんだろうな、と思いながらもう胸が食欲以外でいっぱいで、言葉が重荷となって夢を見ることを強制する。何もしてないのに疲れてる?ってどんなに無神経なこと言 ...
【性的・暴力的な表現があります。ご理解の上、ご閲覧をお願いいたします】
わたしは、生を受けたということがおかしいのです。
母の名前は蝶、きらきら光る目をした人でした。
わたしはあか ...
急性期、慢性期とは違う
退院前提の患者達に対して
病院が新たに取り組み
出来上がった開放病棟
十代のシンナー少年から
族上がりのチンピラヤクザ
アル中やヤク中やテキヤや
トラック運転 ...
政権交代が現実化すれば
風の世紀の訪れは早まるだろう
地の世紀の名残りの世の中の地獄化も
いずれは終焉を迎える
虚無の闇の中に生息している
既得権益にしがみついている為政 ...
一九九九年、七の月
空から恐怖の大王が降ってくる
精神病院は
過熱し続ける人類滅亡報道に耐えきれず
心を壊し精神を病む人が増えていた
七月二十七日は
閉鎖病棟の夜勤だった
...
陽射しの強さがまばゆいばかりで
もうここで終わってしまうのかと思った
いや、終わりにしたかった
いや、終わりにしたいんだろうと思う
まだなにも始まってはいないのに
見果てぬ夢が
先の見えな ...
空には色々な景色が
雲ひとつない晴れた空
静かに沈む夕焼け
雲に隠れた金色の月
海には色々な景色が
飛び交うクジラの群れ
静かに漂うカラフルボート
飲み込まれ ...
竹林の中疾走する
慰安の余興として一年棒に振る
いつ弾けてもおかしくない雪だるま
散財して鯉のぼりの下
アキアカネ舞い言葉に詰まる
「人生」をやってはいても「人生」のために生きたいとは思えない
だいぶ痩せてしまったみたいだ
指輪がゆるくなるなんて
我慢をしているつもりはないのだけれど
気持ちには嘘をついているかもしれない
不安に思うことは多々ある
笑顔はできているだろうか
...
ねずみ花火が今後にひびく
海の日に紙石鹸をはさむのよ
凶作に三羽烏が入っていく
福引きに似ている年もあったろう
ラットレースが水をふくんでふくらんで
愛してる
心の底から、愛してる
だれかに知られてしまうわけには
いかないこのまるで血塗られた
みたいな、激しい想い
あなたのことが
好き
だから
好きと言えばいい、 ...
冷めた目でスープを飲んでいる日差し
人間に人間を埋め明日へ行く
ひかりのさきに星があると信じた
無数の手 言葉で耳は塞がれる
ひとりごとみたいにそっと外にいる
きみの存在に飾られた配られた花と果物なら
それを星として見つめる 枯れ葉降る日々と人
関節に澄む鳥の歩いた火を狩り
部分で言い表せないオレンジに終わる
ぼくの脳が最後にすがった ...
夕暮の秋風に吹かれ
すすき野原が{ルビ靡=なび}いている
僕は風に逆らう
なのに遠い夕空は優しい
道は何処までも下り
またどこまでも上り
やがて雲は
夕陽の顔を隠すだろう
...
送信の印を、押せば
一瞬で相手に届く
メールの文面
手紙の文字なら
その人らしさを表わす一字にも
一つの心臓が、宿るらしい
令和3年にもなれば
ポケットから取り出した
長 ...
ぽたり、汗は落ち、土に浸みた
しゃがんで草をむしる
炎天下の庭で
ペットボトルの水は
すでに
ぬるま湯
あとひと息
草の束を
根こそぎ、引き抜いた
土の中がピカッと光っ ...
陽キャ、だと
陰キャ、だと
これほどまで人間を嘗めた言葉が
かつてあったか
これほどまで父母を愚弄した言葉が
かつてあったか
これほどまで青春を否定した言葉が
かつ ...
不自由な直線で描かれた雨に
うたれている
肉体
つまりきみは
一歩も動かないまま
ふるえてある
姿という姿はめくられ
白紙というには色褪せたページが
きみの瞳のなか ...
ただ静かに
眠りたいだけなのに
からだもあたまも
疲れはてて
眠りたいだけなのに
いくら目を瞑りつづけてみても
耳鳴りはするけれど
けれどそんなことのせいじゃなく
眠れない ...
真実言ってしまったがばかりに駒の上
沢庵ばかりで他にない
あの塔が邪魔だ蹴飛ばしに行く
「ふれあい」の字だけ見て迷う
夕焼けに手をかざす柚子湯の夜
棒人間好きなんだよな人がみなこんなふうならよかったのにな
在ることの
謎に触れたとき
ウォーターと
手のひらに
書いてみる
初めて地球を生きた日のように
その鮮烈な霊気に貫かれ
ウォーターを
感じて、感じて
独り大地を
舞い踊る
...
引き出しの中でほどけるリボンの衣擦れに
回る木馬の流線型
伏せた目元にも似て
少ししびれた左手が気になって
全然関係ないのだけど
ラーメン屋から出ると ...
時計の針が進むのを見て安心する
これが止まってしまったらどんな不安に陥るのだろうかと
心配してみたりもする
パニックを予想してみたいのだろう
あらかじめ心の準備をしたいのか
平穏な日々を過ご ...
街外れの巨大な交差点に遺構のように居座っている歩道橋の橋脚に点在するこびりついたある種の伝染病による斑点を思わせる赤錆は、それが置き去られた無機物に歌える唯一の詩だとでも叫んでいるみたいに見えた、 ...
一位 静岡県 25200t
二位 鹿児島県 23900t
三位 三重県 5080t
2020年(令和2年)
日本国内における
茶の生産量
https://tea-sanro ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
半月
ひだかたけし
自由詩
3
21/10/14 21:13
冬の装丁
ミナト 螢
自由詩
0
21/10/14 20:19
美しい一手
花形新次
自由詩
2
21/10/14 19:08
ゆめみる
這 いずる
自由詩
0
21/10/14 18:57
三途川
田中修子
散文(批評...
11
21/10/14 14:07
年越し夜勤の思い出
板谷みきょう
自由詩
3*
21/10/14 13:58
一人、唇を噛み締める
ジム・プリマ...
自由詩
1*
21/10/14 12:54
第十巻七十二番
板谷みきょう
自由詩
2*
21/10/14 12:37
まだ、まだまだだ
坂本瞳子
自由詩
2*
21/10/14 10:55
やがて景色は
瀧石夢真
自由詩
1
21/10/14 0:36
自由律俳句「食べられる退屈」(127)
遊羽
俳句
0
21/10/14 0:09
_
いる
短歌
0
21/10/13 23:44
ゆらぐ
坂本瞳子
自由詩
1*
21/10/13 22:46
ラットレース
暮田真名
川柳
2
21/10/13 22:12
ウインクをして、《嘘》を知らせる
秋葉竹
自由詩
1
21/10/13 21:56
咲く光
水宮うみ
川柳
4*
21/10/13 20:21
きみの存在
〃
自由詩
1*
21/10/13 20:17
すすき野原
服部 剛
自由詩
2
21/10/13 18:20
メール考
〃
自由詩
2
21/10/13 18:17
小さな太陽
〃
自由詩
3
21/10/13 18:08
怒りの劫火で
平瀬たかのり
自由詩
3
21/10/13 10:42
クロッキー帳の夜
新染因循
自由詩
12
21/10/13 8:50
眠れない夜のたいせつな想い
秋葉竹
自由詩
0
21/10/13 5:32
自由律俳句「食べられる退屈」(126)
遊羽
俳句
0
21/10/13 1:42
_
いる
短歌
1
21/10/12 23:20
ウォーター
ひだかたけし
自由詩
14*
21/10/12 22:53
めも
うし
自由詩
0
21/10/12 22:49
奈落の底へと
坂本瞳子
自由詩
1
21/10/12 22:47
「あなたを待っていたのよ」なんて、退屈している女ならみんな口 ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
21/10/12 22:37
親ガ茶
津煙保存
自由詩
2*
21/10/12 22:05
489
490
491
492
493
494
495
496
497
498
499
500
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
521
522
523
524
525
526
527
528
529
4.05sec.